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西アン・デスに向けての修行
1週間帰れないのか・・
通いで駆除仕事と勘違いしていたのは俺だけだった。
本日より駆除屋にお泊まり。
しかも、ラズは帰ると言う・・・。
「良く聞いていなかったのか?ミナキだけ1週間修行。ボス命令だぞ。」
俺は今日だけなの!と言われて諦めた。
相変わらずスパルタだ。
「日曜日の昼に迎えに来るから頑張れよ!!」
「はーい。」
不満タラタラ。
1週間お泊まりならもっと着替えとか用意しておけば良かった。ずっと浄化か。
臭くないけど何か嫌だ・・・。
黒の上下の駆除人服は変えがあるから良いけれど。
ラズが帰ってから案内されたのは地下。
まさかの地下もあったとは。
地下は寝室らしい。
俺が案内された部屋は2段ベッドが3つある部屋。何か学生寮みたいな感じだ。
駆除屋は通勤と此処に泊まる者といるらしい。
駆除人、テレフォンアポインター、医療班合わせて80人程の組織らしい。デカい組織だな。24時間交代勤務制度。
で、俺は修行だけで日勤だけ。
2段ベッドの上の段に登り横になると直ぐに睡魔がやってきた。
今日は本当に異能使いすぎそして身体は怪我し過ぎ。
おやすみなさい・・・。
・・・・・・・・・・・・
早寝したので10時間くらい爆睡した様だ。
朝起きると身体の怪我は治っている。やっぱり異能者って異常だよね。
ベッドから出ずにその場で座って昨日、風呂入ってなかったので身体も服も浄化した。
まだ他の人は寝ているみたいだ。
ん?頭上の朱雀がフワフワと俺の膝の上に降りてきた。
こんな事は初めてだ。
――朱雀?どうした?――
心の中で会話する。
――朱雀は飛べる。高く高く何処までも。そしてミナキの目になる――
え?!!
膝の上にいた朱雀が天井を突き抜けた1階、2階、そして屋根の上。
その様子が脳裏に映る。
表現が難しい。目の前に見えているのはベッドの布団なのだ。
でも、朱雀の見ている目を通して外の風景が見えた。
これがイーグルアイ?
いや、朱雀の目・・・。
朱雀、戻っておいで。呼ぶと直ぐに降りてきた。
うーん?多分、これはボスや元締めが言っている危険察知能力では無いよなあ?
でも。見えたし?
――朱雀を偵察に使う間は四神結界は張れない。それは覚えておいて。――
朱雀はそう言ってまた俺の頭上で仲良く4体でフワフワとし始めた。
取り敢えず、今日やってみるか!
ベッドから出て食堂へ向かう。
あれだけ食ってすぐ寝たのに腹減った。
食堂は結構賑わっていて朝定食を出されて食べる。
「昨日はお疲れ様だったなあ。」
「良く耐えた!」
知らない人達が笑顔で話しかけてくる。
ちょっと受け入れられた感じが嬉しい。
昨日の今日なので本日は予約駆除の仕事のみとなった。
しかも、ナーブさんとベッグさんと一緒だ。良かったー。少しでも知っている人が良い。
「よし!今日は少し偵察出来るかやってみろ!」
ナーブさんに言われて頷く。
黒の上下服は昨日、ズダボロになったので新しい服に着替えて出動!
行先は地元だ。アマル・フィの郊外だった。
と言っても詳しく何処か解らないんだが。
転移した所は船着場だった。
遺体は2体。
「やってみろ。」
そう言われてさっきやった様に。
――朱雀、飛べ!――
そう言うと朱雀が上空へ舞い上がる。
見える。朱雀の目線で周りを見渡す。
「大丈夫です。」
そう言うと
「おっ!やるなあ。」
ベッグさんがニヤっと笑い、さあ運ぶぞ!と言ってくれた。
朱雀は2人には見えて居ないみたいだ。
確かに隠しているけれど。
重たい・・・。
やっぱり遺体を軽々と抱えられる腕力が俺には無い。
今日も引きずった。
転移。
無事完了。
夕方までに3回もこなした。
昨日程ではなくても少しバトルしたい。そう思える自分が居た。
何かこの世界に本当に染まっている。
と言うより強くなりたい。
「物足りないなさそうだな?2階にジムあるけど行くか?」
ベッグさんがそう言うので大きく頷いた。
身体鍛えたい!!
と言うかこの家、何でもあるな。
2階の一室はアジトのリビング&ダイニングくらいの広さがあった。
そこに日本にもあったトレーニングマシンが並んでいる。
「異能者ってやつは普通の人間より成果が出るから沢山やると良いぞ。」
「了解です!」
やっぱり腕と背筋かな。
アスリートの如くこなす。マッチョになりたい訳では無いが遺体を抱えられるくらいにはなりたい。
本日より駆除屋の仕事に加えてジムトレーニングも日課に加えよう。
「99・・・100と。」
あー。めっちゃ鍛えた気分。良い汗かいたし。
ふと見るとジムの奥は風呂っぽい!
やった。風呂入れる。
水をがぶ飲みしていざ風呂へ!
脱衣場からして銭湯みたいだ。
着替えは無いので裸になって浄化する。
脱衣場には裸体のガタイの良い駆除人達が居て何か良いな・・。
浮気では無いぞ。ただ普通の銭湯より良いなあと思うだけだ。
風呂に入ると下町の銭湯風だった。
浄化はしたけれどやっぱり風呂は最高。
「やっ。ダメだよ・・・。」
「良いじゃん。好きなくせに。」
湯船でイチャイチャ。
・・・。そう人もいるんだ。
しかも堂々とイチャついてる。それを見過ごす他の人達。
あっまたイチャイチャしてる2人いる。
この世界は。アリなんだな。改めて転移して良かったと思う。
良いなあ。俺もウェンとイチャイチャしたい。
寂しい・・・。
頑張ろう。本当に。
・・・・・・・・・・・・
なんだかんだで5日経過。
危険察知能力をイーグルアイとするなら俺はまだ取得出来ていない。
しかし、それを朱雀を使うと言う点でOKなら全く問題無い。
報告も兼ねて取り敢えずボスに電話をかけると
「そう言う使い勝手もあるのか。」
と関心された。感覚よりも正確だろうからと一応の許可が出た。
「もう少し難易度の高い駆除仕事して来て帰っておいで。」
このドS(ボス)はそう言って電話を切った。
難易度高いって。相変わらずスパルタ・・・。
本日より駆除屋にお泊まり。
しかも、ラズは帰ると言う・・・。
「良く聞いていなかったのか?ミナキだけ1週間修行。ボス命令だぞ。」
俺は今日だけなの!と言われて諦めた。
相変わらずスパルタだ。
「日曜日の昼に迎えに来るから頑張れよ!!」
「はーい。」
不満タラタラ。
1週間お泊まりならもっと着替えとか用意しておけば良かった。ずっと浄化か。
臭くないけど何か嫌だ・・・。
黒の上下の駆除人服は変えがあるから良いけれど。
ラズが帰ってから案内されたのは地下。
まさかの地下もあったとは。
地下は寝室らしい。
俺が案内された部屋は2段ベッドが3つある部屋。何か学生寮みたいな感じだ。
駆除屋は通勤と此処に泊まる者といるらしい。
駆除人、テレフォンアポインター、医療班合わせて80人程の組織らしい。デカい組織だな。24時間交代勤務制度。
で、俺は修行だけで日勤だけ。
2段ベッドの上の段に登り横になると直ぐに睡魔がやってきた。
今日は本当に異能使いすぎそして身体は怪我し過ぎ。
おやすみなさい・・・。
・・・・・・・・・・・・
早寝したので10時間くらい爆睡した様だ。
朝起きると身体の怪我は治っている。やっぱり異能者って異常だよね。
ベッドから出ずにその場で座って昨日、風呂入ってなかったので身体も服も浄化した。
まだ他の人は寝ているみたいだ。
ん?頭上の朱雀がフワフワと俺の膝の上に降りてきた。
こんな事は初めてだ。
――朱雀?どうした?――
心の中で会話する。
――朱雀は飛べる。高く高く何処までも。そしてミナキの目になる――
え?!!
膝の上にいた朱雀が天井を突き抜けた1階、2階、そして屋根の上。
その様子が脳裏に映る。
表現が難しい。目の前に見えているのはベッドの布団なのだ。
でも、朱雀の見ている目を通して外の風景が見えた。
これがイーグルアイ?
いや、朱雀の目・・・。
朱雀、戻っておいで。呼ぶと直ぐに降りてきた。
うーん?多分、これはボスや元締めが言っている危険察知能力では無いよなあ?
でも。見えたし?
――朱雀を偵察に使う間は四神結界は張れない。それは覚えておいて。――
朱雀はそう言ってまた俺の頭上で仲良く4体でフワフワとし始めた。
取り敢えず、今日やってみるか!
ベッドから出て食堂へ向かう。
あれだけ食ってすぐ寝たのに腹減った。
食堂は結構賑わっていて朝定食を出されて食べる。
「昨日はお疲れ様だったなあ。」
「良く耐えた!」
知らない人達が笑顔で話しかけてくる。
ちょっと受け入れられた感じが嬉しい。
昨日の今日なので本日は予約駆除の仕事のみとなった。
しかも、ナーブさんとベッグさんと一緒だ。良かったー。少しでも知っている人が良い。
「よし!今日は少し偵察出来るかやってみろ!」
ナーブさんに言われて頷く。
黒の上下服は昨日、ズダボロになったので新しい服に着替えて出動!
行先は地元だ。アマル・フィの郊外だった。
と言っても詳しく何処か解らないんだが。
転移した所は船着場だった。
遺体は2体。
「やってみろ。」
そう言われてさっきやった様に。
――朱雀、飛べ!――
そう言うと朱雀が上空へ舞い上がる。
見える。朱雀の目線で周りを見渡す。
「大丈夫です。」
そう言うと
「おっ!やるなあ。」
ベッグさんがニヤっと笑い、さあ運ぶぞ!と言ってくれた。
朱雀は2人には見えて居ないみたいだ。
確かに隠しているけれど。
重たい・・・。
やっぱり遺体を軽々と抱えられる腕力が俺には無い。
今日も引きずった。
転移。
無事完了。
夕方までに3回もこなした。
昨日程ではなくても少しバトルしたい。そう思える自分が居た。
何かこの世界に本当に染まっている。
と言うより強くなりたい。
「物足りないなさそうだな?2階にジムあるけど行くか?」
ベッグさんがそう言うので大きく頷いた。
身体鍛えたい!!
と言うかこの家、何でもあるな。
2階の一室はアジトのリビング&ダイニングくらいの広さがあった。
そこに日本にもあったトレーニングマシンが並んでいる。
「異能者ってやつは普通の人間より成果が出るから沢山やると良いぞ。」
「了解です!」
やっぱり腕と背筋かな。
アスリートの如くこなす。マッチョになりたい訳では無いが遺体を抱えられるくらいにはなりたい。
本日より駆除屋の仕事に加えてジムトレーニングも日課に加えよう。
「99・・・100と。」
あー。めっちゃ鍛えた気分。良い汗かいたし。
ふと見るとジムの奥は風呂っぽい!
やった。風呂入れる。
水をがぶ飲みしていざ風呂へ!
脱衣場からして銭湯みたいだ。
着替えは無いので裸になって浄化する。
脱衣場には裸体のガタイの良い駆除人達が居て何か良いな・・。
浮気では無いぞ。ただ普通の銭湯より良いなあと思うだけだ。
風呂に入ると下町の銭湯風だった。
浄化はしたけれどやっぱり風呂は最高。
「やっ。ダメだよ・・・。」
「良いじゃん。好きなくせに。」
湯船でイチャイチャ。
・・・。そう人もいるんだ。
しかも堂々とイチャついてる。それを見過ごす他の人達。
あっまたイチャイチャしてる2人いる。
この世界は。アリなんだな。改めて転移して良かったと思う。
良いなあ。俺もウェンとイチャイチャしたい。
寂しい・・・。
頑張ろう。本当に。
・・・・・・・・・・・・
なんだかんだで5日経過。
危険察知能力をイーグルアイとするなら俺はまだ取得出来ていない。
しかし、それを朱雀を使うと言う点でOKなら全く問題無い。
報告も兼ねて取り敢えずボスに電話をかけると
「そう言う使い勝手もあるのか。」
と関心された。感覚よりも正確だろうからと一応の許可が出た。
「もう少し難易度の高い駆除仕事して来て帰っておいで。」
このドS(ボス)はそう言って電話を切った。
難易度高いって。相変わらずスパルタ・・・。
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