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37 戦力強化
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「…さて、やっていくか!んー、出来れば毎日配信の方が良いんだろうが…今日はすることないんだよな…」
何をする?うーん…あ、初心者にオススメのレベル上げ…は俺は無理だな。俺のレベル上げ方法は特殊だしなぁ…
「うーん…あ、そうだ。夜のバトルベアの戦いを配信するか。んじゃ、それまでは取り敢えず配信外でするとして…戦力を強化したいんだよなぁ…でも、戦力強化って言っても何をすれば良いか…テイマーなら、従魔を増やすべきだろうが…現状、魅力に感じるのはバトルベアかファイトベア…そうなったら、バトルベアの方が得だよな…なら、これはまた今度するとして…んー、あとは…あ、そうだ。武器を取り敢えず増やさないと…って思ったが、言うてもそこまでだったな。んー…回復アイテムも昨日補充したばっかだしな」
現状、鉄剣が最高火力だが…あ、そういえばこの前魔物の素材を混ぜてみるっていうのがあったな…アレやってみるか。
「おっちゃん、ちょっと鍛冶場借りていいか?」
「む?ああ、何を作るのだ?」
「剣なんだが…鉱石と魔物の素材を組み合わせた剣と、魔物の素材だけで作った剣を2つ」
「む?それは出来ぬぞ?」
「え?」
「昔それを行った鍛冶師が居たのだがな。鉱石と素材が反発しあって出来なかったのだ」
「そ、そうなのか…」
うーん、だが…出来るとは思うんだよなぁ…取り敢えず、試すだけ試してみるか…
「炉に入れて、魔物の素材を溶かす…あー…通常じゃ溶けないのか…なら、もっと火力を上げてみるか…」
今は…1500か…どんどん上げていこうか。
「…うーん、やっぱこれだけあげると暑いな…」
2000…これでも溶けないのか?…いや、解析してみたら溶けてるみたいだが…あ、内部だけ溶けてるのか…じゃあなんで表面は溶けないんだ?
【解析:瘴気の殻】
魔物特有に存在している瘴気が素材の変化を妨げている。
これが原因か…
「うぅむ…どうしたものか…」
ちょっとログアウト…
瘴気…うーん、攻略もないよなぁ…てことは、やっぱ自力で探さないとか。
「ログイン…ふぅ…さて、本当にどうしよう」
うーん…殻だし叩き割るとか?
「ハンマーで…そぉいっ!」
…うん、素材がぶっ壊れたな。うーん、これはダメか…んじゃ次だ。魔法で表面を削っていく…
「って、おろ?なんかすっと通ったな…てか、魔法使わなくても魔力は使えるのな」
うーん…これ内側からなら中身は傷付けないし破壊できそうじゃないか?こう…魔力を内側から外側に向けて棘を出す感じで…
「バキッ…お、出来たっぽい。んじゃ、もっかいちょっと熱して…溶けたインゴットの方に加えて…うん、今度は反発がないな」
「…む!?な、何をしたんだ!?」
「瘴気を内側からこう…バキッと」
「瘴気じゃと?」
「んーじゃ、早速始めていこう」
作り方は恐らく、同じで良いはず…
「カンッカンッ…ジュワァァ…カンッカンッ…━━…カンッカンッ…うん、こんな感じじゃないか?」
【嵐爪剣☆8】
攻撃力:180
耐久値:250
特殊効果:風斬撃
ファイトベアから剥ぎ取った魔爪を浄化し、新たな素材として剣となった。
その爪の効果により、ファイトベア同様斬撃を飛ばすことが可能になった。
「お、おお!?やっぱすげぇじゃん魔物の素材!こういうのだよ求めてたのは!」
「せ、成功させおった…」
『[ワールドアナウンス]
この世界で初めて魔物と鉱石を融合させ、素晴らしい剣を作り出した者が現れました。
そのため、その者に
ユニーク称号:聖魔を司る鍛冶王が付与されます』
「…うん?称号?なんだそれ?」
「…称号とは、大きな功績を残した者がこの世界の主神である全能神から与えられる名誉だ」
「名誉…」
「ひとつ持っとるだけで、その地位は計り知れないほど強力なものとなる」
「そ、そんなに凄いものなのか…」
「ステータスにある称号設定ボタンで称号を変更できる筈じゃ」
称号ボタン…あ、これだ。…あれ、なんかめっちゃ増えてる…
[テイミングマスター]
[闘熊討伐者]
[戦熊討伐者]
[液王討伐者]
[親狼討伐者]
[岩人形討伐者]
[大蛇討伐者]
[巨猪討伐者]
[ドワーフ王の親友]
[鍛冶神の愛弟子]
[聖魔を司る鍛冶王]
「う、うーん…なんか知らない奴もあるが…まぁ…取り敢えず設定はなしでいいかな」
「む?称号は付けておいた方が良いぞ?」
「え?なんでだ?」
「無いものもあるが…称号によっては、付けることで特殊効果を発揮するものもあるのだ」
そんな効果が…ふぅむ…
「これって付けられるのは一つだけなのか?」
「所持しているものならば全て付けられる」
なるほど…なら、今必要なのは…鍛冶神の愛弟子、ドワーフ王の親友、聖魔を司る鍛冶王の3つだな。
取り敢えず、これを付けてさっきのやつをもう一度ちゃんと作り直して、魔物の素材だけでもう一本…
【神爪剣☆10】
攻撃力:500
耐久値:3
特殊効果:斬撃
神の力が宿った剣で、強大な力を持っているが、剣がその力に耐えきれず、3回振るうと壊れてしまう。
【嵐斬剣☆8】
攻撃力:180
耐久値:250
特殊効果:風斬撃
ファイトベアから剥ぎ取った魔爪で作成した剣。
その爪の効果により、ファイトベア同様斬撃を飛ばすことが可能になった。
「うーん、変わらずか…でもまぁ、神爪剣はかなり使えるな…耐久値が1になったらスロットに入れて回復させてやれば…」
⚠ランクが3以上離れている武器はスロットに入りません⚠
「…え?…じゃあこれ…本当に3回しか使えないのか…嘘だろ…そんなもの使えないだろぉ…あれ、そういやあの時剣ってランク書いてなかったがこれって結局幾つなんだ?」
…うーん、解析しても出てこない…もしかして、ランクって人が手を加えないと出ないのか?なら、実質0と10ってことか…ふぅむ…
「よし、良いこと思いついた。取り敢えず、今日は一旦熊狩りしたら配信おわって…その後は兎狩りに直行だな」
何をする?うーん…あ、初心者にオススメのレベル上げ…は俺は無理だな。俺のレベル上げ方法は特殊だしなぁ…
「うーん…あ、そうだ。夜のバトルベアの戦いを配信するか。んじゃ、それまでは取り敢えず配信外でするとして…戦力を強化したいんだよなぁ…でも、戦力強化って言っても何をすれば良いか…テイマーなら、従魔を増やすべきだろうが…現状、魅力に感じるのはバトルベアかファイトベア…そうなったら、バトルベアの方が得だよな…なら、これはまた今度するとして…んー、あとは…あ、そうだ。武器を取り敢えず増やさないと…って思ったが、言うてもそこまでだったな。んー…回復アイテムも昨日補充したばっかだしな」
現状、鉄剣が最高火力だが…あ、そういえばこの前魔物の素材を混ぜてみるっていうのがあったな…アレやってみるか。
「おっちゃん、ちょっと鍛冶場借りていいか?」
「む?ああ、何を作るのだ?」
「剣なんだが…鉱石と魔物の素材を組み合わせた剣と、魔物の素材だけで作った剣を2つ」
「む?それは出来ぬぞ?」
「え?」
「昔それを行った鍛冶師が居たのだがな。鉱石と素材が反発しあって出来なかったのだ」
「そ、そうなのか…」
うーん、だが…出来るとは思うんだよなぁ…取り敢えず、試すだけ試してみるか…
「炉に入れて、魔物の素材を溶かす…あー…通常じゃ溶けないのか…なら、もっと火力を上げてみるか…」
今は…1500か…どんどん上げていこうか。
「…うーん、やっぱこれだけあげると暑いな…」
2000…これでも溶けないのか?…いや、解析してみたら溶けてるみたいだが…あ、内部だけ溶けてるのか…じゃあなんで表面は溶けないんだ?
【解析:瘴気の殻】
魔物特有に存在している瘴気が素材の変化を妨げている。
これが原因か…
「うぅむ…どうしたものか…」
ちょっとログアウト…
瘴気…うーん、攻略もないよなぁ…てことは、やっぱ自力で探さないとか。
「ログイン…ふぅ…さて、本当にどうしよう」
うーん…殻だし叩き割るとか?
「ハンマーで…そぉいっ!」
…うん、素材がぶっ壊れたな。うーん、これはダメか…んじゃ次だ。魔法で表面を削っていく…
「って、おろ?なんかすっと通ったな…てか、魔法使わなくても魔力は使えるのな」
うーん…これ内側からなら中身は傷付けないし破壊できそうじゃないか?こう…魔力を内側から外側に向けて棘を出す感じで…
「バキッ…お、出来たっぽい。んじゃ、もっかいちょっと熱して…溶けたインゴットの方に加えて…うん、今度は反発がないな」
「…む!?な、何をしたんだ!?」
「瘴気を内側からこう…バキッと」
「瘴気じゃと?」
「んーじゃ、早速始めていこう」
作り方は恐らく、同じで良いはず…
「カンッカンッ…ジュワァァ…カンッカンッ…━━…カンッカンッ…うん、こんな感じじゃないか?」
【嵐爪剣☆8】
攻撃力:180
耐久値:250
特殊効果:風斬撃
ファイトベアから剥ぎ取った魔爪を浄化し、新たな素材として剣となった。
その爪の効果により、ファイトベア同様斬撃を飛ばすことが可能になった。
「お、おお!?やっぱすげぇじゃん魔物の素材!こういうのだよ求めてたのは!」
「せ、成功させおった…」
『[ワールドアナウンス]
この世界で初めて魔物と鉱石を融合させ、素晴らしい剣を作り出した者が現れました。
そのため、その者に
ユニーク称号:聖魔を司る鍛冶王が付与されます』
「…うん?称号?なんだそれ?」
「…称号とは、大きな功績を残した者がこの世界の主神である全能神から与えられる名誉だ」
「名誉…」
「ひとつ持っとるだけで、その地位は計り知れないほど強力なものとなる」
「そ、そんなに凄いものなのか…」
「ステータスにある称号設定ボタンで称号を変更できる筈じゃ」
称号ボタン…あ、これだ。…あれ、なんかめっちゃ増えてる…
[テイミングマスター]
[闘熊討伐者]
[戦熊討伐者]
[液王討伐者]
[親狼討伐者]
[岩人形討伐者]
[大蛇討伐者]
[巨猪討伐者]
[ドワーフ王の親友]
[鍛冶神の愛弟子]
[聖魔を司る鍛冶王]
「う、うーん…なんか知らない奴もあるが…まぁ…取り敢えず設定はなしでいいかな」
「む?称号は付けておいた方が良いぞ?」
「え?なんでだ?」
「無いものもあるが…称号によっては、付けることで特殊効果を発揮するものもあるのだ」
そんな効果が…ふぅむ…
「これって付けられるのは一つだけなのか?」
「所持しているものならば全て付けられる」
なるほど…なら、今必要なのは…鍛冶神の愛弟子、ドワーフ王の親友、聖魔を司る鍛冶王の3つだな。
取り敢えず、これを付けてさっきのやつをもう一度ちゃんと作り直して、魔物の素材だけでもう一本…
【神爪剣☆10】
攻撃力:500
耐久値:3
特殊効果:斬撃
神の力が宿った剣で、強大な力を持っているが、剣がその力に耐えきれず、3回振るうと壊れてしまう。
【嵐斬剣☆8】
攻撃力:180
耐久値:250
特殊効果:風斬撃
ファイトベアから剥ぎ取った魔爪で作成した剣。
その爪の効果により、ファイトベア同様斬撃を飛ばすことが可能になった。
「うーん、変わらずか…でもまぁ、神爪剣はかなり使えるな…耐久値が1になったらスロットに入れて回復させてやれば…」
⚠ランクが3以上離れている武器はスロットに入りません⚠
「…え?…じゃあこれ…本当に3回しか使えないのか…嘘だろ…そんなもの使えないだろぉ…あれ、そういやあの時剣ってランク書いてなかったがこれって結局幾つなんだ?」
…うーん、解析しても出てこない…もしかして、ランクって人が手を加えないと出ないのか?なら、実質0と10ってことか…ふぅむ…
「よし、良いこと思いついた。取り敢えず、今日は一旦熊狩りしたら配信おわって…その後は兎狩りに直行だな」
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