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第四章「カルネアデス編」
第228.5話 035「if-story アメリア ②」〇
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ボクはアメリアの前に正座をした。
アメリアも正座をしている。薄暗いテントの中で彼女の白い姿だけがぼんやりと見える。
心臓がバクバクしている。
緊張で吐きそうだ。
昼間は勢いであんなことをしてしまったが、今思い返しても緊張と興奮で心臓がはちきれそうだった。
「明かりを……」
「ダメ……恥ずかしいから……ダメ」
アメリアはそれだけ言うとボクの方を恥ずかしそうに見つめる。
「匂い……嗅ぎたいんでしょ」
ああ、そうだった。あまりにびっくりしてしまって本来の目的を忘れてしまっていた。
それではさっそく。
くんかくんか。
ほうほう。これは花のような香りですな。
ふがふが。
若草香る草原のようなリラックス。
すーはーすーはー。
まったりとしていて、それでいてしつこくない。
「くすぐったい」
アメリアが身をよじる。おおっと、集中しすぎてアメリアに近づきすぎていたらしい。
目の前には手で覆い隠されたアメリアの胸があった。ちっちゃくてほとんどまっ平らな胸。でも、その中に輝く原石が眠っていることをボクは知っている。
「手を……どけてもらえるかな?」
しばらく沈黙が続いた。もしかしてダメかもとあきらめかけたその時。
「い、いいよ……」
恐る恐る。アメリアが手をどける。
白い平原にひっそりと盛り上がった丘、わずかな起伏の先にはピンクの胡蝶蘭が咲いている。ボクはその胡蝶蘭に引き寄せられた一匹の蝶。蝶は花の蜜を吸うために――むしゃぶりむいた。
「や、やん♡」
勢いよく吸い付きアメリアを押し倒してしまう。
「あ、ゴメン」
「ううん、いいよ。ノゾミ君だから……いいよ」
アメリアがボクの頭を抱きしめる。優しく包み込むように抱きしめる。
これは勢いに乗っていいタイミングでは?
アメリアは既に両足をお開きになりましてボクの身体を挟み込んでいらっしゃいます。
それではいよいよ御開帳のお時間で――
――あれ? どこだ?
「ノゾミ君どうしたの?」
アメリアがつぶらな瞳で聞いてくる。聖剣は準備万端。アメリアも準備万端。なのにどこにパルダーオン――いや、この場合はパルダ―インなのか――していいのか分からない。だいたいの位置関係は分かっているはすなんだけど……あれれれ?
「……こっち……」
アメリアがそっと手を添えて導いてくれる。
おお、ナビ付とは有り難い。
「あの……初めてだから優しくしてね」
首に抱きつかれながら囁くアメリア。ボクは心臓の鼓動が激しすぎて彼女の言葉がよく聞き取れなかった。アメリアが耳たぶにしゃぶりついてくる。
「優しくしてね♡」
ボクはガクガクと何度も頷いた。もう頭の中はパニックだ。
とにかくゆっくり。
できるだけ優しく。
ソフトにスローにフェード・イン!
「ん♡」
ピクリとアメリアが反応する。アメリアの入り口はとても堅く閉ざされていた。
「だ、大丈夫?」
アメリアは頷いたけど、あんまり大丈夫そうじゃなさそうだ。彼女は彼女なりに緊張しているんだろう。
そうだな。まずは身体の緊張をほぐすためにマッサージだ。
ボクはいったん身を引くとアメリアのお股にしゃぶりついた。
「ノゾミ君……気持ちいいよ♡」
アメリアの秘密の花園は甘い匂いがした。舌で細い一筋の谷間を征服。ぷっくりと隆起した小さな突起も丁寧に舐めていく。
「ん♡ んんん♡」
アメリアは手で口を押えて必死に声を抑えている。
突然、アメリアがボクの頭を抑え込んできた。
「イ、イク♡」
ガクガクと痙攣するようにアメリアの身体が揺れた。
ボクはゆっくりとアメリアにキスする。彼女は火照った身体でボクを抱きすくめ舌を入れてキスしてきた。
「ねえ、入れて♡」
ボクは頷く。
それから彼女と一つになった。
決して上手だったとか、彼女に気持ちよくなってもらったとかそんなことは一切考えなかった。
ボクは彼女の中で溶けた。彼女と一つになって、彼女の中で果てた。彼女の中に出して初めて本当の意味で一つになれた気がした。
アメリアも正座をしている。薄暗いテントの中で彼女の白い姿だけがぼんやりと見える。
心臓がバクバクしている。
緊張で吐きそうだ。
昼間は勢いであんなことをしてしまったが、今思い返しても緊張と興奮で心臓がはちきれそうだった。
「明かりを……」
「ダメ……恥ずかしいから……ダメ」
アメリアはそれだけ言うとボクの方を恥ずかしそうに見つめる。
「匂い……嗅ぎたいんでしょ」
ああ、そうだった。あまりにびっくりしてしまって本来の目的を忘れてしまっていた。
それではさっそく。
くんかくんか。
ほうほう。これは花のような香りですな。
ふがふが。
若草香る草原のようなリラックス。
すーはーすーはー。
まったりとしていて、それでいてしつこくない。
「くすぐったい」
アメリアが身をよじる。おおっと、集中しすぎてアメリアに近づきすぎていたらしい。
目の前には手で覆い隠されたアメリアの胸があった。ちっちゃくてほとんどまっ平らな胸。でも、その中に輝く原石が眠っていることをボクは知っている。
「手を……どけてもらえるかな?」
しばらく沈黙が続いた。もしかしてダメかもとあきらめかけたその時。
「い、いいよ……」
恐る恐る。アメリアが手をどける。
白い平原にひっそりと盛り上がった丘、わずかな起伏の先にはピンクの胡蝶蘭が咲いている。ボクはその胡蝶蘭に引き寄せられた一匹の蝶。蝶は花の蜜を吸うために――むしゃぶりむいた。
「や、やん♡」
勢いよく吸い付きアメリアを押し倒してしまう。
「あ、ゴメン」
「ううん、いいよ。ノゾミ君だから……いいよ」
アメリアがボクの頭を抱きしめる。優しく包み込むように抱きしめる。
これは勢いに乗っていいタイミングでは?
アメリアは既に両足をお開きになりましてボクの身体を挟み込んでいらっしゃいます。
それではいよいよ御開帳のお時間で――
――あれ? どこだ?
「ノゾミ君どうしたの?」
アメリアがつぶらな瞳で聞いてくる。聖剣は準備万端。アメリアも準備万端。なのにどこにパルダーオン――いや、この場合はパルダ―インなのか――していいのか分からない。だいたいの位置関係は分かっているはすなんだけど……あれれれ?
「……こっち……」
アメリアがそっと手を添えて導いてくれる。
おお、ナビ付とは有り難い。
「あの……初めてだから優しくしてね」
首に抱きつかれながら囁くアメリア。ボクは心臓の鼓動が激しすぎて彼女の言葉がよく聞き取れなかった。アメリアが耳たぶにしゃぶりついてくる。
「優しくしてね♡」
ボクはガクガクと何度も頷いた。もう頭の中はパニックだ。
とにかくゆっくり。
できるだけ優しく。
ソフトにスローにフェード・イン!
「ん♡」
ピクリとアメリアが反応する。アメリアの入り口はとても堅く閉ざされていた。
「だ、大丈夫?」
アメリアは頷いたけど、あんまり大丈夫そうじゃなさそうだ。彼女は彼女なりに緊張しているんだろう。
そうだな。まずは身体の緊張をほぐすためにマッサージだ。
ボクはいったん身を引くとアメリアのお股にしゃぶりついた。
「ノゾミ君……気持ちいいよ♡」
アメリアの秘密の花園は甘い匂いがした。舌で細い一筋の谷間を征服。ぷっくりと隆起した小さな突起も丁寧に舐めていく。
「ん♡ んんん♡」
アメリアは手で口を押えて必死に声を抑えている。
突然、アメリアがボクの頭を抑え込んできた。
「イ、イク♡」
ガクガクと痙攣するようにアメリアの身体が揺れた。
ボクはゆっくりとアメリアにキスする。彼女は火照った身体でボクを抱きすくめ舌を入れてキスしてきた。
「ねえ、入れて♡」
ボクは頷く。
それから彼女と一つになった。
決して上手だったとか、彼女に気持ちよくなってもらったとかそんなことは一切考えなかった。
ボクは彼女の中で溶けた。彼女と一つになって、彼女の中で果てた。彼女の中に出して初めて本当の意味で一つになれた気がした。
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