13 / 28
罪人ダンジョン
しおりを挟む
王城
冷たい目をした王が、目の前に平伏しているフローラの前に轟然と座っている。その後ろには黒い翼を持つ神官たちがいた。
フローラがやってくると、王は冷たい目で彼女を睨んだ。
「新教の神官殿から聞いた。聖女フローラよ。貴様のせいで世界は混乱しておるそうだな。何か申し開きはあるか?」
「わ、私のせいとはどういうことでしょうか?」
フローラは震えながらも、気丈に言い返した。
そのとき、王の後ろにいた黒い翼を持つ神官たちが出てきて、冷たく告げる。
「貴様が新たな天空王の怒りを買ったせいで、世界から治療魔法が消えたのだ」
「誤解です!ルピンは私を助けてくれました」
フローラは必死に教皇たちに捕らえられたときに、ルピンによって助けられたことを説明する。
それを聞いた国王はため息をついて首を振った。
「では、新たな天空王は怒っていないといいたいのか?」
「そうです!ルピンは未だに私を愛しているはずです」
奇妙な自信をもって断言する彼女に疑いをもつ王だったが、万一本当だった場合彼女を処分したらよけいにルピンの恨みを買ってしまう恐れがある。
どう処分するか頭を悩ませる王の耳元で、黒い翼を持つ神官がささやく。
それを聞いた王はほっとした表情を浮かべた。
「では、お前に命じる。ここから北にいったダンジョンに、何の魔法もこめられてない透明なオーブがあると聞く。しかし、そこには血に飢えたグール共が生息しているので、誰も近寄らないらしい」
それを聞いているうちに、フローラの顔色が悪くなっていく。
「ま、まさか?」
「そうじゃ。お前はそこにいって透明なオーブを持ち帰れ。それを手に入れたら、あらたな治療魔法の根幹となるオーブを作り出されるであろう。ただし、勇者や聖戦士は魔王に対する備えとして動かせぬ。お前一人でいくがいい」
「そんな!せめて勇者パーティ全員でくことをお許しください」
フローラは必死に訴えるが、、勇者ウェイとほかの二人も首を振った。
「フローラ。天空王に愛された君なら穢れたグール共も近寄ってこないだろう。がんばれよ」
「聖女様。がんばれ」
「ご武運お祈りしますわ」
他の二人も冷たく顔をそむける。
フローラは勇者たちに見捨てられたことを知り、絶望するのだった。
彼女は王の前から引きずり出され、黒い羽を持った神官たちに引き渡される。
そのまま縛り上げられ、王都の北にあるダンジョンにつれてこられた。
「ここは貴様を罰するための『罪人ダンジョン』だ。中に入ってあの方のありがたみを実感するがいい。万が一あの方が許してくれるなら、命だけは助かるだろう」
「まって!誤解なの!ルピンは私の恋人なの!」
わめくフローラだったが、相手にされずにダンジョンにつながる魔方陣に放り込まれてしまった。
罪人ダンジョンとは、この世界を支配している天空人に対する冒涜行為を行った罪人を収監するためのダンジョンである。
天空人が地上人への試練として作ったほかのダンジョンと違い、一切の宝箱などもなく、出てくるモンスターも制御が利かない失敗作ばかりである。
その最新部のボスを倒せば、いかなる罪も許されるとされているが、今までクリアした者なといなかった。
そんな危険な場所に、フローラは転移させられていた。
天空城でそれを見ていた俺は、フローラの末路を近くで眺めるために罪人ダンジョンに転移した。
「なんとも悪趣味なところだな」
俺はダンジョンの壁に手をふれてつぶやく。壁は岩や土ではなく、ピンク色の肉の塊でできていた。
「さて……フローラはどうしているかな」
辺りの気配を探りながら進んでいくと、地面に一人の美少女が倒れていた。
「おい……大丈夫か?」
俺が回復ポーションを与えてやると、美少女ーフローラはうっすらと目を明けた。
「うっ……ルピンなの?」
「ああ。フローラが罪人ダンジョンに落とされたと聞いて、助けにきたんだ。ごめんな。何か誤解があったみたいだ」
俺がそういってやると、フローラは涙を流してすがりついてきた。
「ありがとう!お願い!ここから連れ出して!」
「そうしてやりたいが、この中では転移魔法は封じられているみたいだ。底まで行って脱出するしかない」
俺はフローラに手を差し伸べると、立ち上がらせる。
「いこう。底までいけば脱出できるはずだ」
フローラは藁にもすがる思いで、俺の手をとるのだった。
薄暗い罪人ダンジョンを二人で進んでいくと、フローラが緊張に耐えられなくなったのか話しかけてきた。
「ここから出たら、私を見捨てた王や勇者に復讐してやるわ!」
「復讐って……お前の恋人だろう?」
俺が意地悪く突っ込むと、フローラはばつの悪そうな顔をした。
「あ、あの、ごめんね。勇者にだまされていたの。あなたは悪くないのに、追放なんてして」
「全くだぜ。婚約破棄の上に俺を振ってウェイの愛人になるとはな。しかも王と一緒になって俺を処刑しようとした」
俺が指摘すると、フローラは真っ赤な顔をして謝ってきた。
「ご、ごめん。私は自分が天空人の血を引いていると知って、つい思い上がっちゃったの。地上人のあなたは私にふさわしくない、ウェイこそが私の恋人にふさわしいって」
「ほう……?そんなお前が、なんでウェイと離れて行動しているんだ?」
意地悪く聞いてやると、フローラは怒りの表情を浮かべた。
「治療魔法が使えなくなると、あいつらは私を追い出したの。無能な奴はいらないって。勝手なやつらよね。今まで散々私に頼っていたくせに、用がなくなるとポイ捨てするなんて」
「……お前は奴らと違うといいたいのかな?」
それはそのまま俺を見捨てたフローラにも当てはまることを指摘してやると、彼女は慌てて謝ってきた。
「本当にごめん。私は目が覚めたの。どんな時にも私を見捨てない本当のパートナーはあなただけだって。ここから出たら、二人で一緒に幸せになろう!」
「その言葉が本心であることを祈っているよ」
俺は皮肉たっぷりに笑ってやった。
冷たい目をした王が、目の前に平伏しているフローラの前に轟然と座っている。その後ろには黒い翼を持つ神官たちがいた。
フローラがやってくると、王は冷たい目で彼女を睨んだ。
「新教の神官殿から聞いた。聖女フローラよ。貴様のせいで世界は混乱しておるそうだな。何か申し開きはあるか?」
「わ、私のせいとはどういうことでしょうか?」
フローラは震えながらも、気丈に言い返した。
そのとき、王の後ろにいた黒い翼を持つ神官たちが出てきて、冷たく告げる。
「貴様が新たな天空王の怒りを買ったせいで、世界から治療魔法が消えたのだ」
「誤解です!ルピンは私を助けてくれました」
フローラは必死に教皇たちに捕らえられたときに、ルピンによって助けられたことを説明する。
それを聞いた国王はため息をついて首を振った。
「では、新たな天空王は怒っていないといいたいのか?」
「そうです!ルピンは未だに私を愛しているはずです」
奇妙な自信をもって断言する彼女に疑いをもつ王だったが、万一本当だった場合彼女を処分したらよけいにルピンの恨みを買ってしまう恐れがある。
どう処分するか頭を悩ませる王の耳元で、黒い翼を持つ神官がささやく。
それを聞いた王はほっとした表情を浮かべた。
「では、お前に命じる。ここから北にいったダンジョンに、何の魔法もこめられてない透明なオーブがあると聞く。しかし、そこには血に飢えたグール共が生息しているので、誰も近寄らないらしい」
それを聞いているうちに、フローラの顔色が悪くなっていく。
「ま、まさか?」
「そうじゃ。お前はそこにいって透明なオーブを持ち帰れ。それを手に入れたら、あらたな治療魔法の根幹となるオーブを作り出されるであろう。ただし、勇者や聖戦士は魔王に対する備えとして動かせぬ。お前一人でいくがいい」
「そんな!せめて勇者パーティ全員でくことをお許しください」
フローラは必死に訴えるが、、勇者ウェイとほかの二人も首を振った。
「フローラ。天空王に愛された君なら穢れたグール共も近寄ってこないだろう。がんばれよ」
「聖女様。がんばれ」
「ご武運お祈りしますわ」
他の二人も冷たく顔をそむける。
フローラは勇者たちに見捨てられたことを知り、絶望するのだった。
彼女は王の前から引きずり出され、黒い羽を持った神官たちに引き渡される。
そのまま縛り上げられ、王都の北にあるダンジョンにつれてこられた。
「ここは貴様を罰するための『罪人ダンジョン』だ。中に入ってあの方のありがたみを実感するがいい。万が一あの方が許してくれるなら、命だけは助かるだろう」
「まって!誤解なの!ルピンは私の恋人なの!」
わめくフローラだったが、相手にされずにダンジョンにつながる魔方陣に放り込まれてしまった。
罪人ダンジョンとは、この世界を支配している天空人に対する冒涜行為を行った罪人を収監するためのダンジョンである。
天空人が地上人への試練として作ったほかのダンジョンと違い、一切の宝箱などもなく、出てくるモンスターも制御が利かない失敗作ばかりである。
その最新部のボスを倒せば、いかなる罪も許されるとされているが、今までクリアした者なといなかった。
そんな危険な場所に、フローラは転移させられていた。
天空城でそれを見ていた俺は、フローラの末路を近くで眺めるために罪人ダンジョンに転移した。
「なんとも悪趣味なところだな」
俺はダンジョンの壁に手をふれてつぶやく。壁は岩や土ではなく、ピンク色の肉の塊でできていた。
「さて……フローラはどうしているかな」
辺りの気配を探りながら進んでいくと、地面に一人の美少女が倒れていた。
「おい……大丈夫か?」
俺が回復ポーションを与えてやると、美少女ーフローラはうっすらと目を明けた。
「うっ……ルピンなの?」
「ああ。フローラが罪人ダンジョンに落とされたと聞いて、助けにきたんだ。ごめんな。何か誤解があったみたいだ」
俺がそういってやると、フローラは涙を流してすがりついてきた。
「ありがとう!お願い!ここから連れ出して!」
「そうしてやりたいが、この中では転移魔法は封じられているみたいだ。底まで行って脱出するしかない」
俺はフローラに手を差し伸べると、立ち上がらせる。
「いこう。底までいけば脱出できるはずだ」
フローラは藁にもすがる思いで、俺の手をとるのだった。
薄暗い罪人ダンジョンを二人で進んでいくと、フローラが緊張に耐えられなくなったのか話しかけてきた。
「ここから出たら、私を見捨てた王や勇者に復讐してやるわ!」
「復讐って……お前の恋人だろう?」
俺が意地悪く突っ込むと、フローラはばつの悪そうな顔をした。
「あ、あの、ごめんね。勇者にだまされていたの。あなたは悪くないのに、追放なんてして」
「全くだぜ。婚約破棄の上に俺を振ってウェイの愛人になるとはな。しかも王と一緒になって俺を処刑しようとした」
俺が指摘すると、フローラは真っ赤な顔をして謝ってきた。
「ご、ごめん。私は自分が天空人の血を引いていると知って、つい思い上がっちゃったの。地上人のあなたは私にふさわしくない、ウェイこそが私の恋人にふさわしいって」
「ほう……?そんなお前が、なんでウェイと離れて行動しているんだ?」
意地悪く聞いてやると、フローラは怒りの表情を浮かべた。
「治療魔法が使えなくなると、あいつらは私を追い出したの。無能な奴はいらないって。勝手なやつらよね。今まで散々私に頼っていたくせに、用がなくなるとポイ捨てするなんて」
「……お前は奴らと違うといいたいのかな?」
それはそのまま俺を見捨てたフローラにも当てはまることを指摘してやると、彼女は慌てて謝ってきた。
「本当にごめん。私は目が覚めたの。どんな時にも私を見捨てない本当のパートナーはあなただけだって。ここから出たら、二人で一緒に幸せになろう!」
「その言葉が本心であることを祈っているよ」
俺は皮肉たっぷりに笑ってやった。
0
あなたにおすすめの小説
どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜
サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。
〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。
だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。
〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。
危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。
『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』
いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。
すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。
これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。
嵌められたオッサン冒険者、Sランクモンスター(幼体)に懐かれたので、その力で復讐しようと思います
ゆさま
ファンタジー
ベテランオッサン冒険者が、美少女パーティーにオヤジ狩りの標的にされてしまった。生死の境をさまよっていたら、Sランクモンスターに懐かれて……。
懐いたモンスターが成長し、美女に擬態できるようになって迫ってきます。どうするオッサン!?
後日譚追加【完結】冤罪で追放された俺、真実の魔法で無実を証明したら手のひら返しの嵐!! でももう遅い、王都ごと見捨てて自由に生きます
なみゆき
ファンタジー
魔王を討ったはずの俺は、冤罪で追放された。 功績は奪われ、婚約は破棄され、裏切り者の烙印を押された。 信じてくれる者は、誰一人いない——そう思っていた。
だが、辺境で出会った古代魔導と、ただ一人俺を信じてくれた彼女が、すべてを変えた。 婚礼と処刑が重なるその日、真実をつきつけ、俺は、王都に“ざまぁ”を叩きつける。
……でも、もう復讐には興味がない。 俺が欲しかったのは、名誉でも地位でもなく、信じてくれる人だった。
これは、ざまぁの果てに静かな勝利を選んだ、元英雄の物語。
ブラック企業で心身ボロボロの社畜だった俺が少年の姿で異世界に転生!? ~鑑定スキルと無限収納を駆使して錬金術師として第二の人生を謳歌します~
楠富 つかさ
ファンタジー
ブラック企業で働いていた小坂直人は、ある日、仕事中の過労で意識を失い、気がつくと異世界の森の中で少年の姿になっていた。しかも、【錬金術】という強力なスキルを持っており、物質を分解・合成・強化できる能力を手にしていた。
そんなナオが出会ったのは、森で冒険者として活動する巨乳の美少女・エルフィーナ(エル)。彼女は魔物討伐の依頼をこなしていたが、強敵との戦闘で深手を負ってしまう。
「やばい……これ、動けない……」
怪我人のエルを目の当たりにしたナオは、錬金術で作成していたポーションを与え彼女を助ける。
「す、すごい……ナオのおかげで助かった……!」
異世界で自由気ままに錬金術を駆使するナオと、彼に惚れた美少女冒険者エルとのスローライフ&冒険ファンタジーが今、始まる!
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
異世界に召喚されて2日目です。クズは要らないと追放され、激レアユニークスキルで危機回避したはずが、トラブル続きで泣きそうです。
もにゃむ
ファンタジー
父親に教師になる人生を強要され、父親が死ぬまで自分の望む人生を歩むことはできないと、人生を諦め淡々とした日々を送る清泉だったが、夏休みの補習中、突然4人の生徒と共に光に包まれ異世界に召喚されてしまう。
異世界召喚という非現実的な状況に、教師1年目の清泉が状況把握に努めていると、ステータスを確認したい召喚者と1人の生徒の間にトラブル発生。
ステータスではなく職業だけを鑑定することで落ち着くも、清泉と女子生徒の1人は職業がクズだから要らないと、王都追放を言い渡されてしまう。
残留組の2人の生徒にはクズな職業だと蔑みの目を向けられ、
同時に追放を言い渡された女子生徒は問題行動が多すぎて退学させるための監視対象で、
追加で追放を言い渡された男子生徒は言動に違和感ありまくりで、
清泉は1人で自由に生きるために、問題児たちからさっさと離れたいと思うのだが……
【コミカライズ決定】勇者学園の西園寺オスカー~実力を隠して勇者学園を満喫する俺、美人生徒会長に目をつけられたので最強ムーブをかましたい~
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】
【第5回一二三書房Web小説大賞コミカライズ賞】
~ポルカコミックスでの漫画化(コミカライズ)決定!~
ゼルトル勇者学園に通う少年、西園寺オスカーはかなり変わっている。
学園で、教師をも上回るほどの実力を持っておきながらも、その実力を隠し、他の生徒と同様の、平均的な目立たない存在として振る舞うのだ。
何か実力を隠す特別な理由があるのか。
いや、彼はただ、「かっこよさそう」だから実力を隠す。
そんな中、隣の席の美少女セレナや、生徒会長のアリア、剣術教師であるレイヴンなどは、「西園寺オスカーは何かを隠している」というような疑念を抱き始めるのだった。
貴族出身の傲慢なクラスメイトに、彼と対峙することを選ぶ生徒会〈ガーディアンズ・オブ・ゼルトル〉、さらには魔王まで、西園寺オスカーの前に立ちはだかる。
オスカーはどうやって最強の力を手にしたのか。授業や試験ではどんなムーブをかますのか。彼の実力を知る者は現れるのか。
世界を揺るがす、最強中二病主人公の爆誕を見逃すな!
※小説家になろう、カクヨム、pixivにも投稿中。
S級スキル『剣聖』を授かった俺はスキルを奪われてから人生が一変しました
白崎なまず
ファンタジー
この世界の人間の多くは生まれてきたときにスキルを持っている。スキルの力は強大で、強力なスキルを持つ者が貧弱なスキルしか持たない者を支配する。
そんな世界に生まれた主人公アレスは大昔の英雄が所持していたとされるSランク『剣聖』を持っていたことが明らかになり一気に成り上がっていく。
王族になり、裕福な暮らしをし、将来は王女との結婚も約束され盤石な人生を歩むアレス。
しかし物事がうまくいっている時こそ人生の落とし穴には気付けないものだ。
突如現れた謎の老人に剣聖のスキルを奪われてしまったアレス。
スキルのおかげで手に入れた立場は当然スキルがなければ維持することが出来ない。
王族から下民へと落ちたアレスはこの世に絶望し、生きる気力を失いかけてしまう。
そんなアレスに手を差し伸べたのはとある教会のシスターだった。
Sランクスキルを失い、この世はスキルが全てじゃないと知ったアレス。
スキルがない自分でも前向きに生きていこうと冒険者の道へ進むことになったアレスだったのだが――
なんと、そんなアレスの元に剣聖のスキルが舞い戻ってきたのだ。
スキルを奪われたと王族から追放されたアレスが剣聖のスキルが戻ったことを隠しながら冒険者になるために学園に通う。
スキルの優劣がものを言う世界でのアレスと仲間たちの学園ファンタジー物語。
この作品は小説家になろうに投稿されている作品の重複投稿になります
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる