164 / 220
第二部 第七章 終わりの始まり
世界の崩壊後(2)
しおりを挟む
そして現在、わたしと遥は商業施設の地下で暮らしている。
ここで暮らしているのは、大人や子供を合わせておよそ百人。わたしと遥は、従業員の控室を寝床にしてあと二人いるんだけど合わせて四人の共同生活。
女四人、寝袋で雑魚寝をし大人が食料を確保しに二日ごとに外へ。
クッションに座るわたしの黒髪を手櫛でとく遥。後ろへ一つに束ね三つ編みにしてくれる。
「できたよ」
「遥、ありがと。やっぱり、遥にしてもらう方が綺麗に仕上がるわ」
「そう?」
「うん!」
結び終わると手鏡で確認し満足。遥は、わたしと違って手先が器用だし細かい作業とかも、もくもくとしてるんだよね。
隣に座り直す遥を見る。同じ黒髪だけどショートに首まで切り揃え、特徴的なのが左側の横髪を鎖骨辺りまで伸ばし、毛先を赤い紐で結んでいること。金色の目に、無口のおとなし目、あまり感情を表に出さない幼なじみ。
けれども、わたしには遥が何を考え思っているのか口に出さずとも理解できるの。
遥のことなら何でも知ってるんだから。
それはそうと、せっかく遥と二人きりで使える部屋だったのに……。
わたしは、一緒にこの部屋を使っている二人を見た。
年上、大学生くらいかな? この二人が一緒に住み始め一週間、最初は遥と二人だけで気が楽だったけど、ここへ逃げ込みどこも部屋が空いていないし、女二人で使っていることもあり四人で使ってほしいと。
大人たちに言われて、嫌とは言えず了承するしかない。
でも、わたしはこの二人にあまり良い印象がない。こんな状況というか、外は死ぬかもしれない世界。だから、文句を言いたい気持ちは分かる。でも、それを毎日のように同じことを口にするのはどうなの?
「なんでこんな世界になってるわけ? オタクが好きそうな世界とか気持ち悪くて嫌なんだけどー」
「それな。意味わかんないし、お風呂も入れないとか最悪」
「キモいおっさんとかいるし、子供の泣き声がうるさくて眠れないしー」
「ああ、分かる。こんな寝袋で寝ろとか、私らキャンプしに来たわけじゃないだけど」
などと吐き出す。それを聞かされるわたしたちの身にもなってよ。
わたしからしてみれば、うるさいの子供じゃなくてあんたたちだから。少しは黙っていてほしい。
おまけに、手持ちのバッグの中身は食料ではなく、コスメ類ばかりで見た目を気にするあまり生きることより、男共にチヤホヤされたいようにしか見えない。
生きるか死ぬか、の状況でそんな余裕があるのかと呆れている。というか、バカでしょ。
今も、二人は鏡を手に持ち必死に化粧をしているのだ。爪の手入れから眉を整え、無駄にアクセサリーで着飾る。
確かに、ここには男性の方が多く若い人もいるにはいるけど。でも、男だろうと自分の命を護れるのは己だけ。そして、その手に掴める者だけしか救えない。
「……あと、香水の匂いが嫌い」
そう遥にしか聞こえない声で呟く。臭くて鼻につく。
そんなわたしに遥が耳元で囁く。
「今日はどうする?」
顔を上げると目が合う。
「行く」
すぐ答えを出す。遥の手を取り控室を出て地下の施設を歩き回る。情報収集のため。
歩きながら周囲を見る。お年寄り、子供連れもここに集まり身を寄せ暮らす。協力し合って生きようと掲げるのはいいけど、いつまでも続くとは限らずどこかで少しずつ狂っていくもの。
わたしも、遥もそろそろ移動すべきと考えていると子供の泣き声が聞こえてきた。
小さな子供が泣き、親だろう母親が慰めるけどそれでも泣き止まず、年老いた男性が怒り散らす。
泣き声が耳障りだ、静かにしろ、と怒鳴り母親がすいませんと平謝り。子供を抱きかかえ隅の方へ移動していくのを、わたしも遥も見ているだけ。
「ここも限界かな……」
「だと思う。それに、ぼくには奏以外は助けられない」
「遥?」
「どんなに力があっても、ぼくの手は奏しか救えない。誰にでも手を差し伸べるなんて、ぼくにはできないから」
「……そう、よね。わたしも、遥しか救えないわ」
わたしたちは、お互い以外を助けられる力なんかない。他人に優しさをかければ、それに縋って来る者や求めてくる者、思わぬ方向へ向かいどうしようもない事態に陥る可能性だってある。
正義面するつもりはないの。二人でお互いを護り生き抜く、それしかできないからこそ何もしてやれない。
その場を離れ、また別の場所へ歩いていると大人たちの会話が聞こえてくる。
二人で聞き耳を立てると、
「そろそろ、食料が底を尽きそうだ……」
「飲料も残りが少ない。他にも幼児のオムツやトイレットペーパー、その他の日用品も数がない……」
「まずいな。このままだと……」
「どうする? 人数を減らすか?」
「バカッ! そんなことをすれば反感を買うだろ!」
「だったら、どうするんだよ!」
「それを今、話し合っているんだ!」
会話の内容に、遥と目を合わせはりここに残り続けるのは危険だ、明日にでも出て行くべきと語り合う。
バレないよう離れ、控室に戻るため引き返しているとまた別の場所から耳を疑う話が飛び込む。
「あのバカが襲ったんだ! これが露見すると騒ぎどころじゃなくなる!」
今度はなによ? 新たな問題が起きたってこと?
声がする方へ視線を向けると恐怖、焦りの表情を浮かべる男がメガネをかけたもう一人の男へ必死に助けを求めていた。
メガネの男は怒りを見せながら言う。
「クソッ! あいつは何をやってるんだ! こんな状況で性欲を満たしてどうする!? バカなのか! 少しは考えて行動しろよ!」
「どうすればいい!? 女の方を隠すか!?」
その会話だけで理解し、次に思うことは面倒ごとが起きた、と。
ほんと、何をやってくれてるの! 狭い空間に他人と何日も過ごし、精神的に参っている時にやらかしてんじゃないわよ!
「奏、ここから早く出て行った方がいい。狙われるのは女で、襲いやすいぼくらみたいな子だ」
「そうね。ここに残ると、わたしたちが襲われるかも。生きるか死ぬかの状況で、よく強姦なんてしようって考えるわね。バカじゃない? それか、アホなのか」
「だからだと思う。死ぬ前にやりたいことをしよう、みたいな感じじゃないかな」
「なにそれ。くだらないわよ、そんな考え」
「だね」
吐き捨てるように言うわたしの言葉に頷く遥。
とにかく、明日に出て行くなんて言ってられない。早くここから出て行くたえの準備のために、寝泊まりしている控室に早足で戻る。
ここで暮らしているのは、大人や子供を合わせておよそ百人。わたしと遥は、従業員の控室を寝床にしてあと二人いるんだけど合わせて四人の共同生活。
女四人、寝袋で雑魚寝をし大人が食料を確保しに二日ごとに外へ。
クッションに座るわたしの黒髪を手櫛でとく遥。後ろへ一つに束ね三つ編みにしてくれる。
「できたよ」
「遥、ありがと。やっぱり、遥にしてもらう方が綺麗に仕上がるわ」
「そう?」
「うん!」
結び終わると手鏡で確認し満足。遥は、わたしと違って手先が器用だし細かい作業とかも、もくもくとしてるんだよね。
隣に座り直す遥を見る。同じ黒髪だけどショートに首まで切り揃え、特徴的なのが左側の横髪を鎖骨辺りまで伸ばし、毛先を赤い紐で結んでいること。金色の目に、無口のおとなし目、あまり感情を表に出さない幼なじみ。
けれども、わたしには遥が何を考え思っているのか口に出さずとも理解できるの。
遥のことなら何でも知ってるんだから。
それはそうと、せっかく遥と二人きりで使える部屋だったのに……。
わたしは、一緒にこの部屋を使っている二人を見た。
年上、大学生くらいかな? この二人が一緒に住み始め一週間、最初は遥と二人だけで気が楽だったけど、ここへ逃げ込みどこも部屋が空いていないし、女二人で使っていることもあり四人で使ってほしいと。
大人たちに言われて、嫌とは言えず了承するしかない。
でも、わたしはこの二人にあまり良い印象がない。こんな状況というか、外は死ぬかもしれない世界。だから、文句を言いたい気持ちは分かる。でも、それを毎日のように同じことを口にするのはどうなの?
「なんでこんな世界になってるわけ? オタクが好きそうな世界とか気持ち悪くて嫌なんだけどー」
「それな。意味わかんないし、お風呂も入れないとか最悪」
「キモいおっさんとかいるし、子供の泣き声がうるさくて眠れないしー」
「ああ、分かる。こんな寝袋で寝ろとか、私らキャンプしに来たわけじゃないだけど」
などと吐き出す。それを聞かされるわたしたちの身にもなってよ。
わたしからしてみれば、うるさいの子供じゃなくてあんたたちだから。少しは黙っていてほしい。
おまけに、手持ちのバッグの中身は食料ではなく、コスメ類ばかりで見た目を気にするあまり生きることより、男共にチヤホヤされたいようにしか見えない。
生きるか死ぬか、の状況でそんな余裕があるのかと呆れている。というか、バカでしょ。
今も、二人は鏡を手に持ち必死に化粧をしているのだ。爪の手入れから眉を整え、無駄にアクセサリーで着飾る。
確かに、ここには男性の方が多く若い人もいるにはいるけど。でも、男だろうと自分の命を護れるのは己だけ。そして、その手に掴める者だけしか救えない。
「……あと、香水の匂いが嫌い」
そう遥にしか聞こえない声で呟く。臭くて鼻につく。
そんなわたしに遥が耳元で囁く。
「今日はどうする?」
顔を上げると目が合う。
「行く」
すぐ答えを出す。遥の手を取り控室を出て地下の施設を歩き回る。情報収集のため。
歩きながら周囲を見る。お年寄り、子供連れもここに集まり身を寄せ暮らす。協力し合って生きようと掲げるのはいいけど、いつまでも続くとは限らずどこかで少しずつ狂っていくもの。
わたしも、遥もそろそろ移動すべきと考えていると子供の泣き声が聞こえてきた。
小さな子供が泣き、親だろう母親が慰めるけどそれでも泣き止まず、年老いた男性が怒り散らす。
泣き声が耳障りだ、静かにしろ、と怒鳴り母親がすいませんと平謝り。子供を抱きかかえ隅の方へ移動していくのを、わたしも遥も見ているだけ。
「ここも限界かな……」
「だと思う。それに、ぼくには奏以外は助けられない」
「遥?」
「どんなに力があっても、ぼくの手は奏しか救えない。誰にでも手を差し伸べるなんて、ぼくにはできないから」
「……そう、よね。わたしも、遥しか救えないわ」
わたしたちは、お互い以外を助けられる力なんかない。他人に優しさをかければ、それに縋って来る者や求めてくる者、思わぬ方向へ向かいどうしようもない事態に陥る可能性だってある。
正義面するつもりはないの。二人でお互いを護り生き抜く、それしかできないからこそ何もしてやれない。
その場を離れ、また別の場所へ歩いていると大人たちの会話が聞こえてくる。
二人で聞き耳を立てると、
「そろそろ、食料が底を尽きそうだ……」
「飲料も残りが少ない。他にも幼児のオムツやトイレットペーパー、その他の日用品も数がない……」
「まずいな。このままだと……」
「どうする? 人数を減らすか?」
「バカッ! そんなことをすれば反感を買うだろ!」
「だったら、どうするんだよ!」
「それを今、話し合っているんだ!」
会話の内容に、遥と目を合わせはりここに残り続けるのは危険だ、明日にでも出て行くべきと語り合う。
バレないよう離れ、控室に戻るため引き返しているとまた別の場所から耳を疑う話が飛び込む。
「あのバカが襲ったんだ! これが露見すると騒ぎどころじゃなくなる!」
今度はなによ? 新たな問題が起きたってこと?
声がする方へ視線を向けると恐怖、焦りの表情を浮かべる男がメガネをかけたもう一人の男へ必死に助けを求めていた。
メガネの男は怒りを見せながら言う。
「クソッ! あいつは何をやってるんだ! こんな状況で性欲を満たしてどうする!? バカなのか! 少しは考えて行動しろよ!」
「どうすればいい!? 女の方を隠すか!?」
その会話だけで理解し、次に思うことは面倒ごとが起きた、と。
ほんと、何をやってくれてるの! 狭い空間に他人と何日も過ごし、精神的に参っている時にやらかしてんじゃないわよ!
「奏、ここから早く出て行った方がいい。狙われるのは女で、襲いやすいぼくらみたいな子だ」
「そうね。ここに残ると、わたしたちが襲われるかも。生きるか死ぬかの状況で、よく強姦なんてしようって考えるわね。バカじゃない? それか、アホなのか」
「だからだと思う。死ぬ前にやりたいことをしよう、みたいな感じじゃないかな」
「なにそれ。くだらないわよ、そんな考え」
「だね」
吐き捨てるように言うわたしの言葉に頷く遥。
とにかく、明日に出て行くなんて言ってられない。早くここから出て行くたえの準備のために、寝泊まりしている控室に早足で戻る。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
マンションのオーナーは十六歳の不思議な青年 〜マンションの特別室は何故か女性で埋まってしまう〜
美鈴
ファンタジー
ホットランキング上位ありがとうございます😊
ストーカーの被害に遭うアイドル歌羽根天音。彼女は警察に真っ先に相談する事にしたのだが…結果を言えば解決には至っていない。途方にくれる天音。久しぶりに会った親友の美樹子に「──なんかあった?」と、聞かれてその件を伝える事に…。すると彼女から「なんでもっと早く言ってくれなかったの!?」と、そんな言葉とともに彼女は誰かに電話を掛け始め…
※カクヨム様にも投稿しています
※イラストはAIイラストを使用しています
魔眼の剣士、少女を育てる為冒険者を辞めるも暴れてバズり散らかした挙句少女の高校入学で号泣する~30代剣士は世界に1人のトリプルジョブに至る~
ぐうのすけ
ファンタジー
赤目達也(アカメタツヤ)は少女を育てる為に冒険者を辞めた。
そして時が流れ少女が高校の寮に住む事になり冒険者に復帰した。
30代になった達也は更なる力を手に入れておりバズり散らかす。
カクヨムで先行投稿中
タイトル名が少し違います。
魔眼の剣士、少女を育てる為冒険者を辞めるも暴れてバズり散らかした挙句少女の高校入学で号泣する~30代剣士は黒魔法と白魔法を覚え世界にただ1人のトリプルジョブに至る~
https://kakuyomu.jp/works/16818093076031328255
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
レベルアップに魅せられすぎた男の異世界探求記(旧題カンスト厨の異世界探検記)
荻野
ファンタジー
ハーデス 「ワシとこの遺跡ダンジョンをそなたの魔法で成仏させてくれぬかのぅ?」
俺 「確かに俺の神聖魔法はレベルが高い。神様であるアンタとこのダンジョンを成仏させるというのも出来るかもしれないな」
ハーデス 「では……」
俺 「だが断る!」
ハーデス 「むっ、今何と?」
俺 「断ると言ったんだ」
ハーデス 「なぜだ?」
俺 「……俺のレベルだ」
ハーデス 「……は?」
俺 「あともう数千回くらいアンタを倒せば俺のレベルをカンストさせられそうなんだ。だからそれまでは聞き入れることが出来ない」
ハーデス 「レベルをカンスト? お、お主……正気か? 神であるワシですらレベルは9000なんじゃぞ? それをカンスト? 神をも上回る力をそなたは既に得ておるのじゃぞ?」
俺 「そんなことは知ったことじゃない。俺の目標はレベルをカンストさせること。それだけだ」
ハーデス 「……正気……なのか?」
俺 「もちろん」
異世界に放り込まれた俺は、昔ハマったゲームのように異世界をコンプリートすることにした。
たとえ周りの者たちがなんと言おうとも、俺は異世界を極め尽くしてみせる!
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!
マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。
今後ともよろしくお願いいたします!
トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕!
タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。
男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】
そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】
アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です!
コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】
マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。
見てください。
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる