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真面目な光秀の気持ちが分からない私はきっと不真面目なのかも知れませんが、本能寺の焼け跡を一生懸命探したようです。
そこで少し時間食ってしまってます。
秀吉に情報操作されてます。
中国にいた秀吉が正確な情報知るわけないと思いますので、首級が見つからないという状況を知り得ていたとは思いませんが、信長父子は家臣の奮闘で無事に逃げたと虚報を流したようです。
この時代、正確な情報知ってる奴なんかいる訳ないというのを利用するとこが秀吉ですね。
信長父子の首級が見つらかなかったといのが、そもそも意味分かりませんし。
だって見つかっても黒焦げで、ここら辺にあったから信長のじゃね?という感じで相当ざっくりしちゃいますから。
なので、私だったら写真無い時代で信長の顔間近で見た人そんなにいないし、皆髭生やして髪型一緒なんだから、別人の首でも晒しておけば良かったのにって思っちゃいます。
だってニセ物でも黒焦げよりはマシでしょう。
阿弥陀寺の清玉上人の話も面白いです。
本能寺の裏口から入ったら、数人の若侍が何か燃やしていたと。庭で......。
何燃やしてんの?って聞くと信長の遺体を燃やしているとの事。
清玉上人はそれを聞き、じゃあ私が遺体を運び供養しますと よいこらせと持って行ったから信長の首級は見つからなかったとも言われています。
かなりツッコミどころ満載ですが、敢えて先ずツッコミたいのは庭で焼いているという点。
焼き芋を家の中で作っていたら、お母ちゃんに怒られます。
でも、本能寺の場合、わざわざ庭で燃やす意味が分からない。
しかも、燃やしかけていたのを、「うあっちちちー」と言いながら消して、半分黒焦げになった信長の遺体を清玉上人とその他の坊さん達で阿弥陀寺まで運ぶというシュールな光景を、明智の兵達は誰も見咎めなかったのか?という疑問が沸いてきてしまいます。
なので、信長は普通に自刃して火を掛けさせ、火薬で首や遺体は爆破されたというポピュラーな説を採用しました。
そこで戻ってくるのが蘭丸の役割と蘭丸の最期です。
蘭丸を討ち取ったと伝わる、長可アニキのような性格に難ありの安田作兵衛のその後の逸話は凄いです。
彼は本能寺で傷を負い、山崎の戦いに出なかったので生き残り、森家にまで仕官し、しかも確か信長の孫にまで仕え、性格に難ありの為、転職を繰り返した挙げ句、何年後かの6月2日に本能寺の呪いで死んだ事になってる人です。
傷を負った事も、蘭丸を討ち取った事も先ず先ずの信憑性を感じますが、蘭丸を討ち取った人間が四方田又兵衛という人で記されている場合もあります。
小説内でも、記されている蘭丸最期の戦いぶりも、安田作兵衛と戦っていて、倒れたところを、別の兵に斬られたという流れになっているので、確かにどっちが討ったのってなるとは思います。
蘭丸や信長の最期の様子や戦いについては「鳩巣小説」や「武将感伏記」とかに載っています。
鳩巣小説では蘭丸ファッションチェックとばかりに最期のファッションにも触れています。
白い小袖に修善寺紙の平元結いに茶筅髷と記されています。
そして天井が落ちて来て槍が降ってきたとか。
安田作兵衛との戦い振りも勿論記された儘の雰囲気で小説に書いていますので、蘭丸の槍が作兵衛の××××を貫いたのも本当に書かれています。
しかも面白いのが鳩巣小説の場合は蘭丸のファッションも、槍が落ちてきたのも本当の事で、「戴恩記」という松永貞徳が書いた書にも大体そんな事が書いてあるので本当ですと念押ししてるのが凄いです。
蘭丸を討ち取った安田作兵衛が江戸時代まで生き残ったから、最期の様子についても彼自身の口からも語られたと思われ、彼が負った傷は蘭丸が付けた可能性は高いとは思います。
それに場所が場所だけに、×××をやられたと普通嘘で言うとは思えません。
そして、蘭丸と作兵衛の役割を考えると、信長の側に最後までいたのは蘭丸の可能性は高いです。
つまり、他の小姓が戦う間、信長の側を守る人間が当然いる筈なので、その役割は蘭丸という事になるとは思います。
安田作兵衛と本城惣右衛門のモチベーションは全然違いますから、安田作兵衛は本能寺に火が掛けられても最後まで信長の首級を諦めなかったと予想されます。
蘭丸が明智三羽烏の一人と死闘を繰り広げるなんて出来すぎじゃない?本当は雑兵に討たれたんじゃないの?と思ってしまいがちですが、雑兵ごときでは、奥の奥で守られている信長のところまで辿り着き、向かっていくモチベーションは期待出来ないでしょう。
それに腕も立つけど、いい性格してる安田作兵衛に戦いに出れなくなる程の傷を負わせるなんて、余程死闘を繰り広げたであろう相手しか考えられないので蘭丸である可能性は高いと思います。
蘭丸の髪型と服装について、確かにこうだったんですよーと念押しする必要があるのかどうかはさておき。
BL 的に見れば美味しいネタではあります。
実は松永貞徳の戴恩記を読んでみましたが、ファッションチェックはされていませんでした。
本能寺に関して非常にあっさりとした記述しかないです。
松永貞徳自身は蘭丸より僅か六歳年下で、バリバリ当時の人間で、現存する物以外に別冊の戴恩記があったという事なのかもしれません。
B L 的に美味しいというのは、蘭丸の髪に付けられていた修善寺紙の平元結が元服前であった事を物語っているからです。
形状は分かりやすく言えば、リボンです。
女性や元服前の少年でないと似合いません。
成人男性が付けるとバカ殿っぽくなってしまいますので、調べた限りでは成人男性の服飾として実例がそもそも出てきません。
蘭丸の諱、「成利」がある以上、元服していたのでは?という説もあるのですが、書物にははっきりと元服していなかったと書かれているものもあります。
江戸時代に書かれた軍記物などの信憑性はともかく「長定」という諱で認識されていて、幼名だけでなく諱があるのにも関わらず、元服していなかったと普通に思われていた事になります。
前髪を剃りあげた月代よりも、小説的には前髪が付いていた方が絵的に美しいので元服していなかった説を採用しています。
蘭丸に介錯をさせるかさせないかで悩みました。
ずっと介錯出来なかった事にしようと決めていたのにやらせる事にしたのは、不動行光で、ある意味信長を守ったという形にした方が良いかなと思いまして。
本能寺の人手の少なさを考えると、介錯すらしてる暇ないんじゃないと思ってしまいますが、やるとしたら蘭丸か伴太郎左衛門になるのかとは思います。
忍者は火器の扱いに長けているというので、信長の遺体を何らかの形で消滅させるのに伴太郎左衛門は一役買っているように感じます。
そこで少し時間食ってしまってます。
秀吉に情報操作されてます。
中国にいた秀吉が正確な情報知るわけないと思いますので、首級が見つからないという状況を知り得ていたとは思いませんが、信長父子は家臣の奮闘で無事に逃げたと虚報を流したようです。
この時代、正確な情報知ってる奴なんかいる訳ないというのを利用するとこが秀吉ですね。
信長父子の首級が見つらかなかったといのが、そもそも意味分かりませんし。
だって見つかっても黒焦げで、ここら辺にあったから信長のじゃね?という感じで相当ざっくりしちゃいますから。
なので、私だったら写真無い時代で信長の顔間近で見た人そんなにいないし、皆髭生やして髪型一緒なんだから、別人の首でも晒しておけば良かったのにって思っちゃいます。
だってニセ物でも黒焦げよりはマシでしょう。
阿弥陀寺の清玉上人の話も面白いです。
本能寺の裏口から入ったら、数人の若侍が何か燃やしていたと。庭で......。
何燃やしてんの?って聞くと信長の遺体を燃やしているとの事。
清玉上人はそれを聞き、じゃあ私が遺体を運び供養しますと よいこらせと持って行ったから信長の首級は見つからなかったとも言われています。
かなりツッコミどころ満載ですが、敢えて先ずツッコミたいのは庭で焼いているという点。
焼き芋を家の中で作っていたら、お母ちゃんに怒られます。
でも、本能寺の場合、わざわざ庭で燃やす意味が分からない。
しかも、燃やしかけていたのを、「うあっちちちー」と言いながら消して、半分黒焦げになった信長の遺体を清玉上人とその他の坊さん達で阿弥陀寺まで運ぶというシュールな光景を、明智の兵達は誰も見咎めなかったのか?という疑問が沸いてきてしまいます。
なので、信長は普通に自刃して火を掛けさせ、火薬で首や遺体は爆破されたというポピュラーな説を採用しました。
そこで戻ってくるのが蘭丸の役割と蘭丸の最期です。
蘭丸を討ち取ったと伝わる、長可アニキのような性格に難ありの安田作兵衛のその後の逸話は凄いです。
彼は本能寺で傷を負い、山崎の戦いに出なかったので生き残り、森家にまで仕官し、しかも確か信長の孫にまで仕え、性格に難ありの為、転職を繰り返した挙げ句、何年後かの6月2日に本能寺の呪いで死んだ事になってる人です。
傷を負った事も、蘭丸を討ち取った事も先ず先ずの信憑性を感じますが、蘭丸を討ち取った人間が四方田又兵衛という人で記されている場合もあります。
小説内でも、記されている蘭丸最期の戦いぶりも、安田作兵衛と戦っていて、倒れたところを、別の兵に斬られたという流れになっているので、確かにどっちが討ったのってなるとは思います。
蘭丸や信長の最期の様子や戦いについては「鳩巣小説」や「武将感伏記」とかに載っています。
鳩巣小説では蘭丸ファッションチェックとばかりに最期のファッションにも触れています。
白い小袖に修善寺紙の平元結いに茶筅髷と記されています。
そして天井が落ちて来て槍が降ってきたとか。
安田作兵衛との戦い振りも勿論記された儘の雰囲気で小説に書いていますので、蘭丸の槍が作兵衛の××××を貫いたのも本当に書かれています。
しかも面白いのが鳩巣小説の場合は蘭丸のファッションも、槍が落ちてきたのも本当の事で、「戴恩記」という松永貞徳が書いた書にも大体そんな事が書いてあるので本当ですと念押ししてるのが凄いです。
蘭丸を討ち取った安田作兵衛が江戸時代まで生き残ったから、最期の様子についても彼自身の口からも語られたと思われ、彼が負った傷は蘭丸が付けた可能性は高いとは思います。
それに場所が場所だけに、×××をやられたと普通嘘で言うとは思えません。
そして、蘭丸と作兵衛の役割を考えると、信長の側に最後までいたのは蘭丸の可能性は高いです。
つまり、他の小姓が戦う間、信長の側を守る人間が当然いる筈なので、その役割は蘭丸という事になるとは思います。
安田作兵衛と本城惣右衛門のモチベーションは全然違いますから、安田作兵衛は本能寺に火が掛けられても最後まで信長の首級を諦めなかったと予想されます。
蘭丸が明智三羽烏の一人と死闘を繰り広げるなんて出来すぎじゃない?本当は雑兵に討たれたんじゃないの?と思ってしまいがちですが、雑兵ごときでは、奥の奥で守られている信長のところまで辿り着き、向かっていくモチベーションは期待出来ないでしょう。
それに腕も立つけど、いい性格してる安田作兵衛に戦いに出れなくなる程の傷を負わせるなんて、余程死闘を繰り広げたであろう相手しか考えられないので蘭丸である可能性は高いと思います。
蘭丸の髪型と服装について、確かにこうだったんですよーと念押しする必要があるのかどうかはさておき。
BL 的に見れば美味しいネタではあります。
実は松永貞徳の戴恩記を読んでみましたが、ファッションチェックはされていませんでした。
本能寺に関して非常にあっさりとした記述しかないです。
松永貞徳自身は蘭丸より僅か六歳年下で、バリバリ当時の人間で、現存する物以外に別冊の戴恩記があったという事なのかもしれません。
B L 的に美味しいというのは、蘭丸の髪に付けられていた修善寺紙の平元結が元服前であった事を物語っているからです。
形状は分かりやすく言えば、リボンです。
女性や元服前の少年でないと似合いません。
成人男性が付けるとバカ殿っぽくなってしまいますので、調べた限りでは成人男性の服飾として実例がそもそも出てきません。
蘭丸の諱、「成利」がある以上、元服していたのでは?という説もあるのですが、書物にははっきりと元服していなかったと書かれているものもあります。
江戸時代に書かれた軍記物などの信憑性はともかく「長定」という諱で認識されていて、幼名だけでなく諱があるのにも関わらず、元服していなかったと普通に思われていた事になります。
前髪を剃りあげた月代よりも、小説的には前髪が付いていた方が絵的に美しいので元服していなかった説を採用しています。
蘭丸に介錯をさせるかさせないかで悩みました。
ずっと介錯出来なかった事にしようと決めていたのにやらせる事にしたのは、不動行光で、ある意味信長を守ったという形にした方が良いかなと思いまして。
本能寺の人手の少なさを考えると、介錯すらしてる暇ないんじゃないと思ってしまいますが、やるとしたら蘭丸か伴太郎左衛門になるのかとは思います。
忍者は火器の扱いに長けているというので、信長の遺体を何らかの形で消滅させるのに伴太郎左衛門は一役買っているように感じます。
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