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11.登校します。

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皆さんおはようございます。やっぱり朝は眠いですね。昨日の夜は少し夜更かしをしてしまって…。あぁ、もうそろそろ登校しないとです。

「行ってきます。」

「は~い。いってらっしゃ~い。」

返事をしてくれたのは私の母です。ほわほわして優しいです。ですが、ほわほわしすぎて、少し抜けてます。まぁ、母のことは今はいいです。そろそろ本当にいかなくては。私は玄関の扉を開けて、学園に向かいました。学園は家から歩いて30分のところにあります。たまに日向と登校時間が一緒になることがあります。ほら、噂をしたら……。

「梅~!おはよう!」

「おはようございます。日向。」

朝から元気ですね。私はまだ少し眠いです。10分程日向と話しながら登校していると、前方に見覚えのあるシルエットが見えました。挨拶した方がいいですよね。

「日向。すみません。少し席を外します。」

「うん?」

日向から了承もとれたので、私はその方のところに行きました。

「椎名先輩。おはようございます。」

(ビクッ!)「あぁ…渡辺さん…。おはよう。」

何だかすごく驚かれた気がするんですが…?まぁ、挨拶を返して下さったので大丈夫だとは思いますが…。そういえば、今日は委員会はあるのでしょうか?

「椎名先輩。今日は委員会活動はあるのでしょうか?」

「あぁ…。うん…。放課…後にある…はず。」

「分かりました。ありがとうござました。それでは、また放課後に。失礼します。」

私は椎名先輩と話し終えたので、日向のところに戻りました。後ろで椎名先輩が何か言いたそうでしたが、前を向いてすぐに行ってしまいました。

「すみません。日向。只今戻りました。」

「さっき喋っていた人ってだれ?」

「委員会の先輩です。」

「へー。そっか。」

そろそろ学園に着きますね。人と話していたら、30分なんてあっという間です。今日も1日頑張ります。

*~*~*~*~*
どうも~。いつもより長くなっちゃいました。
すみません。また、次回。(^-^)/
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