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原作崩壊後:神魔の覚醒
102:アイドル
しおりを挟むはい、と言うことで国境線の戦い終了。
敵使徒はフアナが1体。残り全てをエレナが除去。残りの帝国民は結局ティアラちゃんが全員後光ぶち込んで洗脳した形になっちゃったんですけど……。まぁ無力化できてるし、帝国の女神であるゴジケサから信者奪えてるし! 宗教戦争としては上々じゃない? 洗脳を洗脳で塗りつぶしただけだけど!
ということでみんなー! 乗ってるかーい!? レスポンス行くよー!
「あーゆー、アユティナ?」
「「「マイゴット!!!!!」」」
「……え、なにこれ。こわ。」
え! 何ってライブだよライブ! エレナも一緒に……。あ、歌わない? 残念。
ほら宗教と言えば讃美歌でしょ? みんなで一緒にお歌を歌って結束力アップ! 前世の宗教だったら歌を通じて神を感じるとかしてたかもだけど、こっちじゃ使徒である私はエブリタイム神の視線を受け取っちゃってるような存在! つまりティアラと一緒に歌って騒げば神に見てもらえる! こんな凄い職業ってないよ!!!
つまりお前たちのレスポンスは~、信仰心の大きさァ! 三階席のJブロックー! 声小さいぞー!
「いやここ野外だが?」
「んなもん関係ないって! 魂の二階席三階席! そしてもっと上のアユティナ様がおわす席! ありまーす!!!」
ほらフアナを見てよ! 速攻で無力化の魔法作ったと思ったら、改良を秒で終わらせて効率的に私の後光を照射できる配置を作り出した彼女! そしたら次はライブ用の音源まで作ってくれたんだよ! アユティナ様も負けじと私のライブ衣装作ってお着換えさせてくれたし! 正確にはちょっと違うけどな! これはもう歌って踊るしかないべ!
「ほら一緒にー!
たしかに神様 いっぱいいるけど
すばらしい方 一人だけ
けじめつけろ 誤りの神
てっとー徹尾 愛してますよ!
L・O・V・E?」
「「「ア・ユ・ティナ!!!」」」
ふ~~! 最高だぜぇ!!!
「……え、あ、あの。ティアラ? なんかその、貴女泣いてない?」
な、泣いてないよ!
決してティアラちゃんが恥ずかしくて着れないようなフリフリで、ミニスカで、リボン一杯で、カラフルなアイドル衣装着せられてても! こんな大勢の前で醜態をさらしてても! とてつもなく恥ずかしくても!!! 泣いてないよ!!!!!
「いやもうソレ本音! マジでなんでどうなってるの!? 私使徒倒してた間に何があったの!? ふ、フアナ!? あんたティアラの嫁さんだったら何か知ってるわよね!!!」
「よ、嫁ッ! ……貴女のことをずっと泥棒猫かと思っていたのですが、どうやら“理解”ある方だったようですね……! これまでの無礼をお詫びいたしますわ。」
「そんなのいいから! 理由!」
え、えっと。ティアラちゃんは今アイドルなのでライブをしてるのですが……。フアナが言ったことを要約すると、こんな感じです。
まずティアラちゃん。結構な回数『面倒だから後光で洗脳しちゃえー!』を繰り返してます。そして毎回アユティナ様に怒られちゃって、『もう控えようね?』って言われてきました。んで今回の戦い、出来たらぶっ殺さずに無力化したな~ってところで“面倒だけど洗脳せず無力化出来た方法があった”のに、それを使わず洗脳しちゃったので……。
はい、怒られました。
【私、そういうマッチポンプみたいなの嫌いっていっつも言ってるよね? さすがのティアラちゃんでも私の言葉忘れるとかない……、そうだよね? 解ってる?】
『あ、はい。ごめんなさい。』
【何回目かな~? ソレ。と言うことで反省の色ナシ! お仕置き!】
と言うことで後ほど洗脳した帝国民の方々は元に戻すんですが、実行はティアラちゃんへのお仕置きの後ということになっていまして……。そのお仕置き内容が、アイドルとしてライブ成功させろっていうものだったんですよね。さっすがアユティナ様。私が羞恥で死ぬことをご理解していらっしゃる……! そこに痺れる憧れるけど、ご勘弁を~!!!
と言うことでアユティナ様が衣装とライブ会場と照明と楽曲提供をして、『あとでティアラちゃんの昔の写真送るよ』って報酬で買収されちゃったフアナが魔法で音楽をかき鳴らしてるって感じですね。
う~ん、なんだろ。こういうの自業自得っていうの? ぴぇ。
「えぇ……、神の考えることよくわからん。そもアイドルって何? ……というかフアナ。お前なんかティアラ第一主義みたいな思考してたはずだけど、裏切ってていいの?」
「あら、心外ですわね。わたくし、裏切ってなどおりませんわ? 確かに我が夫は羞恥に悶えていますが、神からの仕置きを楽しむ狂信者としての面も持っています。ついでに言うとこれぐらいじゃティアラは本気で怒りませんし、むしろ秘蔵写真が貰えるのなら、裏切った方がお得というか……。」
「……ティアラ、お前の嫁さん色々大丈夫か?」
嫁じゃなくて婚約者! いやまぁ婚約解消したら国どころか大陸が海に沈みそうな気がするからそのまま結婚以外ないだろうけど! その線引き大事だから! 無視したらダメな奴だから! そう言っておかないと貞操が! 貞操が死ぬ! 私たちまだ8歳ぞ! 前世なら小2か小3ぞ? そういう教育すら早すぎる年齢ぞ!
【うん~? ティアラちゃんファンサ薄いんじゃな~い? 余計なコト喋ってる場合なのかなぁ?】
「お、お許し~~~!!!」
「あー、うん。……んじゃまぁ頑張れ。私ママに戦果報告してくるから。」
「え、エレナ! たしゅ! たしゅけてよ! ほらここ! ここに二人分の衣装あるから! ユニット組めるから! フアナも! フアナも着よ!!!」
「ごめんなさい旦那様、あなた以外の前で足を晒すのはちょっと……。それにこの衣装、色々見えちゃいそうなくらい短いですし。」
「な、なんで! じゃあエレナ! エレナ! 私のライバル! こういう時にこそ助けてくれるよね!?」
「私? 普通にいや。」
にゃぁ~~~!!!!! なんで! 私達友達でしょ! ライバルでしょ! 婚約者でしょ! 私一人にしないで!!! なんでも! なんでもいう事聞くから! 一緒にやってぇ!
「……え、今なんでも? なんでもって言いましたよねティアラ! ほんとに、ほんとになんでもですの!?」
「あ、ごめん。やっぱ我慢して一人でやるわ。」
「な、何でですのぉ~~!!!」
いや、だって、ねぇ?
はい、と言うことでアイドルして、洗脳解除してもらって、全員フアナの魔法で住んでいたところに転移させた後。みんなで顔合わせて会議みたいなのを始めます。
一応敵は追っ払ったし、民衆の中に紛れてた敵の使徒も排除し終わった。でも相手が帝国民、市民を戦争に注ぎ込んでいる以上。帝国の人口すべてが、敵の兵力ってことになっちゃう。3000年間戦い続けて来た相手だから流石にあっちの総人口とか解んないんだけど……。まぁ数十万は確実にいるだろう。そしてそのすべてを、こっちに送り込んでくる。
それが傲慢な神ってもんだ。
「なのでまぁ一番いいのは帝国の本拠地、帝都に突っ込んで皇帝と女神の首級を上げるっているのが早いと思うんだけど……。異論ある?」
「ないわ。」
「えぇ、同じく。同意いたしますわ。」
エレナとフアナと一緒に、顔を合わせながら相談する。帝国をここで潰してしまえば、その後反乱とか色々あるだろうが……。大きい戦争はこれ以上起こることはないだろう。だってこの大陸は王国と帝国しかないし。つまりこれが最後の戦争みたいなものだ。
普通ならば『最後の戦争!? 我が家も武功欲しい!』って色んな貴族家が飛んできそうなものだけど、そういう雰囲気が読めない貴族家は全部先の五大臣と共に闇に葬られている。というか相手が使徒っていう強者を出してきている以上、対応できるのは私達だけ。と言うことでそういう問題は考えなくてよし。
けれどまぁ、これが終われば大きな戦争。つまり部門の私たちが活躍する場がなくなっていくわけだから……。オリアナさんもナディーンさんも次代の私達に武功を渡すべく、サポートに回るとのことだ。なんで基本的なことは三人で決めるように言われているってわけね?
あとまぁ正直、『何が出てきてもお前らのうちだれか一人で十分対処出来るだろ』というのもあるみたいだけど。
「んで、さっきフアナに聞いたけど、帝都周辺は上手く覗けなくて転移が難しいんだよね?」
「えぇ、そうね旦那様。神秘の膜、と言ったらいいのかしら? 少し魔力みたいなものが混ざっているせいでどう言ったらいいのか解らないのだけれど、座標指定が上手く行かないのも確か。帝都の真ん中、もしくはあっちの王宮の中央に転移してそのまま、というのは難しいと思いますわ。」
「となると……、帝都から少し離れた場所に転移して、そこから攻城戦って感じか?」
エレナの声に、強く頷く。まぁそれが一番良さそうな方法だろう。女神は十中八九“人”のこと嘗めてるから特に対策はしてなさそうだけど、皇帝は絶対何か用意してると思う。というかしてなかったらヤバい。前の戦いであれだけ痛めつけて危機感持ててなかったらそれはもう駄目でしょ。
「敵の使徒もまだいるだろうし、帝国十将の残りもいるはず。女神によるあの黒いバフを受けてたら……。まぁちょっと足止め喰らうだろうね。女神がビビって逃げちゃったら面倒だし、速攻かつある程度力を抑えた方が良いかも。」
「……あぁそうだティアラ。さっき処理した使徒、でいいの? アイツらについて少し気になることがあったんだけど……。アレなんか複製された奴じゃなかった? こう、感覚的なものだから説明は難しいんだけど。」
転職し、なんか物理特化型になったらしいエレナ。どうやら感覚面にも強くなったみたいで……。どうやら今回倒した使徒たちが本物ではない。全力を出していたが、そいつが持っている100%を出し切れていない、複製を経た故に劣化している、みたいな印象を抱いたらしい。
この子は冗談とか全然言わないし、わざわざこの場で口にしたってことは、エレナの中では確証をもっての発言なのだろう。つまり、王国教会の時と同様に、使徒が大量に出てくる可能性が出て来た。
「……複製って言えば、この前殺した王国の女神。ミサガナの“分身”の権能が思い至るけど、アイツはぶっ殺したわけだし、そもアイツの“分身”は100%コピーだった。」
「となると、同様の能力者が帝国側にいる、可能性が高いですわね。服装や装備品の特徴から数百年前の意匠が見て取れましたし、あちらも同様に過去の使徒を復活させる。いや“胃”から取り出す方法があるのかと。」
「“胃”って……。というかフアナってあの戦場いたのか?」
エレナの疑問に対し、『墳墓に師である陛下と共にいました。一応使徒も撃破しておりますわよ』と返すフアナ。おそらくあの陛下から帝国の女神の特徴、そして“補食と放出”という権能を持つことを、教えてもらっていたのだろう。
原作でも似たような描写があったが……、アイツは自分の腹の中に入れたものを、自由に取り出すことが出来る。しかも一度体内に入れて“消化”したものを再構成しているわけだから、自由に改造も可能だ。ミサガナのように大量の数を用意することはできないだろうが、通常の使徒よりも強めの奴らが出てくる可能性があるだろう。
「んで、その強めの使徒を複製したら数っていう欠点も埋められる。エレナの戦いっぷりを見る限りまぁ私たちが苦戦することはないだろうけど、面倒だよね。……フアナ、なんかクソ女神も一緒に纏めるか、拘束できる魔法とか作れない?」
「拘束、ですか……。おそらくですが、今回相対した使徒。あれらよりも少し強い程度であれば、可能ですわ。数も視界に入るレベル、数万レベルでしたら、十数秒頂ければ全て補足可能です。けれど神相手になると……。ちょっと難しいかと。まだ少し、神の神秘について理解が及んでいません。」
「そうなの?」
「はい。ティアラやその大本であるアユティナ神の神秘は純粋で捕捉もしやすいのですが、帝都周辺を覆う神秘を見る限り、ゴジケサ。帝国の女神の神秘はかなり特殊ですわ。何かと混ざっている、と言えばいいのでしょうか? 混ざっているからこそブレていて、つかみどころがない。確実に確保、となれば少し手古摺るかと。」
成程なぁ……。となると、一気にまとめてお掃除。ってのは難しそうだよね。
……あ、そうだエレナ。一応さっきの戦いでしようとしてたこと。帝都でも出来るかな? フアナが魔法で使徒を拘束して、私が空間を併用してぶっ殺す。その間にエレナが神を拘束しておいて、処理が終わった私達と合流した後に、撃破。うん、いい作戦じゃない? この中で一番早くて移動できるのってエレナだし。……というかいつの間にタイタンよりも速くなったの?
「“ヴァルパラ”の力よ。……そうね、一度神ってものと戦ってみたかったし、さっきの使徒だけじゃ少し消化不良だったのは確か。任せてくれるのなら存分に暴れましょうか。一応残しておくつもりだけど……、弱すぎて消し飛ばしちゃってごめんなさいね?」
「Foo~! 言うねぇ!」
よーし! んじゃ方針も決まったし! 帝都襲撃と洒落込みましょか!!!
◇◆◇◆◇
場所は代わり、帝都。
帝国の中枢であり、数か月前には活気で溢れていたこの町も……。異様なほどに静まり返ってしまっている。そんな街の主であり、同時に国の主でもある皇帝の元に、数少ない“真面な”一人の兵が駆け込んできた。
「ご報告です! 帝都から北東2kmに敵軍出現!」
「……きた、か。」
ゴジケサが持つ、黒い神秘。その一部を埋め込まれた皇帝は、押し潰されそうになる自我を何とか保ちながら、そう答える。
この町は、そのすべてがゴジケサの手に落ちてしまった。いや帝国という国すべてが、彼女の胃の中に入ってしまったと言えるだろう。
事の始まりは、数か月前。国境線での戦いにて帝国が大敗を喫したという報告が女神に伝わってからになる。神はその報告を受けた時、各地に散らばっていた聖職者たちを全て帝都。自身が居座る大教会に呼び集めた。
王が放っていた間者によって教会内部の情報が上がっていたが……、そこで行われていたのは、“補食式”。神によって聖職者たちが自身の意志で神の口の中に飛び込み、真っ黒な神秘を持った状態で吐き出されていくというもの。いわば、人からただの人形へと変える儀式。
(本来であれば、止めるべき。だが大敗し兵力どころか権威すら危うい我らに、止めることなど出来るわけがなかった。神の怒りに触れれば、その瞬間に全てが胃の中に放り込まれてしまう。)
そしてその“人形”となった聖職者たちは、元の場所に戻り、帝国中の民たちに印をつけていく。おそらく当初は、ただ神の糧になるだけの予定だったのだろうが……。神が突如として帝都から姿を消し、とある人物を連れて戻って来てから、その動きが変わる。いや、より“苛烈”に成った、というべきだろうか。
(教会で見えた、あの白い光。伝承を信じるならば、アレは王国の女神だ。本来ならば帝国と王国と同じように、いがみ合う2柱が、協力している。我ら帝国の女神と、王国の女神が手を組んでいる。……つまり、女神たちが手を組まなければ不味い存在が、いる。)
教会に2柱の神が居座る様になってから、神たちの行動はより激しさを増した。神の糧になることを望んだ者たちが口の中に飛び込んでいき、日に日に女神たちが放つ光が強くなっていく。そして印をつけられた者たちから自我が消え、どんどんと“軍”として機能するように、呼び集められていく。
女神たちが警戒する“何か”と戦うための尖兵であり、同時に死した後も糧になる様に印がつけられた民たち。
もし次に起きる戦に勝てたとしても、神から民が解放されるか解らない。解放されたとしてもろくな食事も与えられず無理矢理体を動かしてきた民たち。真面な訓練を受けていない彼らが、解放された後に元の生活に戻ることは酷く難しいだろう。先の敗戦による影響も相まって、今後20年。もしくはそれ以上の時間を掛けたとしても、帝国が元の姿を取り戻せるか怪しい。そんな状況にまで、追い込まれてしまっている。
そしてそれを止めるために諌言を行った皇帝も、彼も、捕食されてしまった。
神に見逃されたのか、それとも嘗めているのか。それは解らないが、意識は何とか残されたようだったが、常に監視下にある様なもの。少しでも民を守るために、帝国という国体を守るために足掻いた皇帝だったが……。ソレが機能するかは、不明瞭。常に見られているのだから、いつでもひっくり返されてしまう危険が、彼にまとわりついていた。
「……伝令よ。掲げられていた旗。そして敵の数は?」
「王国のものと、天馬騎士団のもの! また少数ですが先の大戦に参加していた貴族の旗も確認できました! 正確な数は把握できていませんが、確実に5000よりも下、という報告を受けています! また、先の戦いで猛威を振るった“悪魔”の姿も確認できました!」
「そう、か。」
(……もしや、あの“悪魔”が?)
皇帝は、強者たちの力を正確に測り知ることはできない。けれど悪魔と彼らが呼んでいるティアラが強者であり、同時に神たちと同様に理不尽な存在である事も、理解していた。
「……伝令よ、命を与える。」
「はッ!」
「各将に帝都の守りを固めるように伝えろ。本陣は“教会”に置く、ともな? おそらく“民たちが志願兵”として名乗り出てくるだろう。それを受け入れる準備もさせておけ。……それと、西門は常に開放している。真面な者を見つければ、彼らを連れてお前も逃げよ。」
「……しかし。」
「よい、すでに我が役目は終わった。後は“どう終わるか”よ。」
皇帝はそう言いながら、自身の王座に立てかけていた大剣を手に取り、肩に担ぐ。もともと強者とはとても呼べない様な力量しか持たぬ彼だったが……。ゴジケサの神秘により、その能力は異様なほどに跳ね上げられている。勝ったとしても民からその責任を負うために首を差し出せねばならぬだろうし、負けたとしても王国に首を差し出す必要がある。そう考える皇帝は、笑みを浮かべながら、伝令の肩に手を置いた。
「さて、折角の機会なのだ。“悪魔”に一太刀ぐらい入れてやろうぞ。」
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