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肉月~ニクツキ05
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その日の学校。
昼休みの時間に悠は一人で
校舎の正面玄関にいた。
たまに生徒が通るが多くは無い。
多くの生徒は教室で過ごしているのか。
「なんでこんなトコに来たのさ?」
悠が小声で話す。
悠の短い首には赤い石のネックレス。
「もうすぐ、お前に声をかけ来るヤツがいる。そいつに経験をさせてもらう。」
「経験をさせてもらう‥?」
赤い石が突然に話す内容に悠は驚いた。
途端に落ち着かない様子で周りを
キョロキョロ見回す。
「け、経験ってどういうことだよ!?」
「そのままの意味だ。…ほら来たぞ。」
驚いてあたりを見渡す悠。
すると、遠くから誰か知らない生徒が
ゆっくりと歩いてくる。
悠はどうすれば良いのかも解らず、
動くことも出来ない。
もう近くまできた、その生徒は
悠と同じで太っていた。背は悠より低い。
田中悠が170センチ程だが、その生徒は
160センチ程だろうか。
コロコロとした可愛い印象で、
顔ももしかして女か?と思うほど中性的な
太った美少年だ。美しいサラサラとした
少し長い黒髪もとてもよく似合っており、
その瞳は悪戯っぽくも、
甘えん坊の様にも見える。
太った男子が好きな人間にとってはまさに
小悪魔タイプな肥満少年。
悠は宗助のことが真剣に好きだったが、
すぐにこの生徒に惹かれる想いを抱いた。
悠が見惚れていると、その生徒が悠の顔を
覗き込むようにして話かけてきた。
「こ‥こんにちは~」
「っはぅあ…こ!こんにちは!!」
悠は心臓がドキドキとすごい勢いで
動くのに戸惑いながら、応える。
赤い石が「経験させてもらう相手」なんて
変な事を言うから意識をしてしまって
まともに目を見る事もできない。
しかし目の前の生徒も何やら
緊張しているようだ。
「あの~‥、何か部活はしてますかぁ?」
「ぶ、ぶかつ‥?部活?い、いえ‥してないです。」
「じゃあ‥相撲部はいりませんか?」
「はい、すもうぶ。…スモウブ?」
そこで始めて我に返る悠。
改めて冷静に目の前の生徒を見てみる。
小さくてコロコロとした美しい顔をした
肥満少年。悪戯っぽい瞳は小悪魔そのもの。
学生服の胸についた小さな名札をみると
「桜井」と書いてある。同時に名札には
2年生を示す、色の線が引いてある。
【こ、この人、と、年上~?】
悠はまた、驚いた。
てっきり同じ一年生と思ったのだが
こんなに可愛らしい上級生がいたとは。
「‥あ、今、2年生なのに子供みたいって思ったでしょ?」
桜井という名札をつけた可愛らしい
肥満生徒は頬を膨らませながら言った。
図星を突かれて悠は焦ったが、
ごまかそうと、慌てて首を横に振った。
すると桜井はにっこりと笑っていう。
「いいよ、誤魔化さなくて。慣れてるしね。見た目、子供っぽいから。でも君より先輩なんだぞぉ。」
そういうと桜井は笑った。
その笑顔は悠の胸の奥にある何かを
強く刺激する可愛らしいさがある。
桜井もいつの間にか、悠と落ち着いて
話しを出来るようになっていた。
「でね、さっきの話なんだけどさ‥僕、相撲部なんだけどね。部員が少なくて廃部寸前なんだ。」
悠は桜井の話を黙って聞いていた。
桜井はさらに、ねだるような顔で続ける。
「廃部にしたくないから、1年生の身体のおっきい人を見つけるたびに勧誘してるんだよね。…見に来るだけでいいから…ね?」
悠は確かに太っているが、相撲部なんて
考えたことも無いし、正直嫌だった。
しかし、こんな可愛い先輩の、
廻しをした姿はぜひ見てみたいと思う。
想像しただけで胸と…股間が落ち着かない。
…返答に詰まる悠。そこで昼休みを終える
チャイムが鳴り始める。
「あ、もう行かなくちゃ。じゃあ今日の放課後、ここで待ち合わせね~。」
桜井は一方的に言い残し、去っていった。
取り残された悠は呆然と立ち尽くしている。
昼休みの時間に悠は一人で
校舎の正面玄関にいた。
たまに生徒が通るが多くは無い。
多くの生徒は教室で過ごしているのか。
「なんでこんなトコに来たのさ?」
悠が小声で話す。
悠の短い首には赤い石のネックレス。
「もうすぐ、お前に声をかけ来るヤツがいる。そいつに経験をさせてもらう。」
「経験をさせてもらう‥?」
赤い石が突然に話す内容に悠は驚いた。
途端に落ち着かない様子で周りを
キョロキョロ見回す。
「け、経験ってどういうことだよ!?」
「そのままの意味だ。…ほら来たぞ。」
驚いてあたりを見渡す悠。
すると、遠くから誰か知らない生徒が
ゆっくりと歩いてくる。
悠はどうすれば良いのかも解らず、
動くことも出来ない。
もう近くまできた、その生徒は
悠と同じで太っていた。背は悠より低い。
田中悠が170センチ程だが、その生徒は
160センチ程だろうか。
コロコロとした可愛い印象で、
顔ももしかして女か?と思うほど中性的な
太った美少年だ。美しいサラサラとした
少し長い黒髪もとてもよく似合っており、
その瞳は悪戯っぽくも、
甘えん坊の様にも見える。
太った男子が好きな人間にとってはまさに
小悪魔タイプな肥満少年。
悠は宗助のことが真剣に好きだったが、
すぐにこの生徒に惹かれる想いを抱いた。
悠が見惚れていると、その生徒が悠の顔を
覗き込むようにして話かけてきた。
「こ‥こんにちは~」
「っはぅあ…こ!こんにちは!!」
悠は心臓がドキドキとすごい勢いで
動くのに戸惑いながら、応える。
赤い石が「経験させてもらう相手」なんて
変な事を言うから意識をしてしまって
まともに目を見る事もできない。
しかし目の前の生徒も何やら
緊張しているようだ。
「あの~‥、何か部活はしてますかぁ?」
「ぶ、ぶかつ‥?部活?い、いえ‥してないです。」
「じゃあ‥相撲部はいりませんか?」
「はい、すもうぶ。…スモウブ?」
そこで始めて我に返る悠。
改めて冷静に目の前の生徒を見てみる。
小さくてコロコロとした美しい顔をした
肥満少年。悪戯っぽい瞳は小悪魔そのもの。
学生服の胸についた小さな名札をみると
「桜井」と書いてある。同時に名札には
2年生を示す、色の線が引いてある。
【こ、この人、と、年上~?】
悠はまた、驚いた。
てっきり同じ一年生と思ったのだが
こんなに可愛らしい上級生がいたとは。
「‥あ、今、2年生なのに子供みたいって思ったでしょ?」
桜井という名札をつけた可愛らしい
肥満生徒は頬を膨らませながら言った。
図星を突かれて悠は焦ったが、
ごまかそうと、慌てて首を横に振った。
すると桜井はにっこりと笑っていう。
「いいよ、誤魔化さなくて。慣れてるしね。見た目、子供っぽいから。でも君より先輩なんだぞぉ。」
そういうと桜井は笑った。
その笑顔は悠の胸の奥にある何かを
強く刺激する可愛らしいさがある。
桜井もいつの間にか、悠と落ち着いて
話しを出来るようになっていた。
「でね、さっきの話なんだけどさ‥僕、相撲部なんだけどね。部員が少なくて廃部寸前なんだ。」
悠は桜井の話を黙って聞いていた。
桜井はさらに、ねだるような顔で続ける。
「廃部にしたくないから、1年生の身体のおっきい人を見つけるたびに勧誘してるんだよね。…見に来るだけでいいから…ね?」
悠は確かに太っているが、相撲部なんて
考えたことも無いし、正直嫌だった。
しかし、こんな可愛い先輩の、
廻しをした姿はぜひ見てみたいと思う。
想像しただけで胸と…股間が落ち着かない。
…返答に詰まる悠。そこで昼休みを終える
チャイムが鳴り始める。
「あ、もう行かなくちゃ。じゃあ今日の放課後、ここで待ち合わせね~。」
桜井は一方的に言い残し、去っていった。
取り残された悠は呆然と立ち尽くしている。
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