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コントンケイサツ
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私の名前は溝口淳博、検察官をしている。
裁判に勝つためにはどんな手を使っても勝たなければいけない。
被告人のプライベートを洗いざらいぶちまける事から私は【混沌の検察官】と呼ばれている。
―裁判所
「裁判長、この被告人のPCデータから子供のポルノ画像の証拠があります、それでは公開します」
「やめろーーーーー!!そのデータは公開するなあああああ!!」
被告人の男性は突然発狂するように叫び出した。
「では被告人、あなたが運動会で子供を盗撮していたことを認めるのですね?」
私は冷静に彼に質問をした。
「異議あり!このポルノ画像には子供以外の人物が映っています!」
当然のように弁護士は私の質問に異議を唱えた。
「俺は……俺は……ただ子供が好きだったんだよ……純粋にさ……」
被告人の男性は涙を流しながら私の質問に答えてくれた。
「では、運動会で子供の写真を盗撮していたことを認めるのですね?」
泣いている被告人の男性にもう一度確認を取らせる。
「そうだよ……でも……もう一度元気な子供の姿が見れてよかった……ありがとう」
こうして私は子供の運動会の盗撮事件の裁判で勝利を得ることができたのだった。
裁判に勝つためにはどんな手を使っても勝たなければいけない。
被告人のプライベートを洗いざらいぶちまける事から私は【混沌の検察官】と呼ばれている。
―裁判所
「裁判長、この被告人のPCデータから子供のポルノ画像の証拠があります、それでは公開します」
「やめろーーーーー!!そのデータは公開するなあああああ!!」
被告人の男性は突然発狂するように叫び出した。
「では被告人、あなたが運動会で子供を盗撮していたことを認めるのですね?」
私は冷静に彼に質問をした。
「異議あり!このポルノ画像には子供以外の人物が映っています!」
当然のように弁護士は私の質問に異議を唱えた。
「俺は……俺は……ただ子供が好きだったんだよ……純粋にさ……」
被告人の男性は涙を流しながら私の質問に答えてくれた。
「では、運動会で子供の写真を盗撮していたことを認めるのですね?」
泣いている被告人の男性にもう一度確認を取らせる。
「そうだよ……でも……もう一度元気な子供の姿が見れてよかった……ありがとう」
こうして私は子供の運動会の盗撮事件の裁判で勝利を得ることができたのだった。
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