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第四章「カルネアデス編」
第228.5話 006「if-story ニャンとミャン ②」
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「にゃっにゃにゃ~にゃっにゃにゃ~!」
上機嫌のニャンが嬉しそうにオレと手をつないでいる。
その後ろからはミャンが静かについてきていた。
「どこに行きたい?」
「う~ん。どこでもいいにゃ」
ニャンはお気楽だ。
「どこに行きたい?」
仕方がないのでミャンに聞いてみる。
「そうですね……お昼が近いので……」
そういえばいつこの世界に来たのか分からないが、世間一般的に言えばそろそろお昼だ。
「そうだな。せっかくだからおいしいものでも食べに行くか」
「美味しいもの!」
ニャンの目が輝く。
「どこに連れて行ってくれるのかにゃ」
やば、眩しい! 彼女の瞳が眩しすぎる!
「ふふふ、食の最高峰【寿司】だ!」
◆ ◆ ◆ ◆
「凄い! お皿が回っています!」
「凄いのにゃ。魔法なのにゃ」
「うるさい。静かにしてくれ」
はしゃぐ二人をオレはいさめる。二人はテンション↑↑だ。ミャンでさえ瞳をキラキラさせて目の前を通り過ぎる皿を見つめている。
「あの……このお皿を好きなだけ食べていいんですよね?」
まあそうだが、その解釈なんか間違ってないか。オレのおごりって言ったけど……君たち【遠慮】って言葉知ってる?
オレの目の前で次々に皿を取っていくニャン.
「ち、ちょっとニャン」
ミャンがニャンの手を止める。さすがお姉ちゃん。妹に礼儀というものを教えて……
「できるだけ新鮮なものを取りなさい。この皿のものは乾燥しているっぽいから」
……くれなかった。
「あのな……とにかく必要なら別に注文とかできるからそんなに慌てるな」
とにかく二人は騒がしい。屋敷でメイド服は着替えてもらった――耳は帽子で、尻尾は長めのスカートで――がそれでも二人の美少女は目立つ。
マグロ、トロ、タコ、イカ――当然のことながら海産物が中心だ。
「川魚と違って味が濃いにゃ」
「まったりとしていて、それでいてしつこくない」
ミャンはどこかのグルメ漫画の主人公みたいなことを言い出した。二人とも大満足のようだ。
「ノゾミさんは食べないんですか?」
二人の前にはすでにお皿が山と積まれているがオレの方はまだ二、三枚だった。
「あの……お代の方でしたら私たちで……」
ミャンが遠慮がちに言ってきた。なんでも先ほどの路上バイトでお金を稼いでいたらしい。
「いや、大丈夫……それは大切しないと」
いざという時に必要になるかもしれない。喉から手が出るほど欲しいが……ここは男のプライドとささやかな矜持が何とか踏みとどまらせていた。
「お腹いっぱいにゃ」
ニャンがお茶をすすりながら満足そうにお腹をさする。この小さなお腹の中にどうやってあれだけの量が入ったのだろうか。今度脱がして確かめてみよう。
上機嫌のニャンが嬉しそうにオレと手をつないでいる。
その後ろからはミャンが静かについてきていた。
「どこに行きたい?」
「う~ん。どこでもいいにゃ」
ニャンはお気楽だ。
「どこに行きたい?」
仕方がないのでミャンに聞いてみる。
「そうですね……お昼が近いので……」
そういえばいつこの世界に来たのか分からないが、世間一般的に言えばそろそろお昼だ。
「そうだな。せっかくだからおいしいものでも食べに行くか」
「美味しいもの!」
ニャンの目が輝く。
「どこに連れて行ってくれるのかにゃ」
やば、眩しい! 彼女の瞳が眩しすぎる!
「ふふふ、食の最高峰【寿司】だ!」
◆ ◆ ◆ ◆
「凄い! お皿が回っています!」
「凄いのにゃ。魔法なのにゃ」
「うるさい。静かにしてくれ」
はしゃぐ二人をオレはいさめる。二人はテンション↑↑だ。ミャンでさえ瞳をキラキラさせて目の前を通り過ぎる皿を見つめている。
「あの……このお皿を好きなだけ食べていいんですよね?」
まあそうだが、その解釈なんか間違ってないか。オレのおごりって言ったけど……君たち【遠慮】って言葉知ってる?
オレの目の前で次々に皿を取っていくニャン.
「ち、ちょっとニャン」
ミャンがニャンの手を止める。さすがお姉ちゃん。妹に礼儀というものを教えて……
「できるだけ新鮮なものを取りなさい。この皿のものは乾燥しているっぽいから」
……くれなかった。
「あのな……とにかく必要なら別に注文とかできるからそんなに慌てるな」
とにかく二人は騒がしい。屋敷でメイド服は着替えてもらった――耳は帽子で、尻尾は長めのスカートで――がそれでも二人の美少女は目立つ。
マグロ、トロ、タコ、イカ――当然のことながら海産物が中心だ。
「川魚と違って味が濃いにゃ」
「まったりとしていて、それでいてしつこくない」
ミャンはどこかのグルメ漫画の主人公みたいなことを言い出した。二人とも大満足のようだ。
「ノゾミさんは食べないんですか?」
二人の前にはすでにお皿が山と積まれているがオレの方はまだ二、三枚だった。
「あの……お代の方でしたら私たちで……」
ミャンが遠慮がちに言ってきた。なんでも先ほどの路上バイトでお金を稼いでいたらしい。
「いや、大丈夫……それは大切しないと」
いざという時に必要になるかもしれない。喉から手が出るほど欲しいが……ここは男のプライドとささやかな矜持が何とか踏みとどまらせていた。
「お腹いっぱいにゃ」
ニャンがお茶をすすりながら満足そうにお腹をさする。この小さなお腹の中にどうやってあれだけの量が入ったのだろうか。今度脱がして確かめてみよう。
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