25 / 48
初冬
「銀籠よ、素直になってはみんか?」
無理やり優輝を村の外に送った銀籠は、自身の右の肘を抑え始める。
「…………結構痛むのだな。これを優輝は我慢しようとしていたのか」
目を細め痛む右肘を見るが、気を取り直し小屋へ戻ろうと歩き出した。
歩く振動でズキズキと肘が痛むが、表情一つ変えずに歩き、無事に小屋へと辿り着く。
中に入ると、銀が狼姿で眠っている。
起こさないように気配を消し囲炉裏に近づくが、銀は空気の揺れなどを感じ、目覚ましてしまった。
「うむ…………? もうそんなに時間経ったのか?」
「むっ、今日は少し早くに解散したのだ。用事があったらしい」
「ふむ…………」
くわっと、大きな欠伸をし、銀は体を伸ばす。
囲炉裏の近くに銀籠は腰を下ろし、冷えた体を温めた。
銀はホッと一息付き、手を火に添えている銀籠を見て、違和感を感じ首を傾げた。
「…………銀籠よ、なにか隠しておらんか?」
「っ、え、そ、んなことないよ」
明らかに動揺を見せた銀籠に、銀はまたしても小首を傾げた。
いつもは目を合わせ会話をしてくれる銀籠の銀色の瞳と目が合わない。
確実に何かを隠している。そう確信した銀は、銀籠をじぃっと見続けた。
「…………あ」
「っ! な、なに?」
「銀籠、髪に枯れ葉が付いておるぞ」
「え、どこ?」
「待っておれ、取ってやるから」
「あ、ありがとう」
のそのそと立ち上がり、銀はわざわざ人の姿に変化した。
なぜ人に戻ったのか聞く前に、銀は銀籠の後ろに回り手を伸ばす。
その手は彼の銀色の髪ではなく、肩に乗せられた。
まるで、逃がさないように――……
「銀籠よ、何を隠しておる?」
「あっ」
後ろから覗いて来る銀の額には青筋が立っており、誤魔化す事はもう出来ないと銀籠は察した。
口元を引きつらせ、正直にさっきあった出来事を話した。
・
・
・
・
・
「まったく、銀籠。今回の事はさすがのわしも許さんぞ」
「すいませんでした」
怪我をした銀籠の右肘を銀が治癒している。
怒りながらも手元は正確で、淡い暖かな光が当てられている肘から痛みは消えた。
何度か腕を動かし、本当に怪我が消えたのか確認。
まったく痛みが無くなったため、銀籠は銀に謝罪。しゅんと落ち込んでしまった。
そんな銀籠を見て、腕を組み鼻を鳴らしている銀は、ここ最近銀籠が元気ない事を気にしており、問いかけた。
「銀籠よ。最近、なにを悩んでおるのじゃ?」
「っ、な、悩んでいないぞ?」
「また、嘘を吐く気か?」
「うっ……。父上、ずるいぞ」
「大事な息子が悩んでおるのじゃ、話を聞く権利くらいある。まっ、親に話せんことくらいはあるじゃろうが、今回の件は違う。隠せると思うなよ。親を舐めるな、銀籠」
ふんっと鼻を鳴らすと、銀籠は参ったというように項垂れた。
今まで悩んでいたことを銀に話しても、大丈夫なのか。
いくら実の父親である銀でも、引いてしまうのではないか。
銀籠は色々と考えてしまい、口を開くことが出来ない。
顔を俯かせ迷っている銀籠を見て、銀は眉を下げ組んでいた手を下ろした。
「…………優輝か夕凪か。はたまたどっちもかのぉ、悩みの種は」
「っ、え、なんで」
「これでも銀籠を誰よりも長く見てきたのだぞ? 少しでも悩んだり、辛い思いをしていたらすぐに分かる」
「…………怖い」
「なぜじゃ!!」
銀籠の言葉に銀はショックを受け、床に両手をつき肩を落とす。
「うー……」と、薄く涙の膜が張っている銀の肩を、今度は銀籠がポンと叩いた。
今、ショックを受けている銀を見て、銀籠の頭に一つの疑問が浮かぶ。
「…………父上は、何故人間と生涯を共にしようと思ったのだ?」
「む? 決まっておるじゃろ! 愛華を心から愛しておったからじゃよ!」
目を輝かせ、笑顔で自信満々に言い切った銀に、銀籠は目を見張る。
また、ほかの質問をしようとした時、銀は体の限界が来てしまい狼の姿に戻ってしまった。
銀籠の肘を治すために妖術を使ったのもあり、銀籠は狼姿に戻ってしまった父親の頭を反射的に撫でる。
「語ろうと思ったらこれじゃ!! なんでじゃ!!」
「暴れないで、仕方がないだろう。父上の体は、人間によって一度危険な目にあっておるのだから。生きているだけでも良いと思わなければならん」
「そうかもしれんが……はぁ……」
悲しんでいる銀を見て、銀籠は胸が締め付けられた。
自分がもっと強ければ、自分がもっと体を動かすことが出来れば……。
今考えても仕方がないと目を閉じ、下唇を噛んだ。
「…………銀籠、人は温かい物じゃ」
「温かいのなら、父上が今、辛い思いをしてはいない」
「そうじゃな。じゃが、ワシらのようなあやかしも同じじゃろう。人に恐怖を与える者がおれば、ワシらのように危害を加えない者もおる。人間も、同じじゃ。人間全てが悪者ではない。それは、もうわかっておるんじゃないか? 銀籠」
銀の問いかけに、銀籠の頭の中には優輝の顔が浮かび上がる。
優輝は、人間が怖い銀籠に一目ぼれしたと言っていた。
何とかして近づきたいと、銀籠を一番に考えて行動していた。
絶対に傷を付けたくない、悲しませたくない。
そんな思いを銀籠は感じ取っており、優輝を思い出しただけで頬が熱くなり、心臓がバクバクと波打つ。
頬が赤く染まっている銀籠を見て、銀は優しく微笑んだ。
「銀籠よ、素直になってはみんか?」
「…………結構痛むのだな。これを優輝は我慢しようとしていたのか」
目を細め痛む右肘を見るが、気を取り直し小屋へ戻ろうと歩き出した。
歩く振動でズキズキと肘が痛むが、表情一つ変えずに歩き、無事に小屋へと辿り着く。
中に入ると、銀が狼姿で眠っている。
起こさないように気配を消し囲炉裏に近づくが、銀は空気の揺れなどを感じ、目覚ましてしまった。
「うむ…………? もうそんなに時間経ったのか?」
「むっ、今日は少し早くに解散したのだ。用事があったらしい」
「ふむ…………」
くわっと、大きな欠伸をし、銀は体を伸ばす。
囲炉裏の近くに銀籠は腰を下ろし、冷えた体を温めた。
銀はホッと一息付き、手を火に添えている銀籠を見て、違和感を感じ首を傾げた。
「…………銀籠よ、なにか隠しておらんか?」
「っ、え、そ、んなことないよ」
明らかに動揺を見せた銀籠に、銀はまたしても小首を傾げた。
いつもは目を合わせ会話をしてくれる銀籠の銀色の瞳と目が合わない。
確実に何かを隠している。そう確信した銀は、銀籠をじぃっと見続けた。
「…………あ」
「っ! な、なに?」
「銀籠、髪に枯れ葉が付いておるぞ」
「え、どこ?」
「待っておれ、取ってやるから」
「あ、ありがとう」
のそのそと立ち上がり、銀はわざわざ人の姿に変化した。
なぜ人に戻ったのか聞く前に、銀は銀籠の後ろに回り手を伸ばす。
その手は彼の銀色の髪ではなく、肩に乗せられた。
まるで、逃がさないように――……
「銀籠よ、何を隠しておる?」
「あっ」
後ろから覗いて来る銀の額には青筋が立っており、誤魔化す事はもう出来ないと銀籠は察した。
口元を引きつらせ、正直にさっきあった出来事を話した。
・
・
・
・
・
「まったく、銀籠。今回の事はさすがのわしも許さんぞ」
「すいませんでした」
怪我をした銀籠の右肘を銀が治癒している。
怒りながらも手元は正確で、淡い暖かな光が当てられている肘から痛みは消えた。
何度か腕を動かし、本当に怪我が消えたのか確認。
まったく痛みが無くなったため、銀籠は銀に謝罪。しゅんと落ち込んでしまった。
そんな銀籠を見て、腕を組み鼻を鳴らしている銀は、ここ最近銀籠が元気ない事を気にしており、問いかけた。
「銀籠よ。最近、なにを悩んでおるのじゃ?」
「っ、な、悩んでいないぞ?」
「また、嘘を吐く気か?」
「うっ……。父上、ずるいぞ」
「大事な息子が悩んでおるのじゃ、話を聞く権利くらいある。まっ、親に話せんことくらいはあるじゃろうが、今回の件は違う。隠せると思うなよ。親を舐めるな、銀籠」
ふんっと鼻を鳴らすと、銀籠は参ったというように項垂れた。
今まで悩んでいたことを銀に話しても、大丈夫なのか。
いくら実の父親である銀でも、引いてしまうのではないか。
銀籠は色々と考えてしまい、口を開くことが出来ない。
顔を俯かせ迷っている銀籠を見て、銀は眉を下げ組んでいた手を下ろした。
「…………優輝か夕凪か。はたまたどっちもかのぉ、悩みの種は」
「っ、え、なんで」
「これでも銀籠を誰よりも長く見てきたのだぞ? 少しでも悩んだり、辛い思いをしていたらすぐに分かる」
「…………怖い」
「なぜじゃ!!」
銀籠の言葉に銀はショックを受け、床に両手をつき肩を落とす。
「うー……」と、薄く涙の膜が張っている銀の肩を、今度は銀籠がポンと叩いた。
今、ショックを受けている銀を見て、銀籠の頭に一つの疑問が浮かぶ。
「…………父上は、何故人間と生涯を共にしようと思ったのだ?」
「む? 決まっておるじゃろ! 愛華を心から愛しておったからじゃよ!」
目を輝かせ、笑顔で自信満々に言い切った銀に、銀籠は目を見張る。
また、ほかの質問をしようとした時、銀は体の限界が来てしまい狼の姿に戻ってしまった。
銀籠の肘を治すために妖術を使ったのもあり、銀籠は狼姿に戻ってしまった父親の頭を反射的に撫でる。
「語ろうと思ったらこれじゃ!! なんでじゃ!!」
「暴れないで、仕方がないだろう。父上の体は、人間によって一度危険な目にあっておるのだから。生きているだけでも良いと思わなければならん」
「そうかもしれんが……はぁ……」
悲しんでいる銀を見て、銀籠は胸が締め付けられた。
自分がもっと強ければ、自分がもっと体を動かすことが出来れば……。
今考えても仕方がないと目を閉じ、下唇を噛んだ。
「…………銀籠、人は温かい物じゃ」
「温かいのなら、父上が今、辛い思いをしてはいない」
「そうじゃな。じゃが、ワシらのようなあやかしも同じじゃろう。人に恐怖を与える者がおれば、ワシらのように危害を加えない者もおる。人間も、同じじゃ。人間全てが悪者ではない。それは、もうわかっておるんじゃないか? 銀籠」
銀の問いかけに、銀籠の頭の中には優輝の顔が浮かび上がる。
優輝は、人間が怖い銀籠に一目ぼれしたと言っていた。
何とかして近づきたいと、銀籠を一番に考えて行動していた。
絶対に傷を付けたくない、悲しませたくない。
そんな思いを銀籠は感じ取っており、優輝を思い出しただけで頬が熱くなり、心臓がバクバクと波打つ。
頬が赤く染まっている銀籠を見て、銀は優しく微笑んだ。
「銀籠よ、素直になってはみんか?」
あなたにおすすめの小説
恋人に好きな人が出来たと思ったら、なにやら雲行きが怪しい。
めっちゃ抹茶
BL
突然だが、容姿も中身も平凡な俺には、超絶イケメンの王子と呼ばれる恋人がいる。付き合い始めてそろそろ一年が経つ。といってもまだキスもそれ以上もした事がない健全なお付き合い。王子は優しいけど意地悪で、いつも俺の心臓を高鳴らせてくる——だけどそれだけだ。この前、喧嘩をした。それきり彼と話していない。付き合っているのか定かじゃない関係。挙句に、今遠目から見つけた王子の側には可憐な女の子。彼女が彼に寄り掛かって二人がキスをしている。
その瞬間、目の前が真っ黒になった。もう無理だ。俺がスイッチが切れたようにその場に立ち尽くした、その時だった。前にいる彼から聞いたこともない怒声が俺の耳に届いたのは。
⚪︎佐藤玲央……微笑みの王子と呼ばれ、常に笑顔を絶やさない。物腰柔らかな姿勢に男女問わずモテる
⚪︎中田真……両親の転勤で引っ越してきた転校生。平凡な容姿で口が悪いがクラスに馴染めず誰とも話さないので王子しか知らないし、これからも多分バレない
※全四話、予約投稿済み。
本編に攻めの名前が出てこないの書き終わってから気が付いた。3/16タイトル少し変更しました。
※後日談を3/25に投稿予定←しました。Rを書くかはまだ悩み中
【完結】巷で噂の国宝級イケメンの辺境伯は冷徹なので、まっっったくモテませんが、この度婚約者ができました。
明太子
BL
オーディスは国宝級イケメンであるにも関わらず、冷徹な性格のせいで婚約破棄されてばかり。
新たな婚約者を探していたところ、パーティーで給仕をしていた貧乏貴族の次男セシルと出会い、一目惚れしてしまう。
しかし、恋愛偏差値がほぼ0のオーディスのアプローチは空回りするわ、前婚約者のフランチェスカの邪魔が入るわとセシルとの距離は縮まったり遠ざかったり…?
冷徹だったはずなのに溺愛まっしぐらのオーディスと元気だけどおっちょこちょいなセシルのドタバタラブコメです。
恋をあきらめた美人上司、年下部下に“推し”認定されて逃げ場がない~「主任が笑うと、世界が綺麗になるんです」…やめて、好きになっちゃうから!
中岡 始
BL
30歳、広告代理店の主任・安藤理玖。
仕事は真面目に、私生活は質素に。美人系と言われても、恋愛はもう卒業した。
──そう、あの過去の失恋以来、自分の心は二度と動かないと決めていた。
そんな理玖の前に現れたのは、地方支社から異動してきた新入部下、中村大樹(25)。
高身長、高スペック、爽やかイケメン……だけど妙に距離が近い。
「主任って、本当に綺麗ですね」
「僕だけが気づいてるって、ちょっと嬉しいんです」
冗談でしょ。部下だし、年下だし──
なのに、毎日まっすぐに“推し活”みたいな視線で見つめられて、
いつの間にか平穏だったはずの心がざわつきはじめる。
手が触れたとき、雨の日の相合い傘、
ふと見せる優しい笑顔──
「安藤主任が笑ってくれれば、それでいいんです」
「でも…もし、少しでも僕を見てくれるなら──もっと、近づきたい」
これは恋?それともただの憧れ?
諦めたはずの心が、また熱を持ちはじめる。
愛されたいだけなのに
まさお
BL
我儘令息だったノアは一回目の人生で最愛の人からの裏切りの末、殺される。
気がつくと人生が巻き戻っていて人生二週目が始まる。
しかしまた殺される。
何度も何度も繰り返した人生の中で自分が愛されることを諦めてしまう。
バイト先に元カレがいるんだが、どうすりゃいい?
cheeery
BL
サークルに一人暮らしと、完璧なキャンパスライフが始まった俺……広瀬 陽(ひろせ あき)
ひとつ問題があるとすれば金欠であるということだけ。
「そうだ、バイトをしよう!」
一人暮らしをしている近くのカフェでバイトをすることが決まり、初めてのバイトの日。
教育係として現れたのは……なんと高二の冬に俺を振った元カレ、三上 隼人(みかみ はやと)だった!
なんで元カレがここにいるんだよ!
俺の気持ちを弄んでフッた最低な元カレだったのに……。
「あんまり隙見せない方がいいよ。遠慮なくつけこむから」
「ねぇ、今どっちにドキドキしてる?」
なんか、俺……ずっと心臓が落ち着かねぇ!
もう一度期待したら、また傷つく?
あの時、俺たちが別れた本当の理由は──?
「そろそろ我慢の限界かも」
後宮に咲く美しき寵后
不来方しい
BL
フィリの故郷であるルロ国では、真っ白な肌に金色の髪を持つ人間は魔女の生まれ変わりだと伝えられていた。生まれた者は民衆の前で焚刑に処し、こうして人々の安心を得る一方、犠牲を当たり前のように受け入れている国だった。
フィリもまた雪のような肌と金髪を持って生まれ、来るべきときに備え、地下の部屋で閉じ込められて生活をしていた。第四王子として生まれても、処刑への道は免れられなかった。
そんなフィリの元に、縁談の話が舞い込んでくる。
縁談の相手はファルーハ王国の第三王子であるヴァシリス。顔も名前も知らない王子との結婚の話は、同性婚に偏見があるルロ国にとって、フィリはさらに肩身の狭い思いをする。
ファルーハ王国は砂漠地帯にある王国であり、雪国であるルロ国とは真逆だ。縁談などフィリ信じず、ついにそのときが来たと諦めの境地に至った。
情報がほとんどないファルーハ王国へ向かうと、国を上げて祝福する民衆に触れ、処刑場へ向かうものだとばかり思っていたフィリは困惑する。
狼狽するフィリの元へ現れたのは、浅黒い肌と黒髪、サファイア色の瞳を持つヴァシリスだった。彼はまだ成人にはあと二年早い子供であり、未成年と婚姻の儀を行うのかと不意を突かれた。
縁談の持ち込みから婚儀までが早く、しかも相手は未成年。そこには第二王子であるジャミルの思惑が隠されていて──。
繋ぎの婚約を契約通り解消しようとしたら、王宮に溺愛軟禁されました
こたま
BL
エレンは子爵家のオメガ令息として産まれた。年上のアルファの王子殿下と年齢が釣り合うオメガ令息が少なく、他国との縁組も纏まらないため家格は低いが繋ぎとして一応婚約をしている。王子のことは兄のように慕っており、初恋の人ではあるけれど、契約終了時期か王子に想い人が現れた時には解消されるものと考えていた。ところが婚約解消時期の直前に王子宮に軟禁された。結婚を承諾するまでここから出さないと王子から溢れるほどの愛を与えられる。ハッピーエンドオメガバースBLです。
鬼上司と秘密の同居
なの
BL
恋人に裏切られ弱っていた会社員の小沢 海斗(おざわ かいと)25歳
幼馴染の悠人に助けられ馴染みのBARへ…
そのまま酔い潰れて目が覚めたら鬼上司と呼ばれている浅井 透(あさい とおる)32歳の部屋にいた…
いったい?…どうして?…こうなった?
「お前は俺のそばに居ろ。黙って愛されてればいい」
スパダリ、イケメン鬼上司×裏切られた傷心海斗は幸せを掴むことができるのか…
性描写には※を付けております。