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第一章 神殺しと巫女
第四幕 特訓(1)
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夏目の申し出の翌日。学生生活も大事だが、使徒の襲撃がいつ起きるか分からない現状、できるだけのことを成すため学校を休み特訓が始まった。
雪平家にある道場に通された夏目は学校指定のジャージに着替え、美哉は何故か巫女服に。
「……何故、巫女服?」
「これ、一応は戦闘服なんです」
「そう、なんだな……」
「さて、最初に行う特訓ですが何を言ってもまず基礎体力です」
「基礎体力?」
美哉から言われた言葉に首を傾げ疑問符を浮かべる夏目。そんな彼に、人差し指を立て説明していく。
「はい。夏目は体力がありませんし、基礎もできていません。それなのに技術だけを鍛えたところで使えなければ意味がありませんからね」
「うぐっ……」
グサッ、と言葉が刺さる。美哉の言う通り、体力も知識もなければ基礎があるわけもなく。分かっているとはいえ、面と向かって言われると刺さるものが夏目にはあった。
「まずはそこからです」
「は、はい……」
新しい義足を貰いさっそく特訓開始。
腹筋、腕立て伏せ、スクワット、家の周りを走り込みと思っていた以上のスパルタ指導から始まり神殺しとなった夏目の肉体は、一般人と比べて身体能力や五感が向上する。平均の特訓期間を大幅に縮小できるのだと軽く説明される。
そういうことで一週間は美哉の実家に泊まり特訓漬け。最初の三日間は基礎体力づくり、四日目は美哉との手合わせという内容。
「対人戦にも慣れてもらいます」
「……俺、死なない?」
と絶望する夏目。朝から日が沈むまで道場で、基礎体力づくりに初日から息切れ動機が激しく筋肉痛と疲労で倒れそうに。
一日目が終わり、夕食は美哉の手作り料理を頂く。
「どうぞ、召し上がれ」
「頂きます!」
ビーフカレーだ。一口サイズの牛肉の塊がたっぷり入っており、スパイスも効き口に運ぶスプーンが進む。他にも濃厚コンポタージュやサラダもあり満足の食事だった。
食後は休憩を挟みお風呂へ。
義足は防水ではないため取り外し、美哉自慢の檜風呂に夏目のテンションが上がる。
「おおっ……! 檜の香りに広々した浴槽!」
美哉からお風呂に入る際は使うといいと借りた杖をつきながら浴室へ。気持ちが急かす、早く湯船に浸かりたいと。
だが、まずは頭と体を洗ってからと座り桶に溜めた湯を被り頭から順々に洗っていく。そんな彼の背後には忍び寄る影が一つ。
それに全く気づかない夏目。泡を流し終え、顔を上げたと同時に背中へ抱きつく美哉。
「えいっ」
「ほわあっ⁉」
背中に抱きつき、その豊満な胸を押しつけられ素っ頓狂な声がもれる夏目。
「気配も感じ取れなければダメですよ。夏目」
などと美哉に言われるが、夏目の中ではそれどころではない。
(な、生暖かい上に……や、柔らかい感触がっ⁉)
布の感触が伝わらずその代わりに触接、肌から感じられる生暖かさと柔らかさに脳内は大パニックを起こす。
水の重みで倒れていたはずのアホ毛は、どういう仕組で動いているのかピンと立つと盛大に回転し、それを見て取れた美哉はさらなる誘惑を仕掛ける。
抱きついたまま、いや更に胸を押しつけ夏目の胸板から腹部を撫で回す。
「ふふっ」
「ひゃっ! ちょっ、まっ……ひっ⁉」
その行動に耳まで真っ赤にし喘ぐ羽目になる夏目。しかし、そんな姿を見ても手を止めることはせず撫でる手は次第に下へと滑っていく。へそを超え、腰に巻いたタオルに手が届きそうになる光景に耐えられなくなり、美哉の手を強引に払い除け壁際まで逃げ怒る。
「な、何をするんだよ! ていうか、なに考えて――っ⁉」
壁に背を預け抗議しようとするが、美哉の姿を見て言葉を失う。一糸まとわぬ生まれたままの裸体に直視ができない。
「あら、自分から逃げ場のない壁際に行くだなんて」
「く、来るなっ! なんでタオルを巻いていないんだよ⁉」
恥ずかしげもなく迫り来る美哉に、左手で目元を覆い隠し右手は来るなと意思表示に腕を伸ばし怒る夏目。
「タオルなんて邪魔な物、いらないでしょう? うふふ」
「じゃ、邪魔なわけないだろっ⁉」
楽しげな声で近寄る美哉は、夏目の右手を取りそのまま自分の胸に持っていく。
「はへっ⁉」
右手全体に伝わる柔らかさと、手の平の中央に当たる突起物の感触。それが何なのか想像する余地もなく理解してしまい、つい指に力が入りむにゅっと指が沈む。
「んんっ」
(あわわわっ⁉)
すると、美哉の口から甘い声がもれ夏目の内心も乱れまくる。目元を隠す、という行動よりも美哉を引き剥がす方がいい、と判断し左手を伸ばし肩を押し返そうとしたはずが、直視できないヘタレさが新たな問題を引き起こした。
――むにゅん。
「あんっ」
「~~~~~~っ⁉」
左手も胸を鷲掴み、両胸を揉まれた美哉は我慢できず甘い喘ぎ声が浴室に反響する。
その声に反応してしまい、美哉の裸体を直視し声にならない悲鳴を夏目が上げた。
「ふふっ。もっと、触ってもいいですよ。乱暴に揉むのも、吸うのも……」
反射で手を放そうとするがそれを美哉が掴んで防ぎ、顔を近づけ妖艶に微笑み甘く囁く。隠す素振りもない裸体、美哉の大胆な誘惑に攻められ心身ともに限界な夏目。
「あっ……えっ……」
口をパクパクさせ限界を超えた体は、鼻血でこれ以上は無理と美哉に訴える。
「あらあら。今日はここまでにしましょうか」
苦笑交じりでそう言って、夏目の鼻を摘みしばらく止血する。
「ううっ……」
「はい、止まりましたよ。夏目」
「なんだろう、この疲労感といい酷い目に遭ったような気分は……」
「あら、失礼ですね。むしろ、あれは喜び興奮する場面でしょうに」
「ひ、否定はしないが……」
「ふふっ」
止血も終わり、美哉もタオルを巻き湯船へ一緒に浸かる二人。ただ、美哉は夏目にあることを宣言する。
「夏目。今後もこのような誘惑を仕掛けますから覚悟してくださいね」
「は? はああああっ⁉」
満面の笑みで言われ叫ぶ。
美哉の宣言に内心、これを耐えて生き抜けるだろうかと自身を心配することに。
雪平家にある道場に通された夏目は学校指定のジャージに着替え、美哉は何故か巫女服に。
「……何故、巫女服?」
「これ、一応は戦闘服なんです」
「そう、なんだな……」
「さて、最初に行う特訓ですが何を言ってもまず基礎体力です」
「基礎体力?」
美哉から言われた言葉に首を傾げ疑問符を浮かべる夏目。そんな彼に、人差し指を立て説明していく。
「はい。夏目は体力がありませんし、基礎もできていません。それなのに技術だけを鍛えたところで使えなければ意味がありませんからね」
「うぐっ……」
グサッ、と言葉が刺さる。美哉の言う通り、体力も知識もなければ基礎があるわけもなく。分かっているとはいえ、面と向かって言われると刺さるものが夏目にはあった。
「まずはそこからです」
「は、はい……」
新しい義足を貰いさっそく特訓開始。
腹筋、腕立て伏せ、スクワット、家の周りを走り込みと思っていた以上のスパルタ指導から始まり神殺しとなった夏目の肉体は、一般人と比べて身体能力や五感が向上する。平均の特訓期間を大幅に縮小できるのだと軽く説明される。
そういうことで一週間は美哉の実家に泊まり特訓漬け。最初の三日間は基礎体力づくり、四日目は美哉との手合わせという内容。
「対人戦にも慣れてもらいます」
「……俺、死なない?」
と絶望する夏目。朝から日が沈むまで道場で、基礎体力づくりに初日から息切れ動機が激しく筋肉痛と疲労で倒れそうに。
一日目が終わり、夕食は美哉の手作り料理を頂く。
「どうぞ、召し上がれ」
「頂きます!」
ビーフカレーだ。一口サイズの牛肉の塊がたっぷり入っており、スパイスも効き口に運ぶスプーンが進む。他にも濃厚コンポタージュやサラダもあり満足の食事だった。
食後は休憩を挟みお風呂へ。
義足は防水ではないため取り外し、美哉自慢の檜風呂に夏目のテンションが上がる。
「おおっ……! 檜の香りに広々した浴槽!」
美哉からお風呂に入る際は使うといいと借りた杖をつきながら浴室へ。気持ちが急かす、早く湯船に浸かりたいと。
だが、まずは頭と体を洗ってからと座り桶に溜めた湯を被り頭から順々に洗っていく。そんな彼の背後には忍び寄る影が一つ。
それに全く気づかない夏目。泡を流し終え、顔を上げたと同時に背中へ抱きつく美哉。
「えいっ」
「ほわあっ⁉」
背中に抱きつき、その豊満な胸を押しつけられ素っ頓狂な声がもれる夏目。
「気配も感じ取れなければダメですよ。夏目」
などと美哉に言われるが、夏目の中ではそれどころではない。
(な、生暖かい上に……や、柔らかい感触がっ⁉)
布の感触が伝わらずその代わりに触接、肌から感じられる生暖かさと柔らかさに脳内は大パニックを起こす。
水の重みで倒れていたはずのアホ毛は、どういう仕組で動いているのかピンと立つと盛大に回転し、それを見て取れた美哉はさらなる誘惑を仕掛ける。
抱きついたまま、いや更に胸を押しつけ夏目の胸板から腹部を撫で回す。
「ふふっ」
「ひゃっ! ちょっ、まっ……ひっ⁉」
その行動に耳まで真っ赤にし喘ぐ羽目になる夏目。しかし、そんな姿を見ても手を止めることはせず撫でる手は次第に下へと滑っていく。へそを超え、腰に巻いたタオルに手が届きそうになる光景に耐えられなくなり、美哉の手を強引に払い除け壁際まで逃げ怒る。
「な、何をするんだよ! ていうか、なに考えて――っ⁉」
壁に背を預け抗議しようとするが、美哉の姿を見て言葉を失う。一糸まとわぬ生まれたままの裸体に直視ができない。
「あら、自分から逃げ場のない壁際に行くだなんて」
「く、来るなっ! なんでタオルを巻いていないんだよ⁉」
恥ずかしげもなく迫り来る美哉に、左手で目元を覆い隠し右手は来るなと意思表示に腕を伸ばし怒る夏目。
「タオルなんて邪魔な物、いらないでしょう? うふふ」
「じゃ、邪魔なわけないだろっ⁉」
楽しげな声で近寄る美哉は、夏目の右手を取りそのまま自分の胸に持っていく。
「はへっ⁉」
右手全体に伝わる柔らかさと、手の平の中央に当たる突起物の感触。それが何なのか想像する余地もなく理解してしまい、つい指に力が入りむにゅっと指が沈む。
「んんっ」
(あわわわっ⁉)
すると、美哉の口から甘い声がもれ夏目の内心も乱れまくる。目元を隠す、という行動よりも美哉を引き剥がす方がいい、と判断し左手を伸ばし肩を押し返そうとしたはずが、直視できないヘタレさが新たな問題を引き起こした。
――むにゅん。
「あんっ」
「~~~~~~っ⁉」
左手も胸を鷲掴み、両胸を揉まれた美哉は我慢できず甘い喘ぎ声が浴室に反響する。
その声に反応してしまい、美哉の裸体を直視し声にならない悲鳴を夏目が上げた。
「ふふっ。もっと、触ってもいいですよ。乱暴に揉むのも、吸うのも……」
反射で手を放そうとするがそれを美哉が掴んで防ぎ、顔を近づけ妖艶に微笑み甘く囁く。隠す素振りもない裸体、美哉の大胆な誘惑に攻められ心身ともに限界な夏目。
「あっ……えっ……」
口をパクパクさせ限界を超えた体は、鼻血でこれ以上は無理と美哉に訴える。
「あらあら。今日はここまでにしましょうか」
苦笑交じりでそう言って、夏目の鼻を摘みしばらく止血する。
「ううっ……」
「はい、止まりましたよ。夏目」
「なんだろう、この疲労感といい酷い目に遭ったような気分は……」
「あら、失礼ですね。むしろ、あれは喜び興奮する場面でしょうに」
「ひ、否定はしないが……」
「ふふっ」
止血も終わり、美哉もタオルを巻き湯船へ一緒に浸かる二人。ただ、美哉は夏目にあることを宣言する。
「夏目。今後もこのような誘惑を仕掛けますから覚悟してくださいね」
「は? はああああっ⁉」
満面の笑みで言われ叫ぶ。
美哉の宣言に内心、これを耐えて生き抜けるだろうかと自身を心配することに。
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