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21話 これだよ、コレ!!*
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どのくらい時間がたったのだろう。
意識を失っている間だけが、オレがゆっくり休める時間だった。
ひたすら射精して、気を失って、また意識を取り戻したら自慰行為に耽る。
いや、こんなのは自慰なんかじゃねぇ、ただの拷問だ。
少しでも楽になるために、相神のことを考える。
相神としたキス、肌が触れた時の体温、チンポの硬さ、サイズ、熱さ……もう、それがどれだけ脳内で正確に再現できているとか、そんなことはどうでもいい。相神のことさえ考えていれば少しはマシになれるなら、オレはただ相神をオカズにするだけだ。
「……おまえ、発情期なのか?」
あんまりにも相神のことばっかり考えてるから、ついに幻覚まで見えてきた。
「相神ぃ……」
幻覚だろうとなんだろうと、この苦しさから逃れられるならなんでもいい。オレは、目の前に現れた相神に縋りついた。
この幻覚は、喋るだけでなく、触り心地も体温もあるらしい。幻覚、スゲぇな。こんなにしっかり触れるなら、きっとアッチのほうも……オレはゴクリと唾を飲み込んで、相神のベルトを外した。
下着ごとズボンを下したら、ブルンッと相神のチンコが飛び出してきた。ムワッとアルファの雄の匂いが充満する。
アルファのチンコを目の前にしたら、もう、それのことしか考えられなくなった。
チンコ、チンコ、チンコが欲しい!!
路地裏でオレを押し倒して腰を振ってたオメガのこと、笑えねぇ。
「チンコよこせよ、チンコぉ……」
オレはもうチンコのことしか考えられなくなって、目の前のチンコにむしゃぶりついた。
「ち。勝手に食いついてんじゃねーよ」
チンコを咥えながら視線だけ上げたら、いつの間にか相神が全裸になっていた。幻覚はとことんオレに都合よくできているらしい。服を脱いだ相神からは、濃いフェロモンが溢れてる。
「それは食い物じゃねぇ。あと、歯を立てるな、痛ぇだろ。下手クソがしゃぶってんじゃねぇよ。オラ、ぶち込んでやるからケツを出せ」
そうだ。確かに、チンコは食い物じゃねぇ。オレは口の中から相神のチンコを引き抜くと、ベッドの上に仰向けに転がった。穴がよく見えるように脚を持ち上げて、両手で尻を左右に大きく開く。
オレが何か声を掛けるよりも早く、フーフーと荒い息をしている相神がオレに伸し掛かってきた。目がギラギラと血走っている。はは、幻覚なのにアルファの発情期になるのかよ。そりゃ、ちょーどイイわ。このまま、わけわかんなくなるくらい滅茶苦茶に犯されてぇ。
「笑ってんじゃねーよ」
なんかよくわかんねーけど、キレながらチンコをぶち込まれた。
「あああぁぁ……!!」
相神のチンコを突っ込まれただけで、オレのチンコから精液が飛び出す。
これだよ、コレ!! こーゆーのが欲しかったんだよ。何度イっても物足りなさがおさまらなかったけれど、相神のチンコでトコロテンをキめて、ようやくイけたような気がした。
「なに勝手にイってんだよ」
人が気持ち良くイってんのに、何故か文句を言われた。どうせオレの脳内妄想なんだから、幻覚使ってどうイこうがオレの勝手だろーが。幻覚のくせに口煩ぇなぁ。
イった後の余韻に浸る間もなく、乱暴に腰を振ってくる相神にガツガツとケツを掘られる。
「ひいいぃぃ……あ、あ゛あ゛っ……あ゛あ゛っ――――っあ゛――――っ!!」
ああ、最初にされたのと同じ動きだ。ただ、振るためだけに動いているような腰使いに、妙な懐かしさすら覚える。オレの性感帯なんてお構いなしの動きなのに、チンコが規格外にデカいせいで無駄にオレのイイトコロを掠めやがる。テクなしヤローのくせに、相神のチンコは気持ち良すぎんだよ。
イきながら犯されて、オレは悲鳴みたいな声を上げながらまたイった。それでもまだ足りない。
意識を失っている間だけが、オレがゆっくり休める時間だった。
ひたすら射精して、気を失って、また意識を取り戻したら自慰行為に耽る。
いや、こんなのは自慰なんかじゃねぇ、ただの拷問だ。
少しでも楽になるために、相神のことを考える。
相神としたキス、肌が触れた時の体温、チンポの硬さ、サイズ、熱さ……もう、それがどれだけ脳内で正確に再現できているとか、そんなことはどうでもいい。相神のことさえ考えていれば少しはマシになれるなら、オレはただ相神をオカズにするだけだ。
「……おまえ、発情期なのか?」
あんまりにも相神のことばっかり考えてるから、ついに幻覚まで見えてきた。
「相神ぃ……」
幻覚だろうとなんだろうと、この苦しさから逃れられるならなんでもいい。オレは、目の前に現れた相神に縋りついた。
この幻覚は、喋るだけでなく、触り心地も体温もあるらしい。幻覚、スゲぇな。こんなにしっかり触れるなら、きっとアッチのほうも……オレはゴクリと唾を飲み込んで、相神のベルトを外した。
下着ごとズボンを下したら、ブルンッと相神のチンコが飛び出してきた。ムワッとアルファの雄の匂いが充満する。
アルファのチンコを目の前にしたら、もう、それのことしか考えられなくなった。
チンコ、チンコ、チンコが欲しい!!
路地裏でオレを押し倒して腰を振ってたオメガのこと、笑えねぇ。
「チンコよこせよ、チンコぉ……」
オレはもうチンコのことしか考えられなくなって、目の前のチンコにむしゃぶりついた。
「ち。勝手に食いついてんじゃねーよ」
チンコを咥えながら視線だけ上げたら、いつの間にか相神が全裸になっていた。幻覚はとことんオレに都合よくできているらしい。服を脱いだ相神からは、濃いフェロモンが溢れてる。
「それは食い物じゃねぇ。あと、歯を立てるな、痛ぇだろ。下手クソがしゃぶってんじゃねぇよ。オラ、ぶち込んでやるからケツを出せ」
そうだ。確かに、チンコは食い物じゃねぇ。オレは口の中から相神のチンコを引き抜くと、ベッドの上に仰向けに転がった。穴がよく見えるように脚を持ち上げて、両手で尻を左右に大きく開く。
オレが何か声を掛けるよりも早く、フーフーと荒い息をしている相神がオレに伸し掛かってきた。目がギラギラと血走っている。はは、幻覚なのにアルファの発情期になるのかよ。そりゃ、ちょーどイイわ。このまま、わけわかんなくなるくらい滅茶苦茶に犯されてぇ。
「笑ってんじゃねーよ」
なんかよくわかんねーけど、キレながらチンコをぶち込まれた。
「あああぁぁ……!!」
相神のチンコを突っ込まれただけで、オレのチンコから精液が飛び出す。
これだよ、コレ!! こーゆーのが欲しかったんだよ。何度イっても物足りなさがおさまらなかったけれど、相神のチンコでトコロテンをキめて、ようやくイけたような気がした。
「なに勝手にイってんだよ」
人が気持ち良くイってんのに、何故か文句を言われた。どうせオレの脳内妄想なんだから、幻覚使ってどうイこうがオレの勝手だろーが。幻覚のくせに口煩ぇなぁ。
イった後の余韻に浸る間もなく、乱暴に腰を振ってくる相神にガツガツとケツを掘られる。
「ひいいぃぃ……あ、あ゛あ゛っ……あ゛あ゛っ――――っあ゛――――っ!!」
ああ、最初にされたのと同じ動きだ。ただ、振るためだけに動いているような腰使いに、妙な懐かしさすら覚える。オレの性感帯なんてお構いなしの動きなのに、チンコが規格外にデカいせいで無駄にオレのイイトコロを掠めやがる。テクなしヤローのくせに、相神のチンコは気持ち良すぎんだよ。
イきながら犯されて、オレは悲鳴みたいな声を上げながらまたイった。それでもまだ足りない。
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