ガンダム語り

九情承太郎

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祝福の日から生まれる呪いのガンダム

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(機動戦士ガンダム 水星の魔女 2022年9月4日「プロローグ」視聴後)

 バンダイチャンネルで、一足先に視聴しました。
 ハード!
 学園ものだから、ビルドダイバーズみたいなゆるふわ系を想像していたら、ハードモード。
 ボトムズのキリコが泣いちゃうレベルの、ハードなスタートダッシュ。
 宇宙居住者と地球出身者の差別意識がギシギシしているし、ガンダムは開発系統から丸ごと(軍事産業の主流から)敵視されているし。
 人機一体のインターフェイスが駆動する様が、もう身体に悪そうで「そら禁止されるわ」と、俺が心労で新パンシロン。
 すいません。
 昭和の駄洒落を入れてしまって、すみません。

 ガンダム主人公の初陣最年少記録が、大幅に更新されました。
 四歳!
 四歳の誕生日に、ガンダムの主人公らしく、居住地を蹂躙され、ガンダムの主人公らしく、新型ガンダムを起動。
 そしてガンダムの主人公らしく、初陣で敵機撃破。
 爆発するモビルスーツの閃光を、バースデーケーキのキャンドルと同列に扱って、はしゃいでいる四歳児。
 その撃破数、三つ。
 そして、四本目のキャンドルは…


 この子、本放送では、名前が変わるのかな?
 身元隠して逃亡するしかないし。
 (確認中)
 エリクト・サマヤからスレッタ・マーキュリー。
 念を入れて変えているなあ。
 クワトロみたいに、エンディングでモロバレしているかもしれないけど(笑)


 今回の作品は、対戦相手の「ガンダムには負けんんぞ!!」というやる気と工夫、前準備が充実しているので、戦闘シーンの情報量が、大変な事になっています。
 俺はこの気概を「ケンプファー魂」と呼びたい。
 ガンダムを倒す為だけに準備し、組み立てられ、奮戦するも、道中の武器消費で100%の状態ではガンダムと戦えずに散った、ケンプファーの魂を見てしまいました。
 今後、「水星の魔女」で主人公機に挑んだ敵機については、「ケンプファー魂」で語ろうと思います。

「水星の魔女」放送期間中は、毎週更新する旨。
 見てください!


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