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休み時間。
小泉さんは下着を履くために教室を出ていった。
神風が吹いて、スカートが捲れないことを祈る。その最中に小泉さんのお尻を思い出す。鼻血の気配を感じる。まだ大丈夫だ。頻繁に鼻血を出しているのでどの程度まで大丈夫かがなんとなくわかるようになっていた。
小泉さんはなかなか戻ってこない。何か問題でも生じたのだろうか?神風が吹いたのだろうか?不埒者にスカート捲りをされたのだろうか?心配になる。
授業開始直前に小泉さんは戻ってきた。先生が入ってきて授業が始まる。
「清水くん。緊急事態よ」
「どうしたの?」
「普通の下着も盗まれたの」
「・・・そうなの?」
「うん」
普通の下着も盗まれたということは・・・今もノーパンなのか?
「今もノーパンなの」
小泉さんのお尻を思い出す。
「確認する?」
「大丈夫。小泉さんの言葉信じてるから」
「ありがとう。でね、鞄の中にこんな手紙があったの」
小泉さんは手紙を差し出す。
手紙を受け取って読む。
『下着は預かった。返してほしくば私の指示に従え』
『まず1つ目の指示。今日は1日、ノーパンでいろ』
『2つ目。なるべく階段を上り下りしろ』
『3つ目。なるべく風の強い場所に行け』
『以上。この指示に従わなかった場合、お前の下着を全校生徒の前に晒す。それが嫌なら指示に従え』
以上が手紙の内容だ。パソコンを使って作成した手紙だろう。文字からでは男か女か判断できない。文章的には男のような気がする。
「清水くん。私、怖い。どうしよう?」
「先生に言うわけにはいかないかな?」
「嫌よ。そんなことしたら全校生徒に私の下着晒されちゃう。そんなことされたら私学校来れなくなっちゃうよ」
「そうだよね」
どうすればいい?こんなときコナン君がいてくれたらいいのに。
「犯人の指示に従うしかないかな?」
「・・・」
「ノーパンの指示には従ってる。残りあと2つ」
『なるべく階段を上り下りしろ』
『なるべく風の強い場所に行け』
この2つだ。どちらもノーパンの小泉さんを危険に晒すような指示だ。なんて卑劣な犯人だ。
「決めた。私、犯人に従うわ」
「従ったところで犯人が酷いことをしないという保証はないよ」
「でも従ったほうが犯人が酷いことをしない可能性は高いでしょ」
「そうかもしれない」
「私従う。それが最善策だと思うから」
「強いね。小泉さんは」
「見直した?」
「うん。見直したよ。カッコイイ」
「カッコイイか。初めて言われたわ。なんか嬉しい。私、戦う女の子のアニメ好きだから」
「そうなんだ。意外だね。小泉さんはアニメなんて見ない人だと思ってたから」
「清水くんはアニメ見る?」
「ときどき見るよ。妹に勧められたアニメだけどね」
「妹さんいるんだ?」
「うん。アニメ大好きな妹なんだ」
「妹さんと気が合いそう」
「アニメが好きなら気が合うかもね」
「遭ってみたいな。妹さんに」
「僕の家に来ればいつでも遭えるよ」
「遊びに行ってもいいの?」
「もちろんだよ」
「嬉しい。必ず行く。でもその前に問題を解決しないとね。無事ミッションをクリアして清水くんのお家に遊びに行くわ」
「うん」
思わぬ約束ができてしまった。小泉さんが僕の家に来ると考えるだけでテンションが上がる。犯人の目的を阻止して必ず僕の自宅に小泉さんを招くぞ。
僕は密かにそう決意した。
小泉さんは下着を履くために教室を出ていった。
神風が吹いて、スカートが捲れないことを祈る。その最中に小泉さんのお尻を思い出す。鼻血の気配を感じる。まだ大丈夫だ。頻繁に鼻血を出しているのでどの程度まで大丈夫かがなんとなくわかるようになっていた。
小泉さんはなかなか戻ってこない。何か問題でも生じたのだろうか?神風が吹いたのだろうか?不埒者にスカート捲りをされたのだろうか?心配になる。
授業開始直前に小泉さんは戻ってきた。先生が入ってきて授業が始まる。
「清水くん。緊急事態よ」
「どうしたの?」
「普通の下着も盗まれたの」
「・・・そうなの?」
「うん」
普通の下着も盗まれたということは・・・今もノーパンなのか?
「今もノーパンなの」
小泉さんのお尻を思い出す。
「確認する?」
「大丈夫。小泉さんの言葉信じてるから」
「ありがとう。でね、鞄の中にこんな手紙があったの」
小泉さんは手紙を差し出す。
手紙を受け取って読む。
『下着は預かった。返してほしくば私の指示に従え』
『まず1つ目の指示。今日は1日、ノーパンでいろ』
『2つ目。なるべく階段を上り下りしろ』
『3つ目。なるべく風の強い場所に行け』
『以上。この指示に従わなかった場合、お前の下着を全校生徒の前に晒す。それが嫌なら指示に従え』
以上が手紙の内容だ。パソコンを使って作成した手紙だろう。文字からでは男か女か判断できない。文章的には男のような気がする。
「清水くん。私、怖い。どうしよう?」
「先生に言うわけにはいかないかな?」
「嫌よ。そんなことしたら全校生徒に私の下着晒されちゃう。そんなことされたら私学校来れなくなっちゃうよ」
「そうだよね」
どうすればいい?こんなときコナン君がいてくれたらいいのに。
「犯人の指示に従うしかないかな?」
「・・・」
「ノーパンの指示には従ってる。残りあと2つ」
『なるべく階段を上り下りしろ』
『なるべく風の強い場所に行け』
この2つだ。どちらもノーパンの小泉さんを危険に晒すような指示だ。なんて卑劣な犯人だ。
「決めた。私、犯人に従うわ」
「従ったところで犯人が酷いことをしないという保証はないよ」
「でも従ったほうが犯人が酷いことをしない可能性は高いでしょ」
「そうかもしれない」
「私従う。それが最善策だと思うから」
「強いね。小泉さんは」
「見直した?」
「うん。見直したよ。カッコイイ」
「カッコイイか。初めて言われたわ。なんか嬉しい。私、戦う女の子のアニメ好きだから」
「そうなんだ。意外だね。小泉さんはアニメなんて見ない人だと思ってたから」
「清水くんはアニメ見る?」
「ときどき見るよ。妹に勧められたアニメだけどね」
「妹さんいるんだ?」
「うん。アニメ大好きな妹なんだ」
「妹さんと気が合いそう」
「アニメが好きなら気が合うかもね」
「遭ってみたいな。妹さんに」
「僕の家に来ればいつでも遭えるよ」
「遊びに行ってもいいの?」
「もちろんだよ」
「嬉しい。必ず行く。でもその前に問題を解決しないとね。無事ミッションをクリアして清水くんのお家に遊びに行くわ」
「うん」
思わぬ約束ができてしまった。小泉さんが僕の家に来ると考えるだけでテンションが上がる。犯人の目的を阻止して必ず僕の自宅に小泉さんを招くぞ。
僕は密かにそう決意した。
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