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50. 家族会議
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「はーい、んじゃ今から外国から定期的に送られてくるものに関して、家族会議を始めるぞ。じゃ、まずは皆の欲しい物を言ってくれ」
叡智神、出来ないものがあったら言ってくれ。
「はいはい!私は外国のファッションに興味ある!」
お姉ちゃんはファッションと...これは多分行けるよな?
『はい、可能です』
んじゃこれは紙に書くか。
「儂は外国の武器が使ってみたいな。どうやら、日本と外国とでは銃や剣が違うみたいなんだ」
叔父さんは武器と...武器なら、俺も欲しいな。戦争の抑止力にもなるが、どうだ?
『戦争の抑止力という理由を付けるのならば可能です。しかし、使いたいからという理由では、坂本家の武力が強くなる為、不可能になります』
...そうか。一応入れておこう。
「私は調味料が欲しいわ。最近、外国の料理にも興味を持ち始めてね」
これは大丈夫か?
『大丈夫です』
「他は無いか?」
...無さそうだな。なら、あとは俺が適当に付け加えるか。
服、武器、調味料、ダンジョン産の物...これで良いか。
『これならば大丈夫です。ただし、ダンジョン産の物は、相手国の者達がダンジョンを使用出来るのを条件にという事になります。今は、マスターが要求したダンジョンの所有権というものがある為、相手国の者は入れていません』
なるほど...それが条件になるのか。なら、こうしよう。軍の強化以外で入るのは大丈夫。だが、軍の強化の為に入るなら今後、立ち入り禁止で良いな。
『もしくは、こちらに輸出する時にだけダンジョンに入る事を許可するという方法もあります』
...いや、それは良い。というか、やっぱりこのルールは解除しよう。他の国から攻められないようにする為にもな。
『分かりました』
「よし、じゃあこれで家族会議は終わりだ。んじゃ次な。結月、こっちに来てくれ」
『ん、どうしたの?』
「家族に紹介しようと思ってな。皆、こいつはこの前の満月の日に従魔にした月読だ。よろしく頼む」
『ん、よろしく』
...ああ、やっぱり政府が来たな。話す内容によっては、喧嘩両成敗といこうか。
「ちょっと出掛けてくる」
...叡智神、一応一緒に聞いておいてくれ。
『分かりました。おかしい言葉、敵意、攻撃を警戒しておきましょう』
「それで、政府の奴らが何の用だ?」
「真守さんが、相手国を負かしてくれたと聞きまして、私達の分も賠償金等を伝えて欲しいのです」
...やっぱりか。だと思ったよ。だが、条件が違う。勝った方が、請求出来るのであって、勝ってもないやつはそれを請求する義務は無い。
「お前達の分もだと?ふざけてんのか?お前達が戦争に勝った訳では無いのだから、請求は出来ない。その位理解しておけ」
『マスターの方向に、銃口を向けられていることを確認しました。これにより、周りに居る軍を敵とみなし、防衛機能を発動させます。
魔法実行─バインド。
拘束完了しました。マスター、判断を』
「お前達、俺に敵対したな。銃口を向けられるとは。これは...俺も全力で答えよう」
叡智神、軍の銃を全て無限収納に回収することは可能か?
『可能です。実行しましょう...全ての軍の銃の回収を確認、敵の無力化に成功しました』
「さて...お前達、立場が分かっているのか?今引けば見逃してやる」
「...この人数を国民を守りながら対処できるならな。全員、発砲許可を出す!」
影分身、街の人達を守り抜け。
「ならば良かろう。戦争だ」
叡智神、スピアレインは可能か?
『マスターの思考を確認、実行します。スピアレイン...敵の消失を確認。ただし、叡智神の独断により、敵の指揮官だけは生き残らせました。捕虜にして、政府との話し合いを有利にするために残させてもらいました』
ありがとう。よし、これで...政府に向かおう。
[人間同士の戦争が第三勢力《坂本 真守》により、終止符を打たれました。第一・第二・第三勢力の内、最も功績を立てた第三勢力に報酬が与えられました。これは、戦争に参加した第一・第二勢力にも通知が行きます]
叡智神、何が増えた?
『マスターのステータスを確認します...称号:覇王とエクストラスキル:覇者の威光が追加されています。
称号:覇王の効果は、自身のステータスよりも2倍以上の差がある敵対しない敵に対し、威圧を自動的に発動します。
エクストラスキル:覇者の威光は、自分の分身を含め、自身のステータスよりも低い敵にだけ、自身から半径1kmの中で最上級威圧を与えます。
これは、鍛錬により距離を伸ばせます。
また、威圧の効果により、威圧を受けた者はその場に圧力が掛かり、行動不能+デバフ効果を付与します。
ちなみにですが、分身含めというのは、分身が持っているステータスを含めということです』
...やべぇ、普通に強いな。しかも、分身を含めってのは凄いな。これは、俺のステータスが何億倍にもなるから、カンストのステータスが何億倍にもなる。これなら始祖龍にも勝てるんじゃないか?
『始祖龍に勝負を仕掛けた場合、勝率は80%です。始祖龍が持っているレジストという状態異常・威圧を確率で跳ね返すというスキルによるスキルから生まれる隙を攻められた場合、20%の確率で致命傷を受けます』
死ぬ確率は?
『分身を使うのならば、0%です。マスターの本体だけで勝負するのならば10%です』
...そうか。なら、まだ戦うのは先にしておくか。よし、相手国に行くぞ。
叡智神、出来ないものがあったら言ってくれ。
「はいはい!私は外国のファッションに興味ある!」
お姉ちゃんはファッションと...これは多分行けるよな?
『はい、可能です』
んじゃこれは紙に書くか。
「儂は外国の武器が使ってみたいな。どうやら、日本と外国とでは銃や剣が違うみたいなんだ」
叔父さんは武器と...武器なら、俺も欲しいな。戦争の抑止力にもなるが、どうだ?
『戦争の抑止力という理由を付けるのならば可能です。しかし、使いたいからという理由では、坂本家の武力が強くなる為、不可能になります』
...そうか。一応入れておこう。
「私は調味料が欲しいわ。最近、外国の料理にも興味を持ち始めてね」
これは大丈夫か?
『大丈夫です』
「他は無いか?」
...無さそうだな。なら、あとは俺が適当に付け加えるか。
服、武器、調味料、ダンジョン産の物...これで良いか。
『これならば大丈夫です。ただし、ダンジョン産の物は、相手国の者達がダンジョンを使用出来るのを条件にという事になります。今は、マスターが要求したダンジョンの所有権というものがある為、相手国の者は入れていません』
なるほど...それが条件になるのか。なら、こうしよう。軍の強化以外で入るのは大丈夫。だが、軍の強化の為に入るなら今後、立ち入り禁止で良いな。
『もしくは、こちらに輸出する時にだけダンジョンに入る事を許可するという方法もあります』
...いや、それは良い。というか、やっぱりこのルールは解除しよう。他の国から攻められないようにする為にもな。
『分かりました』
「よし、じゃあこれで家族会議は終わりだ。んじゃ次な。結月、こっちに来てくれ」
『ん、どうしたの?』
「家族に紹介しようと思ってな。皆、こいつはこの前の満月の日に従魔にした月読だ。よろしく頼む」
『ん、よろしく』
...ああ、やっぱり政府が来たな。話す内容によっては、喧嘩両成敗といこうか。
「ちょっと出掛けてくる」
...叡智神、一応一緒に聞いておいてくれ。
『分かりました。おかしい言葉、敵意、攻撃を警戒しておきましょう』
「それで、政府の奴らが何の用だ?」
「真守さんが、相手国を負かしてくれたと聞きまして、私達の分も賠償金等を伝えて欲しいのです」
...やっぱりか。だと思ったよ。だが、条件が違う。勝った方が、請求出来るのであって、勝ってもないやつはそれを請求する義務は無い。
「お前達の分もだと?ふざけてんのか?お前達が戦争に勝った訳では無いのだから、請求は出来ない。その位理解しておけ」
『マスターの方向に、銃口を向けられていることを確認しました。これにより、周りに居る軍を敵とみなし、防衛機能を発動させます。
魔法実行─バインド。
拘束完了しました。マスター、判断を』
「お前達、俺に敵対したな。銃口を向けられるとは。これは...俺も全力で答えよう」
叡智神、軍の銃を全て無限収納に回収することは可能か?
『可能です。実行しましょう...全ての軍の銃の回収を確認、敵の無力化に成功しました』
「さて...お前達、立場が分かっているのか?今引けば見逃してやる」
「...この人数を国民を守りながら対処できるならな。全員、発砲許可を出す!」
影分身、街の人達を守り抜け。
「ならば良かろう。戦争だ」
叡智神、スピアレインは可能か?
『マスターの思考を確認、実行します。スピアレイン...敵の消失を確認。ただし、叡智神の独断により、敵の指揮官だけは生き残らせました。捕虜にして、政府との話し合いを有利にするために残させてもらいました』
ありがとう。よし、これで...政府に向かおう。
[人間同士の戦争が第三勢力《坂本 真守》により、終止符を打たれました。第一・第二・第三勢力の内、最も功績を立てた第三勢力に報酬が与えられました。これは、戦争に参加した第一・第二勢力にも通知が行きます]
叡智神、何が増えた?
『マスターのステータスを確認します...称号:覇王とエクストラスキル:覇者の威光が追加されています。
称号:覇王の効果は、自身のステータスよりも2倍以上の差がある敵対しない敵に対し、威圧を自動的に発動します。
エクストラスキル:覇者の威光は、自分の分身を含め、自身のステータスよりも低い敵にだけ、自身から半径1kmの中で最上級威圧を与えます。
これは、鍛錬により距離を伸ばせます。
また、威圧の効果により、威圧を受けた者はその場に圧力が掛かり、行動不能+デバフ効果を付与します。
ちなみにですが、分身含めというのは、分身が持っているステータスを含めということです』
...やべぇ、普通に強いな。しかも、分身を含めってのは凄いな。これは、俺のステータスが何億倍にもなるから、カンストのステータスが何億倍にもなる。これなら始祖龍にも勝てるんじゃないか?
『始祖龍に勝負を仕掛けた場合、勝率は80%です。始祖龍が持っているレジストという状態異常・威圧を確率で跳ね返すというスキルによるスキルから生まれる隙を攻められた場合、20%の確率で致命傷を受けます』
死ぬ確率は?
『分身を使うのならば、0%です。マスターの本体だけで勝負するのならば10%です』
...そうか。なら、まだ戦うのは先にしておくか。よし、相手国に行くぞ。
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