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Cold outside,warm inside
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【前回までのあらすじ】
遂に監視AIがこの世界に2人の是正する者を遣わした。
目的は転生者全員の抹殺、冒険者にとっては正に願ったり叶ったりなのだが...。
監視AIが世界の是正に動いた事などまるで知る由も無いマチルダ達は、とある宿で宿泊していた。。
アスタロトとグディオンは毎夜の訓練を欠かしていなかった。。
ターニャ「今日はこれくらいにしておきましょう」
今晩のメニューはアイテムで拳にバフをかけ、相手のお腹を思いっきり殴る、というまたも原始的な訓練だったw
グディオン「うっ、は、吐きそう...」
アスタロト「わた、私も...。ところでこれにはどんな意味があるの?? わざわざ拳じゃなくても師匠が得意な初級魔法のキックアウトとかでいいんじゃない??」
ターニャ「お腹を殴る事で魔力の減衰を減らす効果と相手が近接タイプだった場合の対処訓練ですわ」
グディオン「どゆこと??」
ターニャ「先日戦ったチラウトのように一瞬で間を詰められると魔法など間に合いません。そういう場合、体が勝手に体術で対応出来るように拳打の練習をしておく必要があります」
アスタロト「なるほどね。。それよりどうして師匠はキックアウトなんて初級魔法しか使わないんだろ? もうメテオライト使えるくらい結構な魔力持ってるはずだけど...」
ターニャ「何ですか、ご存じなかったのですか? 彼女がキックアウトを主力としている理由は4つほどありますわ、当ててみて下さい」
グディオン「4つも!?w う~~ん、球投げるのが得意だから??」
ターニャ「一番当てるのが難しいと思ってた答えが最初に出ましたねw そうです、彼女は異世界の野球という球を投げるスポーツを嗜んでいたそうですわ。他には??」
アスタロト「コスパがいいから、かな??」
ターニャ「それも正解です。消費MPが極めて低いためある程度乱発が可能です。長期戦を想定しての戦法でしょう。彼女らしい合理的な思考ですわ」
アスタロト「なるほど~。他2つは?」
ターニャ「ひとつは魔法の射出時間が短い事。初級魔法は溜めなどほぼ必要ありませんから。そしてもうひとつは鍛え上げる事で光弾の威力と速度を徹底的に磨いていけること。彼女は毎晩寝る前に必ずキックアウト50球の投げ込みを欠かさず行っておりますわ」
グディオン「そういえば1人でたまにやってるの見たことある。まさか毎晩やってたなんて...」
ターニャ「ただ、どこまでいっても初級魔法。牽制と足止めをメインにしてななこさんの体術のサポートが主目的でしょう。彼女は戦闘を少しでも有利にするため、必要な努力は怠らず、思慮深い女性ですわ」
その時、宿の中から声がする。
マチルダ「お主ら、中に入れ。話がある」
グディオン「その口調はおばあちゃん?」
アペプが憑依したマチルダに促され、一同は宿内に戻る。
アペプ「お主らにとって幸か不幸かはまだ測りかねるが、世に大きな変革が起こりそうじゃ」
アペプは監視AIが生み出した化け物について説明をする。
ななこ「突然現れた、か。システムが生み出した生物ね、きっと」
アペプ「うむ。ひとつ言える事はこの世界で太刀打ちできる者はおらぬ強さ、という事じゃ」
ターニャ「ほほぅ。それは聞き捨てならんのぅ」
アスタロト「ターニャちゃん、あれが出てる出てるw」
アペプ「すべての会話は把握出来なんだが2つ分かった事がある。彼女らの目的は転生者全員の抹殺である事、そして冒険者であるお主らに手は出せぬ、という事のようじゃ」
ななこ「な~んだ、じゃあむしろ味方とも言えるんじゃない?」
アペプ「現状はそうかも知れぬな。特に彼女らはさやかとたまきをこの世界の最危険分子と認識しておるようじゃ」
ななこ「マチもさやかはかなり厄介だって言ってた。。うまくいけば魔王軍の戦力もだいぶ低下するかも...」
アペプ「魔王軍がどう出るかじゃな。。素直にさやかを差し出すか、仲間と認識してかばうのか...。また何か分かったら共有してしんぜるので毎日欠かさずワシを呼ぶようにな、じゃあの」
いつもアペプは風の様に去る。。
人との会話よりも1秒でも早く世界のトレンドを追いたいからだw
グディオン「おばあちゃん、一体どれだけ世界を監視してるんだろ??」
マチルダ「おそらく凄い数よ。でもマイアム島はこの世界のサーバーがある島だからトレンド関係なくちゃんと監視してたみたい、それが奏功したのね」
アスタロト「.....」
マチルダ(んっ??)
マチルダは今の話を聞いたアスタロトが伏し目がちになったのを見逃さなかったが、本人から話す気になるまで見て見ぬフリする事にした。。
しかしその夜、マチルダはアスタロトの部屋に突撃した。。
マチルダ「だぁ~~、気になって寝れんわ!! 何が気になってるのよあんたぁ!!」
アスタロト「し、師匠??」
マチルダ「何? 転生者に知り合いでもいるの?? 素直に白状なさい!!」
アスタロト「やっぱ師匠には隠せないか...。実はジャンマーを私に教えてくれた恩人が異世界人なの」
マチルダ「それだけ??」
アスタロト「私は...悪魔族なのに何も夢中になる物がなくって...。悪魔族にとってそれって毎日が苦痛そのものなの。。そんな時にたまたま知り合った異世界人にジャンマーを教えてもらって...。私にしたら命の恩人以上の恩を感じてる...」
マチルダ「...分かった、行くよ、準備なさい!!」
アスタロト「へっ? こんな夜中に行くってどこへ?? それに皆寝て...」
マチルダ「決まってるでしょ、保護しに行くのよ、全員叩き起こしてね!!」
アスタロト「師匠...」
アスタロトはいつかのななこの話を思い出していた。。
ななこ「マチは見た目も言動も冷たくて薄情に見えるでしょ?実は真逆、どっちかというと私の方が冷静なくらいw」
そういえばチラウトとの戦闘中も私達がやられてメチャクチャ怒ってたなぁ...あれがツンデレってやつかな?
まぁ少しツンデレの概念とは違うが、マチルダの独断で急遽アスタロトの恩人である異世界人を保護に向かうのだった。。
......................
【補足コーナー】
・腹へのダメージを普段から受ける事でいざ実戦で腹にダメージを負っても魔力減衰が抑えられるであろうという、何のエビデンスもない訓練w
・魔法には威力の限界があるが、マチルダのように適性がありかつ使い続ける事で限界突破した威力を得る事も稀にある、本当に稀にw
・アペプの監視能力は音声までは聞き取れないが読唇術で会話の内容を把握していた
・マチルダは自身のそういった性格を自覚しているため、今までのゲーム攻略では現地での仲間は極力作らず、ななこと2人で攻略してきた
遂に監視AIがこの世界に2人の是正する者を遣わした。
目的は転生者全員の抹殺、冒険者にとっては正に願ったり叶ったりなのだが...。
監視AIが世界の是正に動いた事などまるで知る由も無いマチルダ達は、とある宿で宿泊していた。。
アスタロトとグディオンは毎夜の訓練を欠かしていなかった。。
ターニャ「今日はこれくらいにしておきましょう」
今晩のメニューはアイテムで拳にバフをかけ、相手のお腹を思いっきり殴る、というまたも原始的な訓練だったw
グディオン「うっ、は、吐きそう...」
アスタロト「わた、私も...。ところでこれにはどんな意味があるの?? わざわざ拳じゃなくても師匠が得意な初級魔法のキックアウトとかでいいんじゃない??」
ターニャ「お腹を殴る事で魔力の減衰を減らす効果と相手が近接タイプだった場合の対処訓練ですわ」
グディオン「どゆこと??」
ターニャ「先日戦ったチラウトのように一瞬で間を詰められると魔法など間に合いません。そういう場合、体が勝手に体術で対応出来るように拳打の練習をしておく必要があります」
アスタロト「なるほどね。。それよりどうして師匠はキックアウトなんて初級魔法しか使わないんだろ? もうメテオライト使えるくらい結構な魔力持ってるはずだけど...」
ターニャ「何ですか、ご存じなかったのですか? 彼女がキックアウトを主力としている理由は4つほどありますわ、当ててみて下さい」
グディオン「4つも!?w う~~ん、球投げるのが得意だから??」
ターニャ「一番当てるのが難しいと思ってた答えが最初に出ましたねw そうです、彼女は異世界の野球という球を投げるスポーツを嗜んでいたそうですわ。他には??」
アスタロト「コスパがいいから、かな??」
ターニャ「それも正解です。消費MPが極めて低いためある程度乱発が可能です。長期戦を想定しての戦法でしょう。彼女らしい合理的な思考ですわ」
アスタロト「なるほど~。他2つは?」
ターニャ「ひとつは魔法の射出時間が短い事。初級魔法は溜めなどほぼ必要ありませんから。そしてもうひとつは鍛え上げる事で光弾の威力と速度を徹底的に磨いていけること。彼女は毎晩寝る前に必ずキックアウト50球の投げ込みを欠かさず行っておりますわ」
グディオン「そういえば1人でたまにやってるの見たことある。まさか毎晩やってたなんて...」
ターニャ「ただ、どこまでいっても初級魔法。牽制と足止めをメインにしてななこさんの体術のサポートが主目的でしょう。彼女は戦闘を少しでも有利にするため、必要な努力は怠らず、思慮深い女性ですわ」
その時、宿の中から声がする。
マチルダ「お主ら、中に入れ。話がある」
グディオン「その口調はおばあちゃん?」
アペプが憑依したマチルダに促され、一同は宿内に戻る。
アペプ「お主らにとって幸か不幸かはまだ測りかねるが、世に大きな変革が起こりそうじゃ」
アペプは監視AIが生み出した化け物について説明をする。
ななこ「突然現れた、か。システムが生み出した生物ね、きっと」
アペプ「うむ。ひとつ言える事はこの世界で太刀打ちできる者はおらぬ強さ、という事じゃ」
ターニャ「ほほぅ。それは聞き捨てならんのぅ」
アスタロト「ターニャちゃん、あれが出てる出てるw」
アペプ「すべての会話は把握出来なんだが2つ分かった事がある。彼女らの目的は転生者全員の抹殺である事、そして冒険者であるお主らに手は出せぬ、という事のようじゃ」
ななこ「な~んだ、じゃあむしろ味方とも言えるんじゃない?」
アペプ「現状はそうかも知れぬな。特に彼女らはさやかとたまきをこの世界の最危険分子と認識しておるようじゃ」
ななこ「マチもさやかはかなり厄介だって言ってた。。うまくいけば魔王軍の戦力もだいぶ低下するかも...」
アペプ「魔王軍がどう出るかじゃな。。素直にさやかを差し出すか、仲間と認識してかばうのか...。また何か分かったら共有してしんぜるので毎日欠かさずワシを呼ぶようにな、じゃあの」
いつもアペプは風の様に去る。。
人との会話よりも1秒でも早く世界のトレンドを追いたいからだw
グディオン「おばあちゃん、一体どれだけ世界を監視してるんだろ??」
マチルダ「おそらく凄い数よ。でもマイアム島はこの世界のサーバーがある島だからトレンド関係なくちゃんと監視してたみたい、それが奏功したのね」
アスタロト「.....」
マチルダ(んっ??)
マチルダは今の話を聞いたアスタロトが伏し目がちになったのを見逃さなかったが、本人から話す気になるまで見て見ぬフリする事にした。。
しかしその夜、マチルダはアスタロトの部屋に突撃した。。
マチルダ「だぁ~~、気になって寝れんわ!! 何が気になってるのよあんたぁ!!」
アスタロト「し、師匠??」
マチルダ「何? 転生者に知り合いでもいるの?? 素直に白状なさい!!」
アスタロト「やっぱ師匠には隠せないか...。実はジャンマーを私に教えてくれた恩人が異世界人なの」
マチルダ「それだけ??」
アスタロト「私は...悪魔族なのに何も夢中になる物がなくって...。悪魔族にとってそれって毎日が苦痛そのものなの。。そんな時にたまたま知り合った異世界人にジャンマーを教えてもらって...。私にしたら命の恩人以上の恩を感じてる...」
マチルダ「...分かった、行くよ、準備なさい!!」
アスタロト「へっ? こんな夜中に行くってどこへ?? それに皆寝て...」
マチルダ「決まってるでしょ、保護しに行くのよ、全員叩き起こしてね!!」
アスタロト「師匠...」
アスタロトはいつかのななこの話を思い出していた。。
ななこ「マチは見た目も言動も冷たくて薄情に見えるでしょ?実は真逆、どっちかというと私の方が冷静なくらいw」
そういえばチラウトとの戦闘中も私達がやられてメチャクチャ怒ってたなぁ...あれがツンデレってやつかな?
まぁ少しツンデレの概念とは違うが、マチルダの独断で急遽アスタロトの恩人である異世界人を保護に向かうのだった。。
......................
【補足コーナー】
・腹へのダメージを普段から受ける事でいざ実戦で腹にダメージを負っても魔力減衰が抑えられるであろうという、何のエビデンスもない訓練w
・魔法には威力の限界があるが、マチルダのように適性がありかつ使い続ける事で限界突破した威力を得る事も稀にある、本当に稀にw
・アペプの監視能力は音声までは聞き取れないが読唇術で会話の内容を把握していた
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