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第四章「カルネアデス編」
第168話「ファミリーレストランにて」
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三人で仲良くお風呂に入った後、オレたちは身支度を整え、近くのファミリーレストランに集合していた。
集合――ということはつまり、ミーシャやアンナも一緒ということだ。
「とりあえずは何か食べようか」
ミーシャとアンナにメニューを渡す。
「今回はオレのおごりだ。でも、少しぐらいは遠慮してくれることを切に願う」
「お兄さん分かりました」
「財布にも胃袋にも優しくだね!」
アープルとマヤが素直に頷く。
「お昼も近いので「らんちめにゅー」にしましょうか」
ミーシャとアンナはお互いに頷き合いながら真剣な表情でメニューを見つめている。
ふふふ。オレの財布事情をしっかりと考慮して熟考してくれ給え。
「そういえば、昨日とリンゴちゃんの髪の色が違って見えるんですが」
ミーシャの鋭い指摘がさく裂した。
さあ、どう回避するアープル選手。
「イメチェンです」
おおっと、軽やかに回避しました。
「そうですか。綺麗な髪の色ですね」
アープルの回答にミーシャはあっさりと納得してくれた。
魔法世界ではミーシャの髪の色はピンクっぽい色だったな……記憶を取り戻したら元に戻ったりするのだろうか。まさかうさ耳が生えたりするのだろうか。
いや、それはないだろう。
……ないと思う。
ちょっとだけ覚悟はしておこう。
そうこうしているうちにマヤとアープルは注文を決めてしまっていた。
「あの……望」
遠慮しがちにミーシャが聞いてくる。
「どうしたんだ?」
「この「ちょこぱふぇ」はどんな食べ物なんですか?」
ミーシャの質問にアンナもうんうんと頷いた。
やはりか……とオレは一人頷く。
所々の記憶の欠如――というよりもこの世界の知識の欠落。
魔法世界からすればチョコレートなど未知の食べ物だろう。
「昨日の晩はどうしたんだ?」
オレの質問に「パンを食べた」と二人は答えた。
話しでは二人は同じ部屋に住んでいるということだったが、おなかがすいて部屋にあった食パンを二人でかじり合ったということらしいのだ。
何とも仲睦まじいお二方であろうか。
良く言えば仲がいい。悪く言えば貧乏くさい。
「じゃあ早速頼んでみるか」
そういうことなら堪能してもらいたいものである。
チョコパフェが運ばれてくる。ミーシャとアンナ、マヤとアープルとオレの分、合計で五つ。
みんなの注文を聞いているうちにオレも食べたくなったのだ。
男の子だってバフェ食べたいんだもん。
「お待たせしました」
女性の店員さんがパフェをトレーにのせて持ってくる。
五人は目を輝かせて……いや、オレは普通だったしぃ。
四人は目を輝かせてチョコパフェを出迎える。
「では……頂きます」
ミーシャが恐る恐るスプーンでチョコパフェのうえにでんとのっかったアイスをすくう。
一口。
口に含んだミーシャの表情が驚きと感動、そして一瞬にしてとろけ顔になった。
「おいひいでふ!!」
ミーシャの表情を見、アンナがスプーンでパフェにパクつく。その顔がみるみる驚きに変わるのに時間はかからなかった。
「こんな……甘味がこの世に存在しているなんて!?」
言いながらも手は止まらない。見ればマヤやアープルも似たようなものだった。
甘いは正義なのだ。
「お兄ちゃんもう食べ終わっちゃったの?」
マヤが驚いたように言う。
何を言っているのか……うおっ! オレのパフェがない。これは……妖怪の仕業だな。そうに違いない。
妖怪「たべ~る」きっとヤツの仕業だ。
「お兄さんは食いしん坊さんなんですね」
アープルがくすりと笑った。
誹謗中傷だ! 後でヒイヒイ言わせてやる。
「お兄ちゃんは甘いものに目がないからね」
なんたる暴言だ! 後でお口に栓をしてやる。
「これ……おかわりいいですか?」
そんなオレ達のやり取りを完全に無視してミーシャがおかわりをご所望中。
「わたしも……もう一皿欲しい」
アンナ姫もチョコパフェ追加ですぅ。
仕方ない。オレは渋々チョコパフェを追加することにした。
「すいません。チョコパフェを五つください!」
オレももちろん追加しましたが……何か?
集合――ということはつまり、ミーシャやアンナも一緒ということだ。
「とりあえずは何か食べようか」
ミーシャとアンナにメニューを渡す。
「今回はオレのおごりだ。でも、少しぐらいは遠慮してくれることを切に願う」
「お兄さん分かりました」
「財布にも胃袋にも優しくだね!」
アープルとマヤが素直に頷く。
「お昼も近いので「らんちめにゅー」にしましょうか」
ミーシャとアンナはお互いに頷き合いながら真剣な表情でメニューを見つめている。
ふふふ。オレの財布事情をしっかりと考慮して熟考してくれ給え。
「そういえば、昨日とリンゴちゃんの髪の色が違って見えるんですが」
ミーシャの鋭い指摘がさく裂した。
さあ、どう回避するアープル選手。
「イメチェンです」
おおっと、軽やかに回避しました。
「そうですか。綺麗な髪の色ですね」
アープルの回答にミーシャはあっさりと納得してくれた。
魔法世界ではミーシャの髪の色はピンクっぽい色だったな……記憶を取り戻したら元に戻ったりするのだろうか。まさかうさ耳が生えたりするのだろうか。
いや、それはないだろう。
……ないと思う。
ちょっとだけ覚悟はしておこう。
そうこうしているうちにマヤとアープルは注文を決めてしまっていた。
「あの……望」
遠慮しがちにミーシャが聞いてくる。
「どうしたんだ?」
「この「ちょこぱふぇ」はどんな食べ物なんですか?」
ミーシャの質問にアンナもうんうんと頷いた。
やはりか……とオレは一人頷く。
所々の記憶の欠如――というよりもこの世界の知識の欠落。
魔法世界からすればチョコレートなど未知の食べ物だろう。
「昨日の晩はどうしたんだ?」
オレの質問に「パンを食べた」と二人は答えた。
話しでは二人は同じ部屋に住んでいるということだったが、おなかがすいて部屋にあった食パンを二人でかじり合ったということらしいのだ。
何とも仲睦まじいお二方であろうか。
良く言えば仲がいい。悪く言えば貧乏くさい。
「じゃあ早速頼んでみるか」
そういうことなら堪能してもらいたいものである。
チョコパフェが運ばれてくる。ミーシャとアンナ、マヤとアープルとオレの分、合計で五つ。
みんなの注文を聞いているうちにオレも食べたくなったのだ。
男の子だってバフェ食べたいんだもん。
「お待たせしました」
女性の店員さんがパフェをトレーにのせて持ってくる。
五人は目を輝かせて……いや、オレは普通だったしぃ。
四人は目を輝かせてチョコパフェを出迎える。
「では……頂きます」
ミーシャが恐る恐るスプーンでチョコパフェのうえにでんとのっかったアイスをすくう。
一口。
口に含んだミーシャの表情が驚きと感動、そして一瞬にしてとろけ顔になった。
「おいひいでふ!!」
ミーシャの表情を見、アンナがスプーンでパフェにパクつく。その顔がみるみる驚きに変わるのに時間はかからなかった。
「こんな……甘味がこの世に存在しているなんて!?」
言いながらも手は止まらない。見ればマヤやアープルも似たようなものだった。
甘いは正義なのだ。
「お兄ちゃんもう食べ終わっちゃったの?」
マヤが驚いたように言う。
何を言っているのか……うおっ! オレのパフェがない。これは……妖怪の仕業だな。そうに違いない。
妖怪「たべ~る」きっとヤツの仕業だ。
「お兄さんは食いしん坊さんなんですね」
アープルがくすりと笑った。
誹謗中傷だ! 後でヒイヒイ言わせてやる。
「お兄ちゃんは甘いものに目がないからね」
なんたる暴言だ! 後でお口に栓をしてやる。
「これ……おかわりいいですか?」
そんなオレ達のやり取りを完全に無視してミーシャがおかわりをご所望中。
「わたしも……もう一皿欲しい」
アンナ姫もチョコパフェ追加ですぅ。
仕方ない。オレは渋々チョコパフェを追加することにした。
「すいません。チョコパフェを五つください!」
オレももちろん追加しましたが……何か?
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