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第二章
狼の寵愛①
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仕事をしているギンさんは私に接する時の雰囲気は全く無く、部下にも厳しい人だった。
私と年齢も6歳くらいしか違わないのにテキパキと仕事をこなしているその姿を残り数個となったマカロンを食べながら見ていた。
彼は仕事に熱中している為、私の視線に気づいている様子は全く無い。
「……なんで、仕事する事になったの。」
口からポロリと出たのは純粋な疑問だった。
まだ学生でもおかしくない年で仕事をする事になった理由を知りたくなって。
自分から問い掛ける事はあまりない為、彼も驚いた表情をして手を止めた。
「…何で、か。」
「…うん」
「父親が一昨年、急病で亡くなったんだ。そこから息子の俺が全て引き継ぐ事になって…今に至る。」
「そうなんだ、」
ギンさんは目を閉じて、一呼吸置いた後にそれを口にした。
お父さんが亡くなったんだ…。
何だか、在り来りな話…。
そう思いながら返事をして目を逸らすと、彼の方から小さな溜め息が聞こえてきた。
心做しか、それが少し安心したようなものにも聞こえて振り返ると…。
「……それ以上は、まだ話せない。」
「…、」
「せっかく話し掛けてくれたのに、すまない…。」
悲しげに瞳が揺らいでいる彼の口は、線引きをする言葉を放ったのだった。
ギンさんから線引きをされたとしても、寂しい気持ちを抱くわけではなく。まあいっか、と思いながら顔の向きを元に戻して、マカロンを頬張った。
その行動に特に意味は無く、普通にさっきの話を流したくらいだった。
それ以上は踏み込んで欲しくなさそうだったから、こちらも配慮をしたつもりだったのだ。
「…すまない、」
「っ、わ、」
それをギンさんはどう捉えたのか、パソコンを急いで閉じ、私の事を抱き締めてきたのだ。
マカロンを食べていた私は驚き、んぐっと口の中に入っていたものを急いで飲み込んで、傍にきたその人の顔を見上げた。
すると、瞳を揺らがせて私を見つめるギンさんがいて、視線が絡むと、綺麗な顔がゆっくり降りて来る。
あ、キスされるーー、
直感して反射的に目を瞑り、逃げるように顎を引くと、ペロリと何かが私の唇を這う。
熱いそれは私の口を割って侵入し、ねっとりと歯列をなぞっていく。
「…ぁ…んっ、」
「…甘い」
薄目を開くと切羽詰まった表情でキスをしているギンさんがいて、今にも泣きそうなその人に戸惑いを抱く。
もしかして、あの話はタブーだったのだろうか。
本当に聞いてはいけない内容のものだったのではないのか…。
それくらいに余裕が無いギンさんを目の前にして、私はどうすればいいのか分からなくなってしまい、しばらくキスを受け続けていた。
「……ふっ、ぁっ、」
けれど、ワンピースの中に手が忍び込み、胸元にギンさんの手が触れた時、ハッ、と正気に戻った。
私はどうしてこの人を受け入れるような真似を続けていたのだろう…?
この人は復讐相手。
いつかは殺す人なのに、ここまで気を許してはいけないだろう。
心ではそう思っているはずなのに、ギンさんの手が胸の頂を摘んだ瞬間、何故かヒートの時みたいに身体が熱くなってきたのだ。
呼吸も苦しい。
心臓も、はち切れそうなくらいに鳴っている。
何もされてないのに下着も濡れ、ギンさんを受け入れる体制になっていく身体を見て思った。
「ぁっ、あぁっ、」
「…ルビー、」
これは、紛れもなくヒートだと。
今の私からはフェロモンが出ていて、ギンさんもそれにあてられているのではないか、と。
でもヒートはこの間来たばかりなのに、どうしてまた…。
「……ぁっ、いやぁっ、」
右肩の痛みも快感と化してしまったらしく、ソファに押し倒されても、快楽以外に何も感じなった。
胸を両方揉みしだかれながら、腰に硬いものを押し付けられ、涙がじわりと滲む。
駄目なのにーー。
許してはいけないのにーー。
下着の間から入り込んだ硬い杭は突起と蜜口を擦り、いやらしい音を奏で始めた。
私と年齢も6歳くらいしか違わないのにテキパキと仕事をこなしているその姿を残り数個となったマカロンを食べながら見ていた。
彼は仕事に熱中している為、私の視線に気づいている様子は全く無い。
「……なんで、仕事する事になったの。」
口からポロリと出たのは純粋な疑問だった。
まだ学生でもおかしくない年で仕事をする事になった理由を知りたくなって。
自分から問い掛ける事はあまりない為、彼も驚いた表情をして手を止めた。
「…何で、か。」
「…うん」
「父親が一昨年、急病で亡くなったんだ。そこから息子の俺が全て引き継ぐ事になって…今に至る。」
「そうなんだ、」
ギンさんは目を閉じて、一呼吸置いた後にそれを口にした。
お父さんが亡くなったんだ…。
何だか、在り来りな話…。
そう思いながら返事をして目を逸らすと、彼の方から小さな溜め息が聞こえてきた。
心做しか、それが少し安心したようなものにも聞こえて振り返ると…。
「……それ以上は、まだ話せない。」
「…、」
「せっかく話し掛けてくれたのに、すまない…。」
悲しげに瞳が揺らいでいる彼の口は、線引きをする言葉を放ったのだった。
ギンさんから線引きをされたとしても、寂しい気持ちを抱くわけではなく。まあいっか、と思いながら顔の向きを元に戻して、マカロンを頬張った。
その行動に特に意味は無く、普通にさっきの話を流したくらいだった。
それ以上は踏み込んで欲しくなさそうだったから、こちらも配慮をしたつもりだったのだ。
「…すまない、」
「っ、わ、」
それをギンさんはどう捉えたのか、パソコンを急いで閉じ、私の事を抱き締めてきたのだ。
マカロンを食べていた私は驚き、んぐっと口の中に入っていたものを急いで飲み込んで、傍にきたその人の顔を見上げた。
すると、瞳を揺らがせて私を見つめるギンさんがいて、視線が絡むと、綺麗な顔がゆっくり降りて来る。
あ、キスされるーー、
直感して反射的に目を瞑り、逃げるように顎を引くと、ペロリと何かが私の唇を這う。
熱いそれは私の口を割って侵入し、ねっとりと歯列をなぞっていく。
「…ぁ…んっ、」
「…甘い」
薄目を開くと切羽詰まった表情でキスをしているギンさんがいて、今にも泣きそうなその人に戸惑いを抱く。
もしかして、あの話はタブーだったのだろうか。
本当に聞いてはいけない内容のものだったのではないのか…。
それくらいに余裕が無いギンさんを目の前にして、私はどうすればいいのか分からなくなってしまい、しばらくキスを受け続けていた。
「……ふっ、ぁっ、」
けれど、ワンピースの中に手が忍び込み、胸元にギンさんの手が触れた時、ハッ、と正気に戻った。
私はどうしてこの人を受け入れるような真似を続けていたのだろう…?
この人は復讐相手。
いつかは殺す人なのに、ここまで気を許してはいけないだろう。
心ではそう思っているはずなのに、ギンさんの手が胸の頂を摘んだ瞬間、何故かヒートの時みたいに身体が熱くなってきたのだ。
呼吸も苦しい。
心臓も、はち切れそうなくらいに鳴っている。
何もされてないのに下着も濡れ、ギンさんを受け入れる体制になっていく身体を見て思った。
「ぁっ、あぁっ、」
「…ルビー、」
これは、紛れもなくヒートだと。
今の私からはフェロモンが出ていて、ギンさんもそれにあてられているのではないか、と。
でもヒートはこの間来たばかりなのに、どうしてまた…。
「……ぁっ、いやぁっ、」
右肩の痛みも快感と化してしまったらしく、ソファに押し倒されても、快楽以外に何も感じなった。
胸を両方揉みしだかれながら、腰に硬いものを押し付けられ、涙がじわりと滲む。
駄目なのにーー。
許してはいけないのにーー。
下着の間から入り込んだ硬い杭は突起と蜜口を擦り、いやらしい音を奏で始めた。
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