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アンドロイドメドウサ
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久しぶりにK博士の研究所に立ち寄ると、博士はマネキンのようなものを作っていた
見ると、頭髪は数百の蛇、眼は紅く、ギリシャ風の衣装を着ている
「メドウサですね」
そうきくと、博士は大きく頷いた
「メドウサのアンドロイドを作ってくれと頼まれてなあ、できるだけ神話のメドウサに近く、しかし、美人にしてくれと、難しい注文でなあ。今日これから遊園地でお披露目になる」
「この蛇も動きます?」
「勿論だ。一匹々々にAIを仕込んであるからな」
「見てみたいな、動かしてみて下さいよ」
「それは危険だ。目から石化光線を出すから。うっかり動かすと、二人とも石になってしまう」
「待って! 石化光線って、あなた、そんなもの出してどうするんですか」
「いや、可能な限り原案に近いものという依頼なんだ。メドウサと云えば、蛇の頭髪と見たものを石に変えるルビーの目だろう。石化光線なんて世界にまだないから、作るのに苦労したんだぞ」
「しかし、遊園地でショーって、見物人が皆、石になっちゃうでしょうが」
「拙いか?」
「当たり前です。なんとか罪で死刑になりますよ」
「そ、そりゃ拙いな。外しておこう」
博士はそう言って、メドウサの頭を開き、小型の懐中電灯のようなのを取り出した
「しかし、これでは目が光るだけになる、つまらんなぁ」
と博士は嘆いた
見ると、頭髪は数百の蛇、眼は紅く、ギリシャ風の衣装を着ている
「メドウサですね」
そうきくと、博士は大きく頷いた
「メドウサのアンドロイドを作ってくれと頼まれてなあ、できるだけ神話のメドウサに近く、しかし、美人にしてくれと、難しい注文でなあ。今日これから遊園地でお披露目になる」
「この蛇も動きます?」
「勿論だ。一匹々々にAIを仕込んであるからな」
「見てみたいな、動かしてみて下さいよ」
「それは危険だ。目から石化光線を出すから。うっかり動かすと、二人とも石になってしまう」
「待って! 石化光線って、あなた、そんなもの出してどうするんですか」
「いや、可能な限り原案に近いものという依頼なんだ。メドウサと云えば、蛇の頭髪と見たものを石に変えるルビーの目だろう。石化光線なんて世界にまだないから、作るのに苦労したんだぞ」
「しかし、遊園地でショーって、見物人が皆、石になっちゃうでしょうが」
「拙いか?」
「当たり前です。なんとか罪で死刑になりますよ」
「そ、そりゃ拙いな。外しておこう」
博士はそう言って、メドウサの頭を開き、小型の懐中電灯のようなのを取り出した
「しかし、これでは目が光るだけになる、つまらんなぁ」
と博士は嘆いた
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