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魔物討伐
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入学式が終わり、学園生活が始まる。
この学園は教養を身に着けると同時に、貴族としての義務を果たすための授業も行われることになった。
その義務とは、魔物討伐である。
女神ロースから魔法を与えられた貴族は、人類の敵である魔物から無力な民を守る義務がある。そのため、魔物と戦ってレベルアップする必要があった。
入学式が終わり、学園生活が始まる。
この学園は教養を身に着けると同時に、貴族としての義務を果たすための授業も行われることになった。
その義務とは、魔物討伐である。
女神ロースから魔法を与えられた貴族は、人類の敵である魔物から無力な民を守る義務がある。そのため、魔物と戦ってレベルアップする必要があった。
そのカリキュラムを組む学園長トールは、今年入学する二人の問題児に対してどう扱っていいものか困り果てていた。
「レベル20の生徒が二人もいるだと……このままでは貴族社会の秩序が保てぬ」
最高の教育を受けている王子や上級貴族であるゲオルグたちでさえ、レべルはせいぜい5~6である。それが中央から遠く離れた田舎貴族や、どこの馬の骨ともわからない平民がレベル20に達しているのだ。
レベル20といえば、王国でいえは騎士団長や主席宮廷魔導士クラスの高ランクである。
「まだシルキド嬢はいい。田舎とはいえ一応貴族だ。どこか上級貴族の嫁にでも押し込めば貴族社会の体面は保てる。だが、この平民は「空」という新属性だ。貴族社会の秩序を壊す新勢力になる。なんとか抑え込まなければ……」
新属性魔法をもつ学生をもてあました学園長は、彼をどう処置すればよいか悩む。
「かといって、新属性の魔法をもつ奴を冷遇すれば、女神を崇めている「聖白教」との軋轢を生むことになるかもしれぬ。何より、女神に逆らったとして魔法を取り上げられてしまうかも……」
そう考えて、学園長は身震いする。女神の怒りに触れて魔法を取り上げられてしまった貴族は、悲惨な末路を迎える。多くは貴族位すら保てず追放され、平民のコミュニティにすら入れてもらえず野垂れ死ぬことになるのだ。
「奴をどうすれば……」
執務室に座って考え込んでいると、ふいに光が差し込み、辺り一面が真っ白い世界に変わった。
「な、なんだこれは……」
いきなりの事態に驚く学園長に、重々しい声が響き渡る。
「恐れるな。我は創造神なり」
学園長が見上げると、光の中に一人の人影が浮かんでいた。逆光になっており、顔がよく見えない。
「創造神ですと……」
それを聞いた学園長は、慌ててその場に跪く。女神ロースよりもさらに上位に位置するという、この世界を創造したといわれる名前すら伝わってない神の姿がそこにあった。
「汝に、魔王を倒すもっとも有効な戦法を教えよう」
そういって、創造神は学園長に何事かささやく。それを聞いた学園長は、すべて納得したという風に歓声をあげた。
「なるほど。あの平民に「空」の力を授けたのは、そのような意図があったのですね」
「あとは汝たち次第だ」
そういうと、創造神の姿が遠ざかっていく。
「お待ちください。せめて……せめてあなた様のお名前を!」
学園長の必死の呼びかけに、神はふっと笑って自らの名前を告げた。
「我が名は……」
名前を告げると、創造神の姿は消えていく。気が付くと、学園長は元の執務室に戻っていた。
「創造神様……お導きに感謝いたします」
感激した学園長は、さっそく「空」の力をつかって魔王を倒す作戦を考えるのだった。
授業が始まる前に、エーリッヒ王子は側近であるゲオルグとヘルマンと共に、学園長に呼び出される。
「大事な話があるとはなんだ?」
「それに関しては、父から話させていただきます」
ヘルマンが、魔術師のローブを被ったずるそうな顔の男、学園長トールを紹介する。
「……王子は、生徒たちにノーズダンジョンを探索させることを知っておりますかな?」
「ああ。楽しみだ。俺のレベルは10だが、魔物を倒してさらにレベルアップさせることができる」
剣を振りかざして悦に入る。王子は王家の英才教育を受けたおかげて、同年代では類を見ないほどレベルアップしていた。
「それに関して、現在の生徒たちのレベルを調べさせてもらいました」
トールは、王子に生徒たちの資料を見せる。ほとんどの生徒たちはレベル1~3程度だったが、中には突出したレベルの生徒がいることも気が付いた。
「シルキドはレベル20もあるのか。素晴らしい。まさにこれから王になる俺の妾になるのにふさわしい」
喜ぶ王子だったが、側近の二人は不満そうな顔をしていた。。
「女の癖にレベル20だと?」
「だから私たちを簡単に投げ飛ばすことができたのか……不愉快ですね」
シルキドに嫉妬する二人だった。王子の妻宣言を効いて、学園長は頷く。
「確かに、このシルキドとかいう田舎貴族を取り込むことができれば、王子は大いに王位に近づくことができるでしょう。しかし」
学園長は次に、ある男子生徒の資料を見せる。
「どういうことだ!あの平民もレベル20とは」
それをみた王子は驚愕のあまり叫び声をあげた。
「生意気だな」
「正式な貴族でもないくせに」
側近の二人も動揺に、正式な貴族でもないワルドが高レベルであることを知って不快そうに顔をしかめた。
「王子は、このワルドとかいう平民のことを知っているのですかな?」
「知っている。シルキドにまとわりついている鬱陶しい平民だ。追い払おうといろいろ生徒たちに嫌がらせさせているが、いっこうに学園を退学する様子がない生意気な奴だ」
それを聞いて、学園長もうなずく。
「……このワルドとかいう平民と、先ほどのシルキドという田舎貴族が手を組むことになれば、国内の貴族の勢力図に大きな影響が出るでしょう。ただでさえ女神から新属性である「空」の力を与えられた上に、国内で1、2を争う高レベルなのですから」
「それはいけない。彼女は俺の妾になるべきなんだ」
王子は焦ってそう叫ぶ。彼女に対する執着を感じ取って、学園長トールはニヤリと笑った。
「いかかでしょうか。実はこの邪魔なワルドという生徒の「空」属性魔法を利用して、魔王である堕人王ダニエルを封印する作戦があるのですが」
「面白い。聞こう」
こうして、ワルドをめぐる陰謀が繰り広げられるのだった。
「それでは、これから組むパーティを発表する。パーティは六属性一組となってそれぞれと協力し合って敵と戦うように」
ノーズダンジョンの前で、生徒たちをパーティに分ける。そのメンバーは、それぞれレベルが近い生徒たち同士で組まれていた。
しかし、一人だけ余った人間がいる。
「先生、僕はどこのパーティに行けばいいでしょうか?」
「ん?そうか。ワルド生徒。お前は新属性である『空』の属性だったな」
聞かれた教師は少し考え、生徒たちの中でももっともレベルが高いメンバーがそろっているパーティに入れる。
「……よろしくお願いします」
「ふん。卑しい平民が。俺たちの足をひっぱるなよ」
パーティのリーダー、エーリッヒ王子が鼻を鳴らす。空属性のワルドが入れられたのは、光属性のエーリッヒ王子、 炎属性のゲオルグ、闇属性のヘルマン 風属性のローズレット、水属性のクラウディア、土属性のシルキドである。
彼らは魔物に対抗する力を磨くためダンジョンの一つ『オーラルダンジョン』を攻略するのだった。
「では、まずは教師たちが先に入って、中の状況を確認して……」
「必要ない。まず俺たちのパーティを先にいれろ」
教師の説明を遮り、エーリッヒ王子がダンジョンに入ろうとする。
「王子、お待ちください。中にはズルリンたちがいます」
「だからこそだ。魔物を倒せば倒すほど、レベルアップできるんだから、最弱モンスターのズルリンは恰好の獲物だ」
そういうと、教師の胸倉をつかんで無理やり押しのける。。
「いいか。俺の獲物を横取りしようったってそうはさせねえ。俺は最速でレベルアップしていずれは堕人王ダニエルを倒し、王になるんだ」
そういうと、剣を抜いて入っていく。
「おう。なんて勇ましいんだ。さすが王子だぜ」
「私たちもお供せねば」
側近の二人も後に続く。
「仕方ないわねえ。面倒だけど付き合ってあげるか」
「男って、どうしてあんなに乱暴なんでしょう」
ローズレットとクラウディアも、ぶつぶつ文句を言いながら入っていった。
「仕方ない。行こう。準備はできている?」
「ああ。食料も武器も亜空間格納庫に充分に用意したさ」
ワルドの言葉にうなずき、シルキドもダンジョンに入る。
こうして、ワルドは再びノーズダンジョンに入っていくのだった。
この学園は教養を身に着けると同時に、貴族としての義務を果たすための授業も行われることになった。
その義務とは、魔物討伐である。
女神ロースから魔法を与えられた貴族は、人類の敵である魔物から無力な民を守る義務がある。そのため、魔物と戦ってレベルアップする必要があった。
入学式が終わり、学園生活が始まる。
この学園は教養を身に着けると同時に、貴族としての義務を果たすための授業も行われることになった。
その義務とは、魔物討伐である。
女神ロースから魔法を与えられた貴族は、人類の敵である魔物から無力な民を守る義務がある。そのため、魔物と戦ってレベルアップする必要があった。
そのカリキュラムを組む学園長トールは、今年入学する二人の問題児に対してどう扱っていいものか困り果てていた。
「レベル20の生徒が二人もいるだと……このままでは貴族社会の秩序が保てぬ」
最高の教育を受けている王子や上級貴族であるゲオルグたちでさえ、レべルはせいぜい5~6である。それが中央から遠く離れた田舎貴族や、どこの馬の骨ともわからない平民がレベル20に達しているのだ。
レベル20といえば、王国でいえは騎士団長や主席宮廷魔導士クラスの高ランクである。
「まだシルキド嬢はいい。田舎とはいえ一応貴族だ。どこか上級貴族の嫁にでも押し込めば貴族社会の体面は保てる。だが、この平民は「空」という新属性だ。貴族社会の秩序を壊す新勢力になる。なんとか抑え込まなければ……」
新属性魔法をもつ学生をもてあました学園長は、彼をどう処置すればよいか悩む。
「かといって、新属性の魔法をもつ奴を冷遇すれば、女神を崇めている「聖白教」との軋轢を生むことになるかもしれぬ。何より、女神に逆らったとして魔法を取り上げられてしまうかも……」
そう考えて、学園長は身震いする。女神の怒りに触れて魔法を取り上げられてしまった貴族は、悲惨な末路を迎える。多くは貴族位すら保てず追放され、平民のコミュニティにすら入れてもらえず野垂れ死ぬことになるのだ。
「奴をどうすれば……」
執務室に座って考え込んでいると、ふいに光が差し込み、辺り一面が真っ白い世界に変わった。
「な、なんだこれは……」
いきなりの事態に驚く学園長に、重々しい声が響き渡る。
「恐れるな。我は創造神なり」
学園長が見上げると、光の中に一人の人影が浮かんでいた。逆光になっており、顔がよく見えない。
「創造神ですと……」
それを聞いた学園長は、慌ててその場に跪く。女神ロースよりもさらに上位に位置するという、この世界を創造したといわれる名前すら伝わってない神の姿がそこにあった。
「汝に、魔王を倒すもっとも有効な戦法を教えよう」
そういって、創造神は学園長に何事かささやく。それを聞いた学園長は、すべて納得したという風に歓声をあげた。
「なるほど。あの平民に「空」の力を授けたのは、そのような意図があったのですね」
「あとは汝たち次第だ」
そういうと、創造神の姿が遠ざかっていく。
「お待ちください。せめて……せめてあなた様のお名前を!」
学園長の必死の呼びかけに、神はふっと笑って自らの名前を告げた。
「我が名は……」
名前を告げると、創造神の姿は消えていく。気が付くと、学園長は元の執務室に戻っていた。
「創造神様……お導きに感謝いたします」
感激した学園長は、さっそく「空」の力をつかって魔王を倒す作戦を考えるのだった。
授業が始まる前に、エーリッヒ王子は側近であるゲオルグとヘルマンと共に、学園長に呼び出される。
「大事な話があるとはなんだ?」
「それに関しては、父から話させていただきます」
ヘルマンが、魔術師のローブを被ったずるそうな顔の男、学園長トールを紹介する。
「……王子は、生徒たちにノーズダンジョンを探索させることを知っておりますかな?」
「ああ。楽しみだ。俺のレベルは10だが、魔物を倒してさらにレベルアップさせることができる」
剣を振りかざして悦に入る。王子は王家の英才教育を受けたおかげて、同年代では類を見ないほどレベルアップしていた。
「それに関して、現在の生徒たちのレベルを調べさせてもらいました」
トールは、王子に生徒たちの資料を見せる。ほとんどの生徒たちはレベル1~3程度だったが、中には突出したレベルの生徒がいることも気が付いた。
「シルキドはレベル20もあるのか。素晴らしい。まさにこれから王になる俺の妾になるのにふさわしい」
喜ぶ王子だったが、側近の二人は不満そうな顔をしていた。。
「女の癖にレベル20だと?」
「だから私たちを簡単に投げ飛ばすことができたのか……不愉快ですね」
シルキドに嫉妬する二人だった。王子の妻宣言を効いて、学園長は頷く。
「確かに、このシルキドとかいう田舎貴族を取り込むことができれば、王子は大いに王位に近づくことができるでしょう。しかし」
学園長は次に、ある男子生徒の資料を見せる。
「どういうことだ!あの平民もレベル20とは」
それをみた王子は驚愕のあまり叫び声をあげた。
「生意気だな」
「正式な貴族でもないくせに」
側近の二人も動揺に、正式な貴族でもないワルドが高レベルであることを知って不快そうに顔をしかめた。
「王子は、このワルドとかいう平民のことを知っているのですかな?」
「知っている。シルキドにまとわりついている鬱陶しい平民だ。追い払おうといろいろ生徒たちに嫌がらせさせているが、いっこうに学園を退学する様子がない生意気な奴だ」
それを聞いて、学園長もうなずく。
「……このワルドとかいう平民と、先ほどのシルキドという田舎貴族が手を組むことになれば、国内の貴族の勢力図に大きな影響が出るでしょう。ただでさえ女神から新属性である「空」の力を与えられた上に、国内で1、2を争う高レベルなのですから」
「それはいけない。彼女は俺の妾になるべきなんだ」
王子は焦ってそう叫ぶ。彼女に対する執着を感じ取って、学園長トールはニヤリと笑った。
「いかかでしょうか。実はこの邪魔なワルドという生徒の「空」属性魔法を利用して、魔王である堕人王ダニエルを封印する作戦があるのですが」
「面白い。聞こう」
こうして、ワルドをめぐる陰謀が繰り広げられるのだった。
「それでは、これから組むパーティを発表する。パーティは六属性一組となってそれぞれと協力し合って敵と戦うように」
ノーズダンジョンの前で、生徒たちをパーティに分ける。そのメンバーは、それぞれレベルが近い生徒たち同士で組まれていた。
しかし、一人だけ余った人間がいる。
「先生、僕はどこのパーティに行けばいいでしょうか?」
「ん?そうか。ワルド生徒。お前は新属性である『空』の属性だったな」
聞かれた教師は少し考え、生徒たちの中でももっともレベルが高いメンバーがそろっているパーティに入れる。
「……よろしくお願いします」
「ふん。卑しい平民が。俺たちの足をひっぱるなよ」
パーティのリーダー、エーリッヒ王子が鼻を鳴らす。空属性のワルドが入れられたのは、光属性のエーリッヒ王子、 炎属性のゲオルグ、闇属性のヘルマン 風属性のローズレット、水属性のクラウディア、土属性のシルキドである。
彼らは魔物に対抗する力を磨くためダンジョンの一つ『オーラルダンジョン』を攻略するのだった。
「では、まずは教師たちが先に入って、中の状況を確認して……」
「必要ない。まず俺たちのパーティを先にいれろ」
教師の説明を遮り、エーリッヒ王子がダンジョンに入ろうとする。
「王子、お待ちください。中にはズルリンたちがいます」
「だからこそだ。魔物を倒せば倒すほど、レベルアップできるんだから、最弱モンスターのズルリンは恰好の獲物だ」
そういうと、教師の胸倉をつかんで無理やり押しのける。。
「いいか。俺の獲物を横取りしようったってそうはさせねえ。俺は最速でレベルアップしていずれは堕人王ダニエルを倒し、王になるんだ」
そういうと、剣を抜いて入っていく。
「おう。なんて勇ましいんだ。さすが王子だぜ」
「私たちもお供せねば」
側近の二人も後に続く。
「仕方ないわねえ。面倒だけど付き合ってあげるか」
「男って、どうしてあんなに乱暴なんでしょう」
ローズレットとクラウディアも、ぶつぶつ文句を言いながら入っていった。
「仕方ない。行こう。準備はできている?」
「ああ。食料も武器も亜空間格納庫に充分に用意したさ」
ワルドの言葉にうなずき、シルキドもダンジョンに入る。
こうして、ワルドは再びノーズダンジョンに入っていくのだった。
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