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皮膚の内側
※噛まれる
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腰の下の枕が退き、高く持ち上げられていたお尻が下がって少し呼吸が楽になった。
相変わらずカエルのように脚が開いているが、朝日さんが開いた脚の間に入り込んできて密着してる。
久しぶりに刺激が止んだ。
俺だけ裸で恥ずかしいなと麻痺した頭でボンヤリ考えていたが、手首を強めに握られ再び思考が止まる。
「噛むなら、やっぱり此処か?」
「ぇ?…ぁ…ッ」
朝日さんが俺の手首を掴んで腕を持ち上げる。
前腕部分に朝日さんの口元が近づく。
目に入ってきた光景に全身が歓喜した。
待っていた。
これを。
ずっとずっと。
もう何年待ったか分からない。
幼い頃から拗らせて。
我慢して。
渇望した。
あまりに期待が大きすぎて、すでに涙が溢れる。
震えと鼓動が激しい。
呼吸が乱れる。
「はッ…ぁ…、ッ…」
口が開いた。
朝日さんの白い歯と赤い舌が見える。
腕に唇があたる感触。
朝日さんの口元を目を見開いて凝視して、その時を待つ。
光景がスローモーションで目に焼き付いた。
やっと。
いま。
もうすぐだ。
噛まれる。
噛まれるっ
「…やっぱり止めた。」
酷すぎる。
噛む寸前で止められた。
「ぅぅ…ッ…ひど、ぃよぉっ…なんでッ…ひどぃっ」
「陽太が嫌かもしれないだろ。」
前腕をべろりと舐められる。
もどかしさに溢れる涙を撒き散らしながら抗議する俺を見ながら、見せつけるように、舐める。
もどかしさと悔しさと悲しさと期待。
もう色々とグチャグチャで頭が沸騰してジタバタ暴れてしまう。
ひどい
ひどい
なんで
噛んで欲しいのに。
口開いて、噛むだけでいいのに。
舐めるだけなの?
不満がグルグルと身体の細胞を駆け巡る。
朝日さんが俺の前腕を軽く甘噛みした。
違う。
違うっ
不満が溜まった細胞が弾けた。
「違うッ…も、ゃだぁ…っ、噛んで…っ、噛んで欲しいッ…いっぱい俺を噛んでッ……」
満足そうに笑った朝日さんが。
がぶり。と噛んだ。
「い゛ッ、あぁあ゛あぁッ!!…ぁ、ぁあぅ、あ゛ぁッ、んぅぅっッ…は、いっ、ッうぁっ」
腕を思い切り噛まれた瞬間に達してしまった。
イきながらも何度も同じ所を繰り返し噛まれる。
血が滲んでる。
皮膚に食い込む歯から、甘美な痛みが広がる。
細胞に染み渡る。
痺れる。
ああ、これだ。
ずっと待ってた。
これだ。
いたい。
あつい。
うれしい。
きちもちいい。
いたい。
「いたぃ、よ…ッ、」
「ほんと痛いの好きだな。こっち垂れ流してる。」
「あ゛っ、ぁッ!!ッぁ、ひぁっッ…ぅうっ、やぁうッ」
噛まれた瞬間に吐き出した俺の物を強めに擦られる。
イッたのにずっと精液が出続けてて、もう、ずっとイッてる。
精神的に溶けて身体まで溶けて。
こんなにデロデロで沢山出して、沢山泣いて、もうヘトヘトで、凄く沢山痛い。
幸せ。
嬉しい。
「朝日さ…すき…ッ、ぅ゛ぁ、ぃたッ…ぁ…っ」
「知ってるよ。」
「うん、知ってて欲しッ…おれ、朝日さん、好きだっ…」
好きだ。
恥ずかしさと痛さと快感の渦に溺れて、余計な物が全部出て、今残ってるのは、朝日さんが好きだという気持ちだった。
前腕をガブガブ噛んでた朝日さんが、長く、はぁー…と息を吐き出し、おもむろに上半身の服を脱いだ。
引き締まった身体が格好いい。
「今日は止めておこうと思ってたんだけどな。」
俺の前腕に出来た沢山の噛み痕。
そこに滲んだ血を舐めとりながら朝日さんが、そう呟いた。
相変わらずカエルのように脚が開いているが、朝日さんが開いた脚の間に入り込んできて密着してる。
久しぶりに刺激が止んだ。
俺だけ裸で恥ずかしいなと麻痺した頭でボンヤリ考えていたが、手首を強めに握られ再び思考が止まる。
「噛むなら、やっぱり此処か?」
「ぇ?…ぁ…ッ」
朝日さんが俺の手首を掴んで腕を持ち上げる。
前腕部分に朝日さんの口元が近づく。
目に入ってきた光景に全身が歓喜した。
待っていた。
これを。
ずっとずっと。
もう何年待ったか分からない。
幼い頃から拗らせて。
我慢して。
渇望した。
あまりに期待が大きすぎて、すでに涙が溢れる。
震えと鼓動が激しい。
呼吸が乱れる。
「はッ…ぁ…、ッ…」
口が開いた。
朝日さんの白い歯と赤い舌が見える。
腕に唇があたる感触。
朝日さんの口元を目を見開いて凝視して、その時を待つ。
光景がスローモーションで目に焼き付いた。
やっと。
いま。
もうすぐだ。
噛まれる。
噛まれるっ
「…やっぱり止めた。」
酷すぎる。
噛む寸前で止められた。
「ぅぅ…ッ…ひど、ぃよぉっ…なんでッ…ひどぃっ」
「陽太が嫌かもしれないだろ。」
前腕をべろりと舐められる。
もどかしさに溢れる涙を撒き散らしながら抗議する俺を見ながら、見せつけるように、舐める。
もどかしさと悔しさと悲しさと期待。
もう色々とグチャグチャで頭が沸騰してジタバタ暴れてしまう。
ひどい
ひどい
なんで
噛んで欲しいのに。
口開いて、噛むだけでいいのに。
舐めるだけなの?
不満がグルグルと身体の細胞を駆け巡る。
朝日さんが俺の前腕を軽く甘噛みした。
違う。
違うっ
不満が溜まった細胞が弾けた。
「違うッ…も、ゃだぁ…っ、噛んで…っ、噛んで欲しいッ…いっぱい俺を噛んでッ……」
満足そうに笑った朝日さんが。
がぶり。と噛んだ。
「い゛ッ、あぁあ゛あぁッ!!…ぁ、ぁあぅ、あ゛ぁッ、んぅぅっッ…は、いっ、ッうぁっ」
腕を思い切り噛まれた瞬間に達してしまった。
イきながらも何度も同じ所を繰り返し噛まれる。
血が滲んでる。
皮膚に食い込む歯から、甘美な痛みが広がる。
細胞に染み渡る。
痺れる。
ああ、これだ。
ずっと待ってた。
これだ。
いたい。
あつい。
うれしい。
きちもちいい。
いたい。
「いたぃ、よ…ッ、」
「ほんと痛いの好きだな。こっち垂れ流してる。」
「あ゛っ、ぁッ!!ッぁ、ひぁっッ…ぅうっ、やぁうッ」
噛まれた瞬間に吐き出した俺の物を強めに擦られる。
イッたのにずっと精液が出続けてて、もう、ずっとイッてる。
精神的に溶けて身体まで溶けて。
こんなにデロデロで沢山出して、沢山泣いて、もうヘトヘトで、凄く沢山痛い。
幸せ。
嬉しい。
「朝日さ…すき…ッ、ぅ゛ぁ、ぃたッ…ぁ…っ」
「知ってるよ。」
「うん、知ってて欲しッ…おれ、朝日さん、好きだっ…」
好きだ。
恥ずかしさと痛さと快感の渦に溺れて、余計な物が全部出て、今残ってるのは、朝日さんが好きだという気持ちだった。
前腕をガブガブ噛んでた朝日さんが、長く、はぁー…と息を吐き出し、おもむろに上半身の服を脱いだ。
引き締まった身体が格好いい。
「今日は止めておこうと思ってたんだけどな。」
俺の前腕に出来た沢山の噛み痕。
そこに滲んだ血を舐めとりながら朝日さんが、そう呟いた。
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