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70話 水龍[2]
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「そういや、モンスターってシステム上もっかいリスポーンするけど、しないモンスターも居るんだよな?」
〖システム…が何かは分からないが、そうだな。
と言っても、モンスターの部類に入る類ならば必ず復活はする…
いや、復活というのは少し違うな。
元々、モンスター…魔物というのは、魔素と呼ばれるものが凝縮されて生み出された生物で、そいつらは魔素を心臓の核に置き換えて生命維持をしているんだ。
まぁ、簡単に言えば、魔素は人間の血と同じってことだな〗
「なるほど…んで、復活しない奴ってのは?」
〖魔素で生きるのが魔物、それ以外の生物は基本的に復活は出来ないんだ。
だが、例外が居る。
それが、精霊や神獣等の聖物と、妖精や魔王獣等の邪物の2種類。
それと、勇者や魔王なんかも復活するな。
と言っても、勇者や魔王は生物に寄生する奴らだから、復活というより、依代をかえているだけなんだが…
んで、今回の龍の…それも、真龍と分類されるような龍は、真獣種と呼ばれているんだが、そいつらも復活が出来るんだ〗
「なるほど…じゃあ、水龍もまたいつかは復活するのか」
〖そろそろ復活していると思うぞ?水龍は特に復活が早いんだ〗
「え、なんで?」
〖真龍は、その恩恵のある場所に復活するんだが…
水龍は水のあるところ、今回は海だが…海は水がほぼ無限にある。
そのため、一瞬で復活できるんだ〗
「うーん、難しい…まぁ、どっちでもいいや。
とにかく、龍装備を作ってどんどんボス討伐をして行こう」
〖…にしても、なぁんでそんなに急いでんだ?〗
「…何がだ?」
〖だからよ、別に時間は腐るほどあんのになんでそんなに急いでんだってこった〗
「あぁ…確かに、その通りだが…正直、このゲームで暴れずきたって言うのがあるな。
例えば、第2の街のボスをソロ討伐したが…それだけなら、他の奴らもできる可能性は普通にあるし、なんなら攻略組は各々…クランだったかギルドだったか分からんが、それに入ってる。
だから、勧誘が成功するまでキルし続けるって奴らも普通にいるんだが…
そうなると、ソロの俺は普通に不利になる。
だから、俺がソロでそいつら全員が対処出来ねぇレベルまでレベルをあげるのと、もう1つ。
攻略を俺が最優先することで、そいつらが俺な安易に手を出せない状況を作り出すんだ」
〖?…一体、どういう…〗
「…分からないか?んー、そうだな…例えば、この世界に魔王と勇者が居たとしよう」
〖まぁ、普通に居るけどな〗
「その時、勇者が魔王城付近まで攻略を進めたとするだろう?」
〖…ああ、?〗
「んで、そんときになってその力が欲しいからって勧誘して、断られたらキルして…また勧誘。
そんなことしてみろ、世間の評判はどうなる?」
〖悪くなるな〗
「んでもって、多分プレイヤーでも知らない…というより、ちゃんと聞いてなくて分からない奴が多いと思うが、公式の紹介動画で、ギルドに対する依頼は全て、国王若しくはそれに準ずる位の者…
例えば、宰相なんかがそうだな。
そいつらが出しているんだ。
だから、勇者を殺すようなもんなら、その時点で国からは確実に指名手配される。
そうなりゃ国は、総力を挙げてそいつらを殺すだろ?
だから、俺がこの世界を攻略しまくったら、世界に貢献している俺を安易にキルできなくなるんだ」
〖…ああ、そういうことか。それなら、確かに攻略した方が良いか…〗
「まぁ、今のところ…ポータルは解除しているが、実際地図も更新されていない所を見る限り、さっき行った港街や海なんかは未開拓地…まだ、ボスが討伐されていないから、第3か第4辺りの街なんだろ。取り敢えず、そっから先に討伐していこう。
もちろん、レベル上げもしなくちゃ行けないが…まぁ、取り敢えず今すべきことは遺跡に戻って龍装備を作り上げることだな。
ただ、マジで俺はレベル上げを全然していないから、今は遺跡に帰るまでずっとレベル上げ…ってな感じで、こうやって転移せずにひたすら見つけた敵を倒しまくっている訳なんだが…
取り敢えず、空飛ぶのはホルスも居るが…自分でも飛べるようなのも作ってみたいよなぁ…」
─────────────────
皆さんおはこんばんにちは!
自由奔放なプレイヤー!~VRゲームでも気ままに攻略します?~
の作者である夜凪 閃夜です!
え?また名前を変えたのかって?ええ、まぁ…気分的にですよ?
まぁ、そんなことはいいんです!
ただ…ほんと、この数日間投稿せずサボってしまってすみませんでした!
m(*_ _)m
いやぁ、別ゲー、別垢逃亡に加え、Twitterなんかにも逃げたりと…流石に怒られるような事しかしてなくて申し訳sorryって訳っス!
これからは、まぁ…い、1日1回投稿は頑張りたいんで出来ればまた読んでいって欲しいです!
それでは、コメント、お気に入り登録、ぜひぜひお願いします!
ご愛読ありがとうございました!今後も、続いていきますので、またお話しましょう!
see you again !
〖システム…が何かは分からないが、そうだな。
と言っても、モンスターの部類に入る類ならば必ず復活はする…
いや、復活というのは少し違うな。
元々、モンスター…魔物というのは、魔素と呼ばれるものが凝縮されて生み出された生物で、そいつらは魔素を心臓の核に置き換えて生命維持をしているんだ。
まぁ、簡単に言えば、魔素は人間の血と同じってことだな〗
「なるほど…んで、復活しない奴ってのは?」
〖魔素で生きるのが魔物、それ以外の生物は基本的に復活は出来ないんだ。
だが、例外が居る。
それが、精霊や神獣等の聖物と、妖精や魔王獣等の邪物の2種類。
それと、勇者や魔王なんかも復活するな。
と言っても、勇者や魔王は生物に寄生する奴らだから、復活というより、依代をかえているだけなんだが…
んで、今回の龍の…それも、真龍と分類されるような龍は、真獣種と呼ばれているんだが、そいつらも復活が出来るんだ〗
「なるほど…じゃあ、水龍もまたいつかは復活するのか」
〖そろそろ復活していると思うぞ?水龍は特に復活が早いんだ〗
「え、なんで?」
〖真龍は、その恩恵のある場所に復活するんだが…
水龍は水のあるところ、今回は海だが…海は水がほぼ無限にある。
そのため、一瞬で復活できるんだ〗
「うーん、難しい…まぁ、どっちでもいいや。
とにかく、龍装備を作ってどんどんボス討伐をして行こう」
〖…にしても、なぁんでそんなに急いでんだ?〗
「…何がだ?」
〖だからよ、別に時間は腐るほどあんのになんでそんなに急いでんだってこった〗
「あぁ…確かに、その通りだが…正直、このゲームで暴れずきたって言うのがあるな。
例えば、第2の街のボスをソロ討伐したが…それだけなら、他の奴らもできる可能性は普通にあるし、なんなら攻略組は各々…クランだったかギルドだったか分からんが、それに入ってる。
だから、勧誘が成功するまでキルし続けるって奴らも普通にいるんだが…
そうなると、ソロの俺は普通に不利になる。
だから、俺がソロでそいつら全員が対処出来ねぇレベルまでレベルをあげるのと、もう1つ。
攻略を俺が最優先することで、そいつらが俺な安易に手を出せない状況を作り出すんだ」
〖?…一体、どういう…〗
「…分からないか?んー、そうだな…例えば、この世界に魔王と勇者が居たとしよう」
〖まぁ、普通に居るけどな〗
「その時、勇者が魔王城付近まで攻略を進めたとするだろう?」
〖…ああ、?〗
「んで、そんときになってその力が欲しいからって勧誘して、断られたらキルして…また勧誘。
そんなことしてみろ、世間の評判はどうなる?」
〖悪くなるな〗
「んでもって、多分プレイヤーでも知らない…というより、ちゃんと聞いてなくて分からない奴が多いと思うが、公式の紹介動画で、ギルドに対する依頼は全て、国王若しくはそれに準ずる位の者…
例えば、宰相なんかがそうだな。
そいつらが出しているんだ。
だから、勇者を殺すようなもんなら、その時点で国からは確実に指名手配される。
そうなりゃ国は、総力を挙げてそいつらを殺すだろ?
だから、俺がこの世界を攻略しまくったら、世界に貢献している俺を安易にキルできなくなるんだ」
〖…ああ、そういうことか。それなら、確かに攻略した方が良いか…〗
「まぁ、今のところ…ポータルは解除しているが、実際地図も更新されていない所を見る限り、さっき行った港街や海なんかは未開拓地…まだ、ボスが討伐されていないから、第3か第4辺りの街なんだろ。取り敢えず、そっから先に討伐していこう。
もちろん、レベル上げもしなくちゃ行けないが…まぁ、取り敢えず今すべきことは遺跡に戻って龍装備を作り上げることだな。
ただ、マジで俺はレベル上げを全然していないから、今は遺跡に帰るまでずっとレベル上げ…ってな感じで、こうやって転移せずにひたすら見つけた敵を倒しまくっている訳なんだが…
取り敢えず、空飛ぶのはホルスも居るが…自分でも飛べるようなのも作ってみたいよなぁ…」
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皆さんおはこんばんにちは!
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の作者である夜凪 閃夜です!
え?また名前を変えたのかって?ええ、まぁ…気分的にですよ?
まぁ、そんなことはいいんです!
ただ…ほんと、この数日間投稿せずサボってしまってすみませんでした!
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いやぁ、別ゲー、別垢逃亡に加え、Twitterなんかにも逃げたりと…流石に怒られるような事しかしてなくて申し訳sorryって訳っス!
これからは、まぁ…い、1日1回投稿は頑張りたいんで出来ればまた読んでいって欲しいです!
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ご愛読ありがとうございました!今後も、続いていきますので、またお話しましょう!
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