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第四章「カルネアデス編」
第94.5話 076メザイヤ編「怪盗現る! ⑥」
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アマンダ団長の振り下ろす剣がスローモーションのようにゆっくりと見える。
オレは体勢を崩した。
しかし、それはフェイク。つまりはわざとそうしたのだ。
アマンダ団長の剣が的確にオレの心臓を狙う。
これってオレの命を狙ってるよね?
演技ではなく本気で殺す気だよね?
それなら、オレも本気出していいよね?
コンマ数秒で本気モードに突入する。
オレはアマンダ団長の剣をいなすでも弾くでも、ましてや躱すでもなく受け入れた。
オレは剣を放り捨てる。
「何を――!?」
そのまま前進。
アマンダ団長の剣がオレの胸に深々と突き刺さった。
胸元と背中から大量に噴出する。
周囲の団員、見物に集まった市民達から悲鳴が上がる。
「ノ、ノゾミ――ッ!!」
アマンダ団長は事の重大さに気づき慌てて剣を引こうとするがオレは身体をぐっと前に出しそのままアマンダ団長を抱きしめる。
「わ、私は……なんということを……」
震えるアマンダ団長の耳元にオレは囁く。
「……お静かに」
ハッとしたようにアマンダ団長がオレを見た。
「この程度でオレは死にませんよ」
ウインク一つ。
フハハハ、既に忘れ去られているかもしれないがオレが剣で刺されたぐらいで死ぬわけがなかろう!そういう設定なのだ!
「ま、まさか……そんな……!」
アマンダ団長は信じられないといった顔でオレを見ている。
ふん。この程度の攻撃など痛くもかゆくもないわ!
(確認。痛覚無効を解除しますか?)
す、すみませんマザーさん。調子に乗ってました。
このまま痛覚無効でお願いいたします!
ヤベ―。マザーさんの気まぐれでこのまま痛みにのたうち回るところだった。
「では、アマンダ団長」
オレはアマンダ団長の背後に回る。腕を掴み関節をキメる。
「くっ……!」
アマンダ団長の顔が苦痛に歪んだ。
「ちょっと我慢して下さいね」
胸に突き刺さっていた剣がポロリと抜け落ちる。キンと澄んだ音を立てて剣が地面に落ちた。
「フハハハハ、諸君!アマンダ団長は私がいただいた!」
「なに、どういうことだ!」
団員の一人が叫ぶ。
「彼女はオレとの真剣勝負に負けた。つまりはオレのものになったということだ!」
「なんだと!」
「まだ、アマンダ団長は負けていない!」
「そうだ。【一撃が入ればアマンダ団長の負け】ではなかったか?ならば、最初に剣を受けたのは貴様ではないか!」
「笑止!」
オレはブーブー文句を言う団員たちを黙らせる。
「アマンダ団長は【一撃入れたなら】私の価値だといったが、私の【負け】については何も言及していない!」
オレの言葉に団員たちが「うっ」と唸る。
「ならば、私がこうして生きている限り負けはないということだ!」
屁理屈だ。もうこれは立派な屁理屈だ。
「貴様、アマンダ団長をどうするつもりだ!」
「フフ、知りたいかね?」
オレはアマンダ団長の鎧に手をかけた。それだけで鎧が弾け飛ぶ。
オレはアマンダ団長を押さえつけたまま、胸元のボタンとゆっくりと外す。
闇夜、松明の光の中にアマンダ団長の白い下着が映える。
おお!と周囲からどよめき。
「君たちのあこがれの団長様に【敗北】という名の屈辱を与えてやるのだよ!」
オレの言葉に団員たちは目に見えて動揺しているようだった。
「な、なんと恐ろしいことを!」
団員たちはオレの言葉に恐慌状態だ。
「ハハハ、オレの一撃が彼女のどこに入るのか……楽しみにしていまえ!」
高笑いと共に周囲に煙が周囲を満たす。
「私は屋敷の中に逃げ込むとしよう!さて、探し出せるかな!」
オレの姿は煙と共にその場から消えていった。
オレは体勢を崩した。
しかし、それはフェイク。つまりはわざとそうしたのだ。
アマンダ団長の剣が的確にオレの心臓を狙う。
これってオレの命を狙ってるよね?
演技ではなく本気で殺す気だよね?
それなら、オレも本気出していいよね?
コンマ数秒で本気モードに突入する。
オレはアマンダ団長の剣をいなすでも弾くでも、ましてや躱すでもなく受け入れた。
オレは剣を放り捨てる。
「何を――!?」
そのまま前進。
アマンダ団長の剣がオレの胸に深々と突き刺さった。
胸元と背中から大量に噴出する。
周囲の団員、見物に集まった市民達から悲鳴が上がる。
「ノ、ノゾミ――ッ!!」
アマンダ団長は事の重大さに気づき慌てて剣を引こうとするがオレは身体をぐっと前に出しそのままアマンダ団長を抱きしめる。
「わ、私は……なんということを……」
震えるアマンダ団長の耳元にオレは囁く。
「……お静かに」
ハッとしたようにアマンダ団長がオレを見た。
「この程度でオレは死にませんよ」
ウインク一つ。
フハハハ、既に忘れ去られているかもしれないがオレが剣で刺されたぐらいで死ぬわけがなかろう!そういう設定なのだ!
「ま、まさか……そんな……!」
アマンダ団長は信じられないといった顔でオレを見ている。
ふん。この程度の攻撃など痛くもかゆくもないわ!
(確認。痛覚無効を解除しますか?)
す、すみませんマザーさん。調子に乗ってました。
このまま痛覚無効でお願いいたします!
ヤベ―。マザーさんの気まぐれでこのまま痛みにのたうち回るところだった。
「では、アマンダ団長」
オレはアマンダ団長の背後に回る。腕を掴み関節をキメる。
「くっ……!」
アマンダ団長の顔が苦痛に歪んだ。
「ちょっと我慢して下さいね」
胸に突き刺さっていた剣がポロリと抜け落ちる。キンと澄んだ音を立てて剣が地面に落ちた。
「フハハハハ、諸君!アマンダ団長は私がいただいた!」
「なに、どういうことだ!」
団員の一人が叫ぶ。
「彼女はオレとの真剣勝負に負けた。つまりはオレのものになったということだ!」
「なんだと!」
「まだ、アマンダ団長は負けていない!」
「そうだ。【一撃が入ればアマンダ団長の負け】ではなかったか?ならば、最初に剣を受けたのは貴様ではないか!」
「笑止!」
オレはブーブー文句を言う団員たちを黙らせる。
「アマンダ団長は【一撃入れたなら】私の価値だといったが、私の【負け】については何も言及していない!」
オレの言葉に団員たちが「うっ」と唸る。
「ならば、私がこうして生きている限り負けはないということだ!」
屁理屈だ。もうこれは立派な屁理屈だ。
「貴様、アマンダ団長をどうするつもりだ!」
「フフ、知りたいかね?」
オレはアマンダ団長の鎧に手をかけた。それだけで鎧が弾け飛ぶ。
オレはアマンダ団長を押さえつけたまま、胸元のボタンとゆっくりと外す。
闇夜、松明の光の中にアマンダ団長の白い下着が映える。
おお!と周囲からどよめき。
「君たちのあこがれの団長様に【敗北】という名の屈辱を与えてやるのだよ!」
オレの言葉に団員たちは目に見えて動揺しているようだった。
「な、なんと恐ろしいことを!」
団員たちはオレの言葉に恐慌状態だ。
「ハハハ、オレの一撃が彼女のどこに入るのか……楽しみにしていまえ!」
高笑いと共に周囲に煙が周囲を満たす。
「私は屋敷の中に逃げ込むとしよう!さて、探し出せるかな!」
オレの姿は煙と共にその場から消えていった。
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