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第四章「カルネアデス編」
第195話「アンナ ②」〇
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アンナの唇はかすかに震えていた。
「緊張してる?」
オレの問いかけに素直に頷く。
「あの……初めてなのであまり激しくしないで下さい」
目を伏せて恥じらうように言う。
合点でございます。
彼女の肩に手を回すとビクリと肩を震わせた。
「一つ聞いていいかな」
オレが問いかけるとアンナは静かに頷く。
うーん。かなり緊張しているみたいだ。
ここは緊張をほぐしてあげないと。
「どうして、オレと寝ようと思ったの?」
やんわりと控えめな表現にしてみた。
今日のところはこれぐらいで仕舞にしようと思ったのだ。
緊張しているみたいだし、無理やりするのはオレの主義じゃない。あくまでも「同意の上で」というのが大切なのだ。
そう、同意さえあればたとえ裁判になっても勝てる!
などとアホなことを考えている場合じゃない。
アンナはというと、これ以上ないくらい真摯な瞳でオレを見つめてきた。
「私は……一目見た時から……あなたに夢中でした」
おおっと、まさかの告白イベント?
だが、アンナの表情はそんなものではなかった。
「なんでかなって……思ったんです」
アンナがオレと初めて出会った時。駐輪場での出会い。
それは彼女にとって運命の――まさに探し求めていた出会いだった。
心の奥底からの喜びが全身を突き抜ける。
魂と魂の共鳴。
たとえ記憶を失っても魂に刻まれた想いだけは断ち切ることができない。
「私は本当のことが知りたいんです」
偽りの記憶。偽りの世界。
そんな不安定な中で生きていることの矛盾感。
アンナが抱きついていた。
「この世界が……怖い」
それが正直な気持ちだろう。
自分という存在が不安定になった時、人は拠り所を求めてしまうものだ。
「この世界から……脱出しよう」
オレの言葉にアンナは何度も頷いた。
「私が私でいるための……証をください」
アンナの目は真剣そのもの。
「分かった」
オレは彼女の着物に手をかけた。
衣擦れの音が薄暗がりの中に響く。
アンナの白い肢体が露になった。
ゆっくりと顔が近づいてくる。
そっと、ぎこちないキス。
最初は額、次に頬……そして、唇と唇が重なった。
お互いに舌を絡め合う。
ゆっくりとした唇の感触がだんだんと範囲を広げていく。
彼女の息遣いが肌に伝わってきた。
「アンナ……」
オレが服を脱ぐとアンナの白い手が聖剣へと伸びる。
冷たい手の感触が伝わってきた。
「実は……タニアさんとのお風呂の様子、ミーシャとこっそり覗いてしまったんです」
だろうと思った。そうでなければ台所での二人の様子が説明できない。
「その時に……ドキドキしたんです」
そっと聖剣に口づけしてくれた。
ここまでされてオレはされるがままなのか?
否、そうではない!
オレはアンナを横にする。
優しく太ももを抱きかかえるとそのまま秘密の花園まで一気に舌で攻め上げていった。
「あ…………♡」
アンナの小さな悲鳴。歓喜の声。
彼女の手が頭に添えられた。
「気持ち……イイです」
アンナの囁き声。
舌の動きを激しくするとアンナの身体がピクリと反応する。
「あなたを……下さい」
耳元にアンナの囁き声が響いた。
「緊張してる?」
オレの問いかけに素直に頷く。
「あの……初めてなのであまり激しくしないで下さい」
目を伏せて恥じらうように言う。
合点でございます。
彼女の肩に手を回すとビクリと肩を震わせた。
「一つ聞いていいかな」
オレが問いかけるとアンナは静かに頷く。
うーん。かなり緊張しているみたいだ。
ここは緊張をほぐしてあげないと。
「どうして、オレと寝ようと思ったの?」
やんわりと控えめな表現にしてみた。
今日のところはこれぐらいで仕舞にしようと思ったのだ。
緊張しているみたいだし、無理やりするのはオレの主義じゃない。あくまでも「同意の上で」というのが大切なのだ。
そう、同意さえあればたとえ裁判になっても勝てる!
などとアホなことを考えている場合じゃない。
アンナはというと、これ以上ないくらい真摯な瞳でオレを見つめてきた。
「私は……一目見た時から……あなたに夢中でした」
おおっと、まさかの告白イベント?
だが、アンナの表情はそんなものではなかった。
「なんでかなって……思ったんです」
アンナがオレと初めて出会った時。駐輪場での出会い。
それは彼女にとって運命の――まさに探し求めていた出会いだった。
心の奥底からの喜びが全身を突き抜ける。
魂と魂の共鳴。
たとえ記憶を失っても魂に刻まれた想いだけは断ち切ることができない。
「私は本当のことが知りたいんです」
偽りの記憶。偽りの世界。
そんな不安定な中で生きていることの矛盾感。
アンナが抱きついていた。
「この世界が……怖い」
それが正直な気持ちだろう。
自分という存在が不安定になった時、人は拠り所を求めてしまうものだ。
「この世界から……脱出しよう」
オレの言葉にアンナは何度も頷いた。
「私が私でいるための……証をください」
アンナの目は真剣そのもの。
「分かった」
オレは彼女の着物に手をかけた。
衣擦れの音が薄暗がりの中に響く。
アンナの白い肢体が露になった。
ゆっくりと顔が近づいてくる。
そっと、ぎこちないキス。
最初は額、次に頬……そして、唇と唇が重なった。
お互いに舌を絡め合う。
ゆっくりとした唇の感触がだんだんと範囲を広げていく。
彼女の息遣いが肌に伝わってきた。
「アンナ……」
オレが服を脱ぐとアンナの白い手が聖剣へと伸びる。
冷たい手の感触が伝わってきた。
「実は……タニアさんとのお風呂の様子、ミーシャとこっそり覗いてしまったんです」
だろうと思った。そうでなければ台所での二人の様子が説明できない。
「その時に……ドキドキしたんです」
そっと聖剣に口づけしてくれた。
ここまでされてオレはされるがままなのか?
否、そうではない!
オレはアンナを横にする。
優しく太ももを抱きかかえるとそのまま秘密の花園まで一気に舌で攻め上げていった。
「あ…………♡」
アンナの小さな悲鳴。歓喜の声。
彼女の手が頭に添えられた。
「気持ち……イイです」
アンナの囁き声。
舌の動きを激しくするとアンナの身体がピクリと反応する。
「あなたを……下さい」
耳元にアンナの囁き声が響いた。
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