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VS ワイバーン
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成層圏から放った閃光爆裂弾で後続のワイバーン編隊の足止めをし、
フライングユニットを装着した電脳兵のセブンは、2体のワイバーンに
攻撃を受けている人型生命体の間の空中に割り込んだ。
『耐熱シールド 展開なのです!
その程度の火炎弾でやられるカーラではないのです!』
フライングユニットの3Dホロナビゲーターのカーラが
勇ましく宣言し、火炎弾をシールドではじき返した。
「あー、突撃来るな、これ。
ハネを落とすか。
カーラ、50口径の高圧縮弾で奴らのハネの付け根を撃ってくれ。
手加減無用だ。」
『瞬殺するのです。
悪は滅びるのです!』
左右のバーニアからロングライフル様の銃口が突き出してきて、
手前にいたワイバーンに向かって高圧縮弾を打ち出した。
ポポンッ!
ワイバーンのハネの付け根に見事に命中した。
「あれ?ノーダメージ?」
『マズいのです。ワイバーンの表面に金属状の反応なのです。
高硬度の鎧を纏っている感じなのです。
接近してくるのです。』
「回避しつつ、ドッグファイトで後ろをとるぞ。
まず、一体に集中する。」
『ダメなのです!
そうなると、もう一体が人型生命体を攻撃してしまうのです。
逃げるわけにはいかないのです!』
まずいな、手が足りん。
ぼやぼやしてると後続の皆さんも会場に入ってきちまうな、うーん。
『神鋼の金剛陣で防御を固めることをお勧めするわ。
効果範囲の確認を忘れないことね。』
そっか、その手があったか。サンキュー、サラ。
「カーラ、一瞬下に高度を下げてくれ。
彼らの近くで魔法を展開する。
いや、もう一つ使い道あるな。
高度を下げたら、フルバーニアでまっすぐワイバーン2体に突っ込んでくれ!」
『何処の宇宙海賊なのです?死ぬのならお一人でどうぞなのです。
巻き添えはごめんこうむるのです。』
「大丈夫だ、手はある。信じてくれ、時間がない!頼む!」
『致し方なしなのです。では、急速降下 なのです。』
地表近くまで高度を落とすと同時に魔法を発動した。
(神鋼の金剛陣!)
彼らの周りに虹色の半球状のバリアが展開した。
うまくいったようだ。
「もういっちょ、こっちもだ。神鋼の金剛陣!
カーラ、突っ込んでくれ!」
『フルバーニア!なのです。』
フライングユニットすべてが虹色の球体に包まれた。
ワイバーン2体に虹が突き刺さるかのように飛び上がっていった。
ボンッ! ボンッ!
という破裂音と共にワイバーンのボディがはじけ飛んで散っていった。
「よーし、2機撃墜!
次はどうだ?」
『後続隊は、撤退していくのです。
追撃しますか、キャプテン?』
「誰がキャプテンだ?もういいよ、去る者を追わずだ。
それより彼らの様子を確認するのが先決だな。
負傷者の救護活動するか。
カーラは空中で警戒しといてくれるか?
場合によっては、また魔力切れで動けなくなるかもしれないし、
その時は悪いが、緊急ジョイントシークエンスで拠点まで配達よろしく。」
『集配時間厳守でお願いするのです。
長居は無用なのです。』
地表近くでフライングユニットからパージされたセブンは、
人型生命体達にゆっくりと近寄っていった。
「あれ? 皆さんの頭にネコミミ? コスプレパーティ会場だったのかな?」
『その思考は何処から来るのかしら?調整ミスを疑うわね。
骨格からはネコミミのある人達、獣人と言われる人達だと思うわ。
攻撃されて気が立っているはずよ。慎重に接触することをお勧めするわ。』
獣人の皆さんか。
ま、まずはケガ人いないといいんだけど。
笑顔を浮かべつつ、ゆっくりと歩み寄るセブンであった。
フライングユニットを装着した電脳兵のセブンは、2体のワイバーンに
攻撃を受けている人型生命体の間の空中に割り込んだ。
『耐熱シールド 展開なのです!
その程度の火炎弾でやられるカーラではないのです!』
フライングユニットの3Dホロナビゲーターのカーラが
勇ましく宣言し、火炎弾をシールドではじき返した。
「あー、突撃来るな、これ。
ハネを落とすか。
カーラ、50口径の高圧縮弾で奴らのハネの付け根を撃ってくれ。
手加減無用だ。」
『瞬殺するのです。
悪は滅びるのです!』
左右のバーニアからロングライフル様の銃口が突き出してきて、
手前にいたワイバーンに向かって高圧縮弾を打ち出した。
ポポンッ!
ワイバーンのハネの付け根に見事に命中した。
「あれ?ノーダメージ?」
『マズいのです。ワイバーンの表面に金属状の反応なのです。
高硬度の鎧を纏っている感じなのです。
接近してくるのです。』
「回避しつつ、ドッグファイトで後ろをとるぞ。
まず、一体に集中する。」
『ダメなのです!
そうなると、もう一体が人型生命体を攻撃してしまうのです。
逃げるわけにはいかないのです!』
まずいな、手が足りん。
ぼやぼやしてると後続の皆さんも会場に入ってきちまうな、うーん。
『神鋼の金剛陣で防御を固めることをお勧めするわ。
効果範囲の確認を忘れないことね。』
そっか、その手があったか。サンキュー、サラ。
「カーラ、一瞬下に高度を下げてくれ。
彼らの近くで魔法を展開する。
いや、もう一つ使い道あるな。
高度を下げたら、フルバーニアでまっすぐワイバーン2体に突っ込んでくれ!」
『何処の宇宙海賊なのです?死ぬのならお一人でどうぞなのです。
巻き添えはごめんこうむるのです。』
「大丈夫だ、手はある。信じてくれ、時間がない!頼む!」
『致し方なしなのです。では、急速降下 なのです。』
地表近くまで高度を落とすと同時に魔法を発動した。
(神鋼の金剛陣!)
彼らの周りに虹色の半球状のバリアが展開した。
うまくいったようだ。
「もういっちょ、こっちもだ。神鋼の金剛陣!
カーラ、突っ込んでくれ!」
『フルバーニア!なのです。』
フライングユニットすべてが虹色の球体に包まれた。
ワイバーン2体に虹が突き刺さるかのように飛び上がっていった。
ボンッ! ボンッ!
という破裂音と共にワイバーンのボディがはじけ飛んで散っていった。
「よーし、2機撃墜!
次はどうだ?」
『後続隊は、撤退していくのです。
追撃しますか、キャプテン?』
「誰がキャプテンだ?もういいよ、去る者を追わずだ。
それより彼らの様子を確認するのが先決だな。
負傷者の救護活動するか。
カーラは空中で警戒しといてくれるか?
場合によっては、また魔力切れで動けなくなるかもしれないし、
その時は悪いが、緊急ジョイントシークエンスで拠点まで配達よろしく。」
『集配時間厳守でお願いするのです。
長居は無用なのです。』
地表近くでフライングユニットからパージされたセブンは、
人型生命体達にゆっくりと近寄っていった。
「あれ? 皆さんの頭にネコミミ? コスプレパーティ会場だったのかな?」
『その思考は何処から来るのかしら?調整ミスを疑うわね。
骨格からはネコミミのある人達、獣人と言われる人達だと思うわ。
攻撃されて気が立っているはずよ。慎重に接触することをお勧めするわ。』
獣人の皆さんか。
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笑顔を浮かべつつ、ゆっくりと歩み寄るセブンであった。
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