王道じゃなくて悪かったな

える

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学院生活 前学期編

13. 会長と…★(微)

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 やべえ、こいつ可愛すぎる…!



 ベッドに移動して胡座をかいた俺に、彩雅が正面から抱きつく。
 彩雅は膝から下をベッドにつけ、腕を俺の首に回した状態で俺の脚に跨った。

 その表情は蕩けきっており、これから甘やかされること、可愛がられることを全身で期待してる様だった。

 そんな彩雅の頬に触れるだけのキスを数回送り、もう一度彩雅の顔をじっと見る。


「もっと…チュー、して…」

「うん、どこにされたい?」

「お口がいい…」


 はぁぁぁあああああ、可愛い。

 お望み通り唇にキスをする。俗に言うバードキスなのだが、それだけでは不満なのか、頬を膨らませて少し睨んでくる。

 正直、潤んだ目で睨まれても可愛いだけなのだが、ある意味で破壊力が高い。


「ん~、チュー、もっと…!お口の中、ぺろぺろしてっ?」

「なに、ディープが好きなの?エッチなお姫様だね?」

「好きなの… エッチな子は嫌い…?」

「いや?俺は好きだよ。はい、じゃあ口開けて舌出しな?」


 言うと素直に従う彩雅に、俺の息子が起き上がる。

 出された舌に絡みつき、己の咥内へ連れ込むと勢いよく吸った。

 じゅるじゅると卑猥な水音を響かせるキスをすると、俺の脚に乗った腰がカクカクと揺れるのがわかった。


「さーいが、腰揺れてる。どうしたいの?」

「さ、触ってぇ…!」

「じゃあ、服脱がなきゃね。まずはシャツだけでいいから、脱げる?」

「ん、脱ぐ…」


 風呂上がりのゆったりとしたTシャツを着ていた彩雅は、ゆっくりと裾を持ち上げて脱いでいく。

 目の前で恥じらいの残るストリップショーが始まり、俺の手は自然と彩雅の腰に触れていた。

 ハーフパンツから下着の感覚がはみ出ている。その上を触れるか触れないかの際で撫でると、大きく腰が跳ねた。

 そのまま、手を背骨に沿って上へ滑らすと、ぞわぞわとした快感が走るのか、逃げる様に背をそらせた。


「も、脱いだからぁ… チューしてっ!早くぅ…」

「わーかったって。じゃあ、鎖骨から行こうか?」

「ん、早く、早く♡」


 え、語尾にハートが聞こえたんだけど、スイッチ入りかけてない?

 あー、彩雅は絶倫って聞いたことあるけど、俺ついていけるかな…

 搾り取られそう…
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