王道じゃなくて悪かったな

える

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王道………ではないっ!

4. 理事長と…★

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ぱちり

息苦しさで目を開けた。どうやら鼻を摘まれたらしい。

もっと、こう、色気のある起こし方はないのか…


きょうくんってば全然起きないから心配したよ。おはよう。しばらく溜まってたのかな?すごく硬い。」

「起きたら挿入済みってどゆこと。てかもっとエロ可愛く起こして欲しかったかな。あとここどこです?」

「ふふ、エロ可愛くはおじさんには無理だよ。それとここは理事長室の隣の部屋だよ。仮眠室って言ってる。先週完成したんだ。寝心地はどう?」

「はー、要するにヤリ部屋な訳か。マットレスふかふかで超気持ちいいすよ。俺が来るから作ったんすか?」

「まあね。だってそういう約束でしょ?」

「そりゃそうですけど、まさか毎回学校でするつもりですか?」

「生徒は普段外泊できないからね。長期休みの時は私の家に来るといいよ。毎日私を抱くのが条件。」

「毎日か~。搾り取らないでくださいね。てかさっきから大人の余裕?意地かな?どっちでもいいけど動いてくれません?飛鳥さんの好きなとこに当てて、好きなとこ自分で弄って?」

「む、響くんなんだか意地悪だね?動いてくれないんだ?」

「んー、俺ここ3日バタバタしててさ。疲れてんの。飛鳥さんのお願い叶えるために外のセフレ全部切ってきたからさ。」

「私のため?じゃあ…… 今日は私が響くんのために頑張る番だね。」


いや、飛鳥さんのためは語弊があるから。
疲れてんのは本当だし、ヤル気だしてくれたならいいか。

ベッドの上に仰向けで寝る俺に跨り、狭い肉壺に禊を埋め込んだ飛鳥さんの腰がゆっくりと動く。

初めは浅いストロークで慣らすように2、3度。やがてゆったりとした、先を最奥に当たるような動きへと変えていった。

やがて篭った喘ぎが溢れ始めた。その頃には飛鳥さんの動きも激しくなり、自然と前立腺を擦るような体制に入っていた。


「あーすーかさん、何後ろだけでヨくなってるんですか?他にも好きなとこあるでしょ?ほら、弄って?」

「うぅ… 響くんっ、響くんが触ってぇ…?」

「疲れてるんですって… ね?ほら自分で触って?」


そう言って深く刺さったままひと突き、ふた突き。


「あひっ!?やぁ、いじわる… 」


むくれながらも乳首弄りだす飛鳥さん。さすがとしか言いようがない。

ここまで性欲や快楽に忠実となると、驚きを通り越して感心してしまう。


「きょぉくん…イキたいっ!イかせてぇ…」

「んー?今日は射精管理してないですし、イけるでしょ?」

「イ、イけないっ…!!イけないのぉ…!!」

「じゃあどうして欲しいです?」

「め、命令してっ!前みたいに、酷く罵ってぇ…!」

「あー、あれですか。飛鳥さんって実はドMなんすか?ま、いいですけど。ほら、俺起き上がるからちょっと止まって。」

「は、はぃ…」


体制が変わってまたイイトコロに当たったのか小さく喘ぐ飛鳥さん。


「可愛いなぁ。イき顔もさぞ可愛いんでしょうね…?その雌顔でオスイキかましてみろよ。よだれダラダラ垂らしてアヘアヘ射精すれば?ほら、S字ついてやるから有り難くイっちまえ。」

「んあああああああああ!!!!!」


果てた飛鳥さんの締め付けで俺も達した。
コンドームはしっかり着けられていたようで安心。

今日はこれだけで終わりにしてもらわないとなぁ…

ふぁ… ねむ…。
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