3 / 28
魔王殺害
しおりを挟む
魔王城
魔王バラストは、玉座に座って勇者との戦いで負った傷を癒していた。すでに巨大な化け物から、黒い翼の生えた貴公子の姿に戻っている。
「ふふ……勇者め。逃げるとは情けない。まあよい。次にきた時が奴らの最後……ん?」
いきなり玉座の後ろに気配を感じて、さすがの魔王もギョッとする。
振り向くと、勇者パーティの仲間で戦いには加わらなかった少年が立っていた。確かルピンとかいった、無能なただの人間だ。
「お前は?なぜここにきた?」
その問いに答えず、ルピンはいきなり「聖生水の雫」を魔王にふりかける。
魔王を包んでいた「闇のオーラ」がはじけとび、魔法がつうじるようになった。
「よし。『転移』」
俺は魔王が身構えるより早く、やつの背中に手を触れて転移する。あっさりと魔法が通じて、いきなり俺たちの周囲の光景が変わった。
「こ、ここは……まさか……」
魔王はそのうめき声をあげる。白い雲が広がる神々しい景色で、はるか先に光り輝く城が見える。
そう、ここははるか空のかなたに浮かぶ城、天空城の入り口だった。
「ぐぅぅぅぅ……」
聖なる力が伝わってきて、魔王の邪悪な魔力を押さえ込んでいく。魔王は力なく雲の上にへたり込んだ。
「思ったとおりだな。ここの門番がえっらそうに「ここは聖なる城、邪悪なる者は入れぬ」なーんていうから、魔王であるあんたを連れてきたら弱体化すると思った」
俺はニヤニヤと笑いながら、魔王の後ろに回りこむ。その背中に生えた黒い翼に向けて、残った「聖生水の雫』をぶちまけた。
「ぎゃああああああ!」
さすが伝説の聖水。魔王の翼を綺麗に溶かしていく。
翼をなくしてただの人間のような姿になった魔王は、怒りの表情を浮かべて変身しようとした。
「魔装変身……ばかな!なぜ本来の姿に戻れない!」
あわてる魔王を、俺はあざ笑う。
「ここをどこだと思っているんだ。聖なる結界が張られた天空界だぞ。今のてめえは変身どころか、人間と大差ない状態だ」
「ぐぬぬぬ……」
歯軋りして悔しがる魔王を、俺は蹴り飛ばす。雲の端までころがっていって、落ちそうになった。
魔王はかろうじて雲をつかみ、転落を防ぐ。
「ぐっ……落ちる!余を助けろ。そうしたら、世界の半分をやろう」
「残念だが、俺は世界なんかに興味ないんでな」
必死に雲をつかんでいる手を、容赦なく踏みつけてやった。
「や、やめろ!この高さから落ちたら……」
「普通に転落死するだろうな。よかったじゃねえか。魔王が雲から落ちて死ぬって聞いたこともないぜ。ずっと間抜けな魔王として伝説にのこるかもな」
俺がギリギリと足を踏みつけてやったら、魔王は命乞いを始めた。
「待ってくれ!命だけは助けてくれ!」
「白々しい。そうやって命乞いする人間を、お前たち魔族は何人殺したんだ」
俺が鼻で笑うと、魔王は弁解を始めた。
「ち、ちがう。誤解なんだ!俺たち魔族がお前たち人間を迫害していたのは、すべて天空王の命令なんだ!」
魔王は泣きながら弁解を始める。
それによると、魔族とは犯罪を犯して天空界を追放された元天空人で、罪滅ぼしとして人間を迫害していたとのことだった。
「意味がわからん。なんで人間を迫害することが罪滅ぼしになるんだ?」
「魔族が人間を迫害すればするほど、彼らは助けを求めて天空界に祈りを捧げる。その祈りが魔力となって、天空界を支える力になるんだ。あとは頃合を見て、天空人の血を引く勇者や聖戦士を作り上げ、彼らに魔王を倒させる。すると、よりいっそうの信仰が集まるというわけだ」
それを聞いて、俺はさらなる怒りに振るえる。人間を何だとおもっているんだ。それじゃマッチポンプじゃねえか。
どおりで勇者がどんなに傲慢な振る舞いをして、俺を迫害しても教会も天空王も見てみぬふりをするわけだぜ。
「てめえら……許せねえ。人間をバカにしやがって」
「た、頼む。許してくれ!そ、そうだ。お前が新たな魔王になればいい!俺はお前の部下になるから!」
魔王は必死に命乞いをするが、もはや俺は相手にするつもりもなかった。
「じゃあな」
俺は容赦なく、魔王の手を踏みつける。
魔王は悲鳴を上げて、はるか下の地面に落下していった。
「ギャアアアアア」
魔王は叫び声をあげて落下していく。やがて断末魔の声が聞こえてきた。
「あばよ。まぬけな魔王め」
しばらすると、俺のカラダに強大な魔力が流れ込んできた。
「これが魔王の力か……悪くないな」
魔物を倒せば、その魔力は倒した者の体に宿り能力を強化する。それが魔王なら、莫大なレベルアップを果たすことができた。
「よし。試してみよう。『高速転移』」
その場で転移を繰り返してみる。まるで超スピードを手にいれたように、視界の範囲なら好きな場所に自由自在に転移できた。
「次に『転移』の力を掌に貯めて……撃つ!」
俺の掌から発せられた黒い玉は、天空城を支える白い雲の一部を切り取り、世界のどこかに転移させた。
何度も試してみると、だんだんコツをつかんでくる。砂粒ほどの
玉を大量に作ることもできるようになった。
『よし。これを転送魔法『オクル』と名づけよう」
俺が練習していると、天空城から殺気立った神兵がやってきた。
「き、貴様は?確か勇者様の転移士。なぜ貴様のような人間が、この聖なる天空界にいるのだ?」
俺を見かけるなり、上から目線で詰問してくる。
「先ほど、魔王の邪悪な波動が感じられたのだが、もしや……貴様が連れてきたのではあるまいな」
神兵が聖剣を突きつけてくるので、俺は言ってやった。
「ああ、そうだぜ。だけどな……」
「貴様!魔王に寝返ったか!天誅!」
問答無用で切りかかってくる。
「はあ……仕方ないか」
俺は10本の指先に『転送』の力をこめて黒い玉を作る。それを神兵に向けて放つのだった。
転移の玉は何の抵抗もなく分厚い鎧を着ている神兵たちの体を抉り取り、黒い穴を開ける。
血しぶきが舞い、神兵たちは一瞬で倒れた。
「な、なぜだ……勇者でもないただの人間が、天空人たる我々を!」
俺の周りには、どてっ腹にあいた小さな穴から血を流して倒れている神兵たちが喚くのを、気持ちよく見下す。
俺の魔法「オクル」は砂粒ほどの大きさながら、装備なと全く無視して体を貫き、神兵たちに致命傷を与えることができていた。
「神の兵と威張っていてもこの程度か。人間以下だな」
俺は冷たく笑い、とどめをさしていく。
彼らを倒したことで、さらに自分の魔力が跳ね上がるのを感じた。
「待てよ。この力があれば、地上だけでなく天空城も支配できるのでは?」
俺は今までの扱いを思い出す。天空人の血を引いてないというだけで、だたの移動道具として扱われ、入城すら許されなかった。
俺を人間だからという理由で、馬鹿にして嘲り笑った。
そもそも堕天した天空人が、魔族として人間を苦しめていたのである
「奴ら、思い上がった天空人たちにも思い知らせてやらないとな」
俺はゆっくりと門に向かって歩く。
天空界を守る巨大な門はすでに閉じられ、俺を拒んでいた。
「『オクル』」
転移の力を玉にこめて、門に向かって打つ。
聖なる力に守られた門は、あっけなく大穴が開いた。
「きゃああああああ!」
「魔王がせめてきた!にげろ!」
門に入ると、翼が生え、頭に輪をのせた一般市民たちが叫び声を上げて逃げ回っている。
しかし、初めてみたけど煌びやかな町だな。あちこち黄金や宝石で飾りたてられていて、住人たちの服装もきれいなものだ。
それらはすべて地上から捧げられたものである。
天空人の配下となっている教会は、何かと理由をつけて地上人たちに信仰と寄付を募り、天空界に貢いでいたのだ。
地上では魔王の侵攻で多くの人間が故郷を失い、塗炭の苦しみにあえいでいたのに、天空人というだけでこいつらは贅沢な暮らしを楽しんでいたんだ。それも地上人たちの犠牲の上に胡坐をかいて。
ムカついたんで、転送術で目に付いた住人を消していく。
「な、なに?私たちの体が消えていく……」
綺麗な服を着た美男美女は、頭の輪だけを残して俺の魔法で地上に戻されていった。
これでお前たちも地上の民の一人だ。無一文で放り出されてさぞかし苦労するだろうが、頑張れよ。
「さて、次は天空城だな。まっていろよ糞天空王」
俺は町を通り過ぎ、いよいよ本丸である天空城に乗り込んだ。
魔王バラストは、玉座に座って勇者との戦いで負った傷を癒していた。すでに巨大な化け物から、黒い翼の生えた貴公子の姿に戻っている。
「ふふ……勇者め。逃げるとは情けない。まあよい。次にきた時が奴らの最後……ん?」
いきなり玉座の後ろに気配を感じて、さすがの魔王もギョッとする。
振り向くと、勇者パーティの仲間で戦いには加わらなかった少年が立っていた。確かルピンとかいった、無能なただの人間だ。
「お前は?なぜここにきた?」
その問いに答えず、ルピンはいきなり「聖生水の雫」を魔王にふりかける。
魔王を包んでいた「闇のオーラ」がはじけとび、魔法がつうじるようになった。
「よし。『転移』」
俺は魔王が身構えるより早く、やつの背中に手を触れて転移する。あっさりと魔法が通じて、いきなり俺たちの周囲の光景が変わった。
「こ、ここは……まさか……」
魔王はそのうめき声をあげる。白い雲が広がる神々しい景色で、はるか先に光り輝く城が見える。
そう、ここははるか空のかなたに浮かぶ城、天空城の入り口だった。
「ぐぅぅぅぅ……」
聖なる力が伝わってきて、魔王の邪悪な魔力を押さえ込んでいく。魔王は力なく雲の上にへたり込んだ。
「思ったとおりだな。ここの門番がえっらそうに「ここは聖なる城、邪悪なる者は入れぬ」なーんていうから、魔王であるあんたを連れてきたら弱体化すると思った」
俺はニヤニヤと笑いながら、魔王の後ろに回りこむ。その背中に生えた黒い翼に向けて、残った「聖生水の雫』をぶちまけた。
「ぎゃああああああ!」
さすが伝説の聖水。魔王の翼を綺麗に溶かしていく。
翼をなくしてただの人間のような姿になった魔王は、怒りの表情を浮かべて変身しようとした。
「魔装変身……ばかな!なぜ本来の姿に戻れない!」
あわてる魔王を、俺はあざ笑う。
「ここをどこだと思っているんだ。聖なる結界が張られた天空界だぞ。今のてめえは変身どころか、人間と大差ない状態だ」
「ぐぬぬぬ……」
歯軋りして悔しがる魔王を、俺は蹴り飛ばす。雲の端までころがっていって、落ちそうになった。
魔王はかろうじて雲をつかみ、転落を防ぐ。
「ぐっ……落ちる!余を助けろ。そうしたら、世界の半分をやろう」
「残念だが、俺は世界なんかに興味ないんでな」
必死に雲をつかんでいる手を、容赦なく踏みつけてやった。
「や、やめろ!この高さから落ちたら……」
「普通に転落死するだろうな。よかったじゃねえか。魔王が雲から落ちて死ぬって聞いたこともないぜ。ずっと間抜けな魔王として伝説にのこるかもな」
俺がギリギリと足を踏みつけてやったら、魔王は命乞いを始めた。
「待ってくれ!命だけは助けてくれ!」
「白々しい。そうやって命乞いする人間を、お前たち魔族は何人殺したんだ」
俺が鼻で笑うと、魔王は弁解を始めた。
「ち、ちがう。誤解なんだ!俺たち魔族がお前たち人間を迫害していたのは、すべて天空王の命令なんだ!」
魔王は泣きながら弁解を始める。
それによると、魔族とは犯罪を犯して天空界を追放された元天空人で、罪滅ぼしとして人間を迫害していたとのことだった。
「意味がわからん。なんで人間を迫害することが罪滅ぼしになるんだ?」
「魔族が人間を迫害すればするほど、彼らは助けを求めて天空界に祈りを捧げる。その祈りが魔力となって、天空界を支える力になるんだ。あとは頃合を見て、天空人の血を引く勇者や聖戦士を作り上げ、彼らに魔王を倒させる。すると、よりいっそうの信仰が集まるというわけだ」
それを聞いて、俺はさらなる怒りに振るえる。人間を何だとおもっているんだ。それじゃマッチポンプじゃねえか。
どおりで勇者がどんなに傲慢な振る舞いをして、俺を迫害しても教会も天空王も見てみぬふりをするわけだぜ。
「てめえら……許せねえ。人間をバカにしやがって」
「た、頼む。許してくれ!そ、そうだ。お前が新たな魔王になればいい!俺はお前の部下になるから!」
魔王は必死に命乞いをするが、もはや俺は相手にするつもりもなかった。
「じゃあな」
俺は容赦なく、魔王の手を踏みつける。
魔王は悲鳴を上げて、はるか下の地面に落下していった。
「ギャアアアアア」
魔王は叫び声をあげて落下していく。やがて断末魔の声が聞こえてきた。
「あばよ。まぬけな魔王め」
しばらすると、俺のカラダに強大な魔力が流れ込んできた。
「これが魔王の力か……悪くないな」
魔物を倒せば、その魔力は倒した者の体に宿り能力を強化する。それが魔王なら、莫大なレベルアップを果たすことができた。
「よし。試してみよう。『高速転移』」
その場で転移を繰り返してみる。まるで超スピードを手にいれたように、視界の範囲なら好きな場所に自由自在に転移できた。
「次に『転移』の力を掌に貯めて……撃つ!」
俺の掌から発せられた黒い玉は、天空城を支える白い雲の一部を切り取り、世界のどこかに転移させた。
何度も試してみると、だんだんコツをつかんでくる。砂粒ほどの
玉を大量に作ることもできるようになった。
『よし。これを転送魔法『オクル』と名づけよう」
俺が練習していると、天空城から殺気立った神兵がやってきた。
「き、貴様は?確か勇者様の転移士。なぜ貴様のような人間が、この聖なる天空界にいるのだ?」
俺を見かけるなり、上から目線で詰問してくる。
「先ほど、魔王の邪悪な波動が感じられたのだが、もしや……貴様が連れてきたのではあるまいな」
神兵が聖剣を突きつけてくるので、俺は言ってやった。
「ああ、そうだぜ。だけどな……」
「貴様!魔王に寝返ったか!天誅!」
問答無用で切りかかってくる。
「はあ……仕方ないか」
俺は10本の指先に『転送』の力をこめて黒い玉を作る。それを神兵に向けて放つのだった。
転移の玉は何の抵抗もなく分厚い鎧を着ている神兵たちの体を抉り取り、黒い穴を開ける。
血しぶきが舞い、神兵たちは一瞬で倒れた。
「な、なぜだ……勇者でもないただの人間が、天空人たる我々を!」
俺の周りには、どてっ腹にあいた小さな穴から血を流して倒れている神兵たちが喚くのを、気持ちよく見下す。
俺の魔法「オクル」は砂粒ほどの大きさながら、装備なと全く無視して体を貫き、神兵たちに致命傷を与えることができていた。
「神の兵と威張っていてもこの程度か。人間以下だな」
俺は冷たく笑い、とどめをさしていく。
彼らを倒したことで、さらに自分の魔力が跳ね上がるのを感じた。
「待てよ。この力があれば、地上だけでなく天空城も支配できるのでは?」
俺は今までの扱いを思い出す。天空人の血を引いてないというだけで、だたの移動道具として扱われ、入城すら許されなかった。
俺を人間だからという理由で、馬鹿にして嘲り笑った。
そもそも堕天した天空人が、魔族として人間を苦しめていたのである
「奴ら、思い上がった天空人たちにも思い知らせてやらないとな」
俺はゆっくりと門に向かって歩く。
天空界を守る巨大な門はすでに閉じられ、俺を拒んでいた。
「『オクル』」
転移の力を玉にこめて、門に向かって打つ。
聖なる力に守られた門は、あっけなく大穴が開いた。
「きゃああああああ!」
「魔王がせめてきた!にげろ!」
門に入ると、翼が生え、頭に輪をのせた一般市民たちが叫び声を上げて逃げ回っている。
しかし、初めてみたけど煌びやかな町だな。あちこち黄金や宝石で飾りたてられていて、住人たちの服装もきれいなものだ。
それらはすべて地上から捧げられたものである。
天空人の配下となっている教会は、何かと理由をつけて地上人たちに信仰と寄付を募り、天空界に貢いでいたのだ。
地上では魔王の侵攻で多くの人間が故郷を失い、塗炭の苦しみにあえいでいたのに、天空人というだけでこいつらは贅沢な暮らしを楽しんでいたんだ。それも地上人たちの犠牲の上に胡坐をかいて。
ムカついたんで、転送術で目に付いた住人を消していく。
「な、なに?私たちの体が消えていく……」
綺麗な服を着た美男美女は、頭の輪だけを残して俺の魔法で地上に戻されていった。
これでお前たちも地上の民の一人だ。無一文で放り出されてさぞかし苦労するだろうが、頑張れよ。
「さて、次は天空城だな。まっていろよ糞天空王」
俺は町を通り過ぎ、いよいよ本丸である天空城に乗り込んだ。
10
あなたにおすすめの小説
どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜
サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。
〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。
だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。
〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。
危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。
『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』
いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。
すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。
これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。
嵌められたオッサン冒険者、Sランクモンスター(幼体)に懐かれたので、その力で復讐しようと思います
ゆさま
ファンタジー
ベテランオッサン冒険者が、美少女パーティーにオヤジ狩りの標的にされてしまった。生死の境をさまよっていたら、Sランクモンスターに懐かれて……。
懐いたモンスターが成長し、美女に擬態できるようになって迫ってきます。どうするオッサン!?
後日譚追加【完結】冤罪で追放された俺、真実の魔法で無実を証明したら手のひら返しの嵐!! でももう遅い、王都ごと見捨てて自由に生きます
なみゆき
ファンタジー
魔王を討ったはずの俺は、冤罪で追放された。 功績は奪われ、婚約は破棄され、裏切り者の烙印を押された。 信じてくれる者は、誰一人いない——そう思っていた。
だが、辺境で出会った古代魔導と、ただ一人俺を信じてくれた彼女が、すべてを変えた。 婚礼と処刑が重なるその日、真実をつきつけ、俺は、王都に“ざまぁ”を叩きつける。
……でも、もう復讐には興味がない。 俺が欲しかったのは、名誉でも地位でもなく、信じてくれる人だった。
これは、ざまぁの果てに静かな勝利を選んだ、元英雄の物語。
ブラック企業で心身ボロボロの社畜だった俺が少年の姿で異世界に転生!? ~鑑定スキルと無限収納を駆使して錬金術師として第二の人生を謳歌します~
楠富 つかさ
ファンタジー
ブラック企業で働いていた小坂直人は、ある日、仕事中の過労で意識を失い、気がつくと異世界の森の中で少年の姿になっていた。しかも、【錬金術】という強力なスキルを持っており、物質を分解・合成・強化できる能力を手にしていた。
そんなナオが出会ったのは、森で冒険者として活動する巨乳の美少女・エルフィーナ(エル)。彼女は魔物討伐の依頼をこなしていたが、強敵との戦闘で深手を負ってしまう。
「やばい……これ、動けない……」
怪我人のエルを目の当たりにしたナオは、錬金術で作成していたポーションを与え彼女を助ける。
「す、すごい……ナオのおかげで助かった……!」
異世界で自由気ままに錬金術を駆使するナオと、彼に惚れた美少女冒険者エルとのスローライフ&冒険ファンタジーが今、始まる!
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
異世界に召喚されて2日目です。クズは要らないと追放され、激レアユニークスキルで危機回避したはずが、トラブル続きで泣きそうです。
もにゃむ
ファンタジー
父親に教師になる人生を強要され、父親が死ぬまで自分の望む人生を歩むことはできないと、人生を諦め淡々とした日々を送る清泉だったが、夏休みの補習中、突然4人の生徒と共に光に包まれ異世界に召喚されてしまう。
異世界召喚という非現実的な状況に、教師1年目の清泉が状況把握に努めていると、ステータスを確認したい召喚者と1人の生徒の間にトラブル発生。
ステータスではなく職業だけを鑑定することで落ち着くも、清泉と女子生徒の1人は職業がクズだから要らないと、王都追放を言い渡されてしまう。
残留組の2人の生徒にはクズな職業だと蔑みの目を向けられ、
同時に追放を言い渡された女子生徒は問題行動が多すぎて退学させるための監視対象で、
追加で追放を言い渡された男子生徒は言動に違和感ありまくりで、
清泉は1人で自由に生きるために、問題児たちからさっさと離れたいと思うのだが……
【コミカライズ決定】勇者学園の西園寺オスカー~実力を隠して勇者学園を満喫する俺、美人生徒会長に目をつけられたので最強ムーブをかましたい~
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】
【第5回一二三書房Web小説大賞コミカライズ賞】
~ポルカコミックスでの漫画化(コミカライズ)決定!~
ゼルトル勇者学園に通う少年、西園寺オスカーはかなり変わっている。
学園で、教師をも上回るほどの実力を持っておきながらも、その実力を隠し、他の生徒と同様の、平均的な目立たない存在として振る舞うのだ。
何か実力を隠す特別な理由があるのか。
いや、彼はただ、「かっこよさそう」だから実力を隠す。
そんな中、隣の席の美少女セレナや、生徒会長のアリア、剣術教師であるレイヴンなどは、「西園寺オスカーは何かを隠している」というような疑念を抱き始めるのだった。
貴族出身の傲慢なクラスメイトに、彼と対峙することを選ぶ生徒会〈ガーディアンズ・オブ・ゼルトル〉、さらには魔王まで、西園寺オスカーの前に立ちはだかる。
オスカーはどうやって最強の力を手にしたのか。授業や試験ではどんなムーブをかますのか。彼の実力を知る者は現れるのか。
世界を揺るがす、最強中二病主人公の爆誕を見逃すな!
※小説家になろう、カクヨム、pixivにも投稿中。
S級スキル『剣聖』を授かった俺はスキルを奪われてから人生が一変しました
白崎なまず
ファンタジー
この世界の人間の多くは生まれてきたときにスキルを持っている。スキルの力は強大で、強力なスキルを持つ者が貧弱なスキルしか持たない者を支配する。
そんな世界に生まれた主人公アレスは大昔の英雄が所持していたとされるSランク『剣聖』を持っていたことが明らかになり一気に成り上がっていく。
王族になり、裕福な暮らしをし、将来は王女との結婚も約束され盤石な人生を歩むアレス。
しかし物事がうまくいっている時こそ人生の落とし穴には気付けないものだ。
突如現れた謎の老人に剣聖のスキルを奪われてしまったアレス。
スキルのおかげで手に入れた立場は当然スキルがなければ維持することが出来ない。
王族から下民へと落ちたアレスはこの世に絶望し、生きる気力を失いかけてしまう。
そんなアレスに手を差し伸べたのはとある教会のシスターだった。
Sランクスキルを失い、この世はスキルが全てじゃないと知ったアレス。
スキルがない自分でも前向きに生きていこうと冒険者の道へ進むことになったアレスだったのだが――
なんと、そんなアレスの元に剣聖のスキルが舞い戻ってきたのだ。
スキルを奪われたと王族から追放されたアレスが剣聖のスキルが戻ったことを隠しながら冒険者になるために学園に通う。
スキルの優劣がものを言う世界でのアレスと仲間たちの学園ファンタジー物語。
この作品は小説家になろうに投稿されている作品の重複投稿になります
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる