32 / 51
本編
30
しおりを挟む
貧血でふらつく俺の手を引いて、ベアトリーチェが先を走る。
淡いクリーム色のドレスは、視たベアトリーチェが着ていたドレスと同じだった。
――ベアトリーチェは、アデルとカインに殺される。
光の筋はあとふたつ残っているけど、この状況で視ている余裕はない。
懲罰房を出て、地上に向かうための階段を上っていく。見上げれば地上の光が見えるけど、疲労しきった俺の体ではなかなか上りきるのに時間がかかってしまう。
俺が足を止めるたびにもどかしく歯噛みをするベアトリーチェには申し訳ないが、正直なところもう一歩も歩けなかった。
「……お前が思ってるほど、あの双子は優しくないぞ」
「そんなことないわ! だって、あの方の弟君たちだもの。きっと、私達のことも保護してくれるに決まってるわ」
白い頬を紅潮させて、いつになく興奮した様子のベアトリーチェに、ゆるく首を振った。
俺が何を言っても、きっとベアトリーチェは聞かない。
おそらく、きっと、あの未来は現実になる。胸を白銀の剣に貫かれて、息絶えるベアトリーチェを視ていられなかった。見たくなかった。
アデルとカインは、俺だから助けてくれるんだ。俺だから親切にしてうれて、ノアも俺の弟で、俺が大切にしているから優しくしているだけ。
そうじゃなかったら、俺だけを攫っていただろう。鎖で繋いで、外との関係を断って、囲われていた。
「……あなただけなんて、ズルいじゃない」
「え?」
ズルい? 俺が?
手首を掴んでいた手を離される。だらり、と重力に従って垂れ下がった手を、もう一度持ち上げて末妹のエイダを抱きかかえ直す。
ぐったりと意識のないエイダは眠っているだけのようで、ベアトリーチェが強硬手段に出るために薬で眠らされたんだろう。活発で無邪気なエイダが顔色を悪くしておとなしく眠っているのが奇妙だった。
「わたしだって、こんな家嫌なのに!! あ、あ、あなたはデズモンドを捨ててミラーに行くつもりなんでしょう!? わたしも連れてってよ! いいじゃない、外の世界に、憧れたって!」
――あ、これ、原作のセリフだ。
自由に外で遊び回るアリスに向かって、ベアトリーチェが心の悲鳴を叫ぶシーンだった。そういえば、ベアトリーチェの原作での最期は、恋慕う人に胸元を貫かれて終わるのだった。
デズモンドに縛られた、自由を夢見て憧れた少女は、なにひとつ夢を叶えられないままに死んでいってしまう。悪女ながら、ファンの多いキャラだったけど、俺は好きにはなれなかった。
何もかもを諦めて、運命の王子様が迎えに来てくれるいつかを夢見て、自ら逃げることを諦めてしまったベアトリーチェ。
きっと、同族嫌悪だった。
くしゃり、と表情を歪めたベアトリーチェは、強く強く、同じ母から生まれた妹を抱きしめた。その姿が、ノアを抱く俺に見えて、言葉を紡ぐことができなかった。
「わたしだって、普通の女の子みたいに、恋をしてみたかった……! ねぇ、外の世界は広かった? 美しかった? わたしも、連れて行ってよ、ノエル……!」
「ベアトリーチェ……」
――次の瞬間。赤く、紅く、温かな液体が降り注いだ。
「あ、れ? ……どう、して?」
薄暗い階段に、白銀が閃く。
ふわり、と浮いたベアトリーチェが階上から落ちてくる。ぎょっとして、受け止めるために広げた腕は、ベアトリーチェじゃない誰かに引かれて、落ちていく虚ろな瞳が目に焼き付いた。
「……ベアトリーチェ……?」
階下まで転がり落ちた彼女の背中には、剣で一閃された赤が広がっていた。
冷たい石の上に血だまりが広がっていき、ぴくりとも動かないベアトリーチェ。
「死ん、」
血が下がり、全身が冷たくなっていく。掴まれた腕から広がる他人の体温にゾッとして、振り払おうとした。
「遅くなって、ごめん。助けにきたよ、ノエル」
低く、冷たく、艶めいた声が響く。
疲労しきって、血も足りずフラフラの体はいとも簡単に引き寄せられた。
「あ、……カイン」
「私もいるよ、ノエル」
「アデル……どうして、ここに」
呆然と、俺を抱き寄せるカインと、血に濡れた剣を手にするアデルを見る。
「なんで、ベアトリーチェを、殺したんだ……?」
俺の疑問が意外だったのか、蒼い瞳を丸くして顔を見合わせた双子はクツリと喉を震わせた。
「あの女が、ノエルに触れようとしたから」
「――それだけの、理由で?」
「ノエルに触れていいのは僕たちだけだ。それもあの女、僕たちに外へ連れていけだなんて図々しいんじゃないのか?」
「私たちが助けるのは、愛しいノエルだけだというのに。何か勘違いしているようだったね」
「……お前らは、俺にだけ優しいんだもんな」
それ以上何も言う気になれず、カインの胸に体を預けて、目をつむったまま彼らが口癖のように繰り返しているセリフを言った。
喜ぶ気配がして、彼らにとっての、俺にとっての正解を選べたのだと安堵する。
ベアトリーチェが死んだ。『先見』のとおりになった。
「ノエル、こんなに、傷だらけになって……」
「もっと、早く来れたら、」
「いーんだよ、十分、早く来てくれた。……迎えに来てくれた。それだけで、俺は嬉しい」
力の入らない体を、階段の上で難なく横抱きにしたカインが額に口づけてくる。いつもならそれに返すけど、首を伸ばす気力もない。
アデルとカインが迎えに来てくれた。これでもう、痛い思いをしなくていいんだと思うと、安心してしまった。
ベアトリーチェが殺された。アデルとカインに殺された。――ひとかけらでも涙を流せたらよかったんだけど、俺の心は凍てついたかのように悲しくもなんともなかった。
それなりに仲の良いきょうだいだったが、それ以上でも、それ以下でもない。俺の兄弟はノアだけだから、ベアトリーチェを可哀そうだとは思うものの、罪悪感は抱かなかった。
むしろ、ここで死ねてよかったんじゃないか。これ以上デズモンドに縛られることもなく、『死』という『生』からの解放を得られたのだから。
――俺は、死にたくないからそのために足掻くけど。
ノアを残しては逝けない。アデルとカインと離れたくない。死ぬんだったら、みんな殺して、俺も一緒に逝きたかった。
――ひとりに、なりたくなかった。
淡いクリーム色のドレスは、視たベアトリーチェが着ていたドレスと同じだった。
――ベアトリーチェは、アデルとカインに殺される。
光の筋はあとふたつ残っているけど、この状況で視ている余裕はない。
懲罰房を出て、地上に向かうための階段を上っていく。見上げれば地上の光が見えるけど、疲労しきった俺の体ではなかなか上りきるのに時間がかかってしまう。
俺が足を止めるたびにもどかしく歯噛みをするベアトリーチェには申し訳ないが、正直なところもう一歩も歩けなかった。
「……お前が思ってるほど、あの双子は優しくないぞ」
「そんなことないわ! だって、あの方の弟君たちだもの。きっと、私達のことも保護してくれるに決まってるわ」
白い頬を紅潮させて、いつになく興奮した様子のベアトリーチェに、ゆるく首を振った。
俺が何を言っても、きっとベアトリーチェは聞かない。
おそらく、きっと、あの未来は現実になる。胸を白銀の剣に貫かれて、息絶えるベアトリーチェを視ていられなかった。見たくなかった。
アデルとカインは、俺だから助けてくれるんだ。俺だから親切にしてうれて、ノアも俺の弟で、俺が大切にしているから優しくしているだけ。
そうじゃなかったら、俺だけを攫っていただろう。鎖で繋いで、外との関係を断って、囲われていた。
「……あなただけなんて、ズルいじゃない」
「え?」
ズルい? 俺が?
手首を掴んでいた手を離される。だらり、と重力に従って垂れ下がった手を、もう一度持ち上げて末妹のエイダを抱きかかえ直す。
ぐったりと意識のないエイダは眠っているだけのようで、ベアトリーチェが強硬手段に出るために薬で眠らされたんだろう。活発で無邪気なエイダが顔色を悪くしておとなしく眠っているのが奇妙だった。
「わたしだって、こんな家嫌なのに!! あ、あ、あなたはデズモンドを捨ててミラーに行くつもりなんでしょう!? わたしも連れてってよ! いいじゃない、外の世界に、憧れたって!」
――あ、これ、原作のセリフだ。
自由に外で遊び回るアリスに向かって、ベアトリーチェが心の悲鳴を叫ぶシーンだった。そういえば、ベアトリーチェの原作での最期は、恋慕う人に胸元を貫かれて終わるのだった。
デズモンドに縛られた、自由を夢見て憧れた少女は、なにひとつ夢を叶えられないままに死んでいってしまう。悪女ながら、ファンの多いキャラだったけど、俺は好きにはなれなかった。
何もかもを諦めて、運命の王子様が迎えに来てくれるいつかを夢見て、自ら逃げることを諦めてしまったベアトリーチェ。
きっと、同族嫌悪だった。
くしゃり、と表情を歪めたベアトリーチェは、強く強く、同じ母から生まれた妹を抱きしめた。その姿が、ノアを抱く俺に見えて、言葉を紡ぐことができなかった。
「わたしだって、普通の女の子みたいに、恋をしてみたかった……! ねぇ、外の世界は広かった? 美しかった? わたしも、連れて行ってよ、ノエル……!」
「ベアトリーチェ……」
――次の瞬間。赤く、紅く、温かな液体が降り注いだ。
「あ、れ? ……どう、して?」
薄暗い階段に、白銀が閃く。
ふわり、と浮いたベアトリーチェが階上から落ちてくる。ぎょっとして、受け止めるために広げた腕は、ベアトリーチェじゃない誰かに引かれて、落ちていく虚ろな瞳が目に焼き付いた。
「……ベアトリーチェ……?」
階下まで転がり落ちた彼女の背中には、剣で一閃された赤が広がっていた。
冷たい石の上に血だまりが広がっていき、ぴくりとも動かないベアトリーチェ。
「死ん、」
血が下がり、全身が冷たくなっていく。掴まれた腕から広がる他人の体温にゾッとして、振り払おうとした。
「遅くなって、ごめん。助けにきたよ、ノエル」
低く、冷たく、艶めいた声が響く。
疲労しきって、血も足りずフラフラの体はいとも簡単に引き寄せられた。
「あ、……カイン」
「私もいるよ、ノエル」
「アデル……どうして、ここに」
呆然と、俺を抱き寄せるカインと、血に濡れた剣を手にするアデルを見る。
「なんで、ベアトリーチェを、殺したんだ……?」
俺の疑問が意外だったのか、蒼い瞳を丸くして顔を見合わせた双子はクツリと喉を震わせた。
「あの女が、ノエルに触れようとしたから」
「――それだけの、理由で?」
「ノエルに触れていいのは僕たちだけだ。それもあの女、僕たちに外へ連れていけだなんて図々しいんじゃないのか?」
「私たちが助けるのは、愛しいノエルだけだというのに。何か勘違いしているようだったね」
「……お前らは、俺にだけ優しいんだもんな」
それ以上何も言う気になれず、カインの胸に体を預けて、目をつむったまま彼らが口癖のように繰り返しているセリフを言った。
喜ぶ気配がして、彼らにとっての、俺にとっての正解を選べたのだと安堵する。
ベアトリーチェが死んだ。『先見』のとおりになった。
「ノエル、こんなに、傷だらけになって……」
「もっと、早く来れたら、」
「いーんだよ、十分、早く来てくれた。……迎えに来てくれた。それだけで、俺は嬉しい」
力の入らない体を、階段の上で難なく横抱きにしたカインが額に口づけてくる。いつもならそれに返すけど、首を伸ばす気力もない。
アデルとカインが迎えに来てくれた。これでもう、痛い思いをしなくていいんだと思うと、安心してしまった。
ベアトリーチェが殺された。アデルとカインに殺された。――ひとかけらでも涙を流せたらよかったんだけど、俺の心は凍てついたかのように悲しくもなんともなかった。
それなりに仲の良いきょうだいだったが、それ以上でも、それ以下でもない。俺の兄弟はノアだけだから、ベアトリーチェを可哀そうだとは思うものの、罪悪感は抱かなかった。
むしろ、ここで死ねてよかったんじゃないか。これ以上デズモンドに縛られることもなく、『死』という『生』からの解放を得られたのだから。
――俺は、死にたくないからそのために足掻くけど。
ノアを残しては逝けない。アデルとカインと離れたくない。死ぬんだったら、みんな殺して、俺も一緒に逝きたかった。
――ひとりに、なりたくなかった。
45
あなたにおすすめの小説
悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
ユィリと皆の動画をつくりました!
インスタ @yuruyu0 絵も動画もあがります。ほぼ毎日更新!
Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。動画を作ったときに更新!
プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!
性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました
まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。
性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。
(ムーンライトノベルにも掲載しています)
【完結】悪役令息の伴侶(予定)に転生しました
* ゆるゆ
BL
攻略対象しか見えてない悪役令息の伴侶(予定)なんか、こっちからお断りだ! って思ったのに……! 前世の記憶がよみがえり、反省しました。
BLゲームの世界で、推しに逢うために頑張りはじめた、名前も顔も身長もないモブの快進撃が始まる──! といいな!(笑)
本編完結しました!
おまけのお話を時々更新しています。
きーちゃんと皆の動画をつくりました!
もしよかったら、お話と一緒に楽しんでくださったら、とてもうれしいです。
インスタ @yuruyu0 絵もあがります
Youtube @BL小説動画
プロフのwebサイトから両方に飛べるので、もしよかったら!
本編以降のお話、恋愛ルートも、おまけのお話の更新も、アルファポリスさまだけですー!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
有能すぎる親友の隣が辛いので、平凡男爵令息の僕は消えたいと思います
緑虫
BL
第三王子の十歳の生誕パーティーで、王子に気に入られないようお城の花園に避難した、貧乏男爵令息のルカ・グリューベル。
知り合った宮廷庭師から、『ネムリバナ』という水に浮かべるとよく寝られる香りを放つ花びらをもらう。
花園からの帰り道、噴水で泣いている少年に遭遇。目の下に酷いクマのある少年を慰めたルカは、もらったばかりの花びらを男の子に渡して立ち去った。
十二歳になり、ルカは寄宿学校に入学する。
寮の同室になった子は、まさかのその時の男の子、アルフレート(アリ)・ユーネル侯爵令息だった。
見目麗しく文武両道のアリ。だが二年前と変わらず睡眠障害を抱えていて、目の下のクマは健在。
宮廷庭師と親交を続けていたルカには、『ネムリバナ』を第三王子の為に学校の温室で育てる役割を与えられていた。アリは花びらを王子の元まで運ぶ役目を負っている。育てる見返りに少量の花びらを入手できるようになったルカは、早速アリに使ってみることに。
やがて問題なく眠れるようになったアリはめきめきと頭角を表し、しがない男爵令息にすぎない平凡なルカには手の届かない存在になっていく。
次第にアリに対する恋心に気づくルカ。だが、男の自分はアリとは不釣り合いだと、卒業を機に離れることを決意する。
アリを見ない為に地方に移ったルカ。実はここは、アリの叔父が経営する領地。そこでたった半年の間に朗らかで輝いていたアリの変わり果てた姿を見てしまい――。
ハイスペ不眠攻めxお人好し平凡受けのファンタジーBLです。ハピエン。
公爵家の末っ子に転生しました〜出来損ないなので潔く退場しようとしたらうっかり溺愛されてしまった件について〜
上総啓
BL
公爵家の末っ子に転生したシルビオ。
体が弱く生まれて早々ぶっ倒れ、家族は見事に過保護ルートへと突き進んでしまった。
両親はめちゃくちゃ溺愛してくるし、超強い兄様はブラコンに育ち弟絶対守るマンに……。
せっかくファンタジーの世界に転生したんだから魔法も使えたり?と思ったら、我が家に代々伝わる上位氷魔法が俺にだけ使えない?
しかも俺に使える魔法は氷魔法じゃなく『神聖魔法』?というか『神聖魔法』を操れるのは神に選ばれた愛し子だけ……?
どうせ余命幾ばくもない出来損ないなら仕方ない、お荷物の僕はさっさと今世からも退場しよう……と思ってたのに?
偶然騎士たちを神聖魔法で救って、何故か天使と呼ばれて崇められたり。終いには帝国最強の狂血皇子に溺愛されて囲われちゃったり……いやいやちょっと待て。魔王様、主神様、まさかアンタらも?
……ってあれ、なんかめちゃくちゃ囲われてない??
―――
病弱ならどうせすぐ死ぬかー。ならちょっとばかし遊んでもいいよね?と自由にやってたら無駄に最強な奴らに溺愛されちゃってた受けの話。
※別名義で連載していた作品になります。
(名義を統合しこちらに移動することになりました)
悪役神官の俺が騎士団長に囚われるまで
二三@冷酷公爵発売中
BL
国教会の主教であるイヴォンは、ここが前世のBLゲームの世界だと気づいた。ゲームの内容は、浄化の力を持つ主人公が騎士団と共に国を旅し、魔物討伐をしながら攻略対象者と愛を深めていくというもの。自分は悪役神官であり、主人公が誰とも結ばれないノーマルルートを辿る場合に限り、破滅の道を逃れられる。そのためイヴォンは旅に同行し、主人公の恋路の邪魔を画策をする。以前からイヴォンを嫌っている団長も攻略対象者であり、気が進まないものの団長とも関わっていくうちに…。
ブラコンすぎて面倒な男を演じていた平凡兄、やめたら押し倒されました
あと
BL
「お兄ちゃん!一肌脱ぎます!」
完璧公爵跡取り息子許嫁攻め×ブラコン兄鈍感受け
可愛い弟と攻めの幸せのために、平凡なのに面倒な男を演じることにした受け。毎日の告白、束縛発言などを繰り広げ、上手くいきそうになったため、やめたら、なんと…?
攻め:ヴィクター・ローレンツ
受け:リアム・グレイソン
弟:リチャード・グレイソン
pixivにも投稿しています。
ひよったら消します。
誤字脱字はサイレント修正します。
また、内容もサイレント修正する時もあります。
定期的にタグも整理します。
批判・中傷コメントはお控えください。
見つけ次第削除いたします。
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる