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第二章「魔法学園の劣等生 入学編」
第83話「お昼のランチも波乱です」
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アメリア先生と二人、図書館を出る。
司書の人がいぶかし気な表情でオレたちを見ていた。
どうか変な噂だけは立たないように。
「ええっと……私はここで別れますね。次の講義もありますし……」
アメリア先生はモジモジとしながら赤くなる。
「こ、このことは……二人だけのヒ・ミ・ツですからね♡」
いや、仲間にはだいぶバレていると思いますけど……公にはしないということですね。
大丈夫。オレは口の固い男です。
「先生と図書館でエッチなことしたなんて、オレは絶対に言いません!」
「声が大きいです!」
「本当に……内緒ですよ♡」
口に人差し指を当てて念を押してくる。
くそっ、かわいい。
これは約束を破ったら今後一生口をきいてもらえないだろう。
それからしばらくの間。時間を見つけてはアメリア先生との楽しい図書館通いの日々が続いた。
まあ、前半はまじめに勉強して後半は乳繰り合ったりしたが、それは二人だけのヒ・ミ・ツである。
◆ ◆ ◆ ◆
ある日の昼休み。いつものようにみんなでお昼。
「ノゾミ様。図書館でのお勉強とやらははかどっているんですか?」
アンナがオレの両肩に手を置いて聞いてきた。
最近、暇を見つけてはアメリア先生と図書館に通っている。いつも二人だけで通っているのでアンナはそれが不満のようだ。
本当に勉強をしているのだろうかと心配しているのだった。
「アメリア先生が襲われているんじゃないかと心配で……」
オレって信用NEEEE!
「ま、まあな……何十冊かの本は覚えたよ」
最近ではどの授業で当てられても答えられるレベルになってきている。
「覚えたんですか?」
ミーシャが目を見開く。
「何十冊? まるまる全部?」
さらにたたみかけるように聞いてきた。
「ああ、正確には三十五冊かな……魔法の歴史についてはだいたい網羅したつもりだ」
本といっても様々な種類がある。製本してあってもたいてい中身は手書きの写本だ。まあ、文字も様々で本当にミミズが這ったのではないかと思われる字もあった。
製本してあるのはまだいい方で、紙の束を縛っただけのものであった。木簡や巻物も多くあった。部屋の床一面の羊皮紙――どんな生物の革なのか非常に興味があったが――だったりと個性豊かな書物もあったのだ。
最近の学園内で主に使われる書物はしっかりと活版印刷の技術で作られた本なので安心して読むことができる。
しかし、未だ講義で参考にするようにと言われている本――というか資料――は読解すら困難なものが多い。
「中等部の科目は参考書を含めてかなりの量がありますが……」
ミーシャだけでなくアンナも興味津々だ。
「ああ、それね……全部覚えた」
「はい?」
ブロンズとはいえ、座学は皆平等だ。魔導書はその存在自体が貴重で講義は講師の口頭伝達、板書がメインとなる。先程の図書館においても、貸し出しなど不可。勉強法としては暗記か要所をメモする程度のことしかできない。故に参考として提示される魔導書の数は多い。ましてや、入学して間もないこの時期に全てを踏襲するなど不可能に近い。
「とりあえず必要な魔法力学、歴史、精霊学、種族学、術式学、呪術学、言語学かな……まるまる覚えただけだから、まだ理解が追いついていないけど」
「丸暗記……って……!?」
オレの言葉にマヤを除く全員がポカンとなった。
「今のを全部丸暗記ですか……!」
ミーシャが目を白黒させる。
「いや……いくらなんでも不可能……いえ、ノゾミ様なら不可能ではない……?」
アンナが唸る。アンナもオレの能力をある程度は知っているはずだが、それでも驚きを隠せない。
正確にはオレの力ではないんだけどね。
マザーさん。マジ感謝です。
「ノゾミ様……さすがです。今度、勉強法を教えて下さい!」
アンナが頭を下げた。
いや、オレのは勉強法とかではなくて書物の完全コピーの記憶なんだけど。まだ、情報量が多すぎて処理しきれていません。
「私が一緒にいまたからね。問題ありません」
「アメリア先生!」
アメリア先生がオレの横にちょこんと座る。先を越された!とミーシャのつぶやきが聞こえた。
「隣……もらいます」
アンナがそそくさと座る。
あの……これは椅子取りゲームですか?
真正面にはマヤとアープルが座った。
「アメリア先生……このところずっと、ノゾミ様と図書館に通われているようですが……何もありませんでしたか?」
「……え、えーと……」
アンナの質問に途端に挙動不審になるアメリア先生。
「図書館は神聖なる場所です。まさかとは思いますが、学生にはあるまじき淫らな行為を……?」
アンナさん。あなたは今までにその淫らな行為をオレといっぱいしましたよね?
「ふ、不潔です!」
ミーシャさん。あなたも同罪ですが。
「なので、今度は私が一緒に行きます!」
「アンナずるい!」
「そんなことないよね。ノゾミ君は次も先生と一緒に図書館に行くよね?」
ね? とアメリア先生はオレの腕に平らな胸を一生懸命押しつけてオレに訴えてくる。
「いえいえ、先生は毎回図書館でお楽しみ! じゃないですか。次は同じ学び舎の生徒としてスキンシップを図らなければならないのです。もう、あんな薄暗い所でどんなプレイを……ハレンチなのです! 今度、同じ事を是非! ノゾミ様!」
本音だだ漏れのアンナ孃。
このノゾミさんちのメイドラゴンは毎日平常運転です。
「あのなぁ、あんまりそういう事は大声で言わないで欲しいんだが……」
こんな時にシスティーナはいない。昼からの剣術の講義があると言うことでその準備をするということだった。
「昼からはシスティーナ先生の講義。その後は私の講義ですからね」
アメリア先生がサンドイッチにパクつきながら話をする。マヤやアープルも美味しそうに食べている。
なんだろう。ふとした懐かしさがこみ上げてきた。ちょっと忘れかけていた感覚。そうだ……運動会の昼食風景だ。
「ノゾミ様やけに楽しそうな顔をしていますけど、どうしたんですか?」
「いや……」
オレは言い淀んだ。この感覚をなんと表現していいものか。
「みんなでお昼を食べるのってやっぱ楽しいな」
「当然です。ノゾミ様と食べているのです。楽しくて当たり前なのです」
当然のごとく言うアンナ。どこからそんな自信がくるんだか……見ればみんな楽しそうだ。
「早く食べてしまおう。システィーナが待っている」
「そうですね」
ミーシャがサンドイッチを渡してくれた。
「あーっ、ズルいです。お兄ちゃんには私が渡すつもりだったのに!」
マヤが頬をふくらませる。許せ妹よ。うさ耳の可愛さは世界共通だ。
早々に昼食を済ませ、オレたちはシスティーナの講義を受けに剣術の訓練所へと向かうことにした。
司書の人がいぶかし気な表情でオレたちを見ていた。
どうか変な噂だけは立たないように。
「ええっと……私はここで別れますね。次の講義もありますし……」
アメリア先生はモジモジとしながら赤くなる。
「こ、このことは……二人だけのヒ・ミ・ツですからね♡」
いや、仲間にはだいぶバレていると思いますけど……公にはしないということですね。
大丈夫。オレは口の固い男です。
「先生と図書館でエッチなことしたなんて、オレは絶対に言いません!」
「声が大きいです!」
「本当に……内緒ですよ♡」
口に人差し指を当てて念を押してくる。
くそっ、かわいい。
これは約束を破ったら今後一生口をきいてもらえないだろう。
それからしばらくの間。時間を見つけてはアメリア先生との楽しい図書館通いの日々が続いた。
まあ、前半はまじめに勉強して後半は乳繰り合ったりしたが、それは二人だけのヒ・ミ・ツである。
◆ ◆ ◆ ◆
ある日の昼休み。いつものようにみんなでお昼。
「ノゾミ様。図書館でのお勉強とやらははかどっているんですか?」
アンナがオレの両肩に手を置いて聞いてきた。
最近、暇を見つけてはアメリア先生と図書館に通っている。いつも二人だけで通っているのでアンナはそれが不満のようだ。
本当に勉強をしているのだろうかと心配しているのだった。
「アメリア先生が襲われているんじゃないかと心配で……」
オレって信用NEEEE!
「ま、まあな……何十冊かの本は覚えたよ」
最近ではどの授業で当てられても答えられるレベルになってきている。
「覚えたんですか?」
ミーシャが目を見開く。
「何十冊? まるまる全部?」
さらにたたみかけるように聞いてきた。
「ああ、正確には三十五冊かな……魔法の歴史についてはだいたい網羅したつもりだ」
本といっても様々な種類がある。製本してあってもたいてい中身は手書きの写本だ。まあ、文字も様々で本当にミミズが這ったのではないかと思われる字もあった。
製本してあるのはまだいい方で、紙の束を縛っただけのものであった。木簡や巻物も多くあった。部屋の床一面の羊皮紙――どんな生物の革なのか非常に興味があったが――だったりと個性豊かな書物もあったのだ。
最近の学園内で主に使われる書物はしっかりと活版印刷の技術で作られた本なので安心して読むことができる。
しかし、未だ講義で参考にするようにと言われている本――というか資料――は読解すら困難なものが多い。
「中等部の科目は参考書を含めてかなりの量がありますが……」
ミーシャだけでなくアンナも興味津々だ。
「ああ、それね……全部覚えた」
「はい?」
ブロンズとはいえ、座学は皆平等だ。魔導書はその存在自体が貴重で講義は講師の口頭伝達、板書がメインとなる。先程の図書館においても、貸し出しなど不可。勉強法としては暗記か要所をメモする程度のことしかできない。故に参考として提示される魔導書の数は多い。ましてや、入学して間もないこの時期に全てを踏襲するなど不可能に近い。
「とりあえず必要な魔法力学、歴史、精霊学、種族学、術式学、呪術学、言語学かな……まるまる覚えただけだから、まだ理解が追いついていないけど」
「丸暗記……って……!?」
オレの言葉にマヤを除く全員がポカンとなった。
「今のを全部丸暗記ですか……!」
ミーシャが目を白黒させる。
「いや……いくらなんでも不可能……いえ、ノゾミ様なら不可能ではない……?」
アンナが唸る。アンナもオレの能力をある程度は知っているはずだが、それでも驚きを隠せない。
正確にはオレの力ではないんだけどね。
マザーさん。マジ感謝です。
「ノゾミ様……さすがです。今度、勉強法を教えて下さい!」
アンナが頭を下げた。
いや、オレのは勉強法とかではなくて書物の完全コピーの記憶なんだけど。まだ、情報量が多すぎて処理しきれていません。
「私が一緒にいまたからね。問題ありません」
「アメリア先生!」
アメリア先生がオレの横にちょこんと座る。先を越された!とミーシャのつぶやきが聞こえた。
「隣……もらいます」
アンナがそそくさと座る。
あの……これは椅子取りゲームですか?
真正面にはマヤとアープルが座った。
「アメリア先生……このところずっと、ノゾミ様と図書館に通われているようですが……何もありませんでしたか?」
「……え、えーと……」
アンナの質問に途端に挙動不審になるアメリア先生。
「図書館は神聖なる場所です。まさかとは思いますが、学生にはあるまじき淫らな行為を……?」
アンナさん。あなたは今までにその淫らな行為をオレといっぱいしましたよね?
「ふ、不潔です!」
ミーシャさん。あなたも同罪ですが。
「なので、今度は私が一緒に行きます!」
「アンナずるい!」
「そんなことないよね。ノゾミ君は次も先生と一緒に図書館に行くよね?」
ね? とアメリア先生はオレの腕に平らな胸を一生懸命押しつけてオレに訴えてくる。
「いえいえ、先生は毎回図書館でお楽しみ! じゃないですか。次は同じ学び舎の生徒としてスキンシップを図らなければならないのです。もう、あんな薄暗い所でどんなプレイを……ハレンチなのです! 今度、同じ事を是非! ノゾミ様!」
本音だだ漏れのアンナ孃。
このノゾミさんちのメイドラゴンは毎日平常運転です。
「あのなぁ、あんまりそういう事は大声で言わないで欲しいんだが……」
こんな時にシスティーナはいない。昼からの剣術の講義があると言うことでその準備をするということだった。
「昼からはシスティーナ先生の講義。その後は私の講義ですからね」
アメリア先生がサンドイッチにパクつきながら話をする。マヤやアープルも美味しそうに食べている。
なんだろう。ふとした懐かしさがこみ上げてきた。ちょっと忘れかけていた感覚。そうだ……運動会の昼食風景だ。
「ノゾミ様やけに楽しそうな顔をしていますけど、どうしたんですか?」
「いや……」
オレは言い淀んだ。この感覚をなんと表現していいものか。
「みんなでお昼を食べるのってやっぱ楽しいな」
「当然です。ノゾミ様と食べているのです。楽しくて当たり前なのです」
当然のごとく言うアンナ。どこからそんな自信がくるんだか……見ればみんな楽しそうだ。
「早く食べてしまおう。システィーナが待っている」
「そうですね」
ミーシャがサンドイッチを渡してくれた。
「あーっ、ズルいです。お兄ちゃんには私が渡すつもりだったのに!」
マヤが頬をふくらませる。許せ妹よ。うさ耳の可愛さは世界共通だ。
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