乙女ゲームに転生したらチートだったけど平凡に生きたいのでとりあえず悪役令息付きの世話役になってみました。

ぽぽ

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学園生活のはじまり

76.

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……今なんて言った?




耳を疑ってエドワードはフレドリックをみる。

最後にあったのは入学前のエドワードが12歳、フレドリックが8歳の時だ。



1番上のメンデルや次男のヒューズに隠れていたあの小さな甘えっ子のフレドリックが!!!!!!

言葉の中に隠した皮肉に気づくような鮮明さなどなかった子だと思ってたが、


ふむ。



これからは少し言葉を改めなければならないようだ。


にこ。

「言い方が悪かったね。では、私は生徒会の仕事があるのでこれで失礼するよ。」


まるでそんなつもりはなかったのに~という言い方にマルルは眉をしかめる。

そんなマルルをみてエドワードは笑いかけてきた。

(なにあいつ!!腹立つ~~!!!!!!)



そう。この爽やかな王子フェイスに騙されてはいけない!こう見えてこの人の属性はだ。



エドワードはちらと一度イオをみる。


にこっと笑いかけてくるが目が全く笑ってないイオに軽く悪寒がする。




「さて、フレディ様。入学式の会場に行きましょう。エドワード様も後ほど。」

「あ…ああ。またねフレドリック。」


もどり際エドワードは考える。


あれはやばい。


あいつは怒らせてはいけない。




……でも、




フレドリックに笑いかけてるイオをみる。







イオのことは風の噂では持ちきりだった。

成績、魔法、運動神経にあの艶めかしい美顔。そんな使用人がエレメス・ファイン家に仕えてる。


それは家族の寵愛を一心に受ける末っ子のフレドリックのものだと。



母が側室のせいで肩身が狭い思いをしてきたが、そのぶん実力で何とかしようとエドワードは頑張った。だが、フレドリックはだと言うだけで愛されている。

負けてない。


フレドリックには、






俺は負けてない。



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