ガンダム語り

九情承太郎

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アスラン「SEEDは良いぞ。お前もSEEDファンになれ」

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(2024年1月27日 ガンダムSEEDFREEDOM 観賞後)

 注意!
 めっちゃ注意!
 ここ先には、ガンダムSEEDFREEDOMのネタバレが含まれています。
 読み進めるのは、ガンダムSEEDFREEDOMの観賞後に、お願いします。









 諸君!
 俺は全てのガンダム作品を、視聴した者だ。
 ほぼ全ての作品をリアタイし、数えてはいないが、全ガンダム作品を三回以上は味わう重度のガンヲタだ。
 その俺が、断言する!
 ガンダムSEEDFREEDOMは、最高傑作だと!

 SEEDには、この二十年
 様々なアンチが沸いていたが、この作品で根絶されるであろう。
 どのようなアンチであろうと、この作品が最高傑作である事実は、否定出来ないのだ!

 祝福しよう
 最高傑作の誕生を!
 寿ごう 最高傑作を観賞した幸福を!


 さあ、ネタバレに配慮するのは、ここまでだ。
 未観賞の者は、この先は読むな。
 本当に、読むな。
 未観賞で読んだ場合、レクイエムの標的にするぞ、こら。




 女性陣の唇が、めっちゃエロかったわ~~
 めっちゃエロいの、唇が
 エロいの、めっちゃ
 唇が
 そらアスランも、ラストバトルで攻撃に使うわ(笑)


 期待の500億%増しで魅せてもらいました!
 特にアスラン。
 ピンチの時に駆けつけるだろうとは考えていましたが、まさかの赤いズゴックで登場。
 赤いズゴックで無双を始めるとか、どんだけスペック高いんだよ!
 それに飽き足らず、宇宙空間でもズゴックを使うし。
 もうね、この運用の仕方。
 絶対にコチラを笑いで殺す気だよ(笑)
 宇宙空間でズゴック(水陸両用、つーか、海戦向け)を使うなんて、コメディ漫画でしかあり得ないネタだったのに、公式でやっちゃったよ。
 …いや、ビルドシリーズで、やった気もするな。
 うん、やった、やってた。
 まあ、真面目なシリーズでは、初めて。
 …いや、後半は、ギャグ作品だけど(笑)
 心を読める強敵に対して、カガリをネタにしたエロい妄想を読み取らせて動揺させるとか、アスランお前って奴は。
 いや、あれは妄想ではなく、ベッドでカガリが普通にしているプレイではなイカ?(脳汁が噴出)

 シン・アスカも前半は「噛ませ犬」モードだったのに、後半は持ち味を活かして大活躍。
 考えなしに戦う馬鹿野郎なので、思考を読めるアコード達が苦戦するという(笑)
 納得、すんごく、納得。
 機体をディスティニーに乗り換え、戦術もキラを真似た「不殺」から普段の「絶対殺すマン」に戻すと、複数のアコードを相手に互角の大奮戦。
 そして…
 そして相手の精神攻撃で膨らんだ闇の中から、まさかのステラが再登場。
 泣いちゃったよ、この奇襲。
 ステラに守られたシンが無双を始めて、涙が溢れちゃった。
 つーか、二年間もルナマリアに手を出していないとか、中の人達(鈴木健一&坂本真綾)より展開が遅いとか、どうなのよ(笑)


 敵が真性の悪虐非道(キラを殺すために、自国領に核兵器三連発とか、外道過ぎる)なので、コメディ要素には和みましたわ。
 特に、アスランがキラに
「俺の知っているラクスは」
 と説教を始めようとしたので、居合わせた面々が、
「え?!」
 というリアクションをしてしまったけれど、ツッコミを入れずにアスランの好きにさせるシーン。
 婚約者だったラクスが、反戦運動に邁進した挙句に第三勢力として旗揚げするという「隠れラスボス」だという事に、全然気付かずに婚約解消されたアスランが
「俺の知っているラクスは」
 とか言い出したら、そらリアクションが「え?!」になるわ。
 バルトフェルドが居合わせたら
「お前、婚約者時代は没交渉で、見限られてフラれただろうが」
 って、的確にツッコミを入れてくれただろうに。
 殴り返されただろうけど。

 書き出したら、キリがないね。
 今回は、今日の映画館の客層を語って、終わろう。
 子供達と
 子連れが多かった
 一目で俺の「ご同類」と分かる人達より、多かった(笑)
 ガンダムSEEDが、次世代にもしっかりとファンを獲得している様を、直に見られた。
 二十年前、ガンダムの人気を再興してくれた作品が、今も新しいファンを大量に育てている。
 

 正しかったよ、福田己津央(監督)と両澤千晶(脚本)は。

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