151 / 164
精霊の日(勇気を出して)
しおりを挟む
巨大大陸が暖かな気持ちに包まれる日がある。
精霊の日とも呼ばれる春分の日だ。
各地で精霊の動きが活発になり、
種族によっては狩りをしない日であり、
女性から男性に愛を告白する習わしがあったりする。
精霊達は普段よりはっきり見える輝きを放ちながら
各地を巡って楽しんでいるように見える。
世界樹の森の中では、森人族が精霊の祈り日として
神事を執り行っていた。
前日から翌日までの3日間かけてゆっくりと行われる。
祭壇に森の恵みが供えられ、優雅な舞を奉納する巫女がいる。
巫女は前日の神事の占いから選ばれる。
選ばれた娘は誇らしげに舞い踊っている。
昨年は水不足もあって降水祈願の舞も奉納したが、
今年は盛大に豊作祈願の舞を奉納している。
お供えの中には、北の街、オシリスで作られた神酒がある。
夜になると騒ぐ精霊達と集落の者達で宴会が
翌日の朝まで催されるのがこの種族の習わしだ。
地下では闇人族が3日間飲み明かす精霊祭を行なっている。
大陸の北部の地下空洞からオシリスの街の
地下につながる酒蔵群でその年に出来た酒の品評を行いながら、
様々なアレンジの酒を飲んで感謝を捧げるのだという。
昨年の祭りは水が少ないこともあって
生産量を抑えた小規模な祭りであったが、
今年は例年になく神気の混ざった水が大量に供給されたため、
味わい深い酒が出来ており、品評会は非常に盛り上がっている。
その中でも一際目立っているのが、
異界の元兵士であった杜氏達が作り出した酒だ。
彼らの信仰する神、オシリスが降臨し、
彼らが借り受けた農地に祝福をかけて行ったのだが、
不思議なことに、その地には雪が積もらなくなっていた。
調べてみると地中に腐葉土が多く混ぜ込まれており、
これが腐熟する熱で温度が高くなっているようだ。
来年の酒も楽しみだと期待のこもった評価がなされ、
ホルス神の元兵士達は誇らしげだ。
この世界の神々にも絶賛されたこともあって、
周りの杜氏達にはいい刺激になったようだ。
この街では、もう1グループが注目されている。
彼らも異界から来た杜氏達だ。
額に第3の目を持つ巨人族だ。
見た目とは異なり、非常に細かな酒造りを行う。
精米に始まり、各工程でのきめ細やかさが
磨き抜かれた伝統を感じさせる酒を作り出すようだ。
深みのある酒の味わいに唸るものがほとんどだ。
彼らの母船は大陸の東の海に浮かんでおり、
その中で作られた作物を厳選して使っている。
彼らも船内で信仰するシヴァ神に新酒を奉納しているそうだ。
そこから神龍の山の方に向かった先に魔族の国がある。
まだ出来立ての街並みではあるが、春分の日のみ
精霊祭として精霊と運命神に感謝を捧げる祭りが催されている。
魔族の間では精霊の祝福がある日とも言われており、
新婚夫婦や妊婦さん達が良い子を授かるように、
安産でありますようにと、神殿で祈りを捧げる習わしがある。
魔族の女王、カミュールは神殿作りの王宮の奥の間で、
お腹に手を置いて目を閉じて一心に何かを祈っているようだ。
柱の影から闇を纏った美女がカミュールを見つめていた。
『先を越されたわね。でもあなたならいいのだわ。
祝福を重ね掛けしてあげるのだわ。』
カミュールはふと、そんな声がこぼれたような気がして
柱の方を見つめたが、そこには穏やかな精霊が
ゆらゆらと舞っているだけであった。
西の獣人族の王都では、そこここで女性達が
勇気を振り絞って告白をしていた。
受け入れられ抱き合う二人もいれば、
涙を流すものもいる。
それでも精霊達は誰であろうと分け隔てなく
心が優しくなれるような穏やかな光を纏いながら
ふわふわと舞い踊っている。
「誰も彼もが幸せになれる世界とはいかんものだな。
わらわはまだやる事が、やりたい事が多いのじゃ。
まだ誰かと一緒になる気にはならん。」
世継ぎを願う文官達は最強の獣王の言葉に溜息をつくだけだった。
(違うな。負けると分かっておるから告白できんのだ。
今のわらわではあの男の周りおる女達に勝てる気がせん。
怖いのじゃろうな、
この気持ちを受け止めてもらえなかった時が。
あそこで泣く娘の方が今のわらわより勇敢じゃな。)
窓辺から見える海岸では、精霊が慰めるかのように
泣いている娘の周りをふわふわと飛んでいた。
見つめるドゥルガーの瞳にはその娘と同じくらいの悲しみがあった。
東の人族の王都では各種族のいいとこ取りをしたような祭りが
3日間行われている。
あちこちで飲みつぶれているものがいたり、
告白する女性がいたり、神殿で舞い踊るものがいたりする。
王城の訓練場では今日も変わらずテュールとフレイヤが
打ち合っている。
初めのうちはテュールが加減をして付き合っていたが、
今ではほぼ同レベルに近い剣戟を放ちあっている。
「まだだ、あの剣士、卜伝殿に遠く及ばん。
テュールよ、もっと鍛錬を重ねてあの高みに登るのだ。」
「はっ、フレイヤ王であればいずれ届くやもしれませんな。
では、もう一戦参りましょうぞ!」
元王のルードスは新王のフライヤのその姿を見て
頭を抱えていた。
(精霊の日なんじゃがな。
色恋に疎すぎるのも困ったものだ。)
大陸中央のパティシエの街でも、
精霊の日は3日間の祭りが催され、
本祭の今日は勇気を振り絞る女性の姿がそこここにあった。
街の入り口近くにある四角い箱のような建物の前で
可愛い猫耳をぴょこぴょこさせている娘が入ろうか入るまいかと
悩んでいた。
「あれ?どうしたのファーラさん?
何で入らないの?
あたいも今から入るから一緒に入るっしょ。」
「あ・・・あ・・いや、べ、別に用があるわけではないのだ。」
三つの赤い目が綺麗なパイロに背後から声をかけられて、
手に持っていた箱を後ろ手にしながら振り返ったファーラは
後退りながら拠点から離れようとしていた。
「ん?
あ・・・、ま、まさかファーラさんも?
・・・あ、あたいもなんだ。
なんかごめんね。 先にどうぞ。。」
「いや、私などきっとダメだから。。。
パイロさん頑張って。」
「そんな事ないっしょ。
あたいもダメだと思ってるけど
シヴァ様から当たって砕けろって言われて
伝えないより伝えてはっきりさせなさいって言われて。。
でも、やっぱ怖いっしょ。なんかもう泣けてきちゃった。」
「そんな事だろうと思うた。
パイロ、ファーラも勇気を出すのじゃぞ。
これで死ぬわけでもなかろう。
そなた達の思いは言葉にせねば相手に伝わらぬものじゃ。
今日は精霊がその背中を押してくれる日なのじゃ。
それ、二人とも行って参れ。私がここで待っていてやろう。
自信を持って、勇気を振り絞るのじゃ。」
シヴァは躊躇する二人の背を優しく押して拠点の中へ入らせたのだった。
「セブン様、もてますね。
お二人から同時に告白されるとは。(小声)」
「シッ、ダメよカイ。
真剣な二人の邪魔をしてはいけないのだわ。
ここは静かに見守るのがマナーだわ。(小声)」
「サラ様はよろしいのですか?
あの中に参加されなくて?(小声)」
「えっ?
わ、私は姉だからその必要はないのだわ。(小声)」
「そうですか、ではよろしいですか?
私は参加して参ります。(小声)」
そう言って拠点の奥からこっそり顔を出していたカイは
スッと前に歩み出てセブンの前に立つパイロとファーラの横に
並び立つのだった。
「ええっ?
そんな・・・私には無理なのだわ。(小声)」
結果を見るのが怖くなったサラは俯いてしまった。
「セブン様、私もお慕いしております。
私も参戦させていただきます。」
そう言ってカイも二人と同じく両手で抱えた小箱を
セブンに向けて差し出すのだった。
「えっと、俺なんかでいいのかな。
俺はこんな殺戮兵器みたいなものなのに、
俺なんかでいいのかな?
俺には誰か一人を選ぶなんて出来ないよ。
3人ともじゃダメなのかな?
俺は3人とも好きだから。」
「「「えっ?」」」
奥で項垂れていたサラはその優柔不断な言葉を聞いて
額を抑えるのだった。
「「最低(です)(しょっ)」」
「それでもいいのだ、私のようなものでも
受け入れてもらえるのなら。」
怒る2人と対照的に静かに涙を流すファーラがいた。
「ごめん、なんか言い方悪かったかな。
ごめん。」
涙を流すファーラの肩にセブンが手をかけて慰めるのを見て
怒りの表情から敗北を悟った顔になった2人であった。
拠点から駆け出したパイロは、しばらくシヴァの胸の中で
静かに涙を流し続けた。
拠点の中では珍しく、いや初めてカイがサラの前で
涙を見せたのだった。
(本当に罪作りね、私も泣きたいところなのだけど
後でお説教だわ。私に元気があればだけど。)
カイを慰めながら一緒に泣きそうな表情をしているサラであった。
精霊の日とも呼ばれる春分の日だ。
各地で精霊の動きが活発になり、
種族によっては狩りをしない日であり、
女性から男性に愛を告白する習わしがあったりする。
精霊達は普段よりはっきり見える輝きを放ちながら
各地を巡って楽しんでいるように見える。
世界樹の森の中では、森人族が精霊の祈り日として
神事を執り行っていた。
前日から翌日までの3日間かけてゆっくりと行われる。
祭壇に森の恵みが供えられ、優雅な舞を奉納する巫女がいる。
巫女は前日の神事の占いから選ばれる。
選ばれた娘は誇らしげに舞い踊っている。
昨年は水不足もあって降水祈願の舞も奉納したが、
今年は盛大に豊作祈願の舞を奉納している。
お供えの中には、北の街、オシリスで作られた神酒がある。
夜になると騒ぐ精霊達と集落の者達で宴会が
翌日の朝まで催されるのがこの種族の習わしだ。
地下では闇人族が3日間飲み明かす精霊祭を行なっている。
大陸の北部の地下空洞からオシリスの街の
地下につながる酒蔵群でその年に出来た酒の品評を行いながら、
様々なアレンジの酒を飲んで感謝を捧げるのだという。
昨年の祭りは水が少ないこともあって
生産量を抑えた小規模な祭りであったが、
今年は例年になく神気の混ざった水が大量に供給されたため、
味わい深い酒が出来ており、品評会は非常に盛り上がっている。
その中でも一際目立っているのが、
異界の元兵士であった杜氏達が作り出した酒だ。
彼らの信仰する神、オシリスが降臨し、
彼らが借り受けた農地に祝福をかけて行ったのだが、
不思議なことに、その地には雪が積もらなくなっていた。
調べてみると地中に腐葉土が多く混ぜ込まれており、
これが腐熟する熱で温度が高くなっているようだ。
来年の酒も楽しみだと期待のこもった評価がなされ、
ホルス神の元兵士達は誇らしげだ。
この世界の神々にも絶賛されたこともあって、
周りの杜氏達にはいい刺激になったようだ。
この街では、もう1グループが注目されている。
彼らも異界から来た杜氏達だ。
額に第3の目を持つ巨人族だ。
見た目とは異なり、非常に細かな酒造りを行う。
精米に始まり、各工程でのきめ細やかさが
磨き抜かれた伝統を感じさせる酒を作り出すようだ。
深みのある酒の味わいに唸るものがほとんどだ。
彼らの母船は大陸の東の海に浮かんでおり、
その中で作られた作物を厳選して使っている。
彼らも船内で信仰するシヴァ神に新酒を奉納しているそうだ。
そこから神龍の山の方に向かった先に魔族の国がある。
まだ出来立ての街並みではあるが、春分の日のみ
精霊祭として精霊と運命神に感謝を捧げる祭りが催されている。
魔族の間では精霊の祝福がある日とも言われており、
新婚夫婦や妊婦さん達が良い子を授かるように、
安産でありますようにと、神殿で祈りを捧げる習わしがある。
魔族の女王、カミュールは神殿作りの王宮の奥の間で、
お腹に手を置いて目を閉じて一心に何かを祈っているようだ。
柱の影から闇を纏った美女がカミュールを見つめていた。
『先を越されたわね。でもあなたならいいのだわ。
祝福を重ね掛けしてあげるのだわ。』
カミュールはふと、そんな声がこぼれたような気がして
柱の方を見つめたが、そこには穏やかな精霊が
ゆらゆらと舞っているだけであった。
西の獣人族の王都では、そこここで女性達が
勇気を振り絞って告白をしていた。
受け入れられ抱き合う二人もいれば、
涙を流すものもいる。
それでも精霊達は誰であろうと分け隔てなく
心が優しくなれるような穏やかな光を纏いながら
ふわふわと舞い踊っている。
「誰も彼もが幸せになれる世界とはいかんものだな。
わらわはまだやる事が、やりたい事が多いのじゃ。
まだ誰かと一緒になる気にはならん。」
世継ぎを願う文官達は最強の獣王の言葉に溜息をつくだけだった。
(違うな。負けると分かっておるから告白できんのだ。
今のわらわではあの男の周りおる女達に勝てる気がせん。
怖いのじゃろうな、
この気持ちを受け止めてもらえなかった時が。
あそこで泣く娘の方が今のわらわより勇敢じゃな。)
窓辺から見える海岸では、精霊が慰めるかのように
泣いている娘の周りをふわふわと飛んでいた。
見つめるドゥルガーの瞳にはその娘と同じくらいの悲しみがあった。
東の人族の王都では各種族のいいとこ取りをしたような祭りが
3日間行われている。
あちこちで飲みつぶれているものがいたり、
告白する女性がいたり、神殿で舞い踊るものがいたりする。
王城の訓練場では今日も変わらずテュールとフレイヤが
打ち合っている。
初めのうちはテュールが加減をして付き合っていたが、
今ではほぼ同レベルに近い剣戟を放ちあっている。
「まだだ、あの剣士、卜伝殿に遠く及ばん。
テュールよ、もっと鍛錬を重ねてあの高みに登るのだ。」
「はっ、フレイヤ王であればいずれ届くやもしれませんな。
では、もう一戦参りましょうぞ!」
元王のルードスは新王のフライヤのその姿を見て
頭を抱えていた。
(精霊の日なんじゃがな。
色恋に疎すぎるのも困ったものだ。)
大陸中央のパティシエの街でも、
精霊の日は3日間の祭りが催され、
本祭の今日は勇気を振り絞る女性の姿がそこここにあった。
街の入り口近くにある四角い箱のような建物の前で
可愛い猫耳をぴょこぴょこさせている娘が入ろうか入るまいかと
悩んでいた。
「あれ?どうしたのファーラさん?
何で入らないの?
あたいも今から入るから一緒に入るっしょ。」
「あ・・・あ・・いや、べ、別に用があるわけではないのだ。」
三つの赤い目が綺麗なパイロに背後から声をかけられて、
手に持っていた箱を後ろ手にしながら振り返ったファーラは
後退りながら拠点から離れようとしていた。
「ん?
あ・・・、ま、まさかファーラさんも?
・・・あ、あたいもなんだ。
なんかごめんね。 先にどうぞ。。」
「いや、私などきっとダメだから。。。
パイロさん頑張って。」
「そんな事ないっしょ。
あたいもダメだと思ってるけど
シヴァ様から当たって砕けろって言われて
伝えないより伝えてはっきりさせなさいって言われて。。
でも、やっぱ怖いっしょ。なんかもう泣けてきちゃった。」
「そんな事だろうと思うた。
パイロ、ファーラも勇気を出すのじゃぞ。
これで死ぬわけでもなかろう。
そなた達の思いは言葉にせねば相手に伝わらぬものじゃ。
今日は精霊がその背中を押してくれる日なのじゃ。
それ、二人とも行って参れ。私がここで待っていてやろう。
自信を持って、勇気を振り絞るのじゃ。」
シヴァは躊躇する二人の背を優しく押して拠点の中へ入らせたのだった。
「セブン様、もてますね。
お二人から同時に告白されるとは。(小声)」
「シッ、ダメよカイ。
真剣な二人の邪魔をしてはいけないのだわ。
ここは静かに見守るのがマナーだわ。(小声)」
「サラ様はよろしいのですか?
あの中に参加されなくて?(小声)」
「えっ?
わ、私は姉だからその必要はないのだわ。(小声)」
「そうですか、ではよろしいですか?
私は参加して参ります。(小声)」
そう言って拠点の奥からこっそり顔を出していたカイは
スッと前に歩み出てセブンの前に立つパイロとファーラの横に
並び立つのだった。
「ええっ?
そんな・・・私には無理なのだわ。(小声)」
結果を見るのが怖くなったサラは俯いてしまった。
「セブン様、私もお慕いしております。
私も参戦させていただきます。」
そう言ってカイも二人と同じく両手で抱えた小箱を
セブンに向けて差し出すのだった。
「えっと、俺なんかでいいのかな。
俺はこんな殺戮兵器みたいなものなのに、
俺なんかでいいのかな?
俺には誰か一人を選ぶなんて出来ないよ。
3人ともじゃダメなのかな?
俺は3人とも好きだから。」
「「「えっ?」」」
奥で項垂れていたサラはその優柔不断な言葉を聞いて
額を抑えるのだった。
「「最低(です)(しょっ)」」
「それでもいいのだ、私のようなものでも
受け入れてもらえるのなら。」
怒る2人と対照的に静かに涙を流すファーラがいた。
「ごめん、なんか言い方悪かったかな。
ごめん。」
涙を流すファーラの肩にセブンが手をかけて慰めるのを見て
怒りの表情から敗北を悟った顔になった2人であった。
拠点から駆け出したパイロは、しばらくシヴァの胸の中で
静かに涙を流し続けた。
拠点の中では珍しく、いや初めてカイがサラの前で
涙を見せたのだった。
(本当に罪作りね、私も泣きたいところなのだけど
後でお説教だわ。私に元気があればだけど。)
カイを慰めながら一緒に泣きそうな表情をしているサラであった。
0
あなたにおすすめの小説
あなたは異世界に行ったら何をします?~良いことしてポイント稼いで気ままに生きていこう~
深楽朱夜
ファンタジー
13人の神がいる異世界《アタラクシア》にこの世界を治癒する為の魔術、異界人召喚によって呼ばれた主人公
じゃ、この世界を治せばいいの?そうじゃない、この魔法そのものが治療なので後は好きに生きていって下さい
…この世界でも生きていける術は用意している
責任はとります、《アタラクシア》に来てくれてありがとう
という訳で異世界暮らし始めちゃいます?
※誤字 脱字 矛盾 作者承知の上です 寛容な心で読んで頂けると幸いです
※表紙イラストはAIイラスト自動作成で作っています
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
平凡冒険者のスローライフ
上田なごむ
ファンタジー
26歳独身、動物好きの主人公大和希は、神様によって魔物や魔法、獣人等が当たり前に存在する異世界に転移させられる。
彼が送るのは、時に命がけの戦いもあり、時に仲間との穏やかな日常もある、そんな『冒険者』ならではのスローライフ。
果たして、彼を待ち受ける出会いや試練とは如何なるものか。
ファンタジー世界に向き合う、平凡な冒険者の物語。
「キヅイセ。」 ~気づいたら異世界にいた。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者~
あめの みかな
ファンタジー
秋月レンジ。高校2年生。
彼は気づいたら異世界にいた。
その世界は、彼が元いた世界とのゲート開通から100周年を迎え、彼は通算一万人目の冒険者だった。
科学ではなく魔法が発達した、もうひとつの地球を舞台に、秋月レンジとふたりの巫女ステラ・リヴァイアサンとピノア・カーバンクルの冒険が今始まる。
異世界で家をつくります~異世界転移したサラリーマン、念動力で街をつくってスローライフ~
ヘッドホン侍
ファンタジー
◆異世界転移したサラリーマンがサンドボックスゲームのような魔法を使って、家をつくったり街をつくったりしながら、マイペースなスローライフを送っていたらいつの間にか世界を救います◆
ーーブラック企業戦士のマコトは気が付くと異世界の森にいた。しかし、使える魔法といえば念動力のような魔法だけ。戦うことにはめっぽう向いてない。なんとか森でサバイバルしているうちに第一異世界人と出会う。それもちょうどモンスターに襲われているときに、女の子に助けられて。普通逆じゃないのー!と凹むマコトであったが、彼は知らない。守るにはめっぽう強い能力であったことを。
※「カクヨム」「小説家になろう」にも掲載しています。
異世界転移物語
月夜
ファンタジー
このところ、日本各地で謎の地震が頻発していた。そんなある日、都内の大学に通う僕(田所健太)は、地震が起こったときのために、部屋で非常持出袋を整理していた。すると、突然、めまいに襲われ、次に気づいたときは、深い森の中に迷い込んでいたのだ……
異世界転生したおっさんが普通に生きる
カジキカジキ
ファンタジー
第18回 ファンタジー小説大賞 読者投票93位
応援頂きありがとうございました!
異世界転生したおっさんが唯一のチートだけで生き抜く世界
主人公のゴウは異世界転生した元冒険者
引退して狩をして過ごしていたが、ある日、ギルドで雇った子どもに出会い思い出す。
知識チートで町の食と環境を改善します!! ユルくのんびり過ごしたいのに、何故にこんなに忙しい!?
完結【進】ご都合主義で生きてます。-通販サイトで異世界スローライフのはずが?!-
ジェルミ
ファンタジー
32歳でこの世を去った相川涼香は、異世界の女神ゼクシーにより転移を誘われる。
断ると今度生まれ変わる時は、虫やダニかもしれないと脅され転移を選んだ。
彼女は女神に不便を感じない様に通販サイトの能力と、しばらく暮らせるだけのお金が欲しい、と願った。
通販サイトなんて知らない女神は、知っている振りをして安易に了承する。そして授かったのは、町のスーパーレベルの能力だった。
お惣菜お安いですよ?いかがです?
物語はまったり、のんびりと進みます。
※本作はカクヨム様にも掲載しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる