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第24話 ダイブ開始!!
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グレーピースの街。サティに教えてもらったこの街の名だ。
そのグレーピースのにぎやかな街を抜け舗装された石畳の道を歩いて行くと、見えてきた、穴。その暗がりがこれから部長パーティの挑むダンジョンだ。
サティの情報によるとダンジョンは入る度にその姿をランダムに変えダイバーたちを飽きさせないようになっているらしい。このそこそこの大きさの暗がりの穴ひとつでも、入るダイバーにより無数のダンジョンが存在するわけである。
ちなみに、自分の今いるランダムに生成されたダンジョンへと他のダイバーを導ける方法もあるらしいが……。
「じゃあ行くか!! アイドル部出撃!!」
「…………」
「……部長、たぶんそれ部長しか知らないやつです」
「な、なるほど……」
「……部長さんあいづる部の後ろに117など数字をつけてみてはどうでしょうか」
「お、おお。なるほど! アイドル部117、出撃!! いや潜航!! いやダイブ開始!! どうですか?」
「チカラがわいてきます。非常によろしいかと」
「部長、ふつうにカッコいいです」
「お、おう。好評みたいで良かった!!」
「じゃ、いくぞ。アイドル部117、ダイブ開始!!」
「「ダイブ開始!!」」
アイドル部117の三人は手を繋ぎ合い横並びで暗がりへと踏み出して行った。ダンジョンはその姿を変えダイバーである三人を待ち受ける。
アイドル部117、ダンジョン攻略の始まりだ。
そのグレーピースのにぎやかな街を抜け舗装された石畳の道を歩いて行くと、見えてきた、穴。その暗がりがこれから部長パーティの挑むダンジョンだ。
サティの情報によるとダンジョンは入る度にその姿をランダムに変えダイバーたちを飽きさせないようになっているらしい。このそこそこの大きさの暗がりの穴ひとつでも、入るダイバーにより無数のダンジョンが存在するわけである。
ちなみに、自分の今いるランダムに生成されたダンジョンへと他のダイバーを導ける方法もあるらしいが……。
「じゃあ行くか!! アイドル部出撃!!」
「…………」
「……部長、たぶんそれ部長しか知らないやつです」
「な、なるほど……」
「……部長さんあいづる部の後ろに117など数字をつけてみてはどうでしょうか」
「お、おお。なるほど! アイドル部117、出撃!! いや潜航!! いやダイブ開始!! どうですか?」
「チカラがわいてきます。非常によろしいかと」
「部長、ふつうにカッコいいです」
「お、おう。好評みたいで良かった!!」
「じゃ、いくぞ。アイドル部117、ダイブ開始!!」
「「ダイブ開始!!」」
アイドル部117の三人は手を繋ぎ合い横並びで暗がりへと踏み出して行った。ダンジョンはその姿を変えダイバーである三人を待ち受ける。
アイドル部117、ダンジョン攻略の始まりだ。
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