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第6話 ダルクの、評判
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少女の美しい裸体が俺の情欲をよぎり、理性がはじけそうになってしまう。
「お前、そんな趣味あるのかよ。変態だな」
「ご、ごめん。わざとじゃないんだ!」
俺はダルクの体から目を反らし、あわあわと手を振る。
そして慌ててこの部屋から出た
その後、ダルクは部屋から出てくる。俺は彼女と外で2人で話がしたいと頼む。
彼女は観念したのか、ため息をつき首を縦に振った。
そして家の外。隣り合わせになっている教会の入り口。
空は前の世界とは違って星空がとてもきれい。満天で雲1つもない空の下に俺とダルクはいた。
「ダルク、ちょっといいか?」
ダルクは教会の外で、ちょこんと体育座りをしながら、じっと星空を見ていた。考え事でもしていたのだろうか。
「あん?」
不機嫌極まりないぶっきらぼうな声で言葉を返す。
「きょう、ダルクの冒険仲間が来てな。ちょっとお前のことを聞きに来たんだけどさ」
「それがなんだよ。どうせもっと空気を読めとか、輪を乱すなとか、そんな下らないことを聞きに来たんだろ」
普段からとがめられているのか、自分でも理解しているのか。無茶な行動をとっているのを。
「確かダルクは両親を魔王軍に殺されたんだっけ。だからあいつらに恨みを強く持っているということか?」
その言葉にダルクはきっと唇をかみしめ、拳を強く握る。
「当前だろ! 両親を殺されたんだぞ。恨まないでいられるかよ」
「そうだよな」
どう言葉をかければいい。このまま無茶な突撃を続けて、ダルクの身に何かあってからじゃ遅いし。
「なのに、まどろっこしいんだよあいつらの作戦。できるだけ戦わないように、撤退して、策を練って、戦わずに勝とうとばかり」
それが当然なんだよな。誰だって犠牲になりたくない。リスクを可能な限り少なくして戦わなければ、それだけ誰かが犠牲になる危険が高くなるんだからな。
やがて怒りが収ままったのか、ダルクは落ち着き始める。
そして自身の過去を語り始めた。
「両親は、おとりだったんだ」
もともとダルクの家は郊外で狩りをしながら生活をしていた。
そして不運にも、狩りをしている最中に魔王軍に襲われてしまったのだ。
実際は冒険者たちはそこにいて、助けようと思えば助けることができた。しかし──。
「いま真正面から戦っても苦戦必至だ」
「だったらあの2人に釘付けになっているところを襲えばいいんじゃね!」
そんな声が冒険者の空気を支配。そして、魔王軍は倒したものの、両親はおとりとなり殺されてしまったのだった。
「そんなことがあったのか──」
初めて聞いた事実に胸が締め付けられそうになる。さて、俺は腕を組んで考える。
どうすればいい。俺はダルクが死ぬ姿なんて見たくない。
俺がそんなことを悩んでいると、背後から足音がする。慌てて背後に視線を移すと──。
「ふ~ん。信一君あんたこんな子供にまで手を出しているのね。この節操なし!」
文香だ。
強引に間に入って腕を組んで俺の寄ってくる。そして強引に自分のほほを俺のほほにこすりつけてきた。
もちのような柔らかいほっぺを頬全体から感じる。
「これが私と信一君の関係なの。あなたのような生意気で暴力的、精神年齢おこちゃまなあなたに出る幕はないの。ごめんね~~」
生意気で暴力的、どの口が言っているんだ。鏡見ろ。
「ああん? 何言ってるんだこいつ。俺はこんな奴と付き合うなんて言った覚えはねぇ」
「まあそうよね。あなたには私しかいないんだもの。私と結ばれ、幸せな家庭を築く以外にあなたの選択肢なんてないのよ」
そして文香は俺と体を見ちゃくさせる。ダルクはあきれたような表情で俺たちに向かって質問してきた。
「文香か、付き合っているのか?」
「そうなの。んでこれからちょっと二人っきりで新しい子供を作ってくるから、子供はもうおねんねの時間よ」
表面上はラブラブな俺たちを見て、ダルクはあきれた表情を見せてため息をする。
「まあ、幸せそうだな。俺は帰るぞ」
そのままダルクは家の中へ。そして2人になり文香が本性を見せ始める。
「モテモテだと勘違いしているの?」
「子供なら、私と違って自分の好きなように支配できる。やりたい放題できる。そう考えているんでしょう」
こいつ、女の子とつるんでいるのを見ると全部恋人候補とレッテルを張るつもりか?
「別に、恋人同士とかそんなことを考えているわけじゃないからな。何でも恋人関係に持ち込むな」
「ふふふ、まあそうよねー。あんたがこの私以外に女の子を好きになるわけがないもんね」
その言葉に俺は肩を落とし、ため息をつく。もう何を言っても通じる気がしない。
「じゃあ。お仕置きとして、私はしばらく信一君と一緒に暮らしませ~ん。私がいなくて、さみしい思いをしているかな~って思ったけど。こんな子供で代用しているなんて見損なっちゃった。これからしばらく私がいないさみしくてみじめな日々を過ごしなさい」
さみしくてみじめ? 嬉しくてワクワクするの間違いだろ。
「じゃあ、私行っちゃうから。じゃあね~~」
そういって文香は去っていく。やっと嵐が去ったか。めでたしめでたし。
そんなことを考えているとダルクが口をとがらせて話しかける。
「モテるってのも大変なんだな」
「ああ、ましてやそいつが他人の心がわからない奴ならなおさらだ」
ハァ、とりあえず文香のことはまた考えよう。そのうち戻ってくるだろう。
「とりあえず、もう夜だしもう寝よう」
「──わかったよ」
そして俺たちは部屋に戻り、就寝。布団の中で目をつぶりながらダルクのことを考える。
「お前、そんな趣味あるのかよ。変態だな」
「ご、ごめん。わざとじゃないんだ!」
俺はダルクの体から目を反らし、あわあわと手を振る。
そして慌ててこの部屋から出た
その後、ダルクは部屋から出てくる。俺は彼女と外で2人で話がしたいと頼む。
彼女は観念したのか、ため息をつき首を縦に振った。
そして家の外。隣り合わせになっている教会の入り口。
空は前の世界とは違って星空がとてもきれい。満天で雲1つもない空の下に俺とダルクはいた。
「ダルク、ちょっといいか?」
ダルクは教会の外で、ちょこんと体育座りをしながら、じっと星空を見ていた。考え事でもしていたのだろうか。
「あん?」
不機嫌極まりないぶっきらぼうな声で言葉を返す。
「きょう、ダルクの冒険仲間が来てな。ちょっとお前のことを聞きに来たんだけどさ」
「それがなんだよ。どうせもっと空気を読めとか、輪を乱すなとか、そんな下らないことを聞きに来たんだろ」
普段からとがめられているのか、自分でも理解しているのか。無茶な行動をとっているのを。
「確かダルクは両親を魔王軍に殺されたんだっけ。だからあいつらに恨みを強く持っているということか?」
その言葉にダルクはきっと唇をかみしめ、拳を強く握る。
「当前だろ! 両親を殺されたんだぞ。恨まないでいられるかよ」
「そうだよな」
どう言葉をかければいい。このまま無茶な突撃を続けて、ダルクの身に何かあってからじゃ遅いし。
「なのに、まどろっこしいんだよあいつらの作戦。できるだけ戦わないように、撤退して、策を練って、戦わずに勝とうとばかり」
それが当然なんだよな。誰だって犠牲になりたくない。リスクを可能な限り少なくして戦わなければ、それだけ誰かが犠牲になる危険が高くなるんだからな。
やがて怒りが収ままったのか、ダルクは落ち着き始める。
そして自身の過去を語り始めた。
「両親は、おとりだったんだ」
もともとダルクの家は郊外で狩りをしながら生活をしていた。
そして不運にも、狩りをしている最中に魔王軍に襲われてしまったのだ。
実際は冒険者たちはそこにいて、助けようと思えば助けることができた。しかし──。
「いま真正面から戦っても苦戦必至だ」
「だったらあの2人に釘付けになっているところを襲えばいいんじゃね!」
そんな声が冒険者の空気を支配。そして、魔王軍は倒したものの、両親はおとりとなり殺されてしまったのだった。
「そんなことがあったのか──」
初めて聞いた事実に胸が締め付けられそうになる。さて、俺は腕を組んで考える。
どうすればいい。俺はダルクが死ぬ姿なんて見たくない。
俺がそんなことを悩んでいると、背後から足音がする。慌てて背後に視線を移すと──。
「ふ~ん。信一君あんたこんな子供にまで手を出しているのね。この節操なし!」
文香だ。
強引に間に入って腕を組んで俺の寄ってくる。そして強引に自分のほほを俺のほほにこすりつけてきた。
もちのような柔らかいほっぺを頬全体から感じる。
「これが私と信一君の関係なの。あなたのような生意気で暴力的、精神年齢おこちゃまなあなたに出る幕はないの。ごめんね~~」
生意気で暴力的、どの口が言っているんだ。鏡見ろ。
「ああん? 何言ってるんだこいつ。俺はこんな奴と付き合うなんて言った覚えはねぇ」
「まあそうよね。あなたには私しかいないんだもの。私と結ばれ、幸せな家庭を築く以外にあなたの選択肢なんてないのよ」
そして文香は俺と体を見ちゃくさせる。ダルクはあきれたような表情で俺たちに向かって質問してきた。
「文香か、付き合っているのか?」
「そうなの。んでこれからちょっと二人っきりで新しい子供を作ってくるから、子供はもうおねんねの時間よ」
表面上はラブラブな俺たちを見て、ダルクはあきれた表情を見せてため息をする。
「まあ、幸せそうだな。俺は帰るぞ」
そのままダルクは家の中へ。そして2人になり文香が本性を見せ始める。
「モテモテだと勘違いしているの?」
「子供なら、私と違って自分の好きなように支配できる。やりたい放題できる。そう考えているんでしょう」
こいつ、女の子とつるんでいるのを見ると全部恋人候補とレッテルを張るつもりか?
「別に、恋人同士とかそんなことを考えているわけじゃないからな。何でも恋人関係に持ち込むな」
「ふふふ、まあそうよねー。あんたがこの私以外に女の子を好きになるわけがないもんね」
その言葉に俺は肩を落とし、ため息をつく。もう何を言っても通じる気がしない。
「じゃあ。お仕置きとして、私はしばらく信一君と一緒に暮らしませ~ん。私がいなくて、さみしい思いをしているかな~って思ったけど。こんな子供で代用しているなんて見損なっちゃった。これからしばらく私がいないさみしくてみじめな日々を過ごしなさい」
さみしくてみじめ? 嬉しくてワクワクするの間違いだろ。
「じゃあ、私行っちゃうから。じゃあね~~」
そういって文香は去っていく。やっと嵐が去ったか。めでたしめでたし。
そんなことを考えているとダルクが口をとがらせて話しかける。
「モテるってのも大変なんだな」
「ああ、ましてやそいつが他人の心がわからない奴ならなおさらだ」
ハァ、とりあえず文香のことはまた考えよう。そのうち戻ってくるだろう。
「とりあえず、もう夜だしもう寝よう」
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そして俺たちは部屋に戻り、就寝。布団の中で目をつぶりながらダルクのことを考える。
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