【短編未満集】かけらばこ

Kyrie

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隣の美しい人

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「困った人だね、おばかさん」

そう言うと僕の美しい人は僕のほっぺたにキスをしてくれた。
それはいつも知っている「隣のお兄さん」ではなく、いつか僕が盗み見た、たくさんいるボーイフレンドと別れ際にキスをする時の顔と同じだった。

#書く予定のない小説の一部をでっちあげる


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