ガンダム語り

九情承太郎

文字の大きさ
上 下
29 / 48

ヴィム・ジェターク「頭部を破壊された者は失格なのに」

しおりを挟む
(機動戦士ガンダム 水星の魔女 2023年1月8日 第12話「逃げ出すよりも進むことを」視聴後)

 えー、最後の最後、エンディングが流れた後の、Cパートでヤラカシてしまいましたね。
 生身の人間を、ガンダムで張り手。
 マスターアジアかゴッドワルドでないと、そら即死ですね。カラス先生も平気か。
(脱線修正)
 飛び散る大量のトマトケチャップ(比喩)
 トマトケチャップを全然気にしてない、普段通りのスレッタ。
 手にべっとり付いても平気というのは、もうホラー。
 そして。
 父と一緒に命を救われたのに、ミオリネの口から「人殺し」呼ばわり。
 どっちも酷い。
 正当防衛なのに非難される展開では、アムロと母親のエピソードが鉄板でしたが、それを超えましたね。
 これはもう、二度とラブコメ路線には戻りそうもないどすなあ。


 1クール最終話の最大のサプライズは、ヴィム・ジェタークがモビルスーツで鬼強かった事でしょうか。
 後方で陰謀を巡らせてばかりだったので、いきなりモビルスーツで出撃して嬉しそうに戦い出したので、目が点に。
 しかも知らぬとはいえ、息子の乗ったモビルスーツに襲い掛かるし。
 グエル・ジェタークが辛うじて勝ちましたが、最後のフィニッシュが「頭部の破壊」でなければ、ヴィム・ジェタークの勝利だった。
 実戦とガンダムファイトの区別が、付いていない程のGガンダムのファンだったのですね。
 そう考えると、ヴィム・ジェタークがかなり美味しく見えて来ますね。
 誰か「ヴィム・ジェタークが転生したら、ガンダムファイターだった」とか同人誌で描かないかなあ(他力本願)
 島本和彦先生が描いてくれないかなあ(無茶振り)

しおりを挟む

処理中です...