127 / 137
ジャン&ルティー編
02.ずっと、おそばに……いようと……
しおりを挟む
「アリシア様!! いけません!! アリシア様ーーーーーーッ!」
そう叫んだというのに、アリシアはルティーの言葉など聞かずに走り去ってしまった。
ルティーはその後ろ姿を見送るしかなかった。あの怪我で走ることができるアリシアに愕然としながら、ルティーの身は総毛立つ。
悪い予感しかしない。万全の状態ならばこんな心配などしなかっただろう。
しかし医療班に配属されているルティーは、彼女が今どんな状態なのか理解している。本来なら動けるはずがないのだ。 なのに、顔を歪ませながら必死で出ていった、その意味。
「アリシア様……ああっ、どうして、私は……っ」
魔法力を切らしている自分を呪った。なぜ残しておくことをしなかったのかと。
しかしその理由は明白だった。ルティーはアリシアが怪我をするなど、欠片ほども考えていなかったのだ。あの最強の筆頭大将が、一般兵士相手に傷つくわけがないと。
「言い訳、だわ……」
ルティーは唇をグッと噛んだ。筆頭大将の付き人という立場でありながら、アリシアを最優先にしなかったことに罪責があるのだ。ルティーの言い訳など、通用しない。付き人という立場をわきまえていないから、アリシアの怪我を治せなかったのだから。
しかし、こんなことを考えていても後の祭りである。ルティーは待つしかなかった。アリシアが『終わったわよ!』と元気に戻ってきてくれることを。
「アリシア様……っ」
ルティーは己の仕事をこなしながら、祈るようにして吉報を待った。あのアリシアが死ぬわけがない。そう願いつつも、不安で心が押しつぶされそうになる。
(どうか、どうか……アリシア様、ご無事で!!)
そう強く祈った瞬間、救護テントの外がざわついた。ハッと顔を上げ、テントの外に飛び出る。そこには。
「アリシア……様……?」
ルティーはよろよろと歩みを進めた。そこにはジャンに抱きかかえられたアリシアが、手をだらんと地に向けて垂らしている。
「アリ、シア、様……」
ガクガクと手も足も震え始めた。目の前が真っ白になり、今にも倒れそうだ。
ルティーはなんとかアリシアの側まで来るとそっと手を伸ばし、アリシアの頬に触れた。
「死……ん……」
触れた瞬間、そんな声が勝手に漏れた。開けたままの口からは、か細い空気の移動がなされるだけで、言葉が出てこない。
確認する必要もなかった。そこにあるのは、ただの骸。その唇から明るい笑い声が、聞けるはずもない。
ルティーの目の前は真っ白になり、ガクンと膝を落とした。と同時に、その眼から、泉のように涙が溢れ落ちる。
ジャンはそっとその場にアリシアを横たえた。再び、物言わぬアリシアがルティーの目の前に現れる。
「アリシア様……ああ……うううう……」
自分が魔法力を温存しなかったせいでこうなったのは明白だ。あの時、アリシアの体を回復できていたならば、こんな結果にならかったに違いない。
故に、ルティーは自分を責めた。呪うように責めた。すべての禍が、自分に降り注げばいいと呪った。
大切な人を。大好きな人を。憧れの人を。
殺してしまった。
自身が手を下したわけではない。
しかしそれと同意義のことを、ルティーはしてしまったのだと感じた。
生きられるはずの命を奪ったのは、自分自身だと。
「アリシア様……申し訳……ありません……っ」
目の前に横たわる冷たい骸は、もうなにも答えてはくれなかった。
ルティーは最初、アリシアのことが苦手だった。声は大きく、身振り手振りも大きく、たくさんの屈強な男たちを従えている、豪快で男らしい女性。
ルティーにはアリシアが、巨大な熊のように見えていた。水の書を習得したせいで、とんでもない人のところへ来てしまった、と。
アリシアのイメージが変わったのは、彼女が真っ赤なドレスを着て、華麗に踊っている姿を見てからだった。ジャンに身を任せ、時折顔を赤らめている姿は、乙女だと思った。美しく、気高く、それでいて乙女なアリシアを、ルティーは単純にかわいいと感じた。
しかしまだこの時には、付き人となる気持ちはなかった。アリシアという人柄を、彼女の部下やアンナやグレイといった人物から聞くことで、徐々に傾いていったのだ。
決め手は、グレイが死んだ直後のことだった。
あの日、ルティーは言いつけ通りに王宮に赴いたが、アリシアは遠征でおらず、どうしようかとウロウロとしていた。するとトラヴァスがそんな自分に気付いて、アンナのところへ連れていってくれたのだ。アンナと打ち解けていることを、彼は理解していたのだろう。
そして、そのアンナの執務室で。
倒れるような物音がしたと思うと、アンナがなにかを察知したのか、盾を持って部屋を弾けるように飛び出したのだ。
続いてトラヴァスがそれを追いかけ、ルティーもなにがなんだかわからずも、二人を追いかける。
やっと追いついたルティーは、扉前で立ち尽くしているトラヴァスの後ろから、その部屋を覗き見た。
地獄だった。
そこはストレイア王シウリス・バルフォアの執務室で、その部屋の主が何度も剣を振り下ろしている。しかしその剣はアンナの持つ盾に塞がれ、何度もガキンガキンと音を立てて消えた。
アンナの足元には、血みどろのグレイがピクリとも動かずに横たわっている。
怒り狂うシウリスと、泣き叫ぶアンナと、微動だにしないグレイ。
ルティーは戦慄した。なぜこんな事態が起こっているのか、ルティーには理解できない。ただ唯一言えることは、この国の王は異常だということだ。瞠目し、眉を吊り上げて剣を振るうさまは、ルティーに衝撃と恐怖を与えた。
その後は気を失ったようで、どう行動したのか覚えていない。気付いた時にはその光景はすでになく、目に入ってきたのは難しい顔をしたトラヴァスの姿だった。
その彼に、グレイがシウリスに殺されたという事実を再確認した時、ルティーは唐突に思ったのだ。
アリシアを、シウリスから守らなければいけない、と。
なぜ、グレイが殺されたのかは、わからない。けれどアリシアは、彼の死に対して黙ってはいないだろう。よしんば今回の事件で何事も起こらなかったとしても、筆頭大将という人間はなにかとシウリスとの接触が多いはずだ。
アリシアを、死なせたくない。
あの気高く美しく男らしく、でも心は乙女な彼女を。
あんな狂気の人間に、殺されることがあってはならない。
ルティーは、アリシアの付き人になった。シウリスに、彼女を殺されるのを防ぐために。
だから、今回のことはまるで想定外だったのである。アリシアが、ただの一般兵になど殺されるわけがないと。アリシアを超越する人物など、シウリスしかいないのだから、と。
「アリシア様……アリシア様ぁ……」
相変わらずの美しい顔立ちは、無言を貫き通している。
どれだけ後悔してもしきれない。もうアリシアは、目を覚ますことはないのだ。
経験を積ませてほしいと懇願すると、一緒に行きましょうと言って戦争に連れてきてくれたアリシア。なにを経験だなどと、格好つけた理由を口にしたのだろう。アリシアの身を癒す以外に、同行の理由などなかったはずなのに。
今まで以上の凄惨な光景を見ることになるかもしれない、と言われてなんと答えたか。覚悟しています、と答えたのだ。
一体なんの覚悟をしていたというか。アリシアがこんな姿になることも、覚悟しなければいけなかったというのに。そしてそれを回避する為に、尽力しなければいけなかったというのに。
(すべての責任は、私にある……)
ルティーは冷たい屍に触れる。
アリシアの手は大きく、ルティーの小さな手では包み込むのは不可能だった。
「ずっと、おそばに……いようと……」
決めていましたのに……と言葉を詰まらせ、ルティーは遺体に寄りかかった。
「……ごめん……」
先ほどまでアリシアを抱きかかえていた男は、その一言だけを告げると、どこかへ去っていった。
ルティーはそっと顔を上げ、ジャンの後ろ姿を見送る。彼はアリシアと、恋人同士だったのだ。彼との結婚の際に着るドレスを、ルティーは選ぶはずだった。
「ジャンさん……ごめん、なさい……!」
謝っても償いきれないほどの、大きな罪を犯してしまった。
自分には、覚悟が足りなかったのだ。すべてを犠牲にしてでも、大切な人を救うという覚悟が。助けると決めた人を必ず救うという、水の魔法士としての矜持が。
どうすれば許されるだろうか。この罪を、どうすれば贖うことができるのか。
答えが出ぬまま、ルティーはアリシアの側で、いつまでも泣いていた。
そう叫んだというのに、アリシアはルティーの言葉など聞かずに走り去ってしまった。
ルティーはその後ろ姿を見送るしかなかった。あの怪我で走ることができるアリシアに愕然としながら、ルティーの身は総毛立つ。
悪い予感しかしない。万全の状態ならばこんな心配などしなかっただろう。
しかし医療班に配属されているルティーは、彼女が今どんな状態なのか理解している。本来なら動けるはずがないのだ。 なのに、顔を歪ませながら必死で出ていった、その意味。
「アリシア様……ああっ、どうして、私は……っ」
魔法力を切らしている自分を呪った。なぜ残しておくことをしなかったのかと。
しかしその理由は明白だった。ルティーはアリシアが怪我をするなど、欠片ほども考えていなかったのだ。あの最強の筆頭大将が、一般兵士相手に傷つくわけがないと。
「言い訳、だわ……」
ルティーは唇をグッと噛んだ。筆頭大将の付き人という立場でありながら、アリシアを最優先にしなかったことに罪責があるのだ。ルティーの言い訳など、通用しない。付き人という立場をわきまえていないから、アリシアの怪我を治せなかったのだから。
しかし、こんなことを考えていても後の祭りである。ルティーは待つしかなかった。アリシアが『終わったわよ!』と元気に戻ってきてくれることを。
「アリシア様……っ」
ルティーは己の仕事をこなしながら、祈るようにして吉報を待った。あのアリシアが死ぬわけがない。そう願いつつも、不安で心が押しつぶされそうになる。
(どうか、どうか……アリシア様、ご無事で!!)
そう強く祈った瞬間、救護テントの外がざわついた。ハッと顔を上げ、テントの外に飛び出る。そこには。
「アリシア……様……?」
ルティーはよろよろと歩みを進めた。そこにはジャンに抱きかかえられたアリシアが、手をだらんと地に向けて垂らしている。
「アリ、シア、様……」
ガクガクと手も足も震え始めた。目の前が真っ白になり、今にも倒れそうだ。
ルティーはなんとかアリシアの側まで来るとそっと手を伸ばし、アリシアの頬に触れた。
「死……ん……」
触れた瞬間、そんな声が勝手に漏れた。開けたままの口からは、か細い空気の移動がなされるだけで、言葉が出てこない。
確認する必要もなかった。そこにあるのは、ただの骸。その唇から明るい笑い声が、聞けるはずもない。
ルティーの目の前は真っ白になり、ガクンと膝を落とした。と同時に、その眼から、泉のように涙が溢れ落ちる。
ジャンはそっとその場にアリシアを横たえた。再び、物言わぬアリシアがルティーの目の前に現れる。
「アリシア様……ああ……うううう……」
自分が魔法力を温存しなかったせいでこうなったのは明白だ。あの時、アリシアの体を回復できていたならば、こんな結果にならかったに違いない。
故に、ルティーは自分を責めた。呪うように責めた。すべての禍が、自分に降り注げばいいと呪った。
大切な人を。大好きな人を。憧れの人を。
殺してしまった。
自身が手を下したわけではない。
しかしそれと同意義のことを、ルティーはしてしまったのだと感じた。
生きられるはずの命を奪ったのは、自分自身だと。
「アリシア様……申し訳……ありません……っ」
目の前に横たわる冷たい骸は、もうなにも答えてはくれなかった。
ルティーは最初、アリシアのことが苦手だった。声は大きく、身振り手振りも大きく、たくさんの屈強な男たちを従えている、豪快で男らしい女性。
ルティーにはアリシアが、巨大な熊のように見えていた。水の書を習得したせいで、とんでもない人のところへ来てしまった、と。
アリシアのイメージが変わったのは、彼女が真っ赤なドレスを着て、華麗に踊っている姿を見てからだった。ジャンに身を任せ、時折顔を赤らめている姿は、乙女だと思った。美しく、気高く、それでいて乙女なアリシアを、ルティーは単純にかわいいと感じた。
しかしまだこの時には、付き人となる気持ちはなかった。アリシアという人柄を、彼女の部下やアンナやグレイといった人物から聞くことで、徐々に傾いていったのだ。
決め手は、グレイが死んだ直後のことだった。
あの日、ルティーは言いつけ通りに王宮に赴いたが、アリシアは遠征でおらず、どうしようかとウロウロとしていた。するとトラヴァスがそんな自分に気付いて、アンナのところへ連れていってくれたのだ。アンナと打ち解けていることを、彼は理解していたのだろう。
そして、そのアンナの執務室で。
倒れるような物音がしたと思うと、アンナがなにかを察知したのか、盾を持って部屋を弾けるように飛び出したのだ。
続いてトラヴァスがそれを追いかけ、ルティーもなにがなんだかわからずも、二人を追いかける。
やっと追いついたルティーは、扉前で立ち尽くしているトラヴァスの後ろから、その部屋を覗き見た。
地獄だった。
そこはストレイア王シウリス・バルフォアの執務室で、その部屋の主が何度も剣を振り下ろしている。しかしその剣はアンナの持つ盾に塞がれ、何度もガキンガキンと音を立てて消えた。
アンナの足元には、血みどろのグレイがピクリとも動かずに横たわっている。
怒り狂うシウリスと、泣き叫ぶアンナと、微動だにしないグレイ。
ルティーは戦慄した。なぜこんな事態が起こっているのか、ルティーには理解できない。ただ唯一言えることは、この国の王は異常だということだ。瞠目し、眉を吊り上げて剣を振るうさまは、ルティーに衝撃と恐怖を与えた。
その後は気を失ったようで、どう行動したのか覚えていない。気付いた時にはその光景はすでになく、目に入ってきたのは難しい顔をしたトラヴァスの姿だった。
その彼に、グレイがシウリスに殺されたという事実を再確認した時、ルティーは唐突に思ったのだ。
アリシアを、シウリスから守らなければいけない、と。
なぜ、グレイが殺されたのかは、わからない。けれどアリシアは、彼の死に対して黙ってはいないだろう。よしんば今回の事件で何事も起こらなかったとしても、筆頭大将という人間はなにかとシウリスとの接触が多いはずだ。
アリシアを、死なせたくない。
あの気高く美しく男らしく、でも心は乙女な彼女を。
あんな狂気の人間に、殺されることがあってはならない。
ルティーは、アリシアの付き人になった。シウリスに、彼女を殺されるのを防ぐために。
だから、今回のことはまるで想定外だったのである。アリシアが、ただの一般兵になど殺されるわけがないと。アリシアを超越する人物など、シウリスしかいないのだから、と。
「アリシア様……アリシア様ぁ……」
相変わらずの美しい顔立ちは、無言を貫き通している。
どれだけ後悔してもしきれない。もうアリシアは、目を覚ますことはないのだ。
経験を積ませてほしいと懇願すると、一緒に行きましょうと言って戦争に連れてきてくれたアリシア。なにを経験だなどと、格好つけた理由を口にしたのだろう。アリシアの身を癒す以外に、同行の理由などなかったはずなのに。
今まで以上の凄惨な光景を見ることになるかもしれない、と言われてなんと答えたか。覚悟しています、と答えたのだ。
一体なんの覚悟をしていたというか。アリシアがこんな姿になることも、覚悟しなければいけなかったというのに。そしてそれを回避する為に、尽力しなければいけなかったというのに。
(すべての責任は、私にある……)
ルティーは冷たい屍に触れる。
アリシアの手は大きく、ルティーの小さな手では包み込むのは不可能だった。
「ずっと、おそばに……いようと……」
決めていましたのに……と言葉を詰まらせ、ルティーは遺体に寄りかかった。
「……ごめん……」
先ほどまでアリシアを抱きかかえていた男は、その一言だけを告げると、どこかへ去っていった。
ルティーはそっと顔を上げ、ジャンの後ろ姿を見送る。彼はアリシアと、恋人同士だったのだ。彼との結婚の際に着るドレスを、ルティーは選ぶはずだった。
「ジャンさん……ごめん、なさい……!」
謝っても償いきれないほどの、大きな罪を犯してしまった。
自分には、覚悟が足りなかったのだ。すべてを犠牲にしてでも、大切な人を救うという覚悟が。助けると決めた人を必ず救うという、水の魔法士としての矜持が。
どうすれば許されるだろうか。この罪を、どうすれば贖うことができるのか。
答えが出ぬまま、ルティーはアリシアの側で、いつまでも泣いていた。
0
あなたにおすすめの小説
遡ったのは君だけじゃない。離縁状を置いて出ていった妻ーー始まりは、そこからだった。
沼野 花
恋愛
夫と子供たちに、選ばれなかったイネス。
すべてを愛人に奪われ、彼女は限界を迎え、屋敷を去る。
だが、その先に待っていたのは、救いではなかった。
イネスを襲った、取り返しのつかない出来事。
変わり果てた現実を前に、
夫はようやく、自分が何を失ったのかを思い知る。
深い後悔と悲しみに苛まれながら、
失ったイネスの心を取り戻そうとする夫。
しかし、彼女の心はすでに、外の世界へと向かっていた。
贖罪を背負いながらもイネスを求め続ける夫。
そして、母の心を知っていく子供たち。
イネスが求める愛とは、
そして、幸せとは――。
魔法師団長の家政婦辞めたら溺愛されました
iru
恋愛
小説家になろうですでに完結済みの作品です。よければお気に入りブックマークなどお願いします。
両親と旅をしている途中、魔物に襲われているところを、魔法師団に助けられたティナ。
両親は亡くなってしまったが、両親が命をかけて守ってくれた自分の命を無駄にせず強く生きていこうと決めた。
しかし、肉親も家もないティナが途方に暮れていると、魔物から助けてくれ、怪我の入院まで面倒を見てくれた魔法師団の団長レオニスから彼の家政婦として住み込みで働かないと誘われた。
魔物から助けられた時から、ひどく憧れていたレオニスの誘いを、ティナはありがたく受ける事にした。
自分はただの家政婦だと強く言い聞かせて、日に日に膨らむ恋心を抑え込むティナだった。
一方、レオニスもティナにどんどん惹かれていっていた。
初めはなくなった妹のようで放っては置けないと家政婦として雇ったが、その健気な様子に強く惹かれていった。
恋人になりたいが、年上で雇い主。
もしティナも同じ気持ちでないなら仕事まで奪ってしまうのではないか。
そんな思いで一歩踏み出せないレオニスだった。
そんな中ある噂から、ティナはレオニスの家政婦を辞めて家を出る決意をする。
レオニスは思いを伝えてティナを引き止めることができるのか?
両片思いのすれ違いのお話です。
虚弱体質?の脇役令嬢に転生したので、食事療法を始めました
たくわん
恋愛
「跡継ぎを産めない貴女とは結婚できない」婚約者である公爵嫡男アレクシスから、冷酷に告げられた婚約破棄。その場で新しい婚約者まで紹介される屈辱。病弱な侯爵令嬢セラフィーナは、社交界の哀れみと嘲笑の的となった。
【完結】番である私の旦那様
桜もふ
恋愛
異世界であるミーストの世界最強なのが黒竜族!
黒竜族の第一皇子、オパール・ブラック・オニキス(愛称:オール)の番をミースト神が異世界転移させた、それが『私』だ。
バールナ公爵の元へ養女として出向く事になるのだが、1人娘であった義妹が最後まで『自分』が黒竜族の番だと思い込み、魅了の力を使って男性を味方に付け、なにかと嫌味や嫌がらせをして来る。
オールは政務が忙しい身ではあるが、溺愛している私の送り迎えだけは必須事項みたい。
気が抜けるほど甘々なのに、義妹に邪魔されっぱなし。
でも神様からは特別なチートを貰い、世界最強の黒竜族の番に相応しい子になろうと頑張るのだが、なぜかディロ-ルの侯爵子息に学園主催の舞踏会で「お前との婚約を破棄する!」なんて訳の分からない事を言われるし、義妹は最後の最後まで頭お花畑状態で、オールを手に入れようと男の元を転々としながら、絡んで来ます!(鬱陶しいくらい来ます!)
大好きな乙女ゲームや異世界の漫画に出てくる「私がヒロインよ!」な頭の変な……じゃなかった、変わった義妹もいるし、何と言っても、この世界の料理はマズイ、不味すぎるのです!
神様から貰った、特別なスキルを使って異世界の皆と地球へ行き来したり、地球での家族と異世界へ行き来しながら、日本で得た知識や得意な家事(食事)などを、この世界でオールと一緒に自由にのんびりと生きて行こうと思います。
前半は転移する前の私生活から始まります。
【完結】シロツメ草の花冠
彩華(あやはな)
恋愛
夏休みを開けにあったミリアは別人となって「聖女」の隣に立っていた・・・。
彼女の身に何があったのか・・・。
*ミリア視点は最初のみ、主に聖女サシャ、婚約者アルト視点侍女マヤ視点で書かれています。
後半・・・切ない・・・。タオルまたはティッシュをご用意ください。
有能女官の赴任先は辺境伯領
たぬきち25番
恋愛
お気に入り1000ありがとうございます!!
お礼SS追加決定のため終了取下げいたします。
皆様、お気に入り登録ありがとうございました。
現在、お礼SSの準備中です。少々お待ちください。
辺境伯領の当主が他界。代わりに領主になったのは元騎士団の隊長ギルベルト(26)
ずっと騎士団に在籍して領のことなど右も左もわからない。
そのため新しい辺境伯様は帳簿も書類も不備ばかり。しかも辺境伯領は王国の端なので修正も大変。
そこで仕事を終わらせるために、腕っぷしに定評のあるギリギリ貴族の男爵出身の女官ライラ(18)が辺境伯領に出向くことになった。
だがそこでライラを待っていたのは、元騎士とは思えないほどつかみどころのない辺境伯様と、前辺境伯夫妻の忘れ形見の3人のこどもたち(14歳男子、9歳男子、6歳女子)だった。
仕事のわからない辺境伯を助けながら、こどもたちの生活を助けたり、魔物を倒したり!?
そしていつしか、ライラと辺境伯やこどもたちとの関係が変わっていく……
※お待たせしました。
※他サイト様にも掲載中
王宮侍女は穴に落ちる
斑猫
恋愛
婚約破棄されたうえ養家を追い出された
アニエスは王宮で運良く職を得る。
呪われた王女と呼ばれるエリザベ―ト付き
の侍女として。
忙しく働く毎日にやりがいを感じていた。
ところが、ある日ちょっとした諍いから
突き飛ばされて怪しい穴に落ちてしまう。
ちょっと、とぼけた主人公が足フェチな
俺様系騎士団長にいじめ……いや、溺愛され
るお話です。
背徳の恋のあとで
ひかり芽衣
恋愛
『愛人を作ることは、家族を維持するために必要なことなのかもしれない』
恋愛小説が好きで純愛を夢見ていた男爵家の一人娘アリーナは、いつの間にかそう考えるようになっていた。
自分が子供を産むまでは……
物心ついた時から愛人に現を抜かす父にかわり、父の仕事までこなす母。母のことを尊敬し真っ直ぐに育ったアリーナは、完璧な母にも唯一弱音を吐ける人物がいることを知る。
母の恋に衝撃を受ける中、予期せぬ相手とのアリーナの初恋。
そして、ずっとアリーナのよき相談相手である図書館管理者との距離も次第に近づいていき……
不倫が身近な存在の今、結婚を、夫婦を、子どもの存在を……あなたはどう考えていますか?
※アリーナの幸せを一緒に見届けて下さると嬉しいです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる