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王様とひつじ 180129
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「王様、こわい」
ひつじのアメリは王様にしがみつきました。
王様はアメリをしっかりと抱きしめました。
「こわい?
これから先もこういうことはたくさんあると思うよ。
もうやめとく?」
アメリは涙目になりながらも首を振りました。
「オレ、王様だもん。
言う時には言うし、戦う時には戦う。
自分と自分の国と自分の国民を守るために、この国はこういう方針です、って言う」
「うん」
「アメリ、前にも言ったけどアメリも王様になれるし、どこか別の国の国民にもなれる。
自分で判断し、自分で決めるんだ。
それに対してオレは引き留めはしない」
「うん。うん」
アメリはうなずきながらますます力をこめて王様に抱きつきました。
「今は王様と一緒にいく」
「ありがとう」
王様はアメリの頭をぽんぽんとたたくと、地面を蹴って空高く飛んでいきました。
ひつじのアメリは王様にしがみつきました。
王様はアメリをしっかりと抱きしめました。
「こわい?
これから先もこういうことはたくさんあると思うよ。
もうやめとく?」
アメリは涙目になりながらも首を振りました。
「オレ、王様だもん。
言う時には言うし、戦う時には戦う。
自分と自分の国と自分の国民を守るために、この国はこういう方針です、って言う」
「うん」
「アメリ、前にも言ったけどアメリも王様になれるし、どこか別の国の国民にもなれる。
自分で判断し、自分で決めるんだ。
それに対してオレは引き留めはしない」
「うん。うん」
アメリはうなずきながらますます力をこめて王様に抱きつきました。
「今は王様と一緒にいく」
「ありがとう」
王様はアメリの頭をぽんぽんとたたくと、地面を蹴って空高く飛んでいきました。
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