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第二章
09:救出劇
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「こ、来ないでぇ!」
無数のゾンビどもに追い詰められて震えるのは、フードを被った小柄な少女だった。
さっきの悲鳴は彼女が上げたものらしい。
「イサム様、手はず通りにいきますよ!」
「わかった!」
「聖なる守護神アルデム様、不浄なる敵から我らをお守りください――ホーリーシェル!」
少女を中心に結界が展開され、俺達はそこへ飛び込んだ。
「大丈夫か?」
「は、はい。あなた方は……?」
「俺は大野勇。ただの受験生だ。こっちの白いのはラーティ」
「白いのとはなんですか。もうちょっとちゃんと紹介してください」
ぷくっと頬を膨らませるラーティである。
「そんな事よりこの状況を何とかするぞ。紹介はその後だ」
「そうですね。わたくし達が来たからにはもう大丈夫です。ゾンビなんて全部叩きのめして差し上げますよ」
「あ、そう? じゃ頼むわ」
はい、と鉄剣を差し出す俺。
「これは?」
「剣だよ。叩きのめしてくれんだろ?」
「……」
ラーティは聖母のごとく微笑んだ。
「やはりここはちゃんと自己紹介致しましょう。わたくしは守護神アルデム様より使わされた、聖女ラーティと申します。そしてこちらは世界を救う偉大なる勇者イサム様です」
少女は目を丸く見開いた。
「勇者様と……聖女様?」
「はい。わたくし達が来たからにはもう大丈夫です。ゾンビなんて全部叩きのめして差し上げますよ。偉大なる勇者イサム様が!」
「おい、何俺にだけやらせようとしてんだ。俺の六倍の攻撃力はどうした?」
「うっ……神聖力を使いすぎて疲れが……」
「わざとらしすぎだろ!?」
こんにゃろ、腹押さえてうずくまりやがった。神聖力ってのは腹にあんのかよ!
とはいえ結界越しならゾンビの群れも敵じゃない。スプラッターな状況に目を瞑れば俺一人でも対処可能だ。
「しゃーねぇ、ゾンビなんか全部ぶっ殺してやるよ!」
「イサム様、ゾンビは最初から死んでいます」
「腰折れさせるような事言わないでくんない!?」
気を取り直し、俺は剣をぶん回した。
切れ味は微妙だが、重たい鉄の剣は木の杖より遥かに強力で、バッサバッサとゾンビをなぎ倒していく。
こりゃ刃の付いた鈍器だな。
しかし何体目かをぶった斬った時、振り下ろした剣が根元からポッキリ折れてしまった。
「ふぁー!?」
「どうしました?」
「剣が……えっ? こんな簡単に折れんの!? 鉄の剣だぞ!?」
「まぁ、物によってはそういう事もあるかもしれませんね」
ちくしょう、なまくらをつかんだか!
「他に武器は持ってきていないのですか?」
「……果物ナイフならあるけど」
「小さいですね」
「うん……」
切れるは切れるが、元々武器として持ってきたわけじゃないし、こんなものでゾンビを倒すなんて特殊部隊の精鋭でもないと無理だろう。
「そうだ、あんたの魔法で武器を召喚してくれない?」
「魔法ではなく、わたくしの力でもありません。守護神アルデム様から授かった神聖術です」
「わかったからその神聖術でなんか強い感じの武器を寄越してくれ!」
「そう言われましても、武器ほどの重さの物体を召喚するには書く物でもないとさすがにどうにもなりませんよ」
「書く物があればいいのか?」
俺は通学鞄から鉛筆とノートを引っ張り出し、ラーティに押し付けた。
「ほれ! こいつでどうだ?」
「これは……素晴らしく高品質な紙ですね。キメが細かくてなめらかで、しかも真っ白とは。どうやって作っているのです? それにこの木の棒は一体? 木炭をインクの代わりにしているのでしょうか?」
「分析はいいから! 早く武器を出せ武器を!」
「イサム様はせっかちさんですねぇ……」
こいつぅぅぅ! 折れた剣でゾンビ戦やらせてやろうか!
「まぁイサム様が仰るのであれば仕方がありません。わたくしの知る最高峰の武具を召喚致しましょう」
ラーティは鉛筆をノートに走らせ、魔法陣のようなものを描いていく。
「何描いてんの?」
「召喚陣です。強大な力を持つものを喚び出すには相応の儀式が必要ですので」
そうして描き終えるや、ラーティは少女へ向き直った。
「あなた――お名前はなんと言いますか?」
「わ、私ですか……? えっと……リリです」
「リリさんですか、良いお名前ですね。ではリリさんもこの窮地を脱するため、守護神アルデム様にお祈りください」
「守護神アルデム様……?」
「あなたからすれば異世界の神です。さぁ、早く」
「は、はぁ」
言われた通りにリリは両手を組み、瞑目する。
俺も簡単にはへし折れない武器が欲しいので同じように神に祈っておいた。
頼む、神様! 何でも良いので壊れない武器をください!
ラーティはにっこり微笑み、ノートを破って地面に置く。
「我らが守護神アルデム様。今一度異界の扉を開き、勇者に魔を討つ武具をお与えください――サモンゲート!」
その途端、紙に書いた魔法陣が燃え上がった。
七色にきらめくサークルの中央から現れたのは、輝かんばかりの銀色を放つ長剣だ。
「おお、なんか強そうな剣だな!」
「当然です。これは神の御使いたる名工が打ちし退魔の刃、聖剣ヴォルケインですので」
自慢気に胸を張るラーティ。
「そんなんあるなら最初から出してくれよ!?」
「お城では描くものがありませんでしたし、神聖力も足りなかったのです。回復には人々の信仰心が必要ですから」
信仰心? あぁ、それでリリさんに祈れって言ったのか。
まぁいい。とにかく強そうな聖剣が手に入った! これで俺はまた戦える!
「食らえっ!」
思いっきりぶん回すと、ゾンビどもが真っ二つになった。
「すっげぇ!?」
なんだこれ? ゾンビが豆腐みたいに切れる!
「聖剣ヴォルケインは、勇者の力を最大限引き出す効力があるのです。あと死霊や悪魔への特効もあります」
「なるほど、死霊特効か! こりゃいいぞ!」
一振りごとにゾンビがバラバラになっていく。凄まじい切れ味だ。さすが聖剣だな!
「うおおおっ!! 死ね死ね死ねぇぇぇ――ん?」
コンバットハイよろしく聖剣を振り回していると、ピコンッと視界に小窓が表示された。
『能力収奪が発動。感染スキルを獲得しました』
何だこれ? 感染スキル?
そういや邪帝王からもらった能力収奪スキルがあるんだったな。確か発動条件は、一回スキル攻撃を受けてから使った相手を倒すんだったか。
「……って、俺ゾンビに感染したんじゃねぇの!?」
無数のゾンビどもに追い詰められて震えるのは、フードを被った小柄な少女だった。
さっきの悲鳴は彼女が上げたものらしい。
「イサム様、手はず通りにいきますよ!」
「わかった!」
「聖なる守護神アルデム様、不浄なる敵から我らをお守りください――ホーリーシェル!」
少女を中心に結界が展開され、俺達はそこへ飛び込んだ。
「大丈夫か?」
「は、はい。あなた方は……?」
「俺は大野勇。ただの受験生だ。こっちの白いのはラーティ」
「白いのとはなんですか。もうちょっとちゃんと紹介してください」
ぷくっと頬を膨らませるラーティである。
「そんな事よりこの状況を何とかするぞ。紹介はその後だ」
「そうですね。わたくし達が来たからにはもう大丈夫です。ゾンビなんて全部叩きのめして差し上げますよ」
「あ、そう? じゃ頼むわ」
はい、と鉄剣を差し出す俺。
「これは?」
「剣だよ。叩きのめしてくれんだろ?」
「……」
ラーティは聖母のごとく微笑んだ。
「やはりここはちゃんと自己紹介致しましょう。わたくしは守護神アルデム様より使わされた、聖女ラーティと申します。そしてこちらは世界を救う偉大なる勇者イサム様です」
少女は目を丸く見開いた。
「勇者様と……聖女様?」
「はい。わたくし達が来たからにはもう大丈夫です。ゾンビなんて全部叩きのめして差し上げますよ。偉大なる勇者イサム様が!」
「おい、何俺にだけやらせようとしてんだ。俺の六倍の攻撃力はどうした?」
「うっ……神聖力を使いすぎて疲れが……」
「わざとらしすぎだろ!?」
こんにゃろ、腹押さえてうずくまりやがった。神聖力ってのは腹にあんのかよ!
とはいえ結界越しならゾンビの群れも敵じゃない。スプラッターな状況に目を瞑れば俺一人でも対処可能だ。
「しゃーねぇ、ゾンビなんか全部ぶっ殺してやるよ!」
「イサム様、ゾンビは最初から死んでいます」
「腰折れさせるような事言わないでくんない!?」
気を取り直し、俺は剣をぶん回した。
切れ味は微妙だが、重たい鉄の剣は木の杖より遥かに強力で、バッサバッサとゾンビをなぎ倒していく。
こりゃ刃の付いた鈍器だな。
しかし何体目かをぶった斬った時、振り下ろした剣が根元からポッキリ折れてしまった。
「ふぁー!?」
「どうしました?」
「剣が……えっ? こんな簡単に折れんの!? 鉄の剣だぞ!?」
「まぁ、物によってはそういう事もあるかもしれませんね」
ちくしょう、なまくらをつかんだか!
「他に武器は持ってきていないのですか?」
「……果物ナイフならあるけど」
「小さいですね」
「うん……」
切れるは切れるが、元々武器として持ってきたわけじゃないし、こんなものでゾンビを倒すなんて特殊部隊の精鋭でもないと無理だろう。
「そうだ、あんたの魔法で武器を召喚してくれない?」
「魔法ではなく、わたくしの力でもありません。守護神アルデム様から授かった神聖術です」
「わかったからその神聖術でなんか強い感じの武器を寄越してくれ!」
「そう言われましても、武器ほどの重さの物体を召喚するには書く物でもないとさすがにどうにもなりませんよ」
「書く物があればいいのか?」
俺は通学鞄から鉛筆とノートを引っ張り出し、ラーティに押し付けた。
「ほれ! こいつでどうだ?」
「これは……素晴らしく高品質な紙ですね。キメが細かくてなめらかで、しかも真っ白とは。どうやって作っているのです? それにこの木の棒は一体? 木炭をインクの代わりにしているのでしょうか?」
「分析はいいから! 早く武器を出せ武器を!」
「イサム様はせっかちさんですねぇ……」
こいつぅぅぅ! 折れた剣でゾンビ戦やらせてやろうか!
「まぁイサム様が仰るのであれば仕方がありません。わたくしの知る最高峰の武具を召喚致しましょう」
ラーティは鉛筆をノートに走らせ、魔法陣のようなものを描いていく。
「何描いてんの?」
「召喚陣です。強大な力を持つものを喚び出すには相応の儀式が必要ですので」
そうして描き終えるや、ラーティは少女へ向き直った。
「あなた――お名前はなんと言いますか?」
「わ、私ですか……? えっと……リリです」
「リリさんですか、良いお名前ですね。ではリリさんもこの窮地を脱するため、守護神アルデム様にお祈りください」
「守護神アルデム様……?」
「あなたからすれば異世界の神です。さぁ、早く」
「は、はぁ」
言われた通りにリリは両手を組み、瞑目する。
俺も簡単にはへし折れない武器が欲しいので同じように神に祈っておいた。
頼む、神様! 何でも良いので壊れない武器をください!
ラーティはにっこり微笑み、ノートを破って地面に置く。
「我らが守護神アルデム様。今一度異界の扉を開き、勇者に魔を討つ武具をお与えください――サモンゲート!」
その途端、紙に書いた魔法陣が燃え上がった。
七色にきらめくサークルの中央から現れたのは、輝かんばかりの銀色を放つ長剣だ。
「おお、なんか強そうな剣だな!」
「当然です。これは神の御使いたる名工が打ちし退魔の刃、聖剣ヴォルケインですので」
自慢気に胸を張るラーティ。
「そんなんあるなら最初から出してくれよ!?」
「お城では描くものがありませんでしたし、神聖力も足りなかったのです。回復には人々の信仰心が必要ですから」
信仰心? あぁ、それでリリさんに祈れって言ったのか。
まぁいい。とにかく強そうな聖剣が手に入った! これで俺はまた戦える!
「食らえっ!」
思いっきりぶん回すと、ゾンビどもが真っ二つになった。
「すっげぇ!?」
なんだこれ? ゾンビが豆腐みたいに切れる!
「聖剣ヴォルケインは、勇者の力を最大限引き出す効力があるのです。あと死霊や悪魔への特効もあります」
「なるほど、死霊特効か! こりゃいいぞ!」
一振りごとにゾンビがバラバラになっていく。凄まじい切れ味だ。さすが聖剣だな!
「うおおおっ!! 死ね死ね死ねぇぇぇ――ん?」
コンバットハイよろしく聖剣を振り回していると、ピコンッと視界に小窓が表示された。
『能力収奪が発動。感染スキルを獲得しました』
何だこれ? 感染スキル?
そういや邪帝王からもらった能力収奪スキルがあるんだったな。確か発動条件は、一回スキル攻撃を受けてから使った相手を倒すんだったか。
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