真実の愛なんてクソ喰らえ

月宮雫

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第二章

愛と復讐①

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「本当は?」

「…大嫌い」

「本当に?」

「大嫌い」




時雨さんから何度同じように聞かれても、私は同じ返答を繰り返していた。

顔を背け続けながら答えた私を見て、時雨さんが半笑いになっていた事も知らず。私は少しずつ日が落ちて来ている空を眺めていた。

大嫌い以外に有り得ない。





「あ、そろそろおやつ食べる?」

「……うん、」

「フレンチトースト持ってくるね。ケーキは明日のお楽しみにしましょうか」

「…うん」





私が返答を変える気がないと分かったのか、時雨さんはすっくと立ち上がり、おやつのフレンチトーストを取りに行った。

時計を見ると、いつの間にか3時になっていて…。

ここに居ると時間が経つのがあっという間で、唖然としてしまう。

結局今日もお泊まりコースだろうなぁ。

私はそう憂鬱に考えながら、フレンチトーストが来るまで空を見て黄昏ていたのだった。





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