264 / 406
第四章「カルネアデス編」
第218話「ミーシャ ④」〇
しおりを挟む
装甲車の中、オレとミーシャの二人だけの空間。
ミーシャがシートの上に寝転んだ。
静かにゆっくりとオレはミーシャに身体を重ねる。
火照った彼女の体温が伝わってくる。
彼女の足を開き聖剣を彼女の中へと挿入していく。
彼女は破瓜の痛みに顔をしかめていたが、互いに求め合い濡れていたこともあってか、何度目かの試みの末、侵入することに成功した。
「ミーシャ?」
彼女は歯を食いしばり痛みに堪えている。
焦ってはいけない。ここ数日間は激動の日が続いていた(色々な意味で)、今さら焦ることもあるまいと思っていたのだが……しかし、今こうして痛みに堪えるミーシャの姿を見てやめてしまおうかという気持ちは一気に吹きとんだ。こうして耐え忍んでいるミーシャに報いるためにも、オレは本気でやらなければいけないのだ。
オレはゆっくりと聖剣を置くまで挿入する。
ミーシャの背中に回された手が震えた。
「ノゾミ……!」
痛みと快楽、二つの感情にミーシャの表情が揺れた。
「愛しています」
ミーシャの瞳が揺れる。
思い出したのだ。完全に思い出したのだ。
「ああ、オレもだ」
再びミーシャがきつくオレを抱きしめてきた。
「あなたを……感じさせてください」
◆ ◆ ◆ ◆
「ノゾミンおかえり!」
広間に入ると明るいタニアの声に出迎えられた。
他のメンバーはというと中庭にBBQセットを持ち出し火おこしをしている最中だ。
「ノゾミ様、腕の調子はどうですか?」
アンナが心配そうにオレの手を診てくれる。
「骨とか大丈夫そうですね」
「お兄ちゃん、身体とかで痛い箇所とかない?」
この世界は仮想のものとはいえ、魔法世界に戻った時にどのように影響するか分からない。心は身体に影響を及ぼす――ならば、この世界での怪我が巡り巡って悪い影響につながる可能性だってあった。
「ああ、大丈夫だ……ちょっと、疲れているけどな」
呟くと後ろのミーシャに小突かれた。
「変なこと言わないでください」
ミーシャは真っ赤だ。
いや、オレはただ疲れているって言っただけだが。
「その様子だとミーシャリンも完全復活みたいだね」
そうなのだ。オレとの崇高な儀式を終え。彼女は今完全復活を果たしたのだった。
「ノゾミ君おかえり!」
アメリアが抱きついてくる。すりすりと頬ずりしてきた。
彼女のスキンシップは相変わらず密着型だ。
「おいおい、抜け駆けとは卑怯だぞ!」
うちわでパタパタと火おこしをしていたシスティーナが文句を言いだした。
「そうですよ。お兄さんは疲れているんだから夕方くらいは休ませてあげようって話をしたじゃないですか」
アープルがシスティーナをたしなめる。
オレは……夕方しか休めないのか! いや、夜も休ませようよ。もうナノマシンの身体じゃないんだから、疲れとかひどいんだよ。
「仕方ないな……しかし、夜は私のものだ」
システィーナが舌なめずりをする。
「それはお兄さんが決めることです」
アープルがしれっと抱きついてきた。
「大丈夫です。巫女である私がいれば問題ありません」
「お兄ちゃんは私と一緒だとぐっすりだよ」
「ノゾミ君。子守歌を歌ってあげるから一緒に寝ようね?」
みんな好き勝手言い合う。当事者のオレは完全に蚊帳の外だった。
「あははは、君たちはいつも面白いね。見ていて飽きないよ」
タニアは楽しそうに笑っていた。
ミーシャがシートの上に寝転んだ。
静かにゆっくりとオレはミーシャに身体を重ねる。
火照った彼女の体温が伝わってくる。
彼女の足を開き聖剣を彼女の中へと挿入していく。
彼女は破瓜の痛みに顔をしかめていたが、互いに求め合い濡れていたこともあってか、何度目かの試みの末、侵入することに成功した。
「ミーシャ?」
彼女は歯を食いしばり痛みに堪えている。
焦ってはいけない。ここ数日間は激動の日が続いていた(色々な意味で)、今さら焦ることもあるまいと思っていたのだが……しかし、今こうして痛みに堪えるミーシャの姿を見てやめてしまおうかという気持ちは一気に吹きとんだ。こうして耐え忍んでいるミーシャに報いるためにも、オレは本気でやらなければいけないのだ。
オレはゆっくりと聖剣を置くまで挿入する。
ミーシャの背中に回された手が震えた。
「ノゾミ……!」
痛みと快楽、二つの感情にミーシャの表情が揺れた。
「愛しています」
ミーシャの瞳が揺れる。
思い出したのだ。完全に思い出したのだ。
「ああ、オレもだ」
再びミーシャがきつくオレを抱きしめてきた。
「あなたを……感じさせてください」
◆ ◆ ◆ ◆
「ノゾミンおかえり!」
広間に入ると明るいタニアの声に出迎えられた。
他のメンバーはというと中庭にBBQセットを持ち出し火おこしをしている最中だ。
「ノゾミ様、腕の調子はどうですか?」
アンナが心配そうにオレの手を診てくれる。
「骨とか大丈夫そうですね」
「お兄ちゃん、身体とかで痛い箇所とかない?」
この世界は仮想のものとはいえ、魔法世界に戻った時にどのように影響するか分からない。心は身体に影響を及ぼす――ならば、この世界での怪我が巡り巡って悪い影響につながる可能性だってあった。
「ああ、大丈夫だ……ちょっと、疲れているけどな」
呟くと後ろのミーシャに小突かれた。
「変なこと言わないでください」
ミーシャは真っ赤だ。
いや、オレはただ疲れているって言っただけだが。
「その様子だとミーシャリンも完全復活みたいだね」
そうなのだ。オレとの崇高な儀式を終え。彼女は今完全復活を果たしたのだった。
「ノゾミ君おかえり!」
アメリアが抱きついてくる。すりすりと頬ずりしてきた。
彼女のスキンシップは相変わらず密着型だ。
「おいおい、抜け駆けとは卑怯だぞ!」
うちわでパタパタと火おこしをしていたシスティーナが文句を言いだした。
「そうですよ。お兄さんは疲れているんだから夕方くらいは休ませてあげようって話をしたじゃないですか」
アープルがシスティーナをたしなめる。
オレは……夕方しか休めないのか! いや、夜も休ませようよ。もうナノマシンの身体じゃないんだから、疲れとかひどいんだよ。
「仕方ないな……しかし、夜は私のものだ」
システィーナが舌なめずりをする。
「それはお兄さんが決めることです」
アープルがしれっと抱きついてきた。
「大丈夫です。巫女である私がいれば問題ありません」
「お兄ちゃんは私と一緒だとぐっすりだよ」
「ノゾミ君。子守歌を歌ってあげるから一緒に寝ようね?」
みんな好き勝手言い合う。当事者のオレは完全に蚊帳の外だった。
「あははは、君たちはいつも面白いね。見ていて飽きないよ」
タニアは楽しそうに笑っていた。
0
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
俺様上司に今宵も激しく求められる。
美凪ましろ
恋愛
鉄面皮。無表情。一ミリも笑わない男。
蒔田一臣、あたしのひとつうえの上司。
ことあるごとに厳しくあたしを指導する、目の上のたんこぶみたいな男――だったはずが。
「おまえの顔、えっろい」
神様仏様どうしてあたしはこの男に今宵も激しく愛しこまれているのでしょう。
――2000年代初頭、IT系企業で懸命に働く新卒女子×厳しめの俺様男子との恋物語。
**2026.01.02start~2026.01.17end**
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる