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2.生きてる?本当?
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あぁ、死んでる場合じゃないのですわ・・・
あの声の主に会いたいのです・・・・・・
ピピピピ・・チチチチ・・ん・・・小鳥の声・・朝・・
えッ・・朝!? パチィッ!! アッ・・・ 目が覚めましたわ!
この天井・・・ギネオア伯爵家の屋敷の3階にある“奥様の部屋”の天井ですわね!
つまり、私は、死んでない!? ん、本当!?
ゆっくりと体を起こしてみます・・・大丈夫、どこも痛くない・・ベッドから降りてみます・・・普通に立てます・・・グインッ! ピョン、ピョン、シュタッ!
嘘でしょ!? 3階から落ちて無傷? やっぱ変よね? 本当は死んでるのかしら??――なんて怪しんでいると背後のドアから声が!
「・・えっ!? お、奥様!! 目覚められたのですね!! あ、今、お医者様を・・」
おっとっと、クール系美少女・・美女?の登場です。 水色の髪に金色の瞳・・・派手な持ち物をクールにまとめた、出来る系のメイドさんですね!
「ストッピング!!」
「・・・は・・?」
「私のオヤジっぽい物言いに目を真ん丸にしているあなたは確か・・メイドのリーク・・でしたかしら? 2、3確認したい事があるのですわ!」
「・・あぁ、奥様! 相当激しく頭をお打ちになったのですね!? まるで普通の人のようでございます!」
「・・は!? 頭打ったから“普通”って、どーゆー・・」
「はっ! し、失礼致しました! でも私、奥様の専属メイドになって3年ですが、今、初めて奥様のお声を聞いたので・・」
あっ・・・そうか、私はこの屋敷に連れて来られてから、3年間、全てに絶望して、勉強も社交も何もせず、部屋に引き籠って、誰に話し掛けられても返事もせず、ひたすら“何もしない”でいたのでした。
あぁ、そうなのです。 3年前の私は何もわかってなかった・・
この伯爵家の若き当主、ヤカフ様は、ロリ向け娼婦として競りに掛けられる寸前の私を救って、この屋敷に連れて来て、何故か“妻”という破格の待遇で保護して下さったのに・・・私は色々混乱しておりました。 両親の突然の死、怪しげなパーティー、男達のおぞましい視線・・・そのせいで、大恩人であるヤカフ様を、私を食い物にしようとする大悪人だと決めつけ、仇の様に思ってしまいましたの。
「・・あぁ、いえ、悪いのは私よ。 ッ、今更だけど、3年間、お世話してくれてありがとう。 いつもおいしいゴハンを運んでくれて、感謝しているわ。」
「あぁ奥様! 奥様にその様なお言葉を頂けるなんて感激です・・! でも私、本当に食事の上げ下げだけで、身の回りの事からお部屋の掃除まで、奥様が全てご自分でなさって来られたのですから、感謝頂くような事は何も・・・」
「何言ってるの! あなたが運んでくれるゴハンがいつもどれだけ楽しみだったか! それに身の回りの事を自分でするのは当たり前、私、メイドのいる生活なんて7~8才頃までで、その後はずっと何でも自分でやってきたんですもの! それにね、このステキな部屋をピカピカに磨く事で、結構いい運動になっていたのよ! おかげで、引き籠りのわりに、それほど弛んでないでしょう?」
「あ・・はい、奥様のスタイルは、完璧でございます・・」
リークは何故か耳まで真っ赤にして褒めてくれましたが・・・ちょっと様子が変ですわね。 視線が泳いでいます。 首に汗・・ですか・・・嘘、つかせちゃったのかしら・・・“いいえ奥様、弛みまくりの太り過ぎです”なんて、思っていても口には出来ない、立場上褒めるしかないですものね・・・
「・・そ、それに黒髪と同様世界でも珍しい神秘的な白い髪は清楚にも、艶やかにも感じますし、明るい青い瞳も澄んだ空の様に大変お美しく惹き込まれてしまいます。 滑らかで艶やかな白いお肌はヨダレもの・・ハッ・・と、とにかく奥様は絶世の美少女です!」
ヤメテ。 何かを吹っ切った様に怒涛のお世辞を並べるあなたが痛々しいわ・・・
今後は容姿に関してメイドに意見を求めるなんてルール違反だと肝に銘じるわ・・
「・・ありがとう(気を遣わせて、ゴメンね)。 あ、それで、確認したいのだけど、私、そこのバルコニーから落ちた気がするのだけど、そう?」
「あ、はい、奥様は1週間前の夜にバルコニーから落ちて気を失ったまま、今まで眠っていらっしゃったのです。 あぁ、今、何かお飲み物を・・」
そう言って部屋を出て行くリークを見送りながら、思い出した前世の記憶を反芻する・・・あぁ、思い出すんじゃなかった・・私の前世は、思い出しても何一つ今世に生かせない、残念前世だったのです・・・
あの声の主に会いたいのです・・・・・・
ピピピピ・・チチチチ・・ん・・・小鳥の声・・朝・・
えッ・・朝!? パチィッ!! アッ・・・ 目が覚めましたわ!
この天井・・・ギネオア伯爵家の屋敷の3階にある“奥様の部屋”の天井ですわね!
つまり、私は、死んでない!? ん、本当!?
ゆっくりと体を起こしてみます・・・大丈夫、どこも痛くない・・ベッドから降りてみます・・・普通に立てます・・・グインッ! ピョン、ピョン、シュタッ!
嘘でしょ!? 3階から落ちて無傷? やっぱ変よね? 本当は死んでるのかしら??――なんて怪しんでいると背後のドアから声が!
「・・えっ!? お、奥様!! 目覚められたのですね!! あ、今、お医者様を・・」
おっとっと、クール系美少女・・美女?の登場です。 水色の髪に金色の瞳・・・派手な持ち物をクールにまとめた、出来る系のメイドさんですね!
「ストッピング!!」
「・・・は・・?」
「私のオヤジっぽい物言いに目を真ん丸にしているあなたは確か・・メイドのリーク・・でしたかしら? 2、3確認したい事があるのですわ!」
「・・あぁ、奥様! 相当激しく頭をお打ちになったのですね!? まるで普通の人のようでございます!」
「・・は!? 頭打ったから“普通”って、どーゆー・・」
「はっ! し、失礼致しました! でも私、奥様の専属メイドになって3年ですが、今、初めて奥様のお声を聞いたので・・」
あっ・・・そうか、私はこの屋敷に連れて来られてから、3年間、全てに絶望して、勉強も社交も何もせず、部屋に引き籠って、誰に話し掛けられても返事もせず、ひたすら“何もしない”でいたのでした。
あぁ、そうなのです。 3年前の私は何もわかってなかった・・
この伯爵家の若き当主、ヤカフ様は、ロリ向け娼婦として競りに掛けられる寸前の私を救って、この屋敷に連れて来て、何故か“妻”という破格の待遇で保護して下さったのに・・・私は色々混乱しておりました。 両親の突然の死、怪しげなパーティー、男達のおぞましい視線・・・そのせいで、大恩人であるヤカフ様を、私を食い物にしようとする大悪人だと決めつけ、仇の様に思ってしまいましたの。
「・・あぁ、いえ、悪いのは私よ。 ッ、今更だけど、3年間、お世話してくれてありがとう。 いつもおいしいゴハンを運んでくれて、感謝しているわ。」
「あぁ奥様! 奥様にその様なお言葉を頂けるなんて感激です・・! でも私、本当に食事の上げ下げだけで、身の回りの事からお部屋の掃除まで、奥様が全てご自分でなさって来られたのですから、感謝頂くような事は何も・・・」
「何言ってるの! あなたが運んでくれるゴハンがいつもどれだけ楽しみだったか! それに身の回りの事を自分でするのは当たり前、私、メイドのいる生活なんて7~8才頃までで、その後はずっと何でも自分でやってきたんですもの! それにね、このステキな部屋をピカピカに磨く事で、結構いい運動になっていたのよ! おかげで、引き籠りのわりに、それほど弛んでないでしょう?」
「あ・・はい、奥様のスタイルは、完璧でございます・・」
リークは何故か耳まで真っ赤にして褒めてくれましたが・・・ちょっと様子が変ですわね。 視線が泳いでいます。 首に汗・・ですか・・・嘘、つかせちゃったのかしら・・・“いいえ奥様、弛みまくりの太り過ぎです”なんて、思っていても口には出来ない、立場上褒めるしかないですものね・・・
「・・そ、それに黒髪と同様世界でも珍しい神秘的な白い髪は清楚にも、艶やかにも感じますし、明るい青い瞳も澄んだ空の様に大変お美しく惹き込まれてしまいます。 滑らかで艶やかな白いお肌はヨダレもの・・ハッ・・と、とにかく奥様は絶世の美少女です!」
ヤメテ。 何かを吹っ切った様に怒涛のお世辞を並べるあなたが痛々しいわ・・・
今後は容姿に関してメイドに意見を求めるなんてルール違反だと肝に銘じるわ・・
「・・ありがとう(気を遣わせて、ゴメンね)。 あ、それで、確認したいのだけど、私、そこのバルコニーから落ちた気がするのだけど、そう?」
「あ、はい、奥様は1週間前の夜にバルコニーから落ちて気を失ったまま、今まで眠っていらっしゃったのです。 あぁ、今、何かお飲み物を・・」
そう言って部屋を出て行くリークを見送りながら、思い出した前世の記憶を反芻する・・・あぁ、思い出すんじゃなかった・・私の前世は、思い出しても何一つ今世に生かせない、残念前世だったのです・・・
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