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「っ!?オーガだと!?こんな森になんでいるんだ?」
この森はFランク認定されている森だ。だが、したがってこの森にいる魔物もFランク認定されている。が、オーガはDランクの魔物だ。こんな森にいるはずないんだが。
この子供が怯えているのも納得だ。だがこの子には悪いが俺には好都合だ。
「スー。あいつは俺がやるからこの子を頼む。」
『スー!』
スーは風で子供を安全なところに移動させた後元のスライムの姿に戻った。
子供はまだ震えている。
「ゴルァァァァア!!」
オーガが吠えて棍棒を俺に叩きつけてきた。が、俺には当たらず俺はオーガの背後を取りナイフを片手に持ち
「飛空斬!!」
ナイフを下から上に斜めに振った。するとナイフから斬撃が飛びオーガの背中に斬撃があたり腰から肩にかけて傷を付けた。だが、
「ゴルァァァァア!!」
オーガは気にしない様子で棍棒を振り回してきた。
「チッ!攻撃力が低すぎて効いてないか。なら。」
俺はオーガと距離を取りそして
「飛空連斬!!」
ズババババババババババッ!!!!
俺は飛ぶ斬撃の乱れ撃ちを食らわした。攻撃力が低くても数を当てればその内効いてくる。
「グァァァァァア!!!!」
ズババババババババババババッ!!!
オーガの傷がどんどん数を増やしていきやがて、オーガは力尽きた。
オーガのLvは25だった。一気に俺はLv25になった。今すぐにでもステータスを見たいが今は後回しだ。魔石の回収をしてオーガに追われていた子供のところに近づいた。
「もう大丈夫だよ。オーガは倒したから。」
「………」
子供からの返事はない。まだガタガタ震えていた。
『スー。』
スーも心配していた。
どうするか。うーん。あっそうだ。
俺はまだオーガに震えているんだと思った。だからここにオーガがいない事を確認させればいいと考えた。そこでフードを深く被っているからフードを取ろうと思い、フードに手を掛けたら
「!?やめて!」
ーーバシッ
俺は手を払われた。
え?なんで?せっかく助けたのに。
「あ、いや、その……」
フードの隙間から僅かに見えた子供の俺を見る目が恐怖に怯えている目だった。
「……っ!」
その目を見た時、俺はもうこの場に居られなくなって走ってその場を後にした。
『ス、スー。スー。』
スーは走り去っていくアレンと子供を今後に見てからアレンの方に向かった。
家に着き俺は自分の部屋に直行した。そしてベッドに寝そべり目を瞑る。目を瞑るとあの子の目が蘇ってくる。
あの子はもしかしたら本当は俺とオーガの戦いを見ていたのかもしれない。そして、自分と同い年くらい俺がオーガに勝つのを見て俺が化け物だと思ったのかもしれないな。
「はぁぁ。」
今後ももしかしたらあんな風に見られるかもしれないな。慣れなくちゃな。
まぁ、ありがとうの一言くらいあってもいいと思うが。
すると、スーが部屋に入ってきた。
「おかえりスー。悪いな。急に俺1人で帰って。」
『スー。スー。』
スーは俺の元に来て体をスリスリしてきた。
「ありがとう。スー。」
俺は暖かい気持ちになり、涙が出てきた。
ダメだな俺。心も強くならなきゃだな。
「もう大丈夫だ。スー。よし!切り替えていくぞ!」
俺がスーに向かって笑顔を見せると
『スーーー!!!』
スーは俺に飛び付いてきた。
心配かけた。もう大丈夫だ。
これ以来、俺はメンタルも強くしていくのだった。
この森はFランク認定されている森だ。だが、したがってこの森にいる魔物もFランク認定されている。が、オーガはDランクの魔物だ。こんな森にいるはずないんだが。
この子供が怯えているのも納得だ。だがこの子には悪いが俺には好都合だ。
「スー。あいつは俺がやるからこの子を頼む。」
『スー!』
スーは風で子供を安全なところに移動させた後元のスライムの姿に戻った。
子供はまだ震えている。
「ゴルァァァァア!!」
オーガが吠えて棍棒を俺に叩きつけてきた。が、俺には当たらず俺はオーガの背後を取りナイフを片手に持ち
「飛空斬!!」
ナイフを下から上に斜めに振った。するとナイフから斬撃が飛びオーガの背中に斬撃があたり腰から肩にかけて傷を付けた。だが、
「ゴルァァァァア!!」
オーガは気にしない様子で棍棒を振り回してきた。
「チッ!攻撃力が低すぎて効いてないか。なら。」
俺はオーガと距離を取りそして
「飛空連斬!!」
ズババババババババババッ!!!!
俺は飛ぶ斬撃の乱れ撃ちを食らわした。攻撃力が低くても数を当てればその内効いてくる。
「グァァァァァア!!!!」
ズババババババババババババッ!!!
オーガの傷がどんどん数を増やしていきやがて、オーガは力尽きた。
オーガのLvは25だった。一気に俺はLv25になった。今すぐにでもステータスを見たいが今は後回しだ。魔石の回収をしてオーガに追われていた子供のところに近づいた。
「もう大丈夫だよ。オーガは倒したから。」
「………」
子供からの返事はない。まだガタガタ震えていた。
『スー。』
スーも心配していた。
どうするか。うーん。あっそうだ。
俺はまだオーガに震えているんだと思った。だからここにオーガがいない事を確認させればいいと考えた。そこでフードを深く被っているからフードを取ろうと思い、フードに手を掛けたら
「!?やめて!」
ーーバシッ
俺は手を払われた。
え?なんで?せっかく助けたのに。
「あ、いや、その……」
フードの隙間から僅かに見えた子供の俺を見る目が恐怖に怯えている目だった。
「……っ!」
その目を見た時、俺はもうこの場に居られなくなって走ってその場を後にした。
『ス、スー。スー。』
スーは走り去っていくアレンと子供を今後に見てからアレンの方に向かった。
家に着き俺は自分の部屋に直行した。そしてベッドに寝そべり目を瞑る。目を瞑るとあの子の目が蘇ってくる。
あの子はもしかしたら本当は俺とオーガの戦いを見ていたのかもしれない。そして、自分と同い年くらい俺がオーガに勝つのを見て俺が化け物だと思ったのかもしれないな。
「はぁぁ。」
今後ももしかしたらあんな風に見られるかもしれないな。慣れなくちゃな。
まぁ、ありがとうの一言くらいあってもいいと思うが。
すると、スーが部屋に入ってきた。
「おかえりスー。悪いな。急に俺1人で帰って。」
『スー。スー。』
スーは俺の元に来て体をスリスリしてきた。
「ありがとう。スー。」
俺は暖かい気持ちになり、涙が出てきた。
ダメだな俺。心も強くならなきゃだな。
「もう大丈夫だ。スー。よし!切り替えていくぞ!」
俺がスーに向かって笑顔を見せると
『スーーー!!!』
スーは俺に飛び付いてきた。
心配かけた。もう大丈夫だ。
これ以来、俺はメンタルも強くしていくのだった。
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