魔法剣士のはじめての冒険

くま太郎 雅臣

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36 古代遺跡のお宝

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 カナとルルは出口を探し迷路の中を探索していた、出口に向かっているのか、奥に進んでいるのか分からなくなっていた。

「やばいっス」
「こっちでいいのかしら」
「カナ!扉っス」

 2人の前に扉が、開ける前に深呼吸をした2人はお互い顔を見合わせ扉に手をかける、重そうに見えた扉は意外に軽く、中を見ると灯りが点いていた、不思議に思いながらも中に入ると大きな宝箱が置いてあった。

「お・・お宝っス」
「中に何があるのかしら」

 2人は手をかけ宝箱の蓋を開けた、中を確認しようとした時、部屋の何処からか音が聞こえた。

「えっ?今の音はなに?」
「カチって音だったっスね」

 部屋の一部が開き中からモンスターが現れた、2人は焦り入ってきた扉に向かったが開けることができない。

「戦わなきゃダメみたいね」
「イヤイヤ、無理っスよだってあのモンスター」


   ★      ★      

 同じタイミングでクロスとカゲトラも扉の前に着いていた、息を整えるどころかクロスはいきなり扉を開けカゲトラに怒られていた。

「ちょっと!クロスさん」
「えっ?」
「モンスターとかいたらどうするんですか」
「ゴメンつい、扉があったから開けた方がいいかと思って」

 クロス達の入った部屋には2つの宝箱が置いてあった、1つ開けたが中は空っぽ、もう1つと宝箱に手をかけた瞬間、何者かに見られる気配を感じた。

「誰かいますね」
「幽霊かな・・・」
「ちょっと、やめてください」

 2人はゆっくりと扉の方を振り向いた、扉の前にはモンスターが待ち構えていてクロスは動けなくなっていた。

「クロスさん、しっかりしてください」
「だって、あのモンスター俺たちで倒せるのか?」

   ★      ★      


 浄化の力でアンデットを倒したリエリー達は奥に進みもう1つの部屋の前にいた、扉を開け中を覗くと小さな石の台となにやら光る物体が置いていた、2人は台の近くまで行き見てみると、ルミナスが持っていた金のプレートに似た物が置いてあった。

「ルミナスこれは?」
「わからないですけど、何かを感じます」

 台の上のプレートは周りが金のシルバープレートだった、リエリーは手に取りまじまじと見ていると何処からか音が鳴り響く、2人はキョロキョロと見ていると部屋の上からモンスターが降ってきた。

「うわっ!なんじゃ」
「あっ・・あっ・・お姉ちゃん、あのモンスター」
「なんじゃ、何か知っておるのか?」
「あのモンスター、ドラゴンゾンビ」
「????」

 ドラゴンゾンビは2人に襲いかかる、ルミナスは逃げ回り、リエリーは覚えたての浄化の力でなんとかしようとするが、全く歯が立たない、逃げ回るルミナスは足を絡ませ転んでしまった、ドラゴンゾンビはルミナスを攻撃しようとした時、金縁きんぶちのシルバープレートが輝きだす。部屋の中に2人とは別の声が響き渡る。

小さき召喚士よ我と契約せよ、さすればその者に対抗する力を貸そう。

「誰かわからないけど助けて」

契約成立で良いな

 金縁のシルバープレートから両手に剣を持ちフルプレートアーマーを装備した騎士が現れた。

「我は6王が1人、剣王ブラック・ヘッド、目の前の敵を排除する」






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