傷心旅行先で運命の出会い!?

なぁ

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15話 ヨンジュンside

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家に行く前に、昼ごはんを食べて帰った。
病院食以外のものを食べさせてあげたかった。とても美味しそうに食べるリオナさんをみて、愛おしいとはこういうことなんだなと思った。


こういうと、付き合ったことがないように聞こえるがそうではない。
でも、恋愛した気になってたんだなと気づいた。自分から告白したこともないしな。


ヨンジュン「そうだ、リオナさん、この後夜仕事があるので家を案内したら、出かけてきますね。食事などは家政婦さんがやってくれるので、いっぱい食べてください!」


リオナ「そうですか…。わかりました!」


少し、テンション下がったかな?
初めてのところで、不安なのだろうか?汗


ヨンジュン「着きましたよ!エレベーターはこっちです。行きましょう」


玄関に、入ってすぐに家政婦のヘジンさんを紹介した。


ヘジンさんは、実家の経営している家政婦派遣の人でたまにきてもらうことがある。なので、安心してリオナさんを任せられる。


家政婦「おかえりなさいませ。」


ヨンジュン「こちら、話してあったリオナさん」


リオナ「はじめまして、木戸リオナと申します。よろしくお願いいたします。リオナと呼んでいただけると嬉しいです!」


家政婦「リオナさんですね!ご丁寧にありがとうございます。家政婦のパク ヘジンと申します。どうぞ、ヘジンとお呼びください。こちらこそどうぞよろしくお願いいたします。ヨンジュンさん、リオナさんのお荷物お預かりしますね。」


名前、下の名前で呼んでる。
俺はまだイさんなのに。ずるいぞヘジンさん!!!


ヨンジュン「リオナさんどうぞ、こちらに座って靴脱いでください。」


リオナ「ありがとうございます。あっ、イさん、松葉杖の先を拭くものを貸していただけますか?」


はやく休ませてあげたいし、抱っこしていった方が早いだろう!


ヨンジュン「そうですね!では、後で綺麗にしたもの持っていきますね。ちょっと失礼します。」


リオナさんが思っていた以上に軽くて、内心ビックリした。


リオナ「えっ!ひゃっ!イさん?!」


慌ててるっ!かわいいなぁ。


ヨンジュン「暴れないでくださいね。落としちゃいますよ!笑」

あっという間にリビングに着いてしまった。


リオナ「ありがとうございます。」


もっと、抱っこしてたかったな。


ヨンジュン「そうだ!俺のこともヨンジュンって下の名前で呼んでくれると嬉しいです。」


リオナ「えっ!あっ!はい!」


ヨンジュン「では、呼んでみてください。」


リオナ「えっと、ヨンジュンさん?」


っっうっ!心臓止まるかも思った。
嬉しすぎるっ。


ヨンジュン「はいっ!リオナさん!」


リオナ「私のことは、リオナで呼び捨てでいいですよ!ヨンジュンさんの方が年上ですし、敬語もいりません。」


ヨンジュン「えっと、リオナ。」


リオナ「はい!」


そんなやりとりをしていたら、


家政婦「ヨンジュンさん、リオナさんがのお部屋が整いました。」韓国語


ヨンジュン「あぁ、ありがとうございます。では、仕事に行くのでリオナに家を案内してあげて下さい。」韓国語


家政婦「かしこまりました。」韓国語


家政婦「リオナさん。ヨンジュンさんはこれからすぐお仕事に行かれるので、見送った後に家の中を案内いたしますね」ニコッ


リオナさんが見送りに玄関まで来てくれた。


リオナ「いってらっしゃい。お仕事頑張ってください!」

なんか新婚みたいじゃないか?!


ヨンジュン「…いってきます!」


家政婦「いってらっしゃいませ。」



扉を閉めた後、しゃがみ込んで悶えた。
撮影早く終わらせて、速攻で帰ってこよう!!!
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