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生活は共にしてないけど、不意に仕事帰りに
璃端が部屋に来てくれるとやっぱり嬉しい。
俺はこんなにも良いヤツを裏切っていただなんて、自分でも信じられない。
そっか、璃端が良いヤツであればある程
俺の過去の愚行の影が大きく深くなって行くんだ。
俺なんてただの人なのに、
こんなイケメンに想われてしまって
なんだか申し訳ない。
璃端は性格も顔も良い。
神が二物を与えてしまったのが、よく分かる。
繊細な感性を活かして、モデルとして
この先もきっと生計を立てて行くんだろう。
寝る前には時々通話したり、予定が合わなくてしばらく部屋に来られなかった時の
璃端は分かりやすく嬉しそうにしてくれる。
璃端とこの先どうなるのかは、分からないけど。やっぱり側には居たいと願ってしまう。
惚れ惚れする様なルックス・スタイル。
俺はそれを恐れ多くも独り占めできている。
今日は、璃端が言っていたお土産が
部屋に届けられた。
なので一応、勝手に開けるのもなんだし
璃端に来て欲しいと伝えておいた。
『要に呼ばれて、行かないワケないです。』
二つ返事で昨晩は、メッセージの返信があった。
思わず笑みがこぼれた。
で、そろそろ約束の時間を迎える。
夕食がまだだと聞いていたから、揃って
食べる事にした。
今日は寄せ鍋。ここ数日ですっかり
冷え込んで冬らしくなったから。
念の為、泊まるのか聞いておいた。
「若いよなぁ、まだ。」
年齢はそこまで変わらないけど。
週末なのもあり、俺が勝手にチョイスした
アルコールをいくつか用意しておいた。
璃端はあんまりアルコールは強くなくて、
すぐ赤くなる。
食卓に卓上コンロを置いて、後は弱火で
もう少し具材を煮れば完成だ。
タイミング良く、チャイムが鳴る。
慌てて、玄関まで出てドアロックを外し
外の風圧を感じながらドアを開けた。
『要、こんばんは』
「こんばんは、って…寒いだろ。早く上がれ。」
璃端らしい、と少し笑って迎え入れた。
璃端はブルーグレーのロングコートに
白いフリンジつきのマフラーを巻いている。
『お邪魔します。わぁ、なんだか既にいい匂いが…』
「コート、マフラーも預かるよ。」
『ありがとうございます。…要、奥さんみたいですね。』
はぁ?!
「なっ、に言ってんだよ~。こんなの当たり前だろ?匂いつくだろうしさ。」
『僕のお気に入りのコートと知ってて、言ってくれてる?』
「そうなんだ?どうりで…すごく、似合ってる。」
居間に行く前にコートを預かって
寝室の移動ハンガーにマフラーと共に
掛けておいた。
『あ、お土産届きましたか?』
「うん。1時間ほど前に。なかなか大きい箱で驚いた。」
『後で一緒に見ましょうね、要。』
「そだな、とりあえずご飯食べてからだ。」
連れ立って居間に行くと、
『今夜はお鍋ですね。』
「そうそう、簡単にあったまると言えばね。」
両手に鍋つかみをして、台所のコンロから
卓上コンロへと鍋を移動する。
後は、取り皿とおたまを運ぶ。
「で…、璃端は飲んでく?」
『…少しだけなら。』
席に着くと、璃端が火加減を見ていてくれる。
「璃端って、アク取るの好きそう。」
『あ~、ハイ。当たり。気になっちゃって。』
「じゃ、任せるよ。」
『要は飲むんですか?』
「俺のはジュース並みのアルコールだけどね。」
以前よりかはあんまりアルコールを飲まなく
なっていた。
ちょっとこだわっていた時期もあったけど
今ではすっかり落ち着いて、フツーに飲む事がむしろ楽で良い。
世話焼きな璃端が、俺の分を取り皿に
分けてくれる。
気配りまで完璧だし。
いただきます、を一緒にして食べ始める。
璃端が部屋に来てくれるとやっぱり嬉しい。
俺はこんなにも良いヤツを裏切っていただなんて、自分でも信じられない。
そっか、璃端が良いヤツであればある程
俺の過去の愚行の影が大きく深くなって行くんだ。
俺なんてただの人なのに、
こんなイケメンに想われてしまって
なんだか申し訳ない。
璃端は性格も顔も良い。
神が二物を与えてしまったのが、よく分かる。
繊細な感性を活かして、モデルとして
この先もきっと生計を立てて行くんだろう。
寝る前には時々通話したり、予定が合わなくてしばらく部屋に来られなかった時の
璃端は分かりやすく嬉しそうにしてくれる。
璃端とこの先どうなるのかは、分からないけど。やっぱり側には居たいと願ってしまう。
惚れ惚れする様なルックス・スタイル。
俺はそれを恐れ多くも独り占めできている。
今日は、璃端が言っていたお土産が
部屋に届けられた。
なので一応、勝手に開けるのもなんだし
璃端に来て欲しいと伝えておいた。
『要に呼ばれて、行かないワケないです。』
二つ返事で昨晩は、メッセージの返信があった。
思わず笑みがこぼれた。
で、そろそろ約束の時間を迎える。
夕食がまだだと聞いていたから、揃って
食べる事にした。
今日は寄せ鍋。ここ数日ですっかり
冷え込んで冬らしくなったから。
念の為、泊まるのか聞いておいた。
「若いよなぁ、まだ。」
年齢はそこまで変わらないけど。
週末なのもあり、俺が勝手にチョイスした
アルコールをいくつか用意しておいた。
璃端はあんまりアルコールは強くなくて、
すぐ赤くなる。
食卓に卓上コンロを置いて、後は弱火で
もう少し具材を煮れば完成だ。
タイミング良く、チャイムが鳴る。
慌てて、玄関まで出てドアロックを外し
外の風圧を感じながらドアを開けた。
『要、こんばんは』
「こんばんは、って…寒いだろ。早く上がれ。」
璃端らしい、と少し笑って迎え入れた。
璃端はブルーグレーのロングコートに
白いフリンジつきのマフラーを巻いている。
『お邪魔します。わぁ、なんだか既にいい匂いが…』
「コート、マフラーも預かるよ。」
『ありがとうございます。…要、奥さんみたいですね。』
はぁ?!
「なっ、に言ってんだよ~。こんなの当たり前だろ?匂いつくだろうしさ。」
『僕のお気に入りのコートと知ってて、言ってくれてる?』
「そうなんだ?どうりで…すごく、似合ってる。」
居間に行く前にコートを預かって
寝室の移動ハンガーにマフラーと共に
掛けておいた。
『あ、お土産届きましたか?』
「うん。1時間ほど前に。なかなか大きい箱で驚いた。」
『後で一緒に見ましょうね、要。』
「そだな、とりあえずご飯食べてからだ。」
連れ立って居間に行くと、
『今夜はお鍋ですね。』
「そうそう、簡単にあったまると言えばね。」
両手に鍋つかみをして、台所のコンロから
卓上コンロへと鍋を移動する。
後は、取り皿とおたまを運ぶ。
「で…、璃端は飲んでく?」
『…少しだけなら。』
席に着くと、璃端が火加減を見ていてくれる。
「璃端って、アク取るの好きそう。」
『あ~、ハイ。当たり。気になっちゃって。』
「じゃ、任せるよ。」
『要は飲むんですか?』
「俺のはジュース並みのアルコールだけどね。」
以前よりかはあんまりアルコールを飲まなく
なっていた。
ちょっとこだわっていた時期もあったけど
今ではすっかり落ち着いて、フツーに飲む事がむしろ楽で良い。
世話焼きな璃端が、俺の分を取り皿に
分けてくれる。
気配りまで完璧だし。
いただきます、を一緒にして食べ始める。
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