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優花へ
お久しぶり!小学生の時同じクラスだった上山沙弥花です。覚えているかな?
優花とは4~5年で同じクラスだったよね!初めて会った時のこと今でも覚えてるよ
席替えで席が前後になってから急激に仲良くなったよね!2人ともふたつ結びでよくみんなに双子みたい!って言われてたの覚えてる?髪型だけじゃない。好みも考え方もすごくよく似ていて実は本当の双子だったりして?!って2人でよくはしゃいでたよね。
でも…好きな人の好みは違ったよね。気づけば優花は彼に恋をしていて気づけば彼氏彼女になってた!
優花はリア充。私は非リア。
あの時私たちは初めて違う人間だってことに気づかされたよ。私だけ置いてきぼりにされてるみたいだった。でもそれでも優花は今までと変わらず私と仲良くしてくれたよね。嬉しかったよ。
6年生になる直前、私が転校する時、彼、ひろのりと優花は突然別れたよね。結局原因とかもわからないまま私は転校してこうして時間が着々と過ぎていってるけど正直私は今も心配してます。あれからひろのりとはどうなった?あの時何があった?私に出来ることならなんでもするよ!あ、ねぇ、今度双子ディズニーしよ!ではではお返事待ってます。
沙弥花
ポストの中に手紙を入れ、学校に向かって走り出す。住所は何度も確認した。きっと届く…はず!
私上山沙也花。今日から中学2年生。1人っ子でお母さんとお父さんと3人暮らし。小5まで千葉に住んでて小6になる直前に東京に引っ越してきた。
「沙弥花おっはよー!」
学校の門をくぐり抜けたところで私の隣に一人の少女が並んで歩き出す。
花音だ。
花音、桐谷花音は私が小6になって転校したときに一番最初に話しかけてくれた人だ。それから私たちはずっと一緒で中学も同じ、仲は変わらず良い。
「今年も同じクラスになれるといーね!」
「花音と同じクラスじゃなかったら絶対私ぼっちだわー」
「やだー!何言ってんの人気者のくせにー!」
「それは花音でしょ。」
「クラス離れちゃったね。」
「うん…」
帰り道花音と2人で歩き出す。
「ところで沙弥花って委員会とかやる?」
委員会…
「特に考えてないかな。」
「ほんとー?私さー成績のこととか考えてちょっと今年はやろうと思うんだよね~」
成績…受験か。
「ま、オール5の沙弥花ちゃんには関係のない話だけどぉ~」
花音がすごい形相で見つめてくる笑
「オール5じゃないし。何かやりたい委員会とかあるの?」
「えと…体育員会。」
「へー!いいじゃん。花音ぴったり。」
「沙弥花も一緒にやらない?」
「どうしよっかな。」
「沙弥花と一緒だったら絶対楽しいし!」
「そう?」
「うんうん!是非是非やろ!」
体育委員か。体育祭とか体育の授業の準備でもするのかな。
「沙弥花~!体育委員会なれたよ~!!」
後日、休み時間、花音が私のクラスに遊びに来た。
「ほんと~?やったじゃん!実は私もなれたんだ。」
「きゃ~!まじ~?!やったね!」
「早速明日から集まりあるよ。」
「上山。委員会行こうぜ。」
翌日の放課後。同じクラスのもう一人の体育委員の高橋圭人に声をかけられた。
「うん。」
「上山はバド部だよな。」
歩きながら高橋が聞いてくる。
「うん。」
「練習大変?」
「うん、疲れるよ。」
「どうして入ろうと思ったの?」
「小学校のときもクラブで入ってて。面白かったから。」
「へぇ~。」
「高橋はサッカー部だよね。」
「おう。」
「噂で聞いた。めちゃめちゃ上手いって。」
「そんなことないよ。」
「レギュラーなんだって?去年の試合では高橋のバク宙シュートで逆転勝利したとか。」
「たまたまたまたま。」
教室に入ると花音の姿が目に入り話しかけようとすると
「なんであんたと私が同じ委員会なの?!ほんと信じらんない!」
花音のひときわデカイ声が聞こえてきた。話のお相手は花音と同じクラスの体育委員の男子のようだ。
「知らねーよ。」
「真似しないでよね!せっかく沙也花と同じ委員会になれて嬉しいと思ったらあんたのせいで台無し!」
「じゃあ違う委員会にすればよかっただろ。」
「私は!本気でやりたいと思って選んだの!サドルのくせに体育委員とか生意気!」
「あーうるせー。」
「なんか言ったぁ?」
「何も。」
全くこのふたりは。
「あ!沙弥花!」
花音が私の存在に気づいて華やかな笑顔に変換される。
「花音。」
「ねー聞いてよ~サドルが体育委員なんだけどムカつくー」
サドルこと河口悟くんは中1のとき花音と同じクラスだった男子。あだ名はサドル。この2人よくケンカしてる。私も同じクラスだったからよく知ってる。足がめちゃめちゃ速い。去年の体育祭のリレーのアンカーで大活躍してた。そして花音も運動神経がいい。小学校のときからリレーの選手だった。
「やっとクラス離れてラッキー!って思ったら委員会で同じとかほんと最悪すぎる。あーもう最悪な一年になりそーう!」
そして花音は多分サドルのことが好き。
「花音は今年も体育祭リレー出るの?」
「出たい!」
「サドルくんは確実に出るよね。今年は敵かぁ。」
「絶ッッ対負けたくない。おいサドル!」
花音がサドルくんの方を向く
「絶ッッ対1位で先輩にバトン繋げよ!」
「おまえもな。」
「私だって頑張るよ!!」
「え?私がリレー」
そんなある日のこと、思いがけないことを言われた。
体育祭が近づいてきてる。
「そうなんだ。本来リレー出るはずだった本多が部活で足怪我したらしくて…」
高橋が申し訳なさそうな顔をする。
「上山、たしか体力テストの50m速かっただろ?おまえしか代わりに走れる奴はいない。頼む!出てくれない?!」
「私でよければいいけど…」
「まじ?!ありがとう!リレー男子俺だからよろしく。」
「そうか男女混合か。」
てことは花音と戦うハメになる。
「あれ、沙弥花?!」
放課後、校庭に出ると花音がびっくりしたような顔をして立っていた。
「沙也花…まさか、体育祭、リレー…出るの?」
リレーのバトンを持っている私を見てはっとしたような顔をする。
「うん、ほんとは別の子だったんだけど怪我しちゃったみたいで…代理。」
「そんな…もう負けが決まったようなものじゃん!」
「それはない。」
「いやぁあああああ!」
「おいうるせーな!何叫んでんだよ。」
気がつくと花音の後ろにはサドルがいた。
「サドル!聞いてよ!沙也花がリレーになったって!」
「知るか。いいから練習するぞ。」
サドルが踵を返してスタスタ歩いていく。
「あ、待ってよサドル~!」
花音が追いかけていく。
「上山。」
一人取り残されたところに後ろから声がしてふりむくとバトンを持った高橋が立っていた。
「練習しよ。」
「うん。」
「そうそういい感じ。」
バトンの受け渡しの練習。
私が走って高橋に渡す。
「スピードこれぐらいでいい?」
「うん!大丈夫だよ。」
「よーし、今日はこんぐらいにするか~。」
ちょうどチャイムが鳴り出した。
制服に着替えて、外に出ると雨が降り出した。
しまった。傘を忘れた。
「どうした?」
丁度いいタイミングに同じく制服に着替えた高橋がやってきた。
「傘、忘れちゃって…」
高橋は傘を持っている。
この展開は傘入れてくれる感じか?とも思ったけれど私たちは帰り道が全く逆方向だからそれはないなと思った。漫画じゃああるまいし。
「…使う?俺のでよければ。」
「え?」
びっくりして顔を上げる。そういう感じ?!
「そんな、いいよ!」
「いいよ、はい。」
そんな強引な…
思わず高橋の傘を受け取ってしまった。
「月曜返してくれればいいよ。じゃーね!」
「あ…」
ひとり取り残され受け取った傘をみつめる。
せっかく貸してくれたことだし帰るか。
あきらかに赤くなってる自分の顔をふりきるように傘をばっと広げた。
本当にこういうことってあるんだ…
傘が、重い…
人とすれ違う度に勝手に恥ずかしくなってしまう。別にこの傘高橋に借りたことを知っているわけではないのに…
家に帰りポストを開けると優花から手紙の返事が届いていた。
沙弥花へ
お手紙ありがとう。久しぶり!
懐かしい(笑)私たち似てるってよく言われてたよね。母子手帳探してほんとに双子じゃないか真剣に調べたこともあったよね~
沙弥花今はどんな感じなの?小学生の時と変わった?今度会いたい見てみたい笑
双子ディズニーやろ!夏休みにでも
非リアって…笑
でも沙弥花モテモテだったじゃん。色んな人に告白されてさ、全員断ってさ笑
沙弥花は恋愛とか興味無いんだと思ってた。
お久しぶり!小学生の時同じクラスだった上山沙弥花です。覚えているかな?
優花とは4~5年で同じクラスだったよね!初めて会った時のこと今でも覚えてるよ
席替えで席が前後になってから急激に仲良くなったよね!2人ともふたつ結びでよくみんなに双子みたい!って言われてたの覚えてる?髪型だけじゃない。好みも考え方もすごくよく似ていて実は本当の双子だったりして?!って2人でよくはしゃいでたよね。
でも…好きな人の好みは違ったよね。気づけば優花は彼に恋をしていて気づけば彼氏彼女になってた!
優花はリア充。私は非リア。
あの時私たちは初めて違う人間だってことに気づかされたよ。私だけ置いてきぼりにされてるみたいだった。でもそれでも優花は今までと変わらず私と仲良くしてくれたよね。嬉しかったよ。
6年生になる直前、私が転校する時、彼、ひろのりと優花は突然別れたよね。結局原因とかもわからないまま私は転校してこうして時間が着々と過ぎていってるけど正直私は今も心配してます。あれからひろのりとはどうなった?あの時何があった?私に出来ることならなんでもするよ!あ、ねぇ、今度双子ディズニーしよ!ではではお返事待ってます。
沙弥花
ポストの中に手紙を入れ、学校に向かって走り出す。住所は何度も確認した。きっと届く…はず!
私上山沙也花。今日から中学2年生。1人っ子でお母さんとお父さんと3人暮らし。小5まで千葉に住んでて小6になる直前に東京に引っ越してきた。
「沙弥花おっはよー!」
学校の門をくぐり抜けたところで私の隣に一人の少女が並んで歩き出す。
花音だ。
花音、桐谷花音は私が小6になって転校したときに一番最初に話しかけてくれた人だ。それから私たちはずっと一緒で中学も同じ、仲は変わらず良い。
「今年も同じクラスになれるといーね!」
「花音と同じクラスじゃなかったら絶対私ぼっちだわー」
「やだー!何言ってんの人気者のくせにー!」
「それは花音でしょ。」
「クラス離れちゃったね。」
「うん…」
帰り道花音と2人で歩き出す。
「ところで沙弥花って委員会とかやる?」
委員会…
「特に考えてないかな。」
「ほんとー?私さー成績のこととか考えてちょっと今年はやろうと思うんだよね~」
成績…受験か。
「ま、オール5の沙弥花ちゃんには関係のない話だけどぉ~」
花音がすごい形相で見つめてくる笑
「オール5じゃないし。何かやりたい委員会とかあるの?」
「えと…体育員会。」
「へー!いいじゃん。花音ぴったり。」
「沙弥花も一緒にやらない?」
「どうしよっかな。」
「沙弥花と一緒だったら絶対楽しいし!」
「そう?」
「うんうん!是非是非やろ!」
体育委員か。体育祭とか体育の授業の準備でもするのかな。
「沙弥花~!体育委員会なれたよ~!!」
後日、休み時間、花音が私のクラスに遊びに来た。
「ほんと~?やったじゃん!実は私もなれたんだ。」
「きゃ~!まじ~?!やったね!」
「早速明日から集まりあるよ。」
「上山。委員会行こうぜ。」
翌日の放課後。同じクラスのもう一人の体育委員の高橋圭人に声をかけられた。
「うん。」
「上山はバド部だよな。」
歩きながら高橋が聞いてくる。
「うん。」
「練習大変?」
「うん、疲れるよ。」
「どうして入ろうと思ったの?」
「小学校のときもクラブで入ってて。面白かったから。」
「へぇ~。」
「高橋はサッカー部だよね。」
「おう。」
「噂で聞いた。めちゃめちゃ上手いって。」
「そんなことないよ。」
「レギュラーなんだって?去年の試合では高橋のバク宙シュートで逆転勝利したとか。」
「たまたまたまたま。」
教室に入ると花音の姿が目に入り話しかけようとすると
「なんであんたと私が同じ委員会なの?!ほんと信じらんない!」
花音のひときわデカイ声が聞こえてきた。話のお相手は花音と同じクラスの体育委員の男子のようだ。
「知らねーよ。」
「真似しないでよね!せっかく沙也花と同じ委員会になれて嬉しいと思ったらあんたのせいで台無し!」
「じゃあ違う委員会にすればよかっただろ。」
「私は!本気でやりたいと思って選んだの!サドルのくせに体育委員とか生意気!」
「あーうるせー。」
「なんか言ったぁ?」
「何も。」
全くこのふたりは。
「あ!沙弥花!」
花音が私の存在に気づいて華やかな笑顔に変換される。
「花音。」
「ねー聞いてよ~サドルが体育委員なんだけどムカつくー」
サドルこと河口悟くんは中1のとき花音と同じクラスだった男子。あだ名はサドル。この2人よくケンカしてる。私も同じクラスだったからよく知ってる。足がめちゃめちゃ速い。去年の体育祭のリレーのアンカーで大活躍してた。そして花音も運動神経がいい。小学校のときからリレーの選手だった。
「やっとクラス離れてラッキー!って思ったら委員会で同じとかほんと最悪すぎる。あーもう最悪な一年になりそーう!」
そして花音は多分サドルのことが好き。
「花音は今年も体育祭リレー出るの?」
「出たい!」
「サドルくんは確実に出るよね。今年は敵かぁ。」
「絶ッッ対負けたくない。おいサドル!」
花音がサドルくんの方を向く
「絶ッッ対1位で先輩にバトン繋げよ!」
「おまえもな。」
「私だって頑張るよ!!」
「え?私がリレー」
そんなある日のこと、思いがけないことを言われた。
体育祭が近づいてきてる。
「そうなんだ。本来リレー出るはずだった本多が部活で足怪我したらしくて…」
高橋が申し訳なさそうな顔をする。
「上山、たしか体力テストの50m速かっただろ?おまえしか代わりに走れる奴はいない。頼む!出てくれない?!」
「私でよければいいけど…」
「まじ?!ありがとう!リレー男子俺だからよろしく。」
「そうか男女混合か。」
てことは花音と戦うハメになる。
「あれ、沙弥花?!」
放課後、校庭に出ると花音がびっくりしたような顔をして立っていた。
「沙也花…まさか、体育祭、リレー…出るの?」
リレーのバトンを持っている私を見てはっとしたような顔をする。
「うん、ほんとは別の子だったんだけど怪我しちゃったみたいで…代理。」
「そんな…もう負けが決まったようなものじゃん!」
「それはない。」
「いやぁあああああ!」
「おいうるせーな!何叫んでんだよ。」
気がつくと花音の後ろにはサドルがいた。
「サドル!聞いてよ!沙也花がリレーになったって!」
「知るか。いいから練習するぞ。」
サドルが踵を返してスタスタ歩いていく。
「あ、待ってよサドル~!」
花音が追いかけていく。
「上山。」
一人取り残されたところに後ろから声がしてふりむくとバトンを持った高橋が立っていた。
「練習しよ。」
「うん。」
「そうそういい感じ。」
バトンの受け渡しの練習。
私が走って高橋に渡す。
「スピードこれぐらいでいい?」
「うん!大丈夫だよ。」
「よーし、今日はこんぐらいにするか~。」
ちょうどチャイムが鳴り出した。
制服に着替えて、外に出ると雨が降り出した。
しまった。傘を忘れた。
「どうした?」
丁度いいタイミングに同じく制服に着替えた高橋がやってきた。
「傘、忘れちゃって…」
高橋は傘を持っている。
この展開は傘入れてくれる感じか?とも思ったけれど私たちは帰り道が全く逆方向だからそれはないなと思った。漫画じゃああるまいし。
「…使う?俺のでよければ。」
「え?」
びっくりして顔を上げる。そういう感じ?!
「そんな、いいよ!」
「いいよ、はい。」
そんな強引な…
思わず高橋の傘を受け取ってしまった。
「月曜返してくれればいいよ。じゃーね!」
「あ…」
ひとり取り残され受け取った傘をみつめる。
せっかく貸してくれたことだし帰るか。
あきらかに赤くなってる自分の顔をふりきるように傘をばっと広げた。
本当にこういうことってあるんだ…
傘が、重い…
人とすれ違う度に勝手に恥ずかしくなってしまう。別にこの傘高橋に借りたことを知っているわけではないのに…
家に帰りポストを開けると優花から手紙の返事が届いていた。
沙弥花へ
お手紙ありがとう。久しぶり!
懐かしい(笑)私たち似てるってよく言われてたよね。母子手帳探してほんとに双子じゃないか真剣に調べたこともあったよね~
沙弥花今はどんな感じなの?小学生の時と変わった?今度会いたい見てみたい笑
双子ディズニーやろ!夏休みにでも
非リアって…笑
でも沙弥花モテモテだったじゃん。色んな人に告白されてさ、全員断ってさ笑
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